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Day6



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



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最後にお世話になったタイチームとの集合写真


ハイレベルなレガッタが終了

最終日は曇り空。雨が若干パラつき、風が冷たく、体感温度は16度ほどでした。

男女ともに昨日できなかったレースを取り戻すべく、2時間早めた10時スタートの3レースが予定されました。

海のコンディションは280度の10ノットで潮が310度方向から30秒/1.5艇身でした。
晴れて気温が上がるとまた無風状態になってしまうので、このまま曇りの状態が続いて欲しいと願っていました。最終的には3レースを消化できましたが、左右に20度振れるシフティーで風の強弱が非常に強い状況でした。

その中で、シルバーフリートの豊島選手が1-2で纏めました。ジャストスタートでフレッシュな風を捉え、潮も意識してシフトを上手に使った結果です。

男子(Boys)の優勝は、アメリカのHenry Marshall。オールコンディションで圧倒的な走りをしていました。
女子(Girls)の優勝はオーストラリアのZoe Thomasonです。順位が変動するレガッタで安定したレースをしていました。

今大会は、昨年の2倍のエントリーがあり、非常にハイレベルなレガッタでした。その中で日本チームは苦戦をし、選手は世界の壁を痛感していました。
スタート、コース、フィジカル等々で負けているのが目立ちました。これらをいかにカバーしてキャッチアップしていくかが、今後の鍵となると思います。
しかしダウンウインドでは、以前のように置いていかれることは少なく、逆に順位を上げるチャンスの場となっています。少しずつですが成果が表れてはいると思います。

心技体100%の状態で今後もレースができるようになってほしいです。選手の大半はユースを卒業しますが、今大会を良い経験とし今後のセーリングにつなげてほしいと思います。

選手にかわりこの場を借りて御礼申し上げます。応援ありがとうございました。


●今日の成績(○A海面3レース実施 ○B海面3レース実施)
レーザーラジアル男子
シルバーフリート(A海面)
○豊島 以知朗(大島商船高等専門学校)
 13位(全体71位) 54-17-14-34-25-30-25-30-26-1-2
○児玉 洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
 49位(全体107位) 14-48-3-49-9-46-35-19-16-34-47

ブロンズフリート(A海面)
○高山 颯太(神奈川県立金井高等学校)
 6位(全体121位) 47-28-22-47-41-17-19-32-15-25-3
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 4位(全体119位) 42-25-BFD-15-33-12-26-BFD-17-10-5

レーザーラジアル女子(B海面)
○池田 樹理(東海大付属高輪台高等学校)
 37位 6-30-36-32-31-29-60-34-36-52
○荒木 陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)
 25位 24-26-42-2-56-47-55-21-19-12

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com


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1-2の良いスコアリングで纏めた豊島選手

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最後に調子が戻ってきた高山選手。12月にISAF ユースワールドが控えています


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day5



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



本日はノーレース

本日もスタート時刻を1時間早め、11時スタートになりました。軽風コンディションの予報でした。

A海面は290度の風の4ノットで、潮が350度から30秒/2艇身のコンディション。ゴールドフリートとシルバーフリートがスタートをしましたが、風が途中でなくなり、キャンセルとなりました。
その後、16時まで長いウェイティングをしましたが、結局風が入って来ず、本日のレースは全てキャンセルとなりました。

明日は最終日です。本日できなかったレースを取り戻すため、10時スタートとなりました。明日は良い風でレースをできることに期待します。
そして、選手には最後まで自分のベストを尽くしてレースをしてもらいたいと思います。


●今日の成績(○A海面ノーレース ○B海面ノーレース実施)
レーザーラジアル男子
シルバーフリート(A海面)
○豊島 以知朗(大島商船高等専門学校)
 104位 54-17-14-34-25-30-25-30
○児玉 洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
 101位 14-48-3-49-9-46-35-19

ブロンズフリート(A海面)
○高山 颯太(神奈川県立金井高等学校)
 137位 47-28-22-47-41-17-19-32
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 143位 42-25-BFD-15-33-12-26-BFD

レーザーラジアル女子(B海面)
○池田 樹理(東海大付属高輪台高等学校)
 25位 6-30-36-32-31-29-60
○荒木 陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)
 37位 24-26-42-2-56-47-55

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day4



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



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強風下で少しずつ自分の走りができるようになった高山選手


予選最終日

男子は予選の最終日。昼前から南西で18ノットの風が吹くとの予報でした。本日も11時スタートです。
予報どおり14ノットの風が260度から入り始めます。レースが始まる頃には最大20ノットまで上がり、まさにレーザーに適した風となり、波も徐々に上がって絶好のコンディションでした。

日本チームは、このコンディションの中で苦戦をしました。
ジャストスタートをしてもクローズでズルズルと下がってしまい、ファーストタックがフレッシュを取りに行くタックになってしまいます。
しかし、ダウンウインドでは負けていないように感じますし、順位も上がってきています。一年間練習した成果が少し表れているように感じます。

午後になっても絶好のコンディションでしたが、風が最大30度左にシフトするような状況です。コースが長いために10度のシフトでも大きな差が生まれてします。
高山選手は、第3レースに絶好のスタートをしましたが、シフトに合わせられず、順位が下がってしまいます。
トップ集団は、必ずシフトに乗っているので、グングン前に出て行きます。フルハイク・コンディションでもシフトやブローを考えられるフィジカルが必要と感じます。

明日からの決勝ラウンド、選手は下記のグループで戦います。

●シルバーフリート
 児玉洋輝
 豊島以知朗
●ブロンズフリート
 高山颯太
 鈴木義弘

以下選手のコメントです。
高山選手「スタートと集団に対しての走り方に苦労しているので、克服して上位を走りたいです。」
鈴木選手「明日からブロンズフリートですが、その中で一位を取ります!」
豊島選手「シルバーフリートでは、オールシングルを目指します!」
児玉選手「予選では成績が安定していないので、シルバーフリートでは上位で安定した走りをします。」

ラスト2日間ですが、自分の持っている力を100%発揮して、同世代のトップ選手から様々なことを吸収して欲しいと思います。


●今日の成績(○A海面3レース実施 ○B海面3レース実施)
レーザーラジアル男子
ブルーフリート(B海面)
○豊島 以知朗(大島商船高等専門学校)
 104位 54-17-14-34-25-30-25-30
○高山 颯太(神奈川県立金井高等学校)
 137位 47-28-22-47-41-17-19-32

グリーンフリート(A海面)
○児玉 洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
 101位 14-48-3-49-9-46-35-19
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 143位 42-25-BFD-15-33-12-26-BFD

レーザーラジアル女子(B海面)
○池田 樹理(東海大付属高輪台高等学校)
 25位 6-30-36-32-31-29-60
○荒木 陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)
 37位 24-26-42-2-56-47-55

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com


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ダウンウインドで順位を上げる鈴木選手

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300艇以上のレーザーが出着艇をするので、マリーナ入り口にゲートがあります


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day3



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



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▲スタートで本調子が出ない高山選手


荒木陽菜選手、2位でフィニッシュ!

予選3日目です。本日のDun Laoghaireは振れ回る風でしたが、なんとか良い風になり3レースを消化できました。

スタート時間を1時間早めて、1レース消化をしていないフリートが先にレースを行いました。8ノット程度の310度でスタートしましたが、風が4ノットまで落ち、またキャンセルかと思いましたが、少しずつパフが入り始めなんとかレースが成立しました。
しかしその後また風がなくなり、長いウェイティングが始まりました。15時くらいから真逆の風が入り始め、120度の6~10ノット程度で2レースを消化しました。

日本チームはスタートで思うように出られず、不利な状況に追いやられてしまいます。スタートが成功してもシフトと逆の方向や、ブローと逆サイドに行ってしまい順位を上げられません。

しかし、最終レースで女子の荒木陽菜選手と男子の児玉洋輝選手が頑張りました。
荒木選手は、昨日からの課題であったスタートを修正し、良いスタートでフリートを先導していきます。上マークは4位でしたが、ダウンウインドとクローズのスピードも負けずに、2位でフィニッシュしました。
『スタートを攻めて有利なサイドの下からスタートしました。ハイクアウトコンディションでしたが、海外の速い選手にもスピードで負けませんでした! 明日は吹くので、スタートをしっかり決めてハイクアウトを頑張ります!』(荒木)

児玉選手はスタートでは失敗しましたがリカバリーが良く、9位を死守してフィニッシュです。

風の強弱と風の振れが激しいため、より大きなアングルでコースを選択していかなければなりません。レース中の背面の状況も非常に重要です。

明日は男子の予選の最終日で強風の予報です。万全のコンディションで臨みます。



●今日の成績(○A海面3レース実施 ○B海面3レース実施)
レーザーラジアル男子
ブルーフリート(A海面)
○児玉 洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
 79位 14-48-3-49-9
○高山 颯太(神奈川県立金井高等学校)
 172位 47-28-22-47-41

グリーンフリート(A海面)
○豊島 以知朗(大島商船高等専門学校)
 109位 54-17-14-34-25
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 138位 42-25-BFD-15-33

レーザーラジアル女子(B海面)
○池田 樹理(東海大付属高輪台高等学校)
 28位 6-30-36-32
○荒木 陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)
 15位 24-26-42-2

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com


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シングルで回航する児玉選手!

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2位でフィニッシュの荒木選手!


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day2



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



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3位! で3マークを回航する児玉選手


児玉洋輝選手、3位でフィニッシュ

本日もDun Laoghaireは風が安定せず、ウェイティングが大半を占める1日となりました。
360度風が振れ周り、8ノット程度の風が入ってきても、すぐに無風になり風が続きません。14時に250度程度から8ノットの風が入り男子がスタートできました。午前中は、満潮に向かうため潮流は速いのですが、お昼過ぎには少し止まります。

B海面でレースをしたレッドフリートの児玉選手が3位でフィニッシュしました。
『スタートが上手く行き、雲を見てシフトを掴むことができました。今日のボートスピードはトップ集団とも変わらず、特にダウンウインドは、自分の方が周りの艇よりスピードがありました』(児玉)

スタートが非常に重要だと今回のレガッタでは感じます。加速のタイミング、ポジショニング等様々な要素がありますが、すべてシンクロさせないとフレッシュな風で勝負させてもらえません。

この日は18時まで風を待ちましたが、最終的に風は入って来ず、男子は1レースずつしか消化ができませんでした。女子はノーレースになりました。

明日以降良い風が入ってくる事を期待します。


●今日の成績(○B海面1レース実施 ○A海面1レース実施)
レーザーラジアル男子
レッドフリート(B海面)
○児玉 洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
 14-48-3

グリーンフリート(B海面)
○豊島 以知朗(大島商船高等専門学校)
 54-17-14

イエローフリート(A海面)
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 42-25

ブルーフリート(A海面)
○高山 颯太(神奈川県立金井高等学校)
 47-28

レーザーラジアル女子
○池田 樹理(東海大付属高輪台高等学校)
 6位 6
○荒木 陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)
 24位 24

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com


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フィニッシュ後の児玉選手。ダウンウインドが良かった

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徐々に上がってきている豊島選手

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300艇以上のレーザー軍団。ラジアルのメンズワールドも同時開催なので、四方八方レーザーです


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day1



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



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6位でフィニッシュ後の池田。6位は立派です!


池田樹里選手、6位でフィニッシュ

2016年ラジアルユースワールドは天候が優れない状況下で開幕しました。

海上は220~300度のシフティーで、3~10ノットまでの強弱があるコンディションでした。さらに、潮が風向とは別の方向から、30秒/5艇身の速さで流れています。満潮干潮で流れが変わり、湾に沿っても流れが微妙に変化します。

B海面は、陸風の影響を受けているからか、コンスタントにレースは消化できました。

A海面は、シフティーでガスティーな状況で、2ノットまで落ちてしまい、2レース目が中止になりました。このレースは男子の鈴木義弘選手が2位を走って第5マークを目指していたので、悔しいレースでした。
「スタートで他艇より頭を出せて、その中で右海面のブローを見つけそれを取りに行ったことでゲインしました。ダウンウインドで2艇を抜き、クローズで2艇抜き、2位のところで中止になってしまいましたが、明日に繋がる良いレースができました」(鈴木)

A海面の女子のレースで池田樹里選手が6位でフィニッシュしました。スタートは失敗しましたが、冷静に風を見て掴めた事が大きな要因です。
「スタートは大失敗しましたが、1マークまでに右のリフトのブローを捕まえて、20位までリカバリーできました。4マークから1マークで風が落ちた時に、再度右に伸ばして5位に上がりました。フィニッシュ前に1艇に抜かれましたが6位でフィニッシュしました。明日はスタートでしっかり出られるように頑張ります」(池田)

全体的に、今日の日本選手は前へ出ることができませんでした。
スタートの失敗が大きく響いたり、シフトを掴めなかったり、風を見ていなかったりと、普段できていたことが、焦りからか上手にできませんでした。
冷静になれば必ず前のフリートで戦えるはずです。

明日までに、気持ちを切り替えてレースに臨みます。


●今日の成績(○B海面2レース実施 ○A海面1レース実施)
レーザーラジアル男子
レッドフリート
○児玉 洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
 14-48

グリーンフリート
○豊島 以知朗(大島商船高等専門学校)
 54-17

イエローフリート
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 42

ブルーフリート
○高山 颯太(神奈川県立金井高等学校)
 47

レーザーラジアル女子
○池田 樹理(東海大付属高輪台高等学校)
 6位 6
○荒木 陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)
 24位 24

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com


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思うようなレースができていない児玉

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100mほど居並ぶRIB群。毎日反対側のマリーナから、船で移動します。乗るにも一苦労です


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



LR-YWC



KBC 2016 Laser Radial Youth Word Championships

KBC 2016 レーザーラジアルユース世界選手権大会


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Report & Photo by 飛内 航太



●開催地:アイルランド ダン・レアリー Dun Laoghaire, Ireland
●大会日程:
7月24日 受付、計測、プラクティス、開会式
7月25日 予選レース1日目
7月26日 予選レース2日目
7月27日 予選レース3日目
7月28日 予選レース4日目
7月29日 決勝レース1日目
7月30日 決勝レース2日目 最終日

出場選手:
男 子
○児玉洋輝(岐阜県立大垣東高等学校)
鈴木義弘(山口県立光高等学校)
豊島以知朗(大島商船高等専門学校)
高山颯太(神奈川県立金井高等学校)

女 子
池田樹里(東海大付属高輪台高等学校)
荒木陽菜(佐賀県立唐津東高等学校)

●帯同コーチ:佐藤麻衣子・飛内航太

大会Webサイトhttp://www.laserradialworlds2016.com

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開会式時の集合写真(上段左から鈴木、児玉、下段左から、豊島、高山、荒木、池田)


2016年 Laser Radial Youth Word Championshipsは、アイルランドのDun Laoghaireで開催されます。
ヨットクラブが3つありもある非常に大きなヨットハーバーが会場になっており、絶好のレース環境です

ヨーロッパ開催ということもあってエントリーは多く、男子が231艇(42カ国)、女子が76艇(25カ国)参加します。
男子は4グループに分かれて4日間の予選を行い、決勝ラウンドは2日間、女子は1グループで行います。

Dun Laoghaireは夏から来た私たちにとっては非常に寒く感じます。天候が急変しやすく、それに伴って風の強弱や変化が顕著に現れ、水温も低く、潮も非常に強い海です。

日本チームは23日に計測を受け、24日はプラクティスレースでしたが、前線が通過してレースが実施できませんでした。しかし、海面の状況や波のコンディションのチェックができたので、情報のアップデートはうまくできました。

選手は、今年でユースを卒業する選手が大半で、今までの練習の成果を最大限に発揮してほしいと思います。心技体すべてのコンディションを万全にして大会に臨みます。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。


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出艇前の池田(左)と荒木

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ジャンクな波の中で微調整をする高山


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)