最終日は10時過ぎから5クラスのメダルレースが行われました。
途中弱まりながら変化する風を逃さないようにエリアをCからBへ、さらに左へと移動しながら無事に終了することができました。日本選手は470男子とラジアル女子の2種目がメダルレースに残り、470男子の岡田・外薗組、ラジアルの土居選手がそれぞれトップフィニッシュを果たし、順位をあげて大会を終えました。

微風シリーズといえる大会で、この時期のジェノアは吹かないという予想どおりノコンディションでした。普段は上位で顔を見かけない選手が多数メダルレースへ進出していました。
レース数こそこなしたように見えますが、途中でN旗が上がったり、あるいは同じ状況で続行したりと、少しポリシーにかけた運営でもありました。2020年以降のワールドカップがどのようになるのか、来月のミッドイヤー会議で素案がでてきますが、今のままでは厳しい状況です。
最終日にはほとんどの選手が帰宅してしまい、イースターの中日の日曜日に決勝レースをしても、観客を動員できるわけがありません。スケジュール、フォーマットは今後の課題です。

パルマにつづく連戦で、疲れが見えてきた選手達ですが、一度帰国してから、それぞれのクラスでの欧州選手権へと進んでいきます。ナクラ、49er、FX、ラジアル女子は五輪代表選考の指定大会になります。引き続き、応援いただけますよう、よろしくお願いいたします。

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大会サイト(https://www.wcsgenova.com/)
大会成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/3da4c9de-e26e-4671-bb00-885c79a4cd47#!/results?classId=681a89b8-b15a-4932-b826-14252e4928fb)

左上にあるクラスを選択してください。

成 績

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】

1位Jonatan Vadnai (HUN)

2位Pavlos Kontides (CYP)

3位Andrew Lewis (TTO)

29位瀬川和正(米子産業体育館)
12-4-30-18-38-11-(49)

31位南里研二(百五銀行)
19-5-3-(42)-28-26-33

85位鈴木義弘(早稲田大学)
31-21-42-39-(BFD)-8-47-37

101位北村勇一朗(サコス株式会社)
38-39-(50)-49-36-41-39-36

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】決勝2グループ/本日2レース

1位Anne-Marie Rindom (DEN)

2位Dongshuang Zhang (CHN)

3位Maud Jayet (SUI)

7位土居愛実(アビームコンサルタント)
9-5-(14)-1-11-11-M1

15位冨部柚三子(福井県スポーツ協会)
8-14-7-(25)-18-10

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ

1位Anne-Marie Rindom (DEN)

2位Dongshuang Zhang (CHN)

3位Maud Jayet (SUI)

4位岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)
26-3-1-(29)-23STP-17-M1

6位市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)
2-(BFD)-23-18-14-10-M4

8位土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)
4-5-10-34-6-(39)-M9

23位高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
21-(35)-11-9-26-19

31位小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)
19-4-(40)-30-32-31

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ

11位吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)
20-20-15-4-3-(26)

21位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
15-(31)-21-13-16-19

33位林 優季・西代 周(明海大学・職)
21-27-25-31-28-(34)

Finn級 男子【日本参加なし/10カ国/20艇】

1位Jorge Zarif (BRA)

2位Alex Muscat (ESP)

3位Joan Cardona Mendez (ESP)

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】

1位Gilmour / Gilmour (AUS)

2位McHardie / McKenzie (NZL)

3位Burling / Tuke (NZL)

28位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-19-(23)-10-16-20-22-12-21

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】

1位Aanholt / Jongens (NED)

2位Omari / Distefand (ITA)

3位Roble / Shea (USA)

38位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9-18-21-17-6-(UFD)-4-13

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】

1位Martinez de Lizarduy / Maslivets (ESP)

2位Saxton / Boniface (GBR)

3位Lange / Carranza Saroli (ARG)

21位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)
(UFD)-11-11-6-16-8-3

30位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)
11-9-19-(20)-17-13-4

▲メダルレースに残った10艇は指定時間にピットインレーンに入り、インスペクションを受けます
▲SAPのGPSは2個。オンボードカメラをつける艇、ダミーカメラを付ける艇があります
▲インスペクションが終わると、D旗があがるのを待つのみ
▲海上にはメディカルボートが赤十字の旗をつけて出ています。1人はウエットスーツ着用で飛び込む準備をしています
▲岡田艇はメダルレースでトップフィニッシュ
▲1位でフィニッシュして総合4位まであがった岡田・外薗組
▲フィニッシュした後に順位の確定を見に行く岡田艇と市野艇
▲470男子はX旗があがり、オーストラリアのベルチャ―がリコールでした
▲スタート後、しばらくするとアンパイアからリコールでの失格を告げられます
▲ニュージーランドのSnow-Hansen・Wilcox組が優勝。49erコーチのHamish Wilcoxの息子です
▲ラジアルのスタートは7艇が下エンドに集中
▲土居選手は難しい微風レースでトップを死守
▲トップでフィニッシュし、笑顔で水を飲む土居選手
▲航路は素早く横断することという運営ですが、エリア移動で追従する470がコンテナ船とミートし汽笛が鳴っていました
▲室内保管ですが、出入口では470のマストが引っかかってしまい、斜めにして出します
▲船台によってはフォアステーゆるめて倒すだけでもいけます
▲ピットレーンに集まるレース艇、女子が先のスタートでした
▲最終日は撤収作業も始まっており、クレーンの代わりにユニック付きトラックが活躍しました

今日も10時スタートで早くから海へ出ました。470は男子がスタートしてアウターループをダウンウインドで降りてくる途中でN旗が揚がり、南へ回るのを待って仕切り直しとなりました。レーザーは陸風が残っていた沖へ移動してスタートする予定でしたが、風がなくなり、海風を待つ間に元のエリアへ戻りました。

12時を過ぎた頃から南からの海風が入り、A、Bともに2レースを完了。3レース目になると途中から風が落ちて陸風に戻り始めたため、その時点でレースが中止となり、大会のオープニングシリーズも終了しました。

トップ10でメダルレースに残ったのはレーザーラジアル級の土居選手(8位)、470男子の土居・木村組(5位)、市野・長谷川組(8位)、岡田・外薗組(10位)の4艇となります。470級女子の吉田・吉岡組は1点差で11位となり、今回はメダルレースへの進出を逃しました。

470級女子のブラジルは北京五輪の銅メダリストですが、軽風でのスピードが良く、今回も8点という圧倒的な強さを見せて、2位に28点差をつけ、メダルレースの結果を待たずに優勝を決めています。また、ラジアル女子の中国も8点と素晴らしいスコアなのですが、2位のギリシャが12点、3位のデンマーク15点、4位のノルウェー16点と接戦です。

明日は470女子から始まり、470男子、フィン、ラジアル、レーザーという順番でのメダルレースです。風がある10時から開始です。インターネット中継がありますので、日本からもぜひ、応援をお願いします。

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成 績

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】決勝2グループ/本日ゴールドフリート1レース・シルバーフリート2レース

29位瀬川和正(米子産業体育館)
12-4-30-18-38-11-(49)

31位南里研二(百五銀行)
19-5-3-(42)-28-26-33

85位鈴木義弘(早稲田大学)
31-21-42-39-(BFD)-8-47-37

101位北村勇一朗(サコス株式会社)
38-39-(50)-49-36-41-39-36

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】決勝2グループ/本日2レース

8位土居愛実(アビームコンサルタント)
9-5-(14)-1-11-11

15位冨部柚三子(福井県スポーツ協会)
8-14-7-(25)-18-10

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ/本日2レース

5位土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)
4-5-10-34-6-(39)

8位市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)
2-(BFD)-23-18-14-10

10位岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)
26-3-1-(29)-23STP-17

23位高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
21-(35)-11-9-26-19

31位小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)
19-4-(40)-30-32-31

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ/本日3レース

11位吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)
20-20-15-4-3-(26)

21位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
15-(31)-21-13-16-19

33位林 優季・西代 周(明海大学・職)
21-27-25-31-28-(34)

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】

1位Gilmour / Gilmour (AUS)

2位McHardie / McKenzie (NZL)

3位Burling / Tuke (NZL)

28位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-19-(23)-10-16-20-22-12-21

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】

1位Aanholt / Jongens (NED)

2位Omari / Distefand (ITA)

3位Roble / Shea (USA)

38位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9-18-21-17-6-(UFD)-4-13

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】

1位Martinez de Lizarduy / Maslivets (ESP)

2位Saxton / Boniface (GBR)

3位Lange / Carranza Saroli (ARG)

21位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)
(UFD)-11-11-6-16-8-3

30位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)
11-9-19-(20)-17-13-4

▲男子470、240度、6〜7ノットの風でスタート
▲女子470、クリアスタート
▲470男子第5Rのアウター下マーク、土居・木村組5位で回航
▲470男子、土居・木村組、6位でフィニッシュ
▲470女子吉田・吉岡組、3位フィニッシュ
▲圧倒的に強いブラジル
▲レーザーの瀬川和正選手
▲レース後のミーティング。鈴木義弘選手(左)と飯島洋一コーチ

スタート時刻を1時間早めて10時からレースを始めました。どの海面も南西からの風が安定して7ノット前後まで強まり、8ノットを超える場所もありました。予定していた3~4レースを完了し、49er、FX、ナクラは明日、メダルレースになります。470男女、レーザー、ラジアル、フィンは明日もオープニングシリーズを行い、日曜日がメダルレースです。

ナクラ、FX、49erは今日4レースを行いました。残念ながらメダルレースへ進む艇はありませんが、49erの高橋・小泉組はゴールドフリートに残り、28位で大会を終えました。

今日のナクラの海面は風にムラがあり、フォイリングできるところとできないところがありました。順位を安定させることが難しいコンディションでした。

レーザーとラジアルは1海面で4グループが次から次へとレースを続けましたが、大きなトラブルもなく、予定していた全レースを終了しました。ラジアルの土居選手はR4でトップをとり、総合も8位に上がりました。明日も3レースを予定しており、今日と同様に運営を進める予定です。

470は男女ともに3レースを行い、男子は土居・木村組が2位、岡田・外薗組が5位に上がってきました。明日も3レースを予定、まだまだ接戦が続きます。

ジェノアは来年の大会が欧州の五輪国枠予選になると発表されています。レース数はこなしていますが、常に風が弱く、レースができるタイミングを探している状況でした。明日は最初の3種目がメダルレースとなります。

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成 績

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】予選2グループ/本日3レース

23位瀬川和正(米子産業体育館)
12-4-30-18-(38)-11

26位南里研二(百五銀行)
19-5-3-(42)-28-26

72位鈴木義弘(早稲田大学)
31-21-42-39-(BFD)-8

97位北村勇一朗(サコス株式会社)
38-39-(50)-49-36-41

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】予選2グループ/本日3レース

8位土居愛実(アビームコンサルタント)
9-5-(14)-1

20位冨部柚三子(福井県スポーツ協会)
8-14-7-(25)

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】予選2グループ/本日4レース

28位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-19-(23)-10-16-20-22-12-21

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】予選2グループ/本日2レース

38位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9-18-21-17-6-(UFD)-4-13

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】予選2グループ/本日4レース

21位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)
(UFD)-11-11-6-16-8-3

30位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)
11-9-19-(20)-17-13-4

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ/本日2レース

2位土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)
4-5-10-(36)

5位岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)
26-3-1-(31)

12位高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
21-(35)-11-10

13位市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)
2-(BFD)-23-19

24位小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)
19-4-(40)-32

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ/本日3レース

15位吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)
(20)-20-15-4

25位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
15-(31)-21-13

31位林 優季・西代 周(明海大学・職)
21-27-25-(31)

▲朝10時のスタートへ向けて9時前にD旗があがりました
▲ラジアル女子の土居選手の出艇。混雑する中、出艇もたいへんです
▲470女子の吉田・吉岡組、アウターの下マーク回航
▲470男子、AP旗が上がる
▲470男子1R目、3位岡田・外薗組、4位小泉・松尾組、5位土居・木村組
▲470男子2R目、岡田・外薗組トップフィニッシュ
▲470女子3R目、吉田・吉岡組4位でフィニッシュ
▲470男子2R目、市野・長谷川組のBFDを告げるボード
▲49erは決勝終了。高橋・小泉組はゴールドフリート暫定28位
▲レーザーの南里選手
▲レーザーの瀬川選手
▲6~7ノットの風を走る49erFXの山崎・高野組
▲ナクラ17の梶本・川田組
▲ナクラ17の飯束・畑山組
▲栄養サポートで武田さんが帯同。市場で野菜を吟味しています
▲チキンカツの下ごしらえ。総量2.5kgのチキンです

風向が西からになり、弱いながらも朝から4ノット前後の風が吹いていました。定刻にレーザーから順番に海上へ出て、スタート時刻は若干遅れたものもありますが、やっとレースができました。

レーザーは2レースを行いましたが、R2で瀬川4位、南里5位と上位を走ることができました。南里はR3でも3位をとり、総合で7位に上がりました。明日は今日の最終レースができなかったグループが最初に1レースを行い、その後、新グループで3レースを行う予定です。

49erとFXは今日で予選を終え、明日からはゴールド、シルバーに分かれての決勝グループになります。

470は男女ともに1レースしかできませんでした。スタートは行うものの、ゼネリコになったりしている間に風がなくなってしまいました。

ナクラは飯束組が中国に下ゲートでのケースでプロテストを出し、その結果、中国が失格になりました。ナクラは明日も予選レースを続けます。

明日の予報は午前中に風があるということなので、スタートは10時に早まりました。早起きする分、風が残ることを期待します。

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成 績

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】予選2グループ/本日2レース

7位南里研二(百五銀行)
(19)-5-3

18位瀬川和正(米子産業体育館)
12-4-(30)

66位鈴木義弘(早稲田大学)
31-21-(42)

90位北村勇一朗(サコス株式会社)
38-39-(50)

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】予選2グループ/本日レースできず

15位冨部柚三子(福井県スポーツ協会)
8

17位土居愛実(アビームコンサルタント)
9

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】予選2グループ/本日3レース

29位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-19-(23)-10-16

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】予選2グループ/本日2レース

38位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9-18-(21)-17

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】予選2グループ/本日2レース

26位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)
11-9-(19)

30位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)
(UFD)-11-11

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ/本日2レース

2位市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)
2

4位土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)
4

19位小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)
19

21位高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
21

26位岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)
26

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ/本日1レース

15位宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)
15

20位吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)
20

21位林 優季・西代 周(明海大学・職)
21

▲D旗とともにレーザーとフィンが続々と出艇していきます
▲ナクラと49erは回答旗
▲49er高橋・小泉の3R目のスタート。風は3~5ノット
▲49erの3R目のフィニッシュ
▲49erの2R目の上マーク回航
▲49erの高橋・小泉、10位でフィニッシュ
▲ナクラのブルー、1レースが終了
▲レーザーの2R目で瀬川4位、南里5位
▲この日5-3と走ったレーザーの南里
▲ナクラの飯束・畑山組

今日も風が弱く、あまりレースができませんでした。11時スタート予定だったクラスが海へ出たのが12時前、ラジアル女子が1レース、49erのブルーグループが1レースを消化しました。470、レーザーは海上に出ましたが、結局レースはできませんでした。

▲1列をなして出艇していく49er男子

明日も弱い風の予報です。ジェノアは地中海の中で唯一風が吹かない場所といわれています。夏は海風が心地よく吹くのですが、この時期は難しいそうです。弱くてもいいから、せめてレースができるくらいは吹いてほしいとみんなが願っています。

明日はナクラが10時45分からの予定です。クラスによって出艇時間をずらすための処置だと思います。

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成 績

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】予選2グループ/レースできず

23位瀬川和正(米子産業体育館)
12

37位南里研二(百五銀行)
19

61位北村勇一朗(サコス株式会社)
31

75位鈴木義弘(早稲田大学)
38

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】予選2グループ/本日1レース

15位冨部柚三子(福井県スポーツ協会)
8

17位土居愛実(アビームコンサルタント)
9

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】予選2グループ/ブルーのみ1レース

12位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-19

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】予選2グループ/レースできず

27位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9-18

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】予選2グループ/レースできず

21位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)

40位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ/レースできず

岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)

土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)

市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)

高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)

小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ/レースできず

吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)

宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)

林 優季・西代 周(明海大学・職)

▲470男女も海上へ出ることになりました
▲何とか走っているナクラ17級
▲風がなくて海上待機の49er
▲スタートしたものの途中で中止となった470女子

イタリアのジェノアは風が弱い日が多いのですが、今週に入り、その風がストップしてしまいました。朝、山から下りてくる冷たい風は日が昇ると徐々に弱くなり、今日の午前中は風待ちの陸上待機となりました。12時半を過ぎてFX、レーザーが出艇し、レーザーは何とか1レースをこなし、FXはブルーのみ1レースです。その後、ラジアルが出艇しましたが、レースはできませんでした。49er、470男女、ナクラ、フィンは16時30分を回る頃に本日の中止が決まりました。

今日はNotice 14にて指定された場所に係留しなかったコーチボートや関係する選手が集められ、SIの違反であるヒアリングがありました。確かにその旨はSIに記載されていますが、今大会はハーバーの見取り図が毎日変更になり、置き場は日々変更され、何が起こっているのか全くわかない中で、コーチだけが厳しい処罰を受けるのはおかしいと反論が出ました。風がなくて、コーチボートの曳航がなければレース運営ができないのに、待遇がひどすぎないかという意見が多かったのです。今回は厳重注意で終わりました。

明日も風が弱いとの予報です。仕方ありません、ここはジェノアです。

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成績

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】予選2グループ/本日1レース

23位瀬川和正(米子産業体育館)
12

37位南里研二(百五銀行)
19

61位北村勇一朗(サコス株式会社)
31

75位鈴木義弘(早稲田大学)
38

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】予選2グループ/レースできず

土居愛実(アビームコンサルタント)

冨部柚三子(福井県スポーツ協会)

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】予選2グループ/レースできず

12位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-12

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】予選2グループ/ブルーのみ1レース

27位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9-18

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】予選2グループ/レースできず

21位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)

40位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ/レースできず

岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)

土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)

市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)

高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)

小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ/レースできず

吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)

宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)

林 優季・西代 周(明海大学・職)

▲1レースだけできたFXブルーフリート
▲FXの山崎・高野組はブルーフリートでした
▲フラグポールに旗が上がりますが、運営にミスが多くて常に不安です
▲レーザーも1レースできました
▲シニアデビューを飾った鈴木義弘選手。周囲が速いという厳しい現実を味わっています
▲飲料水の給水スポット

49er男子、FX女子、ナクラ17の3クラスの予選シリーズがスタートしました。
470男女はDay Zeroのピックアップ計測で吉田・吉岡組、岡田・外薗組、土居愛実選手が計測を受けました。

49erの高橋・小泉組はR1でスマートなレースを展開し、3位をとりました。R2はスタートがよくなく、風が弱かったこともあり順位を上げるのが難しいレースとなってしまいました。FX女子は午後からのレースでしたが、弱まる風で2レースを終えました。

ナクラはイエローグループが2レース、ブルーが1レースしかできず、明日は同じグループで4レースを予定しています。

18時から、市街地中心のフェラーリ広場で開会式が行われ、スピーチと選手行進、イタリア国旗掲揚に続いて開会宣言があり、ワールドカップが正式にスタートしました。
風が弱い予報が出ているジェノアです。しかもスロープが仮設の浮き桟橋式なので、出艇の際は大混雑が予想されます。

明日から全クラスがスタートします。

大会サイト(https://www.wcsgenova.com/)
大会成績(https://www.manage2sail.com/en-US/event/3da4c9de-e26e-4671-bb00-885c79a4cd47#!/results?classId=681a89b8-b15a-4932-b826-14252e4928fb)

左上にあるクラスを選択してください。

成績

49er級 男子【1艇参加/26カ国/65艇】予選2グループ

12位高橋稜(レオ)(Auckland University)・小泉維吹(早稲田大学)
3-12

49erFX級 女子【1艇参加/24カ国/50艇】予選2グループ

27位山崎アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野芹奈(ノエビア・関西大学)
17-9

Nacra17級 男女混合【2艇参加/25カ国/45艇】予選2グループ

21位飯束潮吹・畑山絵里(エス・ピー・ネットワーク)

40位梶本和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田貴章(ミキハウス)

以下のクラスは明日からレースが始まります。

470級 男子【5艇参加/23カ国/44艇】1グループ

岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道株式会社)

土居一斗・木村直矢(アビームコンサルティング)

市野直毅(島精機製作所)・長谷川孝(横浜ゴムMBジャパン)

高山大智・今村公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)

小泉颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾虎太郎(早稲田大学)

470級 女子【3艇参加/19カ国/35艇】1グループ

吉田愛・吉岡美帆(ベネッセホールディングス)

宇田川 真乃・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Rev’s)

林 優季・西代 周(明海大学・職)

レーザー級 男子【4艇参加/48カ国/117艇】予選2グループ

瀬川和正(米子産業体育館)

南里研二(百五銀行)

北村勇一朗(サコス株式会社)

鈴木義弘(早稲田大学)

レーザーラジアル級 女子【2艇参加/27カ国/68艇】予選2グループ

土居愛実(アビームコンサルタント)

冨部柚三子(福井県スポーツ協会)

Report & Photo by 斎籐愛子

▲ナクラと49erの出艇で大渋滞となったハーバー内
▲出艇で並ぶ49er
▲早目に並んで出艇する高橋・小泉組
▲49erの高橋・小泉
▲初日を迎えた49erの高橋・小泉は3位でフィニッシュ
▲49erの初日は2レースで終了。風が弱く、混戦の上マーク回航
▲ピックアップ計測を受ける470級の岡田・外薗組
▲室内に保管されるレーザー、ラジアルクラス
▲開会式は巨大な噴水があるフェラーリ広場で開催
▲各国代表選手が行進する開会式
▲日本チームの面々。若手女子470チームと北村、南里のレーザー男子
▲ナクラの梶本・川田組
▲ナクラの飯束・畑山組

2018年9月に江の島で始まったSailing World Cup 2019シリーズは、第2戦のマイアミに続き欧州へ場所を移して、第3戦ジェノア大会を迎えました。昨年まではフランス・イエールで開催されていましたが、2019年、20年はジェノア開催となりました。

開催地:イタリア・ジェノア
日程:2019年4月14日~21日
4月14日 受付け
4月15日 49er, FX, Nacra 17 レース初日予選シリーズ、
他のクラスはインスペクション市内フェラーリ広場にて開会式
4月16日~19日 5海面に分かれて全種目レース
4月20日 49er、FX、Nacra 17 メダルレース、他のクラスはオープニングシリーズ
4月21日 470男女、レーザー、ラジアル、フィン メダルレース

日本の参加艇【18艇/30人】

470級 男子【日本から5艇参加】
岡田 奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗 潤平(九州旅客鉄道株式会社)
土居 一斗・木村 直矢(アビームコンサルティング)
市野 直毅(島精機製作所)・長谷川 孝(横浜ゴムMBジャパン)
高山 大智・今村 公彦(Yamaha Sailing Team Rev’s)
小泉 颯作(トヨタ自動車東日本)・松尾 虎太郎(早稲田大学)

470級 女子【日本から3艇参加】
吉田 愛・吉岡 美帆(ベネッセホールディングス)
宇田川 真乃(Yamaha Sailing Revs)・工藤 彩乃(Yamaha Sailing Team Revs・日本大学)
林 優季・西代 周(明海大学 職)

レーザー級 男子【日本から4艇参加】
瀬川 和正(米子産業体育館)
南里 研二(百五銀行)
北村 勇一朗(サコス株式会社)
鈴木 義弘(早稲田大学)

レーザーラジアル級 女子【日本から2艇参加】
土居 愛実(アビームコンサルティング)
冨部 柚三子(福井県スポーツ協会)

49er級 男子【日本から1艇参加】
高橋 稜(レオ)(Auckland University)・小泉 維吹(早稲田大学)

49erFX級 女子【日本から1艇参加】
山崎 アンナ(ノエビア・日本体育大学)・高野 芹奈(ノエビア・関西大学)

Nacra17級 男女混合【日本から2艇参加】
飯束 潮吹・畑山 絵里(エス・ピー・ネットワーク)
梶本 和歌子(橋本総業ホールディングス株式会社)・川田 貴章(ミキハウス)

サポートスタッフ
中村健次・齋藤愛子・中村健一・飯島洋一・中村昭仁(オリンピック強化委員会)・武田哲子(栄養)・玉城佑(トレーナー)

チームコーチ・スタッフ
関一人・鈴木國央・飛内明彦・仲川登・飛内よし子(栄養)・水野元晴(トレーナー)・吉田雄悟・松永鉄也・Arthur Brett・宮川惠子・Anton Paz

大会サイト(https://www.wcsgenova.com/)
大会エントリー・ノーティス等(https://www.manage2sail.com/en-US/event/cb020d78-c90b-40c3-ae32-a15882df1bdd#!/)

本大会はエントリーがオープンになり、49er、FX、ナクラ、レーザーは予選シリーズと決勝があります。5海面に分かれてのレースで、1海面を複数のクラスでシェアすることになり、時間差でレースが進行する予定が組まれています。

49er、FX、ナクラはDay Zeroからレースが始まります。
レーザー、ラジアル、フィン、470男女はいつものSWCと同様Day zeroはピックアップ計測があり、Day 1からレースが始まります。

RS:X男女は4月13日までスペイン・パルマで欧州選手権が開催されており、エントリーがごく少数だったために、中止になりました。その結果、本大会は8種目で競われます。

日本は470男女、49er、FX、ナクラ、レーザー、ラジアルの7種目、18艇、30人が参加します。本大会は代表選考レースには含まれていません。

大会はジェノアの中心に近いFiera Internazionaleの敷地とマリーナをベースに開催されます。展示場室内でボートを保管するという珍しパターンで、仮設の桟橋を使っての大会となります。
一般市民も入って来られるお祭り的な雰囲気の会場ですが、レース艇の上げ下ろしがどうなるのか、航路を横断してレース海面へ行くことがあり安全面などが不安で、心配の種はつきません。

明日から4月21日まで、日本選手の活躍を応援よろしくお願いします。

Report & Photo by 斎籐愛子

▲ワールドカップ始まって以来初のインドア保管スペース
▲スロープは狭く、出しにそうなレーザー
▲ワールドセーリングの大会ロゴとスポンサーのヘンペルのスローガン
▲風が強くなったらどうなることやらと心配するほどに狭いスロープ
▲バウナンバーノステッカーを貼る南里、北村の両選手
▲ナクラの艇重量を自分たちでチェックするイギリスチーム
▲伊藤超短波の機械はパルマからジェノアへ引き継がれて、玉城トレーナーがサポートハウスで選手のケアに使用しています