2015 East JAPAN camp in Hokkaido
東日本水域練習会
北海道

Report & Photo by 藤谷 匠

▲初日、風は弱かったものの選手は熱心に練習しました


●期間：2015年7月31日（金）～8月1日（土）
●場所：北海道小樽市


東日本水域練習会（北海道）が、7月31日～8月1日まで、北海道小樽市で開催されました。全道からダブルハンド18名、シングルハンド8名の合計26名の高校生が参加しました。講師はダブルハンドに渡邊哲雄コーチ（SPN所属）、シングルハンドに飯島洋一コーチ（JSAFナショナルコーチ）が担当しました。

今回の練習会はインターハイを目前に開催したため、フリートレースでの順位に大きく関わる「スタートの成功率を上げること」をテーマに練習メニューを組み、スタートで失敗しないための準備・基本手順、ハンドリング技術、考え方などの知識を陸上で学び、海上練習で実践しました。

ポジショニングのためのボートハンドリング（スピードの加減速など）、スタートしてから走り負けないようにするセールチューニング・トリムなどの帆走練習を段階的に行い、参加選手達は頭で覚えたことを実践して、身体で感じて、身体で覚え、3日間という短い期間でしたが上達したことが実感できました。

また、なかなか新しい情報が入りにくい環境で指導されている地元の指導者の方とも情報交換ができ、有益な練習会となりました。今後も地方活性化を図り、ベースアップできる取組みが必要だと感じました。

練習会にご協力いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。


▲コーチングをする渡邊コーチ


▲2日目、3日目は風に恵まれました

（編集・文責：JSAFオリンピック強化委員会・広報）