新年度に於けるオリンピック強化の方向性について

2022年4月16日
公益財団法人 日本セーリング連盟
会長 馬場 益弘
オリンピック強化委員会 委員長代行 宮本貴文

陽春の候、皆様に於かれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
昨年来、オリンピック強化委員会に於きましては、多くのスタッフが入れ替わり、新体制にて今後の強化業務を執り行うこととなりました。
つきましては、新年度を迎えるにあたって、日本セーリング連盟として以下3点の強化方針をここに明記します。
また、オリンピック強化委員会は一丸となって、本方針に基づき、個別具体の強化策を立案・実行して参ります。
皆様の変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

方針1. パリ大会での1種目以上のメダル獲得

社会に広くセーリング競技の魅力を周知し、ファンを増やしていく為には、五輪においてメダルを獲得することが必須です。残された時間が2年3か月と短いことを念頭に、各クラスに於ける可能性を見極め、1種目以上でのメダル獲得を目標に、外部サポートの方々のご協力も得ながら強化に邁進して参ります。

方針2. ロサンゼルス大会を見据えた強化戦略の構築・次世代選手の育成

パリ大会以降を見据え、公正かつ持続可能な強化戦略の立案・実行と、次世代を担う若手選手の育成にチーム一丸となって取組んで参ります。また、選手同士及びコーチ同士が健全な競争意識を持ち、お互いに高め合うことのできる場を提供して参ります。
更に、第三者の知見を積極的に取り入れる仕組みを構築し、都度最適なプランのアップデートを実施します。
ロサンゼルス大会においては、複数種目でのメダル獲得を目標とします。

方針3. 人的・物的資源配置の最適化

東京大会が終わり、取り巻く社会情勢も刻々と変化している現在に於いて、従来通りの右肩上がりの資源投入を前提とした成長戦略を描くことは極めて困難です。
日本セーリング連盟としては、しっかりと足許の状況を見極め、上記1.2.の方針を堅持しつつ、人的・物的資源配置の最適化を行い、スリムで強靭な強化体制の構築を目指します。