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Day6


2017 Open Australian Laser Championships
2017.1.4

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


大会6日目 最終日

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▲リオ五輪レーザー級金メダリスト トム・バートンがプレゼンターとして会場に現れました。金メダルを触らせてもらい笑顔の鈴木


スタンダードクラス:瀬川 8位、樋口 11位、北村 15位
ラジアルクラス:鈴木 10位、藤本 27位

最終日は昨日と同じような状況となり、スタンダードクラスは西寄りの風が南西に変わりスタートしましたが、大きく左に触れ、途中でキャンセルとなりました。
再スタートとなったレースも左海面からの強い風を取った選手が上位でまわり、樋口、瀬川選手はうまくその風を取れず、追い上げる展開となりました。
北村選手はうまく左の風をとらえ上マークを上位で回航、そのまま6位でフィニッシュしました。
途中でノーレースとなり風待ちしたこともあり、フィニッシュ後APA旗が揚がり、この日は1レースのみとなりました。

ラジアルクラスも1レースのみ。
右と左のエリアでまったく風のコンデションが違うといった状況でレースが行われました。鈴木のスタートは良かったものの、左に行って風のないエリアにはまってしまいました。藤本は最初に右に出て行ったのが幸いして12位でフィニッシュをしました。

鈴木のコメント
「目標の総合10位以内に入ることができてうれしかったです。クローズホールド、ダウンウインド、スタートがよくなってきているのを実感しました。続いて行われるユース選手権では3位以内に入れるように頑張ります」
藤本のコメント
「吹いた時のスタートとコース取りが良くなかったです。ダウンウインドももっと練習しなければいけないと痛感しました」

事故、怪我なく、無事にオーストラリア選手権が終了しました。年末、年始で忙しい中、日本からの応援をありがとうございました!


●成 績:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
 総合8位 4-7-11-(16)-8-9-6-7-9-10-(18) 71点
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
 総合11位 5-6-13-2-11-11-14-(26)-(BFD)-11-15 88点
○北村 勇一朗(関東学院大学)
 総合15位 13-15-10-14-16-(20)-15-8-(19)-16-6 113点

レーザーラジアル
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 総合10位 11-10-2-(12) -1-8-(43)-21-9-6-28 96点
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
 総合27位 15-7-(27)-5-17-30-(47)-29-22-28-12 162点

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/results/

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▲6位で最終マークを回航する北村選手

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day5


2017 Open Australian Laser Championships
2017.1.3

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


大会5日目

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▲痛恨のBFD。8222が樋口選手


出艇してしばらくすると、北西の風が急に落ちて南東からの風が一気に入り、そのままふき上がるのかと思えばまた風が落ちて、今度は南寄りのシーブリーズが入るやや不安定な中、2レースが行われました。

スタンダードクラスの9レース目は、ゼネラルリコールの繰り返しとなり、上からスタートして右海面を狙っていた樋口選手が痛恨のブラックフラッグで読まれ、スタートできませんでした。
スター後、風が一気に2m/s前後まで落ちてしまい、右からの強い風に瀬川、北村両選手ともうまく乗ることができず、先行艇を追いかけるレースとなってしまいました。風が徐々に上がってきた中での2レース目はトップ陣が順位を崩すことなく走り、日本チームのつけ入るスキがありませんでした。

ラジアルクラスは鈴木が9-6としてカットレースがもう一つ入り、総合9位まで上がってきました。昨日ダメだったスタートを修正し、抜群のスタートを決めてのレースでした。ダウンウインドも昨日のスピードを上回り、毎日の少しずつの修正が結果を出しているようです。

明日も同じような天気予報です。今日の反省を明日に生かしてほしいと思います。


●成 績:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
 総合8位 4-7-(11)-(16)-8-9-6-7-9-10 60点
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
 総合11位 5-6-13-2-11-11-14-(26)-(BFD)-11 73点
○北村 勇一朗(関東学院大学)
 総合16位 13-15-10-14-16-(20)-15-8-(19)-16 107点

レーザーラジアル
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
 総合32位 15-7-(27)-5-17-30-(47)-29-22-28 150点
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 総合9位 11-10-2-(12) -1-8-43-21-9-6 68点

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/results/

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▲スタートがうまく出られず、苦しい展開となった北村選手

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▲混戦の上マークを回航する瀬川選手と樋口選手


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day4


2017 Open Australian Laser Championships
2017.1.1

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


大会4日目

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▲圧倒的な走りでトップを走る199015Matthew Wearn選手


新年明けましておめでとうございます。

オーストラリア選手権、後半がスタートしました。今日は南東寄りの陸風から南寄りのシーブリーズへ変化していく中、2レースが行われました。風速も徐々に上がり8m/s前後となりました。

スタンダードクラスはトップを走るMatthew Wearn が上マークから他艇を引き離し、1-1と圧倒的な走りをしていました。日本チームでは瀬川選手が6-7とシングルでまとめ順位を8位と上げてきました。

ラジアルクラスの日本勢は2人ともスタートで出遅れ、強い風の中でなかなか追い上げることができません。スタート技術、クローズホールドでハイクアウトする体力の足りなさを痛感し、悔しい一日となりました。

青い空、いい風のオーストラリアらしい天候にようやく戻りました。明日も同じような予報です。今日できなかった事を明日できるように考え、取り組んでほしいと思います。


●成 績:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
 総合9位 4-7-11-(16)-8-9-6-7 52点
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
 総合8位 5-6-(13)-2-11-11-14-26 62点
○北村 勇一朗(関東学院大学)
 総合15位 13-(15)-10-14-16-(20)-15-8 91点

レーザーラジアル
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
 総合28位 15-7-(27)-5-17-30-47-29 147点
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 総合18位 11-10-2-(12)-1-8-43-21 96点

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/results/

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▲上マーク回航後の瀬川選手と北村選手

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▲悩む藤本選手


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day3


2017 Open Australian Laser Championships
2016.12.30

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


大会3日目

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▲トップを走る鈴木


大会3日目はアデレードの海面は曇りがちな空から始まり、軽風の不安定な中、2レース行われました。今日で前半の6レースが終わり、元旦はレイデイとなり、新年2日から後半のレースが始まります。

スタンダードクラスの日本勢は、スタートでは出ていけていますが、上マークまでのコース取りで風の振れにうまく合わすことができず、シングル前半で回航することができませんでした。雲が晴れてシーブリーズの要素も出てきて、右、左どちらの風を取るか難しい状況でした。上位陣も上マークでは順位を崩しながらも最後は上位に上がってきていました。

ラジアルクラスは鈴木が今日の1レース目にトップを取りました。
課題としていたスタートをばっちり決めてシフトに合わせてコースを引き3位で上マー回航後、潮に流される集団を尻目に順位を上げました。連日、干満によってアデレードの湾の奥に入っていく、あるいは湾から出て行く潮が速く流れています。日本ではそう経験できないこの潮で選手たちはいい経験をしています。

2016年のレースはこれで終了しました。今年もいろいろとありましたが、大きな事故もなく無事終えることができました。2017年はさらなる飛躍の年となるように頑張っていきたいと思います。


●成 績:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
 10位 4-7-11-(16)-8-9 39点
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
 8位 5-6-(13)-2-11-11 35点
○北村 勇一朗(関東学院大学)
 14位 13-(15)-10-14-16-(20) 69点

レーザーラジアル
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
 総合28位
15-7-(27)-5-17-30 71点
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 総合13位
11-10-2-(12) -1-8 28点

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/results/

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▲フィニッシュしてガッツポーズ

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▲ぽっかり穴の開いた雲、不安定な風の中レース行われました

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▲激戦の上マーク

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day2


2017 Open Australian Laser Championships
2016.12.29

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


大会2日目

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▲北村、瀬川の上マーク回航


レース2日目は雨が降ったり、晴れたりと不安定な天候の中、3レース行われました。最初のレースは途中風が振れてキャンセルとなりましたが、その後は風の強弱はあるものの、マーク変更もなく行われました。

スタンダードクラスで今日調子が良かったのは樋口選手で、スタートからいい飛び出しをして、ムラのある風の中でも他艇より先に風を受けるサイドに展開し、上マークを上位で回航しました。瀬川、北村両選手は最初の有利な風を取れず、後から追い上げるレース展開となりました。

ラジアルクラスは藤本が1レース目に7位、3レース目に5位をとり、鈴木が2レース目に2位と健闘しました。しかし、曇ったり晴れたりの空模様で風も安定せず、スコアをまとめることができませんでした。今の風を走りながら次の風、次の風と見て探して行かなければなりません。

2016年も残すところあと1日、最後は気持ちよく走って新年を迎えてほしいと思います。

●成 績:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
 8位 4-7-11-(16) 22点
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
 4位 5-6-(13)-2 13点
○北村 勇一朗(関東学院大学)
 13位 13-(15)-10-14 37点

レーザーラジアル
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
 総合13位 11-10-2-(12) 23点
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 総合17位 15-7-(27)-5 27点

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/results/

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▲2位でフィニッシュした樋口選手

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▲2レース目2位でフィニッシュの鈴木選手

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day1


2017 Open Australian Laser Championships
2016.12.28

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


大会1日目

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▲初日の出艇前の風景


今日は、午前中は北西のいい風が吹いていましたが、スタートの時間の13時頃になって徐々に落ち始め、2~3m/s前後の風の中、1レースのみ行われました。

スタンダードクラスの3人は上マークまでのコース取りがよく、集団から抜け出し上位で回航していきました。

しかし、ダウンウインドで前を行くオーストラリアの選手に徐々に離されてしまいました。風はさらに落ち、2下でのダウンウインドは向い潮となり、潮に真正面のコース取りをしてしまった北村艇が順位を落としてしまいました。

ラジアルクラスの2人は右の海面が有利な状況で有利なサイドに行くのが遅れて後ろから追う展開となりました。スタンダードも同じような状況ですが、潮が強い時には風の変化に合わせてコースを決めないと潮に翻弄されてしまいます。オーストラリアの選手はその点を十分理解しているかのようにコースを選択していきます。ここアデレードは干潮、満潮に合わせて潮が変化するようで、明日も今日のように強い潮がレース中に流れると思われます。今日の経験を明日にいかして頑張ってほしいと思います。

●成 績:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
 4位
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
 5位
○北村 勇一朗(関東学院大学)
 13位

レーザーラジアル
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
 15位 総合29位
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)
 11位 総合21位

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/results/

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▲3人とも上位で回るスタンダードチーム

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▲良いスタートをした鈴木

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

2017 OALC


2017 Open Australian Laser Championships
2016.12.27

2017年 レーザー級オーストラリア選手権


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▲アデレードセーリングクラブ大会会場

●開催期間:2016年12月27日~2017年1月4日
●開催会場:オーストラリア・アデレード Adelaide Australia
●日 程:
2016年
12月27日〜28日 受付・計測・開会式
12月28日     プラクティスレース
12月29日〜31日 予選ラウンド
2017年
1月1日      予備日
1月2日〜4日    決勝ラウンド
1月4日      閉会式

●大会サイト:http://adelaidelasernationals2017.com/

●参加選手:
レーザースタンダード
○瀬川 和正(鳥取県立米子産業体育館)
○樋口 碧(神奈川県セーリング連盟)
○北村 勇一朗(関東学院大学)
レーザーラジアル
○藤本 拳(Murdoch institute of technology)
○鈴木 義弘(山口県立光高等学校)  

●帯同コーチ:中村 昭仁(日本セーリング連盟)・飯島 洋一(日本セーリング連盟)


12月29日から、オーストラリア・アデレードにて、レーザー級のオーストラア選手権が開催されます。
全クラス合わせて211人が参加するビッグフリートで、日本からはスタンダードクラスに3人、ラジアルクラスに2人がエントリーしています。
27、28日で受付け・計測を終え、29日からのレースに備えます。

28日は、プラクティスレースが行われましたが、風が安定せず予定時刻より大幅に遅れてのスタートとなりました。そのため、参加した艇数も少なく、ほとんどの選手が途中でハーバーに帰りました。
現地入りした日が35度、翌日は40度と猛暑になり、熱中症にならないよう十分注意してレースに臨みたいと思います。


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▲チャーターボートを受け取り、準備する日本チーム

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)