2016 ISAF Youth Sailing World Champion Ship
Japan representative selection race
2016年ISAFユースセーリング世界選手権
日本代表選考レース
Report & Photo by 飯島 洋一
▲多くの数が集まった練習会
12月27日~30日、和歌山セーリングセンターで2016年ISAFユースセーリング世界選手権選考レースが行われました。
本レースにはAUS/JPN Exchange program としてオーストラリアユースチームが招聘されました。レース前の25日、26日には練習会が開催され、オーストラリアチームのセーリングを学びながら、懇親会等で交流を深めました。
練習後のミーティングではオーストラリアチームのコーチから日本のチームに対して技術指導があり、参加選手は真剣な眼差しで話を聞いていました。また、選手からは多くの質問がコーチに投げかけられました。
27日はSailing National Teamフィジカル基準値による体力測定が行われ、選手はシャトルランや反復横跳び等5種目を測定しました。
28日~30日、予定された9レースすべてが行われ、ISAF ユース代表選手が選考されました。風が弱く陸上待機となることもありましたが、坂本レース委員長の判断により、午後から吹きだした良い風でしっかりとレースができたのが印象的でした。
選考された選手はISAF ユースワールドまでの間にしっかりと練習を積んでほしいと思います。なお、29er女子は山崎アンナ・髙野芹奈の1艇のみがエントリー。29er男子はエントリーがなく、5月のJOCジュニアオリンピックカップで参加があれば、そこを選考として参加を検討します。
ISAF ユースワールド代表選手
420級 男子
松尾 虎太郎・三浦 匠
420級 女子
堀畑 南帆・北林 風花
レーザーラジアル男子
高山 颯太
レーザーラジアル女子
菅沼 汐音
RS:X 男子
池田 健星
RS:X 女子
新嶋 莉奈
29er女子
山崎 アンナ・髙野 芹奈
▲レースで松尾・三浦組と最後まで首位を争ったSopie McIntosh・Emily Summerell。エミリー選手は15歳の若手です
▲いい風の中、オーストラリア招待選手と練習
▲スタート練習
▲練習後にはオーストラリアコーチの講習会。コーチは2012、2013年ラジアル世界選手権優勝のTristan Brawn
▲2回目のユース選手権制覇だ!とConor Nicholas
▲ラジアルユースワールドチャンピオンのコナーからトップ賞でサイン入りバイザーをもらった1位の高山選手
▲シャトルランのトップチーム、最高141回がでました。AUSコナーも100超え
▲オーストラリアチームも測定に参加。斜懸垂をするのは420スキッパーのソフィー。
▲最終日に逆転して優勝の松尾・三浦組。
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)