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Day6


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権

総括レポート

土居愛実、堂々の3位!

8月26日、レーザーラジアル級の女子、男子ワールドは風がなく、レースは行われず前日の成績が最終成績となりました。

これにより自身の世界選手権最高順位を超える3位という成績で土居愛実は大会を終えました。
初日の不調を見事に克服し、その後は何事もなかったかのような走りを見せて表彰台に立ちました。スピードはもちろんコース選択、動作、スタート時のボートコントロールなど今まで取り組んできたものがすべて形として出ていました。

とは言うものの一時は頂点が見えかけただけに悔しさが残ります。やはり世界一になるには上記の項目すべての他、他を圧倒する精神的な強さが必要なのかもしれません。優勝したマリットは初日の土居以上の不調から見事に立て直しての優勝でした。

同時期に行われた男子世界選手権では鈴木義弘が健闘しましたが、5日目のブラッグフラッグで入賞の夢は断たれました。しかしながら、19歳以上の選手が多くいる中、光るレースもありました。鈴木は本大会に先立って行われたラジアルユース世界選手権では最終成績は6位。しかも、最終日直前までは2位と大健闘しました。

土居、鈴木両名の活躍によって、この2週間の間に2度も世界の頂点が見えたことを嬉しく思います。今までの強化がようやく形になり、「やっとここまできた」――これが正直な気持ちです。と同時にこれから今まで以上に厳しいものになると感じました。
今まで以上に選手は精進し、来年は今回成し遂げることができなかった世界一を手にしてほしいと思います。
長い期間でしたが遠い日本よりの応援、誠にありがとうございました。


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▲最終日、AP+Aが上がりほっとした表情の土居

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▲ついにここまできた。ロンドン、リオのメダリストと肩を並べた土居

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▲ユースワールドに続き2週続けてステージに立つ日本選手。夢にまで見たこの光景、ついに現実に


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day5


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権

大会5日目
(写真レポート)


本日は2レースが行われ、土居は13-2として総合3位をキープです。現在、トップとは18点差、4位とは20点差です。

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▲一度出艇したもののAP+Hでハーバーバックとなりました

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▲男子ワールド参加の児玉。レーザースタンダードにも挑戦したい

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▲上マークで順位が悪くとも順位を上げてきます

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▲2レース目2位でフィニッシュで安堵の表情の土居

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day4


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権

大会4日目
(写真レポート)


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▲青のビブもかっこよかったけど。やっぱり黄色が一番です

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▲スタートも安定感が出てきました

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▲オーストラリアのZackと海面について話し合う鈴木。何度も来日している彼とは、もはやチームメイト

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▲1レース目、上マーク20番くらいからフィニッシュは4位と上げた土居。隙間をぬってゲートを回っていきました

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▲ラジアルユース世界選手権に続き男子世界選手権に参加の廣瀬。手ごわい相手に興奮気味

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day3


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権

大会3日目
(写真レポート)


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▲今日2-5でトップに立った土居。今日はクローズのスピード、コースも良かった

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▲無難にまとめてレースをこなします。当たり前の事を当たり前に行う。簡単に見えてこれが非常に難しいのがヨットレース

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▲ついにシングルだ!! R6でついにシングルを走った水田。最高の笑顔です

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▲メデンブリックのセーリングセンター。多くの国際レースがここで行われます。大会運営も慣れたものテキパキと行います

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day2


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権

大会2日目
(写真レポート)


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▲今日7-2として総合2位まで上がってきた土居

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▲昨日の第1レースの不調が嘘のように調子を上げて、少しほっとした表情の土居

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▲風が弱く苦戦する多田。三重トヨタ自動車に所属を替えました

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▲レベルの高い男子ワールド。ユースワールドでは簡単に順位を上げることができましたが、なかなかシングルすら走らせてもらえません(左が鈴木、右が水田)

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day1


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権

大会1日目
(写真レポート)



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ユースワールドでは大活躍だった鈴木初日はいまひとつ調子の波に乗れず

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▲1レース目は調子が出なかった土居ですが、2レース目は調子を取り戻し、当たり前のように5位でフィニッシュしました

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▲今日は4時間遅れのスタートでした。出艇を待つレース艇群

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

L・LR WC2017


2017 Laser Radial Women’s World Championship
2017 Laser Radial Men’s World Championship
19-26 Aug 2017



レーザーラジアル級 女子世界選手権
レーザーラジアル級 男子選手権


●開催期間:2017年8月19日~26日
●開催会場:オランダ・メデンブリック Medemblik, Netherland
●大会スケジュール:
8月19日〜20日 受付・計測
8月21日〜26日 レース

●出場選手:
男 子【64艇/27カ国参加】
○鈴木 義弘(山口県立 光高等学校)
○西尾 拓大(和歌山県立桐蔭高等学校) 
○水田 隆文(清風高等学校)
○廣瀨 翔大(逗子開成高等学校)
○児玉 洋輝(名古屋工業大学)

女 子【100艇/41カ国参加】
○土居 愛実(アビームコンサルティング株式会社)
○冨部 柚三子(公益財団法人福井県体育協会)
○多田 桃子(三重トヨタ自動車)
○小屋 英美里(上智大学短期大学部)

●帯同コーチ:飯島 洋一(日本セーリング連盟)


大会サイト:
https://sailing.laserinternational.org/public/site/event-site/72
https://sailing.laserinternational.org/public/site/event-site/74


ユースのレースの終わりすぐに8月19日より2017 Laser Radial Women’s World Championship、2017 Laser Radial Men’s World Championshipがオランダのメデンブリックで開催されます。今回は男子も同時開催という事でユースワールドに参加した選手も居残り経験を積みます。女子世界選手権はリオ・オリンピックが終わって初めて開催される大会という事で東京を目指す、若い選手の活躍が期待される大会となると思われます。
この大会にはリオ・オリンピックの金メダリスト、銅メダリストもエントリーしておりレベルの高いレースになることでしょう。
日本より日本時選手の応援お願いします。

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)