大会5日目(最終日)

昨日より風が強いとの予報で、レースできるかどうか心配していましたが、北西の風と南寄りの風がぶつかって安定せず、先にスタート予定の49erFXとNACRA17クラスは海上で風待ちとなりました。

49erFXが行われる沖よりの海面から予報の北西の風が入り、スタートしました。しかし、スタート後に一気に風が上がり上マークを回ってから沈艇が続出し、そのままノーレースとなりハーバーバックになりました。

NACRA17クラスの海面も遅れて強い風が入ってきましたが、何とか1レースを行いました。

2海面とも一旦ハーバーバックになり、陸上待機となりました。NACRA17クラスはそのままレース終了の旗が揚がり、大会を終えました。その後、49erFX、49erシルバーフリートも終了となり、49erゴールドフリートだけが出艇となり、強い風の中で2レースが行われました。

最初のレース、高橋・小泉組は昨日同様に左海面を狙ってスタートしましたが、思ったように伸びず、上マークをシングル後半で回航しました。下マーク、第2上マークと前を行く上位陣に追いついていき、4位でフィニッシュしました。

最終レースは、上マークを4位で回航し、トップを追いかけましたが、ジャイブ後、強風にあおられて沈をしてしまいました。ジェネカーを回収しすぐに復帰しましたが、前を行く艇団に大きく差を広げられ、11位でフィニッシュしました。

結果、トータル6位と昨日から順位を落としてしまいました。表彰台にあと一歩のところで届かなかった悔しさをかみしめ、今回の課題を解決し、次の大会に臨んでほしいと思います。

5日間の長い間ご声援をいただき、ありがとうございました。

Report & Photo by 中村昭仁

成 績

総合6位14-(16)-4-1-9-2-3-(12)-1-4-11 高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

大会サイト(http://2018juniorworlds.470.org/en/default/races/race)
大会成績サイト(http://manage2sail.com/en-US/event/4fc8e354-2e09-4c42-bec2-3bebd1184417#!/results?classId=dfb0a0a9-028f-4d48-be2b-4c9ab14d3a27)
▲49erゴールドフリートのみ出艇
▲ジャイブ後にあおられて沈
▲ポートスタートを狙う高橋・小泉組
▲下マーク回航直後
▲混戦の上マークアプローチ
▲優勝のアイルランド、2位ドイツ、3位デンマーク

大会4日目

朝から北西の強い風が入り、決勝フリートが始まりました。ゴールドフリートは3レースの予定です。

決勝の第1レースは、いいスタートをした高橋・小泉組が右寄りの海面を走りそのままトップで上マーク付近まで来ましたが、そこから左寄りの強い風が入り、左に出た数艇に一気に抜かれてしまいした。下マークまでに順位を3位に上げましたが、その前の艇までは届かず3位フィニッシュとなりました。

2レース目は10m/sオーバーの風になり、時よりさらに強い風も入る中でスタートしました。

高橋・小泉組は、上位で上マークを回航しましたが、強風にあおられて風下に落とせません。ようやくジェネカーを上げましたが、強風にあおられ沈してしまいました。その後、沈する艇が続出し、レースは中止となり、いったんハーバーへ帰りました。

49erシルバー、NACRA17クラスのレースが中止となる旗が掲揚されましたが、49erゴールドフリートは風が少し落ちた夕方に出艇となりました。

最初のレースは6m/s前後で時より強い風が吹く中でスタートしました。
風が不安定な中、上マークは混戦の回航となりました。高橋・小泉組は有利な海面と逆の海面を取ってしまい、中盤で回航。そのまま順位を上げることができず、12位でフィニッシュしました。

風が少し上がった3レース目は、右海面を狙ってスタートし上位で上マークを回航。下マークまでにトップ集団に追いつき第2上マークは2位で回航、その後前を走るスイスをとらえトップでフィニッシュしました。

総合順位も4位まで上がってきました。明日は最終日、表彰台目指してレースに臨みます。

Report & Photo by 中村昭仁

成 績

総合4位14-[16]-4-1-9-2-3-12-1 高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

大会サイト(http://2018juniorworlds.470.org/en/default/races/race)
大会成績サイト(http://manage2sail.com/en-US/event/4fc8e354-2e09-4c42-bec2-3bebd1184417#!/results?classId=dfb0a0a9-028f-4d48-be2b-4c9ab14d3a27)
▲2回目の出艇
▲3レース目上マーク回航
▲スタート直後、右海面を狙って走る高橋・小泉組
▲強風で風下に落とせず、この後、沈してしまいました
▲混戦の上マーク回航
▲取材を受ける高橋・小泉組
▲上マークアプローチ
▲沈艇続出でノーレースとなり、ハーバーバック

大会3日目

朝から北西の強い風が入り、9:30にはD旗が揚がり、4レースを行う49erイエローフリートは出艇しました。
風は徐々に上がり、スタート前には10m/sオーバーの風も入ってきた中、予定通り10:30にスタートしました。

スタート後、左海面でいい位置で走っていた高橋・小泉組でしたが、上マーク手前付近で、急に風落ちてしまい、スピードが止まってしまいました。逆サイドに出ていた艇は風がまだ残っていて一気に追いつかれてしまいました。その後、混戦で上マークを回航し徐々に前に出てき、4位でフィニッシュしました。

2レース目は12m/sを超える強い風が入り、沈艇が多く出るレースとなりましたが、高橋・小泉組は安定して艇を走らせて、トップで入りました。

3レースは風も少し落ちて、上マーク付近では風が大きく振れてマークに入れない艇も出て、高橋・小泉組も回航直前で風が振れてしまい、上マークをかわせず止まり、順位を落としてしまいました。

4レース目は、上位混戦で上マークを回っていきましたが、徐々に高橋・小泉組が前に出ていき2位でフィニッシュしました。
強風下では上マーク回航後に風下にうまく落とせない艇もありますが、高橋・小泉組は上位チームと同様スムーズに回航し、順位を上げていきました。

明日からゴールド、シルバーフリートに別れ決勝シリーズが始まります。

選手は、マスト、艇の再点検を行い、明日に臨みます。

Report & Photo by 中村昭仁

成 績

総合8位14-(16)-4-1-9-2 高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

大会サイト(http://2018juniorworlds.470.org/en/default/races/race)
大会成績サイト(http://manage2sail.com/en-US/event/4fc8e354-2e09-4c42-bec2-3bebd1184417#!/results?classId=dfb0a0a9-028f-4d48-be2b-4c9ab14d3a27)
▲スタート直後の高橋・小泉組
▲下マーク回航
▲上マークアプローチ
▲上マーク回航
▲上マーク回航直後
▲第6レース2上マーク

大会2日目

大会2日目も風が弱く、先にスタート予定の49erFXと、NACRA17クラスが陸上待機となりました。

昼を過ぎても風が入ってこず、昨日3レースを行っている49erFXとNACRA17クラスは中止となり、代わりに49erクラスの延期の旗が揚がり、引き続き陸上待機となりました。

午後3時前に少し風が入ってきて出艇となりました。

2回スタートしましたが、強い潮の影響もあり、風が弱くなると上マークまでの時間がかかってしまい、2レースとも第2上マークの途中でノーレースとなりました。2レース目は高橋・小泉組が下マークでトップになり、第2上マークへ向かっていたので、なんとか風が続いてほしかったのです、残念ながらノーレースとなってしまいました。

もう一つのフリートは1レースを行ったため、明日は高橋・小泉組のフリートが4レースを予定、もう1フリートは3レースの予定となりました。

明日のレースがすべて行なわれれば、予選が終了します。ゴールドフリートに入れるよう明日に臨みます。

Report & Photo by 中村昭仁

成 績

32位13-16 高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

大会サイト(http://2018juniorworlds.470.org/en/default/races/race)
大会成績サイト(http://manage2sail.com/en-US/event/4fc8e354-2e09-4c42-bec2-3bebd1184417#!/results?classId=dfb0a0a9-028f-4d48-be2b-4c9ab14d3a27)
▲3位で回航し、この後トップになったもののノーレース
▲スタート直後の高橋・小泉組
▲上マークへ向かう高橋・小泉組
▲上マーク直前
▲長い1日となった2日目

大会1日目

大会初日は、風待ちのため陸上待機から始まりました。
南寄りの風が吹く予報でしたが、弱い北西の風が昼過ぎまで続きました。
お昼を過ぎる頃にようやく南東の風に変わり、出艇となりました。
南東の風が、一時は6m/s近くまで上がり、このままレースができると思いましたが、今度は、南寄りの風とぶつかって風が不安定となり、海上で待機となりました。

その後、風のある沖に移動し、不安定な風の中で2レースを行いました。

高橋・小泉は今日の不安定な風を読み切れず、思うような走りができませんでした。
1レース目のスタート直後にはアウトホールのロープが切れてしまい、スタートで出遅れてしまいました。
2レース目ではフィニッシュ直前でケースを起こしてしまい、ペナルティを解消している間に順位を落としてしまいました。
艇の再点検をして、明日に臨みます。

Report & Photo by 中村昭仁

成 績

32位13-16 高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

大会サイト(http://2018juniorworlds.470.org/en/default/races/race)
大会成績サイト(http://manage2sail.com/en-US/event/4fc8e354-2e09-4c42-bec2-3bebd1184417#!/results?classId=dfb0a0a9-028f-4d48-be2b-4c9ab14d3a27)
▲49er出艇
▲上マークに向かう高橋・小泉組
▲上マーク回航直後の高橋・小泉
▲上マーク直前

開催地:マルセイユ・フランス
日程:2018年8月26日~9月1日

8月26日 受付・計測
8月27日 受付・計測・プラクティスレース
8月28日 予選シリーズ 3レース
8月29日 予選シリーズ 3レース
8月30日 予選シリーズ 3レース
8月31日 決勝シリーズ 3レース
9月1日 決勝シリーズ 3レース

出場選手

49er男子(52艇)
高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

大会サイト(http://49er.org/event/2018-junior-world-championship/?event_id=16031)

大会前日

8月28日から、49erジュニア世界選手権が始まります。
23歳以下の選手が集まり、2024年パリオリンピック開催予定地のマルセイユが会場です。

49erが52艇、49erFXが39艇、NACRA17が8艇、参加します。
予選シ―リーズが3日間、決勝シリーズが2日間の日程(5日間)で、15レースを行う予定です。

今日はプラクティスレースが行われました。
夕方の開会式では、マルセイユ日本領事館の武田総領事も来られ、選手を励ましていただきました。

選手たちはそれぞれに艇の準備や調整を行い、明日からのレースに備えています。

Report & Photo by 中村昭仁

▲高橋・小泉組
▲在マルセイユ領事館 武田総領事と高橋・小泉組
▲プラクティスレース
▲大会会場
▲大会会場