大会6日目(最終日)
朝は雨雲が見え隠れしていた江の島沖の海でしたが、11時過ぎから晴れ間も見え始め、東からの弱い風が吹き始めました。天気がよくても風がないという状況で、最終日は風とのお付き合いという状況になりました。
最終日のメダルレースはレーザー、ラジアル、フィン、470男子、女子の順番でスタートする予定で、最終スタート時刻は16時30分と決まっていました。
レーザー級のスタート予定時刻は12時07分。というものの風が吹かず、陸で風待ちとなりました。延々と陸で待つこと1時間半、13時48分にようやくレーザーが海上に出ました。しかしその時点で、最後に予定されている470女子は最終スタート時刻の16時30分スタートできないことが確定し、さらに陸上で待機している男子も予定時刻にスタートすることは無理と判断され、470男女は中止が決まりました。
レーザーがやっとレースを始めた15時30分、中止が決まった470男女の表彰式が陸上で始まり、男女ともに昨日までの結果が最終成績となりました。
メダルレースを行った後にフィニッシュでガッツポーズを見るのを楽しみにしていたファンにとって残念なところもありますが、470男子1位の岡田・外薗組、3位の高山・今村組の表彰台は嬉しいものでした。ワールドカップシリーズで男子が優勝したのは初めてです。
470女子の吉田・吉岡組も8月はデンマークでの世界選手権とアジア大会が続き、決してよいコンディションでこの大会に入ったわけではありませんでしたが、徐々にペースを整えて2位となりました。「昨日のレースで粘って2位に上がれたので、この結果につながりました。大会が続いており今回のレースも楽なものではありませんでした。嬉しい結果です」と吉田愛選手。
レーザー男子、ラジアル女子はメダルレースを行うことができました。一方、フィンは海上待機をつづけましたが、16時30分のタイムリミットにかかってスタートができず、中止となりました。
江の島ヨットハーバーは1964年にオリンピックのセーリング競技会場でした。ここにハーバーができたことで湘南の海でセーリングが盛んになり、トップセーラーを育成することに繋がりました。
1964年五輪で設置された聖火台の横で、今回のワールドカップシリーズの表彰式が行われました。世界で初めて同じホームポートで2回目のオリンピックを開催することになる江の島で今大会が行われたことに感慨を覚えます。
運営に携わってくださった皆さま、長い期間のレースで大変だったと思います。ボランティアの皆さん、ありがとうございました。選手の活躍をいっしょに喜んでいただけて、メダルが生み出すモチベーションの力を改めて感じました。これからオリンピックを目指してプレッシャーも大きくなると思いますが、「頑張れ」と、いう言葉を、感謝をもって力にかえていきたいと思います。応援、ありがとうございました。これからもホームオリンピックで表彰台をめざすセーリングチームをよろしくお願いします。
Report by 斎籐愛子
最終成績
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
1位岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
3位高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
4位土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
7位磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
13位市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
21位出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
27位河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
32位小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
2位吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
16位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
19位林 優季・西代 周(明海大学・職)
20位田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
19位藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
20位國米 創(オプテックジャパン株式会社)
21位西尾 勇輝(和歌山医大)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
40位瀬川 和正(米子産業体育館)
47位南里 研二(百五銀行)
50位北村 勇一朗(サコス株式会社)
56位樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
19位土居 愛実(アビームコンサルタント)
43位冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
50位多田 桃子(三重トヨタ自動車)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
9位高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
22位古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
13位波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
20位山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
23位原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
16位梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
17位村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
18位飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
23位深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
28位富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
32位池田 健星(明治大学・KAYA)
39位尾川 潤(島精機製作所)
40位倉持 大也(福井県スポーツ協会)
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
15位伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
16位須長 由季(ミキハウス)
18位大西 富士子(ホマレ電池)
21位小嶺 恵美(愛媛県競技力向上対策本部・ジェイウィルコーポレーション)
23位新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
26位松浦 花咲実(同志社大学)
28位原 百花(セイレイ興産)
29位渡辺 純菜(鹿屋体育大学)
30位山辺 美希(株式会社サガミ)
大会サイト(https://wcs-enoshima.jp/) 全体成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/results?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5) レーストラッキング(https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com)大会5日目
雨が降ったり止んだりで、風がどうなるか心配でしたが、10ノット以下ながらもメダルレースは5クラスが完了しました。
日本からは49er男子に高橋稜・小泉維吹組が出場しました。
初めてのメダルレースでしたが、スタートから思い切りよく飛び出してトップを走る時もありました。フィニッシュは5位でしたが、最終成績は10位となりました。
スキッパーの高橋はニュージーランド人の父、日本人の母を持ち、ニュージーランドのオークランドをベースに活動しています。
クルーの小泉は山口県出身で、早稲田大学の通信教育課程で勉強しながらオークランドで高橋と活動しています。昨年はユースアメリカスカップの活動もしていましたが、今年は欧州での3カ月近い遠征でレース経験を積みました。今後が楽しみなチームで、さらなる成長を期待します。
江の島の岸壁からメダルレースを見ていた一般観衆からは、風上マークでトップ争いをしながら回航していく日本チームに声援が送られました。東京五輪本番のメダルレースエリアとなりますので、本番では1クラスでも多くメダルレースに残るようSailing Team Japanは頑張ります。
オープニングシリーズの最終の最後を飾る5クラスでは、470男女がメダルレースに残りました。女子の吉田・吉岡組は2-2で固めて1位と4点差。男子は1位の岡田・外薗組、3位の高山・今村組、4位の土居・木村組、7位の磯崎・高柳組の4艇がメダルレースに進みます。
今日でレースが終わったラジアル女子の土居選手は「疲れました」と一言。8月初旬はデンマークのオーフスで世界選手権があり、休む間もなくインドネシアのジャカルタでアジア大会に遠征し、毎日プレッシャーのかかるレースをこなしました。とくにフィジカルで負担の大きいシングルハンドクラスでは、疲れが取れないままワールドカップに突入しました。さすがに、3大会目は力尽きたというところです。
強行日程になってしまうセーリングのスケジュールに選手は泣かされています。14日のレース終了後、夕刻から各国のチームリーダーやコーチ、国際セーリング連盟のスタッフが集まり、2019年以降のレースについてミーティングを行いました。過密スケジュールやそれに合わせたロジスティクスの負担を軽減するため、現場からの意見が反映されることを期待します。
470級は雨まじりのコンディションで2レースを行い、3レース目もやるかやらないかという1日でしたが、磯崎選手が風邪をひいて体調を崩してしまい、トップからはポイントが離れてしまいました。しかしながら、女子の吉田組を含む男女4チームはみなポイントが僅差で表彰台を狙える位置にいます。メダルレースは得点では2倍となり、カットすることができません。最後の1レースの集中力が鍵となります。
15日の予定は12時からレーザー、ラジアル、フィン、470男子(14時30分)、470女子(15時17分)の順番でスタートとなります。
ワールドカップの最終日、「風が吹きますように」と祈るばかりです。
Report by 斎籐愛子
日本人選手の成績(アップデートされたのはレーザー男子のみ)
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
1位岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
3位高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
4位土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
7位磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
13位市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
21位出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
27位河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
32位小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
2位吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
16位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
19位林 優季・西代 周(明海大学・職)
20位田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
19位藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
20位國米 創(オプテックジャパン株式会社)
21位西尾 勇輝(和歌山医大)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
40位瀬川 和正(米子産業体育館)
47位南里 研二(百五銀行)
50位北村 勇一朗(サコス株式会社)
56位樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
28位土居 愛実(アビームコンサルタント)
44位冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
49位多田 桃子(三重トヨタ自動車)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
9位高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
22位古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
13位波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
20位山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
23位原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
16位梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
17位村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
18位飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
23位深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
28位富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
32位池田 健星(明治大学・KAYA)
39位尾川 潤(島精機製作所)
40位倉持 大也(福井県スポーツ協会)
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
15位伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
16位須長 由季(ミキハウス)
18位大西 富士子(ホマレ電池)
21位小嶺 恵美(愛媛県競技力向上対策本部・ジェイウィルコーポレーション)
23位新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
26位松浦 花咲実(同志社大学)
28位原 百花(セイレイ興産)
29位渡辺 純菜(鹿屋体育大学)
30位山辺 美希(株式会社サガミ)
大会サイト(https://wcs-enoshima.jp/) 全体成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/results?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5) レーストラッキング(https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com)大会4日目
雨が降ると風がなくなり、雨が止むと北風が5ノット前後吹くというパターンでした。昼過ぎまでは陸で待機し、その後レーザーが最初に海上に出て1レースを消化しました。しかし、470男女とラジアルは海上に出たものの、レースを終えることができませんでした。
蒸し暑い夏も涼しくなり、雨を冷たく感じるようになりました。
RS:X男女、ナクラ、FXの日本選手はメダルレースに残れませんでしたが、49erの高橋稜・小泉維吹組は今日レースができなかったので9位でメダルレースに残りました。「メダルレースは初めてなので、嬉しいです。普段と違うルールだから、赤旗とかいるし、インスペクションもあるし、間違えないようにしないと」(高橋)。「今日はこんな風だったから、レースがなくて、ほっとしたところもあります。メダルレースは頑張ります」(小泉)。
レーザー、ラジアル、470男女、フィンは明日もオープニングシリーズが続きます。RS:X男女、ナクラ、FXでは、11位以下の選手は今日までの成績が成績最終となります。前線停滞に泣かされており、明日は風が吹いてくれることを祈るのみです。
Report by 斎籐愛子
日本人選手の成績(アップデートされたのはレーザー男子のみ)
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
1位岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
3位高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
4位磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
5位土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
7位市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
25位出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
28位河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
32位小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
5位吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
15位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
19位林 優季・西代 周(明海大学・職)
20位田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
19位藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
20位國米 創(オプテックジャパン株式会社)
21位西尾 勇輝(和歌山医大)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
39位北村 勇一朗(サコス株式会社)
40位瀬川 和正(米子産業体育館)
44位南里 研二(百五銀行)
56位樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
28位土居 愛実(アビームコンサルタント)
44位冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
49位多田 桃子(三重トヨタ自動車)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
9位高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
22位古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
13位波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
20位山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
23位原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
16位梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
17位村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
18位飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
23位深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
28位富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
32位池田 健星(明治大学・KAYA)
39位尾川 潤(島精機製作所)
40位倉持 大也(福井県スポーツ協会)
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
15位伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
16位須長 由季(ミキハウス)
18位大西 富士子(ホマレ電池)
21位小嶺 恵美(愛媛県競技力向上対策本部・ジェイウィルコーポレーション)
23位新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
26位松浦 花咲実(同志社大学)
28位原 百花(セイレイ興産)
29位渡辺 純菜(鹿屋体育大学)
30位山辺 美希(株式会社サガミ)
大会サイト(https://wcs-enoshima.jp/) 全体成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/results?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5) レーストラッキング(https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com)大会3日目
停滞ぎみの秋雨前線の影響で、朝吹いていた北風が13時過ぎから弱まり、レースはスケジュール通りに終わらないクラスが出てしまいました。14日のスケジュールを変更し、レース数が増えています。
ラジアル女子はレーザー男子が「江の島」エリアで1レースを終えたあとにスタートしましたが、途中でレースが中止となりました。
RS:X男女は2レースを終了し、3レース目はスタートできませんでした。葉山に近い側の「逗子」エリア、「葉山」エリアなどでは予定通りのレース数をこなすことができました。
「逗子」エリアのナクラでは村山・渡部組が第7レースで6位をとりました。「1上マークの順位をキープできて、嬉しかったです。途中、何度も抜かれそうで緊張しましたが、とにかく、そのままフィニッシュできてよかった」(村山)
470男子の岡田・外薗組は今日も安定したレースで、1位をキープしています。「風のあるレーンを探して、繋げていくレースは好きなパターンです」(岡田)
レーザーの北村はW杯常連の上位選手を相手に、風のあるところをうまく選んで走ることができ、ダウンウインドでも粘って走れて、11位に入りました。
RS:X女子では小嶺選手が6ー4と2レースともまとめ、軽風での強さを発揮しました。RS:Xではアジア大会で上位を占めた選手達が江の島では元気がありません。プレッシャーのかかる大会が続いたことから、バーンアウト状態になっているようです。
14日はRS:X男女、ナクラ、49er、FXがオープニングシリーズの最終日となります。全レースができていなくても、オープニングシリーズが3レース以上できれば土曜日はメダルレースになります。他の5クラスは15日までオープニングシリーズになり、16日(日曜日)がメダルレースです。各クラス、上位10艇がメダルレースに進出します。
Report by 斎籐愛子
日本人選手の成績
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
1位岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
3位高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
4位磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
5位土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
7位市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
25位出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
28位河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
32位小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
5位吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
15位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
19位林 優季・西代 周(明海大学・職)
20位田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
19位藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
20位國米 創(オプテックジャパン株式会社)
21位西尾 勇輝(和歌山医大)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
35位北村 勇一朗(サコス株式会社)
40位瀬川 和正(米子産業体育館)
50位南里 研二(百五銀行)
55位樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
28位土居 愛実(アビームコンサルタント)
44位冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
49位多田 桃子(三重トヨタ自動車)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
9位高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
22位古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
13位波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
20位山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
23位原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
16位梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
17位村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
18位飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
23位深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
28位富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
32位池田 健星(明治大学・KAYA)
39位尾川 潤(島精機製作所)
40位倉持 大也(福井県スポーツ協会)
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
15位伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
16位須長 由季(ミキハウス)
18位大西 富士子(ホマレ電池)
21位小嶺 恵美(愛媛県競技力向上対策本部・ジェイウィルコーポレーション)
23位新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
26位松浦 花咲実(同志社大学)
28位原 百花(セイレイ興産)
29位渡辺 純菜(鹿屋体育大学)
30位山辺 美希(株式会社サガミ)
大会サイト(https://wcs-enoshima.jp/) 全体成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/results?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5) レーストラッキング(https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com)大会2日目
スタート時刻が1時間遅くなり、49erFXが12時、他クラスは13時からのレースとなりました。北東から吹く15ノット前後の風の中でのレースで、今日も日本勢は頑張りました。
470男子は岡田・外薗組が1-2とすこぶる安定した走りで1位をキープしています。「大学時代に練習でよく走っていたエリアなので得意な場所です。もう少し岸に寄るとまずいかもしれませんが、今日の場所なら大丈夫です」(岡田)
49erの高橋・小泉組、今日の3レースを「Good, bad, good」といった本人の評価でした。最終レースはトップをとり、上位に対してのスピードもよくなってきましたが、岸に近いエリアでのレースで良い風が掴めました。「Everyday, improving!」です。
470女子は吉田・吉岡組が3位に上がってきました。しかし、上位陣は安定しておらず、辛抱強くレースをしています。
江の島ハーバーは出艇した時と帰着した後は大賑わいです。2年後のオリンピックを目指して、選手だけでなく、運営メンバーにも活気が出てきました。日本選手もレースごとに前を走り、頑張っています。
Report by 斎籐愛子
日本人選手の成績
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
1位岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
3位磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
4位高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
7位土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
11位市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
22位河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
28位出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
32位小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
3位吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
15位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
16位林 優季・西代 周(明海大学・職)
18位田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
19位藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
20位國米 創(オプテックジャパン株式会社)
21位西尾 勇輝(和歌山医大)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
38位瀬川 和正(米子産業体育館)
40位北村 勇一朗(サコス株式会社)
45位南里 研二(百五銀行)
52位樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
28位土居 愛実(アビームコンサルタント)
44位冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
49位多田 桃子(三重トヨタ自動車)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
7位高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
21位古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
16位波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
17位山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
23位原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
14位梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
16位飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
18位村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
23位深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
24位富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
33位池田 健星(明治大学・KAYA)
39位倉持 大也(福井県スポーツ協会)
40位尾川 潤(島精機製作所)
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
15位伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
18位須長 由季(ミキハウス)
21位大西 富士子(ホマレ電池)
22位新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
25位小嶺 恵美(愛媛県競技力向上対策本部・ジェイウィルコーポレーション)
26位松浦 花咲実(同志社大学)
27位原 百花(セイレイ興産)
29位山辺 美希(株式会社サガミ)
30位渡辺 純菜(鹿屋体育大学)
大会サイト(https://wcs-enoshima.jp/) 全体成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/results?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5) レーストラッキング(https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com)大会1日目
今日から秋になりました。
昨日までの南からの海風と波は姿を消してしまい、北から北東の陸風で、30度超えの気温はどこへやら……といった涼しいコンディションでのレースとなりました。
江の島から一番遠いエリアの「葉山」エリアでの470男女は、普段練習している場所からは離れています。
しかし、今日2レースを終えてトップに立った男子の岡田・外薗組ですが、スキッパーの岡田が学生時代に葉山でのレースに頻繁に参加していたため、他の選手よりは陸の風景を見慣れているという利点がありました。
女子の吉田・吉岡組は第1レースではガストが入るサイドに行けずに出遅れてしまいましたが、第2レースではしっかりとトップでフィニッシュし、貫禄を見せました。世界チャンピオンになるとメインセールに貼り付ける470のロゴに金色を使うことが許されます。今大会の吉田・吉岡組は「金ロゴ」です。
「鎌倉」エリアでは11時スタートで49er男子、3レースを終えた後からFX女子が時間差でレースをしました。沖の「相模」エリアにはフィン、「藤沢」エリアはレーザーとラジアルのレースが行われていました。もっとも近い「江の島」エリアは風が乱れて選手は苦労したと思います。
エリア名を聞いてレース海面の特徴が思い浮かぶようになるまで、選手たちにはもう少し時間が必要です。全エリアが江の島寄りになると、往復の時間が短縮できて選手たちにとってはありがたいなと思いました。
「逗子」エリアでレースをしたナクラですが、20ノット近いガストが吹く時間帯や20度くらいの風のシフトがあり、難しいレースになりました。リオ金メダリストのランゲ選手は体調を崩しており、イギリスのサクストン組もクルーが肩を負傷、日本の深沢・田中組も田中が体調を崩してレースに出ませんでした。第3レースのフィニッシュでは2艇が激突しそうになったり、他にもスピードが速くニアミスかと思われるシーンもありました。しかし、相模湾でフォイリングナクラのレースが行われるのは初めてのことで、見応えがありました。ダウンウインドは飛んでいます。
初日の各エリアのレースは無事に終了し、準備をしてきたレース運営メンバーもほっとしたと思います。改善点はありますが、それは明日にトライしてほしいと思います。選手にとって初日のポイントはあまり関係ないので、明日からの課題と目標を整理してほしいと思います。470男子は接戦が最初から最後まで続くと思われますので、いつもの調子で最後まで……といった姿勢が大切でしょう。
Report by 斎籐愛子
日本人選手の成績
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
1位岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
2位市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
4位磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
6位高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
11位土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
28位河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
31位小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
31位出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
5位吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
16位林 優季・西代 周(明海大学・職)
17位田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
18位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
19位藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
20位西尾 勇輝(和歌山医大)
21位國米 創(オプテックジャパン株式会社)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
29位瀬川 和正(米子産業体育館)
49位南里 研二(百五銀行)
52位樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
57位北村 勇一朗(サコス株式会社)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
29位土居 愛実(アビームコンサルタント)
47位多田 桃子(三重トヨタ自動車)
48位冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
11位高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
26位古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
14位山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
16位波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
20位原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
15位梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
17位飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
18位村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
23位深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
22位富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
27位池田 健星(明治大学・KAYA)
38位尾川 潤(島精機製作所)
39位倉持 大也(福井県スポーツ協会)
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
11位伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
15位須長 由季(ミキハウス)
18位新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
24位大西 富士子(ホマレ電池)
25位松浦 花咲実(同志社大学)
27位原 百花(セイレイ興産)
大会サイト(https://wcs-enoshima.jp/) 全体成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/results?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5) レーストラッキング(https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com)44カ国、334艇、464人の選手が参加
セーリングワールドカップの2019年シリーズが、9月11日から神奈川県の江の島で始まります。
同シリーズは江の島が第1戦となり、2019年1月のマイアミ大会(アメリカ)が第2戦、4月のジェノア大会(イタリア)が第3戦と続き、その3大会での上位20艇だけが集まって開催するファイナルが6月にマルセイユ(フランス)で開催されます。江の島には44カ国から334艇、464人の選手が集まりました。日本からは44艇、65人が参加します。
開催地:江の島・日本
日程:2018年9月9日~月16日
日本の参加艇
470級 男子【8艇参加/18カ国/32艇参加】
磯崎 哲也(エスピーネットワーク)・高柳 彬(日本経済大学)
岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
出道 耕輔(若狭高校・職)・中川 大河(福井県スポーツ協会)
小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)
河合 龍太郎・中澤 太郎(三井住友海上火災保険)
470級 女子【4艇参加/15カ国/23艇参加】
吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
田中 美紗樹(早稲田大学)・野田 乙心(日本経済大学)
林 優季・西代 周(明海大学・職)
フィン級 男子【3艇参加/13カ国/21艇】
西尾 勇輝(和歌山医大)
國米 創(オプテックジャパン株式会社)
藤村 裕二(サニーサイドマリーナ)
レーザー級 男子【4艇参加/33カ国/59艇】
瀬川 和正(米子産業体育館)
南里 研二(百五銀行)
北村 勇一朗(サコス株式会社)
樋口 碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
レーザーラジアル級 女子【3艇参加/30カ国/54艇】
土居 愛実(アビームコンサルタント)
冨部 柚三子(富山県スポーツ協会)
多田 桃子(三重トヨタ自動車)
49er 男子【2艇参加/16カ国/27艇参加】
高橋 稜(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)
古谷 信玄・八山 慎司(エス・ピー・ネットワーク)
49erFX 女子【3艇参加/15カ国/24艇参加】
波多江 慶・板倉 広佳(豊田自動織機)
原田 小夜子・永松 瀬羅(豊田自動織機)
山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)
Nacra17 男女混合【4艇参加/15カ国/25艇参加】
飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)
村山 仁美(立教大学)・渡部 雄輝(NPO法人ツネイシ・スポーツアクト)
深沢 瑛理・田中 航輝(富士通株式会社)
RS:X 男子【4艇参加/16カ国/40艇参加】
富澤 慎(トヨタ自動車東日本)
池田 健星(明治大学・KAYA)
倉持 大也(福井県スポーツ協会)
尾川 潤(島精機製作所
RS:X 女子【9艇参加/11カ国/30艇参加】
小嶺 恵美(愛媛県競技力向上対策本部・ジェイウィルコーポレーション)
須長 由季(ミキハウス)
伊勢田 愛(福井県スポーツ協会)
大西 富士子(ホマレ電池)
新嶋 莉奈(慶応義塾大学)
松浦 花咲実(同志社大学)
原 百花(セイレイ興産)
山辺 美希(株式会社サガミ)
渡辺 純菜(鹿屋体育大学)
8月12日に世界選手権が終わって後、インドネシアでのアジア大会に参加した日本の選手たちは疲れがたまってはいますが、夏から秋へ季節が移り変わり暑さの和らいだ中でのレースとなり、新たな意気込みで本レースに臨みます。
本大会はオリンピック本番のレースを想定したエリアでのテストイベントを兼ねており、江の島から三浦半島の長者が崎方面まで、6エリアを使ってレースが開催されます。江の島からは遠い場所もありますが、16日まで、毎日レース艇が相模湾を走り回ります。
エントリ―は以下からご覧ください。
https://www.manage2sail.com/en-US/event/1ab2e511-333f-4dff-a347-21d30bfd0062#!/entries?classId=57b4c120-18dc-4632-b307-f024d03aa2b5本番へのカウントダウン
9日は新江の島水族館で開会式が開催され、選手、コーチ、来賓、スタッフなど約500人が参加しました。
10日は受付けと計測日でした。
ワールドカップは大会側が参加全艇を計測するのではなく、受付けを終えた後、ピックアップ艇が任意に指名され、大会前日に計測となります。期間中はテクニカルのコミッティー・スタッフがいつでもスポット計測をします。計測委員長のディミトリスはボートパークをうろうろ歩きながら、全クラスのレース艇を対象にスポットで確認をするという方法をとっています。
今大会は東京五輪のテストも兼ねています。各国の取り組みも、五輪本番をどう戦うか、どう準備するかなどの情報収集に余念がなく、本番へのカウントダウンが始まりました。予選がなく、最初から最後まで1グループでのレースとなります。レースのトラッキング https://wcs2019-enoshima.sapsailing.com を見ながら皆さん、応援をよろしくお願いします。
Report by 斎籐愛子
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