Day6
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
6日目(最終日)レポート
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大会最終日、昨日とほぼ同じコンディションで3レースを消化しました。
日本チームはオフショアの振れやガストをうまく使って上位を走ることができずに苦戦、11レースを消化しましたが目標のトップ10には届かず、U17池田が14位、U15杉原が17位で大会を終えました。
今大会ではイスラエルチームが圧倒的な強さを見せつけ、U17男/女、U15男/女の4クラスすべてで優勝を勝ち取りました。さらにU17男子クラスでは1位、2位、3位がイスラエル。今年のRS:Xユースワールドでもイスラエルは男/女とも優勝しており、各クラスでの選手層の厚さや強さを見せつけています。
日本チームはフィジカル強化の必要性と、大きなフリートでのスタート、振れ海面での走りなどを改善させていく必要があります。今後の取り組みで、これらの課題を克服していきたいと思います。
大会中のご支援、ありがとうございました。
Report & Photo by 小菅寧子
●大会サイト:http://worlds2017.techno293.org/
●成績サイト:http://worlds2017.techno293.org/live
▲振れ海面に苦戦したU17男子総合14位の池田拓海選手
▲飯田澪選手のスタート(右から3人目)
▲左から(上)杉原、飯田(下)、内藤、池田、斎藤。「来年はトップフィニッシュをします」(選手コメント)
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)
Day5
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
5日目レポート
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大会5日目、朝から風が入り各フリートとも3レースが成立。5〜8.5m/sのガスティでシフティなコンディションとなり、日本勢は苦戦の1日でした。
池田にとっては本来、得意なコンディションです。しかし、今回のチャーター艇は風が吹いたときはパフォーマンスが出せず、スタートのアドバンテージを後の走りに活かせません。10番台で安定し、総合順位は13位。
U15の杉原は吹いたコンディション下では海外勢の速さに圧倒されています。
明日の最終日も風が吹く予報です。
Report & Photo by 小菅寧子
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▲イエロージャージ(1位)の選手と並んで良いスタートを決める池田選手
▲U15ゴールドフリートの混戦の中落ち着いてジャイブする杉原選手
▲U17女子の飯田選手。中風では13位、風が強くなると課題があります
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)
Day4
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
4日目レポート
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大会4日目も風が弱く、長い風待ちの1日でした。予選の残っているユース男子Blueフリートのみ、15時半ごろからミニマム風速で1レースを消化しました。
Blueフリートの内藤、斎藤は良いスタートをして斎藤が5位でフィニッシュ。
内藤はタックポイントのミスから15位でフィニッシュしました。
ユース男子は3人ともGoldフリートに残りました。
明日は10時に女子からスタートし、引き続きA海面ではU15男子ゴールドフリート、B海面でU17男子ゴールドフリートの予定です。
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▲U 17斎藤選手、本日5位でフィニッシュ。中学生14歳ですが長身です
▲下マークを5位で回航、斎藤選手
▲内藤選手、明日からのレースに気合が入ります
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)
Day3
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
3日目レポート
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大会3日目は風が弱く、ユース男子のYellowフリートの1レースのみが成立しました。
Yellowフリートの池田は安定して6位を走り、総合順位をまとめています。
また昨日の第3レースでトップフィニッシュをしたU15男子の杉原はプロテストの末、運営側の不手際が認められ順位はそのままとなり、総合9位で明日からの決勝に挑みます。
明日は午前にBlueフリートの内藤、斎藤が1レース、その後に女子フリート、続いて男子は決勝フリートに分かれてレースを行います。」
Report & Photo by 小菅寧子
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▲ピンエンド側からスタートをする池田選手(左から4艇目)
▲上マークをGREとほぼ同時にトップ回航した池田選手、後半の走りが課題
▲運営側の不手際が認められ第3レースをトップフィニッシュ、総合9位の杉原豪選手
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)
Day2
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
2日目レポート
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大会2日目は12時スタートの予定でしたが、風が弱くウエイティングの後に各クラスが南3m/s前後の風で2レースを行いました。
U17の池田拓海は軽風で安定して5位、6位を走り総合12位につけています。
内藤はシングルでフィニッシュしたレースがOCSになり、順位を上げられません。
斎藤もなんとか粘りの走りを見せています。
女子の飯田は思い切りの良いスタートが課題です。
U15の杉原は本日の1レース目をトップでフィニッシュしましたが、2レース目は10位で走りました。初めての海外遠征ですがプロテストされたりなど、多くの経験を積んでいます。
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▲総合12位、国別6位につけている池田拓海選手。さらに前に行くためのフィジカル強化が課題です
▲杉原豪選手、初めての経験をたくさん積んでいます
▲U15男子のスタート、左から3番目が杉原選手
▲混戦の中、粘りの走りをする斎藤雄悟選手
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)
Day1
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
1日目レポート
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日の出が8時過ぎと遅いサロウですが、大会初日は午前中に風があり、予定通り10時にU15(A海面)、U17男子(B海面)で予選をスタートしました。
風はクロスオフの陸風で3〜5m/s、女子がスタートする頃には7m/sくらいまで上がりました。
U15の杉原は1レース目を5位でフィニッシュし良い出だしです。U17男子はガスティな海面に苦戦しましたが2レース目で池田が5位を走りました。
明日から微風予報ですが、予選を上位で通過できるように頑張ります。
Report & Photo by 小菅寧子
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▲1レース目を5位でフィニッシュした杉原豪選手の上マーク回航
▲下マークをシングルで回航、ここから順位を上げていきたい内藤紳之介選手
▲アンダー風域の下りに課題がある斎藤雄悟選手
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)
Techno WC
2017 Techno 293 World Championships
21 - 28 Oct 2017
テクノ293 世界選手権
大会事前レポート
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●開催期間:2017年10月21日~28日
●開催会場:スペイン・サロー Salou, Spain
●大会スケジュール:
10月21日 レジストレーション 計測 開会式
10月22日 プラクティスレース、コーチミーティング
10月23日 レース
10月28日 レース・閉会式
●出場選手:
U17クラス男子(129艇参加)
◯池田 拓海(神奈川県立立鎌倉高等学校)
◯内藤 紳之介(アサンプション国際高等学校)
◯斎藤 雄吾(京都市立勧修中学校)
U17女子クラス(60艇参加)
◯飯田 澪(光市立浅江中学校)
U15クラス男子(101艇参加)
◯杉原 豪(山口大学教育学部附属光中学校)
●大会サイト:http://worlds2017.techno293.org/
●成績サイト:http://worlds2017.techno293.org/live
大会前レポート
テクノ293世界選手権の開催地サロウ(Salou)は、スペイン・カタルーニャ州に位置し地中海に面したコスタ・ドラダの中心的な観光地です。
今大会は世界各国からU17・U15の選手が総勢340人、集結しました。来年10月にアルゼンチンで開催されるユースオリンピックの対象選手も多く参加しており、日本ユースチームは5人が参加します。現地は朝晩の気温差があり、冬を感じさせる寒さの日もありましたが、日中は半袖で過ごせる日もあります。本日は登録、計測、開会式を終え、明日はプラクティスレースです。
大会中は風が弱い予報ですが、チーム一丸となって頑張ります。応援をよろしくお願い致します。
Report & Photo by 小菅寧子
▲左から杉原豪、内藤紳之介、斎藤雄悟、池田拓海、飯田澪の日本選手たち
▲開会式の1シーン
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)