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Day6


2015 Laser 4.7 Youth Worlds Championships

2015年 レーザー4.7ユース世界選手権

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Report & Photo by 高橋 昌威(日本レーザークラス協会 強化委員会)


大会6日目(決勝最終日)

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▲表彰式後の日本チームの面々


決勝最終日となりました。
U21組も朝の出艇前に応援に駆けつけてくれました。

風速は5~8ノットあるものの、風軸が155~195度の間で周期的に大きなシフトを繰り返し、海上でAPが上がりました。しかし、約1時間の待機の後、1マーク方位180度で1レースのみ実施しました。

最終日は今までの傾向とは全く異なり、右に大きく20~30度もシフトするブローが入り、ギャンブル性の高い展開となりました。

女子ゴールドフリートのコースAエリアでは最終的には210~220度まで振れ、風速も15ノットまで上がりましたが、マーク変更は行われませんでした。

男子ゴールド・シルバーフリートのコースBでは、シルバーフリートが1マークに向かう途中で一旦レースを中止し、再スタートすることになりました。しかし、ゴールドフリートは片上りのままレースが継続され、世界選手権クラスの運営としては疑問に感じるところがありました。

男子ゴールドフリートの新谷は、自身の体格に比べて風速が上がりすぎ、前日の不調を挽回することはできませんでした。
シルバーフリートの高山は途中まで2マークに向かってしまったらしく最終レースの順位は悪かったのですが、他の上位選手も崩れたため、2位に上がりました。ゴールドフリートでも十分戦える力を感じただけに、2点差で逃したことが悔やまれます。
花田は残念ながら中盤以降に沈んでしまいました。

女子は3人ともに1マークを10番台後半から20番位で回航しましたが、コースが短めに設定されていたことに加え、風が大きくシフトしたことにより全体が非常に密集した集団になりました。その結果、残念ながら大きくジャンプアップすることはできず、辻は総合順位を1つ落としました。しかし、池田と菅沼はそれぞれ総合順位を上げることができました。

18時からは表彰式が行われました。
参加艇数が多いため、U18男子、女子ともに10位までが表彰(キューブは5位まで)されています。男子U18優勝はスペイン、女子U18優勝はウクライナです。U16は男女それぞれ1位の選手のみ表彰され、男子はイタリア、女子はドイツでした。

上位選手は背の高い選手もいますが皆体格はそれほど大きくもなく、レーザー4.7級は日本の小柄な選手でも体を鍛えれば世界と十分戦えるクラスです。
今回の日本チームは全員が男女それぞれ参加艇数の50%以内を達成、男子は新谷が10%以内、女子は全員が30%以内という、入賞者は出せなかったもののまずまずの成果でした。昨年の唐津での世界選手権があり、継続して強化ができたことがこの結果に繋がったと感じています。

また、日本チームは全員が一度も失格やリコールといったペナルティの付与や42条違反がありませんでした。全てにおいて積極的に動けていたとは言えませんが、スタートで良いポジションで出ることやダウンウインドで他艇を抜くことも多かったので、誇れる成果だと思います。

来年のレーザー4.7ユース世界選手権は、ドイツのキールで7月末から8月頭にかけて開催されます。11月に津で開催されるLaser All Japan Championshipsから選考が始まる予定ですので、対象年齢の選手には是非チャレンジしてほしいと思います。(現在クラス協会にて選考方針を策定中)。


●成 績
U18男子(参加 257艇)
ゴールドフリート
〇新谷 惟斗(横浜創英高等学校)
 19位 3-3-13-(47)-3-4-20-38-34-(53)-34
シルバーフリート
〇高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
 2位(総合67位) 10-(30)-30-13-18-5-(38)-7-4-4
〇花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
 40位(総合105位) 29-15-7-(43)-31-14-(48)-33-36-46
 U16:37位(参加117艇)

U18女子(参加 127艇)
ゴールドフリート
○辻 アンナ(青山学院高等部)
 20位 23-21-11-(41)-14-13-17-(63)-17-18-19
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
 30位 25-22-(36)-24-26-(45)-9-34-38-14-25
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
 37位 21-38-12-12-12-(41)-20-25-(49)-37-49-24

大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/


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▲菅沼のハイクアウト

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▲マーク回航に向かう池田と菅沼

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▲最終5マーク回航後の辻

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▲走り合わせながら海面に向かう男子チーム

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▲U18女子表彰式

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▲U18男子表彰

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day5


大会5日目(決勝2日目)

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▲3マークにアプローチする高山


決勝2日目は中~強風コンディションで3レース実施しました。
1、2レース目は12-16ノット、2レース目は10-13ノットで60-70°のコンディションでした。

新谷はスタートは良いものの体重の軽さと体力不足でこらえきれず、1マークが40~50番付近となってしまいます。3レース目は風が落ちたものの感覚が狂ってしまったようで得意な展開とはならず、ゴールドフリートの厳しさを味わった1日でした。

高山はシルバーフリートの中で上位をキープして走れています。しかしながら体力が落ちて普段どおりにハイクアウトが続きません。オランダに来て体重が落ちてしまったことから、身体のコンディションをキープできなかったものと思います。
選手たちは毎朝体重を測っており、体重が落ちている選手には積極的に食事を摂るよう促してはいましたが、体調管理にはまだまだ課題が多いようです。

花田は体重はあるもののスタートの位置とクローズホールドのレース展開が良くなく、厳しい状況が続いています。

女子のゴールドフリートでは、辻が1レース目に1人だけマークを間違え3マークから1マークに向かってしまい、捨てレースを作ってしまいました。集中力が途中で途切れたようです。しかしながらその後の2レースを10番台でまとめ、総合順位を上げることができました。

池田はスタートが良ければ比較的上位に残ることができるのですが、スタートとリーチング・ダウンウインドのスピードが課題です。

菅沼はスタートは良くなってきたもののダウンウインドでうまく走れず、苦しい1日となりました。

明日の最終日は軽中風の予報で1レースのみ実施予定です。最後にみんなが良い走りをできることを期待します。

また、夕方にはこの大会の直後に開催されるU21世界選手権に参加する飯島コーチ、北村と樋口がメデンブリックに到着しました。明日は藤本が留学先のパースから移動し合流します。U21スタンダードクラスには約150艇が参加するということです。


●成 績
U18男子(参加 257艇)
ゴールドフリート
〇新谷 惟斗(横浜創英高等学校)
 18位 3-3-13-(47)-3-4-20-38-34-(54)
シルバーフリート
〇高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
 4位 10-(30)-30-13-18-5-(38)-7-4-4
〇花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
 37位 29-15-7-(43)-31-14-(48)-33-36-46

U18女子(参加 127艇)
ゴールドフリート
○辻 アンナ(青山学院高等部)
 19位 23-21-11-(41)-14-13-17-(63)-17-18
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
 33位 25-22-(36)-24-26-(45)-9-34-38-14
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
 42位 21-38-12-12-12-(41)-20-25-(49)-37-49

大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/


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▲ゴールドフリートでスタートする新谷

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▲フィニッシュに向かう花田

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day4



大会4日目(決勝シリーズ初日)

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▲2マークにアプローチする菅沼


決勝シリーズが始まりました。
平均10-12ノット、最大15ノットの風の中、予定どおり11時から2レース実施しました。

女子のスタートはラインの形成が早く、4分前の準備信号掲揚直後から動き出し、3分前にはでき上がっています。そのため、早めにラインに入るようにしないと良い位置で出ることができません。この点は修正できてきたように思います。
意外にも男子は女子ほど早くはラインが作られず、ピンエンドでなければ後から入ることも難しくはないようです。

男子ゴールドフリートでは、1レース目で新谷が4位を獲得しました。
1上は10番台だったのですが、1回目のダウンウインドで数艇を抜き、2回目のクローズでも順位を上げました。2レース目は20位となってしまいましたが、総合9位に上がり入賞圏内に入ってきました。

男子シルバーフリートの高山と花田は、1レース目は良かったものの、2レース目は上位に残ることができず、総合順位も落としてしまいました。とくにクローズホールドのレース展開が読み切れていないようです。

女子は全員ゴールドフリートですが、予選からの順位を上げてきました。
辻は10番台、菅沼は20番台を連続して獲得しています。ダウンウインドのスピードがあり、途中からポジションの挽回ができることが安定感に繋がっています。
池田は1レース目はまったくうまくいかず捨てレースを作りましたが、2レース目は4分前にラインに入り、アウターピンエンドから2、3番手で果敢に攻め、素晴らしいスタートを決めました。
その後1上を4位で回航するもののリーチング、ダウンウインドでそのポジションをキープすることができず、10番台まで落としてしまいました。しかし、最終的には9位となり女子待望のシングルフィニッシュがゴールドフリートで実現しました。

明日の決勝シリーズ2日目は強風の予報で3レースが実施される予定です。
強風のコンディションで日本選手がどこまで通用するか、見ておきたいと思います。


●成 績
U18男子(参加 257艇)
ゴールドフリート
〇新谷 惟斗(横浜創英高等学校)
 9位 3-3-13-(47)-3-4-20
シルバーフリート
〇高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
 7位 10-30-30-13-18-5-(38)
〇花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
 25位 29-15-7-43-31-14-(48)

U18女子(参加 127艇)
ゴールドフリート
○辻 アンナ(青山学院高等部)
 22位 23-21-11-(41)-14-13-17
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
 41位 25-22-(36)-24-26-(45)-9
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
 34位 21-38-12-12-12-(41)-20-25

大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/


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▲2マークにアプローチする池田と辻

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day3



大会3日目

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▲苦しい走りが続いた花田


予選シリーズ最終日も、長時間の陸上での風待ちから始まりました。

AP+1、 AP+2、AP+4と徐々に延期され、最後にはAP+6が上がり、陸上で6時間待機となりました。15時15分にAPが降りて出艇、9-10ノットの北風で17時から1レースのみ実施しました。
本日の結果を以って男子はゴールド、シルバー、ブロンズ、エメラルドの4グループ、女子はゴールド、シルバーの2グループに分かれ、残り3日間の決勝シリーズを戦います。

男子は新谷が良い走りを見せてくれました。
ダウンウインドのスピードが良く、1上をシングルで回航したのち数艇を抜きさり、最初の3マークを4位で回航、次の上りでさらに1艇を抜き3位まで上がりました。54kgと男子では若干軽いこともこのコンディションでは有利に働いたようですが、トップ選手と遜色ないスピードで走れるということは収獲です。
決勝では強風が予想されるため、ゴールドフリートでどのくらい戦えるのか見ておきたいと思います。
高山と花田は今一つ順位を上げることができずシルバーフリートとなりましたが、257艇の大フリートの中で1/3以内に入っているので、自信を持って決勝を戦ってほしいと思います。

女子は全員がゴールドフリートに残ることができました。まだシングルフィニッシュはありませんが、決勝での走りを期待します。


●成 績
U18男子(参加 257艇)
ゴールドフリート
〇新谷 惟斗(横浜創英高等学校)
 12位 3-3-13-(47)-3
シルバーフリート
〇高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
 68位 10-(30)-30-13-18
〇花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
 81位 29-15-7-(43)-31 (U16男子 24位)

U18女子(参加 127艇)
ゴールドフリート
○辻 アンナ(青山学院高等部)
 34位 23-21-11-(41)-14
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
 53位 25-22-(36)-24-26
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
 40位 21-38-12-12-12-(41)

大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day2



大会2日目

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▲フィニッシュ後の新谷


予選シリーズ2日目は、長い風待ちから始まりました。

陸上で約4時間、海上に出てからも3時間ほど待ち、17時を過ぎてようやく1レース目が始まりました。風は南(陸地)から吹き出して最終的に南西くらいに風軸が落ち着き、6-10ノットで2レースを実施しました。ハーバーに戻るのは21時頃となり、選手にはタフな1日となりました。

日本チーム男子は花田がシングルでフィニッシュしたレースが1つありましたが、調子の波が大きく、安定して上位に残れません。ただし捨てレースがあれば全員ゴールドフリート圏内なので、3日目に崩さない走りを期待したいところです。

女子も10番台前半が何本かありました。ボートスピードは遜色ないようなので、スタートで有利なサイドから前へ出て、集団の中から頭を出していく展開を期待したいところです。女子3名も現在ゴールドフリート圏内のため、全員揃ってゴールドに残ることを目指します。

帆走指示書によると4レース実施で1カットのはずですが、暫定順位は捨てレースなしで計算されています。(レース委員会は5レース目から1カットと主張しています)


●成 績
U18男子(参加 257艇)
〇新谷 惟斗(横浜創英高等学校)
 41位 3-3-13-47
〇高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
 60位 10-30-30-13
〇花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
 71位 29-15-7-42 (U16男子 21位)

U18女子(参加 127艇)
○辻 アンナ(青山学院高等部)
 41位 23-21-11-41
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
 49位 25-22-36-24
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
 32位 21-38-12-12

大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/

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▲フィニッシュ後の高山

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▲フィニッシュに向かう辻

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▲集団の中、苦しい展開が続く池田

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▲2レースとも10番台前半でまとめてきた菅沼

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day1



大会1日目

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▲3マークアプローチする池田と辻


予選シリーズが始まりました。
日中は風が落ちるとの予報でしたが、90-100°付近の平均5-6ノットの風が入り、予定どおり2レース消化しました。

参加艇数が多いため男子は4グループ、女子は2グループの合計6グループが2つのエリアに分かれ、レースが実施されています。
日本チームにはコーチボートが1艇しかないため、2013年のハンガリー世界選手権と同様、シンガポールチームと協力して選手のサポートを行います。

日本チームは、新谷が得意の軽風で好位置につけています。
他の選手は、スタートで第一線や有利サイドから出ることができなかったり、スタートはうまくいったもののその後の展開が良くなく、順位を落としています。

明日も軽風予報のため、スタートと風のシフトの合わせ方を修正し、臨みたいと思います。


●成 績
U18男子(参加 257艇)
〇新谷 惟斗(横浜創英高等学校)
 5位 3-3
〇高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
 68位 10-30
〇花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
 80位 29-15 (U16男子 30位)

U18女子(参加 127艇)
○辻 アンナ(青山学院高等部)
 38位 23-21
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
 41位 25-22
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
 56位 21-38

大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/

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▲フィニッシュに向けて競り合う菅沼

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

4.7YW


大会初日

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▲日本チームの面々(選手は左から順に、高山、花田、新谷、辻、池田、菅沼)

●開催地:オランダ・メデンブリック Netherlands Medenburikku
●大会日程:
8月6日~8日  計測・プラクティスレース
8月9日~11日  予選シリーズ(6レースを予定)
8月12日~14日  決勝シリーズ(6レースを予定)

●日本からの参加選手
U18男子(257艇/35カ国)
○高山 颯太(神奈川県立 金井高等学校)
○花田 義弘(山口県熊毛郡上関町立 上関中学校)(U16)
○新谷 惟斗(横浜創英高等学校)

U18女子(127艇/29カ国)
○池田 樹理(東海大学附属高輪台高等学校)
○菅沼 汐音(渋谷教育学園 幕張高等学校)
○辻 アンナ(青山学院高等部)

●帯同コーチ:高橋 昌威(日本レーザークラス協会 強化委員会)・菅沼 保
大会Webサイトhttp://www.laserworlds2015.com/

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2015年レーザー4.7ユース世界選手権は、12~17歳の選手を対象にオランダのメデンブリックで開催されます。ここは1979年の470級世界選手権で甲斐・小宮組が優勝した所です。

ヨーロッパ圏で開催される場合、主要な国からは陸路で自艇を運べるため1カ国あたりの参加数が大幅に増えることから男子は260艇、女子は127艇のエントリーがあり、男子は4グループ、女子は2グループに分かれて競います。

半年にわたる代表選考を勝ち残った日本の6名の選手は全員、昨年の唐津での4.7世界選手権の経験者です。昨年の経験を活かして、上位を狙ってほしいところです。


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▲ハーバーすぐそばのバンガローに滞在し、自炊します

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)