2016 JSAF National Team Selection Race
2016年度 JSAFナショナルチーム選考レース
Report & Photo by 鈴木 國央
2015年12月12日から16日にかけて、JSAFオリンピッククラスレガッタ兼2016年度日本セーリング連盟ナショナルチーム選考レースが、ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点(和歌山セーリングセンター)で開催されました。
次世代選手の強化がスタート
JSAFオリンピック強化委員会では、2016年リオ・デ・ジャネイロオリンピックに向けた選手強化に取り組んでおり、470男子・女子、RS:X男子・女子、レーザーラジアル女子の5クラスですでに国枠を獲得し、オリンピック代表選手が内定しています。
また、2020年東京オリンピック以降のオリンピックで活躍する次世代選手の強化にも取り組んでおり、今大会には多数の大学生、高校生、中学生を含む次世代選手が参加しました。
大会は470男子・女子、RS:X男子・女子、レーザー級男子、49er級男子、49erFX級女子の7クラスが実施されました。レーザーラジアル女子、ナクラ17混合、フィン男子については、参加の意思のあるチームが3チームに満たなかったため、今年度の実施は見送りました。
リオ2016、東京2020を目指して
レース期間中、暖冬の影響により最終日を除き例年の冬型気圧配置にならず、軽風・順風のレースが中心となりましたが、スキフクラスを除き予定していた全9レースを実施することができました。
レース結果から、2016年度ナショナルチーム数規定に基づき、470級男子3チーム、女子1チーム。RS:X級男子3選手、女子2選手、49er男子1チーム、49erFX女子2チーム、レーザー男子1チームがナショナルチームとして選考されました。すでにリオの代表に内定されている選手は、ナショナルチームの最上位として認定されています。
この後、ナショナルチームはルール合宿、アスリートチェック(健康診断・体力測定)、国内合宿、海外遠征などを予定しており、リオ五輪の国枠獲得、東京五輪のメダル獲得に向けた強化活動を行っていきます。
●成績:2016年度JSAFナショナルチーム選考レース成績(PDF)
2016年度NT選手
●470男子
▲市野・長谷川組
▲今村・外薗組
▲磯崎・二神組
●470女子
▲山口・畑山組
●49er
▲小泉・高橋組
●49erFX
▲松苗・原田組
▲波多江・板倉組
●Laser
▲南里 研二
●RS:X男子
▲板庇 雄馬
▲尾川 潤
▲池田 健星
●RS:X女子
▲大西 富士子
▲小嶺 恵美
▲49erFXのスタート
▲49erのスタート
▲470のスタート
▲JSAFナショナルコーチから大会主旨説明
▲JSAFレース委員会から岡村氏
▲Laserのスタート
▲RS:X女子のスタート
▲RS:X男子のスタート
▲艇長会議
▲小泉・高橋組
▲松苗・原田組
▲松苗・原田組
▲南里
▲Laserフィニッシュ直前
▲接戦の続く470男子
▲今日もリードする小泉・高橋組。全レース1位です。
▲上位艇に続く高校生選手
▲1位だNT枠を獲得した市野・長谷川組
▲最後まで争った南里、瀬川
(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)