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Day6


Nacra17 World Championships
2 - 10 Sep 2017



ナクラ17 世界選手権


大会6日目
(最終日)



最終日は、朝から北西の強い風が入り、時折10m/sを超える中、2レース行われました。
当初はゴールド、シルバーとも3レースの予定でしたが、ゴールドは2レース+メダルレース、シルバーは3レースへ変更となりました。

10時にスタートしましたが、沈艇などもありレースに時間がかかってしまい、結果的にシルバーフリートは2レースを終えた後AP&Aの旗があがりレース終了となりました。

飯束・畑山組は最初のレースはスタートから積極的に前に出て、上マークを3位で回航しましたが、ダウンウインドでのスピードがうまく出せず、順位を落としてしまいました。
2レース目はスタートよく飛び出し、2位で上マークを回航しそのままフィニッシュしましたが、残念ながらリコールとなっていました。

総合は35位と順位を上げることはできませんでしたが、17レースを経験することで多くを学ぶことができました。
来年のデンマーク・オーフス世界選手権に向けて、新規格の艇にもっと乗り込み、ここでの課題を1つ1つクリアーしていってほしいと思います。

メダルレースは1位から3位までがそれぞれ1点差で、前を走った艇が優勝という大接戦となりました。
1位のイタリアはジェネカーポールを破損し優勝戦線から落ち、イギリスとスペインの勝負となりました。フィニッシュ直前まで接戦がつづきましたが、イギリスが僅差でスペインをかわし優勝しました。

レース期間中、日本から応援をいただきありがとうございました。


●成 績:
○飯束・畑山組
 17-15-14-(22)-16-16-12-14-(BFD)-15-5-10-10-8-8-7-(UFD) 総合35位


大会サイト:http://nacra17.org/events/2017-world-championship/

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▲スタート直後

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▲上マークに向かう飯束・畑山組

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▲レース終了、最後はリコールしてしまい苦笑い

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▲ジェネカーポールが折れてしまったイタリア艇


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day5


Nacra17 World Championships
2 - 10 Sep 2017



ナクラ17 世界選手権


大会5日目



曇り空の5日目は、2時間の陸上待機となりました。
北西の風が入り始め、6~7m/s前後まで上がってスタートとなりましたが、スタート直後に風がどんどん落ち始めてしまい、結局ノーレースとなりました。

その後、風向も変わり3~4m/sの中、レースが始まりました。最終的には風向は南西寄りにシフトし、風も徐々に入り始め軽風でのレースとなりました。

飯束・畑山組は、スタートから積極的に攻めましたが、アウターマークに引っかかりそうになりラインをジャストタイミングで切れず、フリートを追いかける展開になりました。その後、コース取りがよく追い上げましたが、大きく順位を上げることはできませんでした。


●成 績:
○飯束・畑山組
 17-15-14-(22)-16-16-12-14-(BFD)-15-5-10-8-8 総合36位


大会サイト:http://nacra17.org/events/2017-world-championship/

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▲スタートで苦戦した飯束・畑山組

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▲下マーク回航後の飯束・畑山組

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▲フィニッシュ直前の飯束・畑山組

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▲下マークの接戦で沈をしてしまったレース艇


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day4


Nacra17 World Championships
2 - 10 Sep 2017



ナクラ17 世界選手権


大会4日目



今日はC-Foilクラスが先のスタートだったため、昼からのレースとなりました。
昼にかけてシーブリーズが入りだし、4~6m/s前後の風の中、3をレース行いました。

飯束・畑山組はシルバーフリートの上位を目標としてレースに臨み、同時に艇のセッティング、フォイリング状態での乗艇位置などいろいろと試し、最適なポイントをレースの中で見つけていこうとしています。

積極的なスタートを試みますが、タックのポイントやフォイリングでのジェネカーの走りなどがうまくいかず、順位を上げていくことができませんでした。

●成 績:
○飯束・畑山組
 17-15-14-(22)-16-16-12-14-(BFD)-15-5-10 総合35位


大会サイト:http://nacra17.org/events/2017-world-championship/

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▲下一スタートで出ていく飯束・畑山組

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▲上マーク3位で回航

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▲下マーク回航

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▲フィニッシュ直前の接戦


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day3


Nacra17 World Championships
2 - 10 Sep 2017



ナクラ17 世界選手権


大会3日目



3日目、シーブリーズが入る予報でした。
予定通りに出艇し、陸風が残る中、7レース目が行われました。その後、風は徐々に落ちる傾向となり、シーブリーズを待ちましたがなかなか入らず、少し弱い風が入ってきた中で8、9レースが行われました。

スタートで積極的に出ようとした飯束・畑山組は、7、8レース目で下からのいいスタートを切ることができました。しかし、その後のスピードやポジション取りがうまくいかず、順位を上げることができませでした。
9レース目は、積極的に出ようとしましたが、BFDとなってしまいました。

7レースと9レースは風がどんどん落ちてしまい、風のある場所とない場所との差がハッキリとする状況。無風に入ってしまった艇が大きく遅れたり、後ろで回った艇が大きく順位を上げる場面もあり、順位が大きく変わるレースとなりました。

今日で予選は終了。
残念ながら飯束・畑山組はゴールドフリートに残ることはできませんでした。明日からシルバーフリートとなりますが、自分たちの課題を解決し、またフリートの中でいい走りができるよう頑張ってもらいたいです。

●成 績:
○飯束・畑山組
 17-15-14-(22)-16-16-12-14-(BFD) 総合35位


大会サイト:http://nacra17.org/events/2017-world-championship/

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▲7レース目、下スタートを決める飯束・畑山組

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▲軽風の下マーク回航

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▲風待ちの間におにぎり

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▲風待ちのとき、観光用の飛行艇が降りてきました


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

Day2


Nacra17 World Championships
2 - 10 Sep 2017



ナクラ17 世界選手権


大会2日目



2日目、風が上がるとの予報でしたが、少し風待ちをしてからの出艇となりました。

上がりかけた風がいったん落ちた中で、1レース目を行いました。風のあるエリアと弱いエリアがあり、飯束・畑山は風のないエリアに入ってしまい、順位を落としてしまいました。

その後、不安定な風は徐々に上がり、時折20ノットを超える風が入るような強弱が続く中、2レースと3レースが行われました。

飯束・畑山はスタートでうまく出られず、いい風のエリアに行くことができず、苦しいレース展開となりました。

結果、飯束・畑山は17-15-14-(22)-16-16となり、2日目を終えて総合37位でした。


大会サイト:http://nacra17.org/events/2017-world-championship/

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▲スタート直前の飯束・畑山組

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▲下マークに向かう飯束・畑山組

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▲フィニッシュ手前

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

NACRA17 WC


Nacra17 World Championships
2 - 10 Sep 2017



ナクラ17 世界選手権


●開催期間:2017年9月2日~10日
●開催会場:フランス・ラ グランド・モット La Grande Mott, France
●大会スケジュール:
9月2日~4日  受付、計測、開会式
9月5日~7日  予選レース、9レース
9月8日~9日  決勝レース、6レース 
9月10日   メダルレース/フリートレース、閉会式

●出場選手:
○飯束 潮吹・畑山 絵里(株式会社エス・ピー・ネットワーク)

●参加艇数:50艇(22ヵ国)

大会サイト:http://nacra17.org/events/2017-world-championship/


Full Foiling新規格で初めての世界選手権

7月中旬から供給が始まった、東京オリンピック採用の新規格(フォイリングタイプ)のナクラ17世界選手権が開催されます。前回のオリンピックまで採用されていたC-Boardタイプも同時に開催されます。
新規格での大会は3大会目ですが、2大会目のオーフス・テストイベントで部品に不良があることが発覚し、メダルレースが中止となるトラブルがありました。
大会直前で改良部品が供給され、各国とも不良部品の交換から始まる大会となりました。

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ダガー挿入部分の不良部品の交換を行っている飯束選手

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ラ グランド・モットは独特なピラミッド型の建物が多い街並みです

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▲2日夕方行われた開会式

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)