男子国枠獲得!

最終日は予定を変更して13時から2レースを行いました。初め弱かった風も最終レースの頃には吹き上がりました。
男子の池田拓海は1ポイント差で前にいたインドネシアに対し、1レース目の前半では大きくリードする展開でした。しかし、抑えにいって逆に追いつかれ抜かれてしまい、ポイント差を広げられてしまいました。
しかし、最終レースでは後半にインドネシアを抜き去り、逆転してユースオリンピック国枠を獲得しました。

女子の飯田は7ポイント前にインドネシア、台北とは同ポイントで最終日を戦いましたが、台北の最終レースの走りがよく、国枠の獲得はなりませんでした。
今大会は事前練習から風によく恵まれ素晴らしいコンディションの中で全レースが実施されました。10月のユースオリンピック本番までに課題に取り組み、上位で戦えるよう鍛え直したいと思います。日本からの応援、ありがとうございました!


Report & Photo by 小菅寧子


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▲国枠獲得に貢献した池田拓海
▲左から飯田澪、小菅コーチ、内藤紳之介、池田拓海、斎藤雄悟、宮野コーチの日本チーム

大会3日目は風が弱い予報でしたが、次第に前日と同様に風が入りはじめ、強い潮流を伴うガスティでシフティなコンディションの中2レースが行われました。本日は勝負所でしたが日本チームは良い走りができず、大会最終日の明日行われる2レースでYOG出場枠が獲得できるかどうかが決まることになります。


Report & Photo by 小菅寧子


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▲男子スタート
▲池田前半の走りをキープできず6位でフィニッシュ
▲女子飯田スタート
▲男子内藤(JPN358)と斎藤(左奥)

本日は風が弱まり、7~15ノットの中4レースを行いました。

日本チームは男子の池田拓海が弱まった風に翻弄されたものの、国枠2カ国目で現在7位にいます。タイ、シンガポール、インドネシアとポイントが近いため気が抜けません。
女子の飯田澪は台北とは同ポイント、インドネシアには3ポイント負けていますが3枠目に追いつきつつあります。
男女共明日の軽風レースを確り走れるよう頑張っていきます。


Report & Photo by 小菅寧子


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▲池田拓海シングルでフィニッシュ
▲フィニッシュに向かう女子の飯田澪
▲男子のスタート直前 JPN358が内藤、JPN1151が斎藤
▲選手たちの陸での様子

大会初日は10~18ノットの風が吹き、4レースを行いました。

陸からの変化の多い風のため順位が入れ替わるレースとなり、香港遠征の成果を見せて男子の斎藤雄悟が国別3位で総合5位につけています。
男子はアジア11カ国(香港除く10カ国)、女子はアジア9カ国(香港除く8カ国)が参加しており、明日も4レースを行う予定です。(香港はすでにワールドで国枠を獲得)
女子は中国・シンガポールが飛び抜けており、その次の3枠目の獲得を目指し台湾、インドネシア、タイ、フィリピンなどと戦っており、日本の女子の飯田もこの中で奮戦しています。


Report & Photo by 小菅寧子


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▲ジャパンユースチーム(右:内藤紳之介、中央:池田拓海、右:斎藤雄悟、前:飯田澪)
▲本日4レースをまとめた斎藤雄悟のフィニッシュ。高校受験を控えながらも成長著しい選手です。
▲女子の飯田澪のフィニッシュ。3カ国目を競う他国とフィニッシュまで接戦!
▲大会はシンガポールのNational Sailing Centerで開催されている

開催地:ナショナルセーリングセンター/シンガポール
日程・スケジュール:2018年2月7日~11日

2月7日  レジストレーション・計測・プラクティスレース
2月8日  10:00 ブリーフィング
     11:00 レース
2月9日  11:00 レース
2月10日 11:00 レース
2月11日 11:00 レース 16:30 最終レース 19:00閉会式

出場選手:

U19クラス男子
池田拓海(神奈川県立立鎌倉高等学校)
内藤紳之介(アサンプション国際高等学校)
斎藤雄吾(京都市立勘修中学校)
U19女子クラス
飯田 澪(光市立浅江中学校)


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大会開催地


今大会は2018年10月にアルゼンチンで開催される第3回ユースオリンピックゲーム(YOG)のアジア大陸予選大会であり、アジア各国から男女各3枠をかけて多くの選手が集まってきています。
開催地のシンガポールは、4年前のユースオリンピックのアジア予選の地でもあり、再びユースオリンピック出場をかけてこの地で戦うことになります。
シンガポールはこの時期、熱帯モンスーン気候ですが、現地入りしてからは雨の日はほとんどなく、毎日10〜25ノット前後のいい風が吹く中で事前練習を行いました。
日本ユースチームは男子3人、女子1人が参加します。明日から4日間、応援をよろしくお願いいたします。


Report & Photo by 宮野幹弘


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