2021年3月25日、「日本セーリング連盟との強化拠点化に向けた連携協定締結式」が沖縄県庁で行なわれました。
締結式には河野博文JSAF 会長、玉城デニー沖縄県知事、宮里哲座間味村長が参加し協定書へ署名しました。

本土の11月〜2月の平均気温は最高10度・最低4度と寒く練習時間も制限されますが、沖縄は本土より気温が10度以上も暖かいため海上練習の時間が多く取れます。トレーニングによる故障も少なく、高いモチベーションで練習に取り組める環境であることから、JSAFオリンピック強化委員会は2017年2月に座間味村強化合宿をスタートし、2021年1月まで継続してきました。
一方、沖縄県と座間味村はこの冬季合宿をさらに定着させ、県内のスポーツ振興や青少年育成につなげたいと期待しています。オリンピックに向けた強化の一環として、座間味村をはじめ離島を含む沖縄県内海域をセーリング強化の拠点とすべく、両者の協力態勢がスタートすることとなりました。

▲協定書締結後の(左から)河野JSAF 会長、玉城デニー沖縄県知事、宮里哲座間味村長の各氏