2010年12月24日
セーリング・2010年470級 ジュニア世界選手権(ドーハ)
女子 後藤沙希・西山宏美組 総合3位 銅メダルを獲得!
カタールの首都ドーハにて17日から行われていた国際セーリング連盟の『2010年470級(ヨンナナマル)ジュニア世界選手権』大会(U-22)は現地22日最終日を迎え、日本から出場していた女子チームの後藤沙希・西山宏美組(関西大学)が総合3位(8カ国・16艇)を収め、銅メダルを獲得しました。同級ジュニア世界選手権におけるメダル獲得は男女を通じ日本初の快挙です。
大会サイト:http://www.juniorworlds.470.org/470_Junior_Worlds/
成 績:http://www.juniorworlds.470.org/eventsites/content.asp?id=1538&eventid=46484&stage=yes
後藤沙希(艇長:関西大学4年)と西山宏美(クルー:同3年)組は予選シリーズ7戦を4-1-2-1-1-7-6と安定した順位で進み、予選首位に立ち、上位10艇のみが出場できる決勝戦(メダルレース)に駒を進めました。今回の予選シリーズは軽風のコンディションが続き、軽量コンビ(101kg)の後藤組はそのアドバンテージを利して1日のレースで首位を3回取るハットトリックも達成しました。決勝では風速も上がり、強豪のドイツチームに挟まれ苦戦を強いられましたが6位でフィニッシュ。総合得点で銀メダルに1点差の3位となり、銅メダルを獲得しました。優勝、2位はともにドイツでした。
日本のユース世代セーラーとしてトップレベルの実力を持つ後藤組の健闘は選手層が厚い日本470級次世代セーラーの大きな励みになります。
なお、大会には同組の他、男子2チーム、女子1チームが出場しました。
そのうち、後藤組の他、男女2チームが決勝に進出する健闘振りでした。それぞれの成績は次の通りです。
●男 子
10位 今村 亮・内野 航太組(日本経済大学) ※決勝進出
19位 土居 一斗・外薗 潤平組(日本経済大学)
●女 子
8位 徳重 エリカ・安田 真世組(日本経済大学)※決勝進出
メダルレースで6位フィニッシュ。銅メダルを獲得した後藤/西山
メダルセレモニーで男女のメダリストと。男子はフランスが2連覇です