2020年東京オリンピックのセーリング、49erFX級代表に、山崎アンナ・髙野芹奈組が12月8日、内定しました。
山崎・髙野組は8日に終了した49erFX級世界選手権(ニュージーランド・オークランド)で20位に入り、日本セーリング連盟が定めた規定をクリア。五輪代表に選考されました。今後、同連盟理事会の承認を経て、日本オリンピック委員会(JOC)に推薦され、JOCの承認により、正式決定となります。

山崎・髙野組は12月10日、成田空港に帰国した後、空港内で記者会見に臨みました。集まった報道陣は新聞10社、テレビ5社の計15社、23人。終始笑顔で取材に応じたスキッパーの山崎は「五輪出場権を獲得できたのはすごくうれしい。ゴールドフリートで初めてレースをしたので、新たな課題も見つかっていい大会でした」と振り返り、クルーの髙野は「まずはほっとしています。この一年で一番大事にしていた大会だったので、それに向けて準備していたものを出しきったし、形に残せたのがうれしい」と語りました。

山崎は初めてのオリンピック出場、髙野は2016年リオデジャネイロに続く2度目の五輪となります。
山崎は「メダルレースに出ることが目標。五輪までしっかり練習して準備していきたい」と決意を述べ、髙野は「まずは一つステップをクリアした。細かいことを確実にできるように準備していきたい」と意気込みを語りました。

Report & Photo by オリンピック強化委員会 広報