大会5日目 最終日

大会4日目が終了した時点で、420男子が3位メダル獲得まで8ポイント差の4位、29er男子は8位入賞まで2ポイント差の9位、ILCA6男子は8位まで同ポイントで9位なので8位のアメリカもしくは6ポイント差のイスラエルに最終日のレースで勝てば8位以上を獲得できるという状況でした。

最終日は、風は右から入り60~80度、風速も昨日よりも強く12ノットのコンディション。420男子は、3位のドイツに抑えられて思うようなコースが取れず1上の順位を落としてしまい、その後も順位を上げられず15位でフィニッシュ、総合も5位に落ちてしまいました。ドイツは最終レース2位。上位のスペイン、イスラエルがこのレースで順位を落としたため3位だったドイツが逆転優勝をしました。

29er男子は、1上は6位で回航するも下で順位を落とし9位でフィニッシュ。8位のブラジルよりも先にフィニッシュすることができたので、総合で8位に順位を上げることができました。

ILCA6 男子は、スタート直後から同ポイントのアメリカに抑えられてタックが多くなってうまくコースが取れず、1上の順位を落としてしまいました。アメリカの選手は3位でフィニッシュしたため総合で7位。そのため7位のイスラエルを6ポイント差で追う戦いになりました。最終フリーでイスラエルとの差が広がりましたが、最終的にはイスラエルより前でフィニッシュしたものの差を縮めることができず、惜しくも総合9位であと一歩届きませんでした。しかし、いいレースでした。

2021年Youth Sailing Worldが今日で終了しました。
5日間の応援ありがとうございました。
2022年Youth Sailing Worldは、7月にオランダ・ヘイグで開催されます。

選手コメント

420 男子:池田 海人
今大会では勝つことの難しさを再認識させられました。最終日を4位で迎えたのですが、勝ちたいという緊張と大会独特のプレッシャーで終始焦って最終レースをしてしまいました。その結果、順位を落としてしまい、メダルが見えていただけにとても悔しいです。この結果を真摯に受け止め、今後悔しい思いをしないよう練習に励みたいと思います。応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

420 男子:重松 駿
初日はスタートがうまくできず上マークを2桁で回ることが多かった。二日目からはアップウインドでの乗り方を変え、ダウンウインドでの波を見る頻度を増やすことによってボートスピードを上げることができた。三日目からはスタートが良くな、りシングルでフィニッシュできるようになった。メダルが取れそうだったので悔しい気持ちはあるが、この悔しさを忘れずに練習に取り組み、来年はメダルを目指して頑張りたい。

420 女子:青山 知央
多くのご支援とご声援、ありがとうございました。まずは、420級での長い競技活動において最大の目標であった本大会に出場させていただけたこと、大変にありがたく幸せに思っております。目標だった金メダルには遠く及ばない結果になりましたが、世界のトップセーラーとのレースを通し、改善すべき多くのことを学ぶことができました。これからも世界の高みを目指し精進して参りたいと考えております。貴重な経験をありがとうございました。

420 女子:上田 凛花
今回の大会を通して世界のセーラーとの差を痛感しました。自分たちのセーリングを出し切ったのですが、世界の選手たちは技術やフィジカルだけでなく、モチベーションの高さやその高さから来る走りに対する強いこだわりが自分より強く、その小さなこだわりが積み重なって差が生まれたと感じました。これから、自分の明確な目標をもち、世界に通用するセーリングができるように練習しようと思います。応援ありがとうございました。

29er 男子:宇田川 涼太郎
初日に多くの船で練習してなかった悪いところが出たが、2日目以降はそれをうまく修正して走ることができた。最後のレースではスタートをミスしたがすぐにリカバリーすることができ、順位をすぐに上げられてBRAに勝って入賞したことがうれしかった。

29er 男子:鈴木 海翔
今大会、日本と世界とのレベルの差を感じる場面が多くありました。その中で他国の選手の良いと感じた動きを真似してみたりすることで徐々に上位に絡めるようになっていきました。今回で学んだことを様々な艇種に活かしていきたいです。

29er 女子:市橋 愛生
コースの引き方やスタート直後のスピードと角度、混雑時の自艇の場所の取り方など今回のようなレベルの高いレースに出ることでわかる新たな課題を見つけることができました。日本に帰ってそれらを中心に練習をし、海外でも堂々と前を走れる選手になりたいです。

29er 女子:後藤 凛子
初めて海外の選手と対戦してレベルの差を感じました。自分たちに足りないものは、艇数の多いレース経験と技術です。今回の経験を最大限に活かし、次の大会ではもっと戦えるように努力します。応援、よろしくお願いいたします。

ILCA6 男子:嶋倉 照晃
今大会は8位以内を目標にしてレースに挑みました。しかし結果は9位となり、目標まで一歩届かず、自分の詰めの甘さを痛感しました。しかし、久しぶりに楽しくヨットレースができました。海外選手のセーリングからは学ぶことがたくさんあり、大きく成長できたと思います。今回の経験を今後の活動に活かしていきます。応援ありがとうございました。

ILCA6 女子:山﨑 彩加
久しぶりの世界選手権、そして高校最後の大会でしたが、悔いを残すことなくレースを楽しめました。世界のトップセーラーと戦えたことは非常に良い経験になりました。たくさんの応援をありがとうございました。

Formula Kite:唐門 紘
今回の大会で、日本でできていたことができなかったり、メンタル面でやられたことがたくさんありました。上りの角度が他の選手とは全然違っていて、もっと乗り込んで乗艇姿勢やカイトの位置を改善しないとダメだと思いました。タックやジャイブだけでもロスがすごく生まれるので、どんな状況でもできるようにしないといけないと思いました。多くの速い選手の乗り方やカイトの位置などを確認できたので、日本ではまた初めから自分の乗り方を考え直したいと思いました。

Techno293 PLUS 男子:神田 俊斗
今回のユースワールドで自分は「周りを見る能力」、「ボートスピードとアングルのバランス」が弱点であることに改めて気がつくことができました。この反省を活かして今後の練習をしていきたいです。

Techno293 PLUS 女子:中村 乃々子
技術や知識、フィジカルをより高めていく必要があると思える大会でした。最後まで順位を上げていくことはできませんでしたが、多くの収穫があり、とても良い経験になりました。ありがとうございました。

【大会成績】

420 男子:

5位池田 海人・重松 駿(霞ヶ浦高等学校)
8-9-(23DSQ)-3-2-14-3-5-15

420 女子:

13位青山 知央・上田 凛花(葉山セーリング協会)
15-11-6-12-14-15-8-15-(16)

29er 男子:

8位宇田川 涼太郎・鈴木 海翔(霞ヶ浦高等学校)
(22)-18-16-7-(20)-3-2-6-3-18-6-2-9

29er 女子:

17位市橋 愛生(早稲田佐賀高等学校)・後藤 凛子(横浜市立南高等学校)
14-17-16-(18)-8-8-13-14-14-10-14-(18)-8

ILCA6 男子:

9位嶋倉 照晃(霞ヶ浦高等学校)
14-7-6-18-19-(22)-3-11-12

ILCA6 女子:

31位山﨑 彩加(東海大学附属静岡翔洋高等学校)
13-25-13-24-26-(37)-19-26-30

Formula Kite:

13位唐門 紘(大阪体育大学浪商高等学校)
12-13-12-(17 DNF)-11-13-12-13-13-13-(14)-(14)-12-13-12-12-13-13

Techno293 PLUS 男子:

14位神田 俊斗(山口県立光高等学校)
13-15-14-16-10-5-11-(18)-(18)-18-17-17-15

Techno293 PLUS 女子:

14位中村 乃々子(山口県立光高等学校)
14-13-14-13-12-13-(15)-10-14-(17)-14-14-15

大会サイト(https://www.worldsailingywc.org/news/) 大会成績(https://www.worldsailingywc.org/results/)
▲420男子 最終日
▲420男子 最終日 フィニッシュ
▲420女子 最終日①
▲420女子 最終日②
▲420女子 表彰
▲420 男子・MIX
▲29er 女子 最終日
▲29er男子 表彰
▲29er 女子 表彰
▲ILCA 男子 最終日
▲ILCA女子 最終日
▲ILCA6 男子表彰
▲ILCA6 女子表彰
▲Techno293 Puls 男子 最終日
▲Techno293 Plus 女子 最終日
▲Techno293 Plus 男子 表彰
▲Techno293 Plus 女子 表彰
▲Formula Kite 男子 最終日
▲Nacra15 表彰

Report & Photo by 宮野幹弘

日本スポーツ振興センター

この事業は、競技力向上事業助成金を受けて実施されています。

大会4日目

今日も午前中は全く風がなく、午後から風が入り始めました。昨日までとは風向が違い、60~80度 風速は4~6ノットでのレースになりました。

今日も大活躍したのは、29er男子の宇田川・鈴木組です。
1レース目は思うようにレースをすることができませんでしたが、2、3レース目では素晴らしいレースをしてくれました。
420男子の池田・重松組とILCA6 男子の嶋倉選手も良い走りをして順位を上げることができました。ILCA6のレースでは、14人がブラックフラックで失格になりました。
明日は最終日で残り1レースとなります。1つでも上に行けるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

選手コメント

Formula Kite 男子:唐門選手
今日は下有利だったので下でブランケットに入らないようにスタートすることを意識し、スタートから1上まではなんとなく集団についていけるようになりました。昨日フランス人の子に教えてもらった乗り方を試して、ようやく角度が良くなりました。下りではそれほど離されなかったものの、上りで角度はついて行けてもスピードがついていけなかった。明日は少しでもついていけるように頑張ります。

Techno293 Plus 男子:神田選手
今日は常にスピードを意識しました。まずはボードの角度を落としてスピードがついた状態でアングルを取る、セールに自分の体重を預けボードから体重を抜く、ブローが入って来たらバウを落とす、自分の角度で走る、などスピードが出る要素を大切にしてレースをしました。私はアンヒールしていることが多く、パンピングをしても下に流れてしまうことが多いので、しっかり足をボードの内側に入れ、ボードが安定したままパンピングをしたい。明日は相手艇より少しでもバウ先行し、自分のコースが引けるようにしたいです。

Techno293 Plus 女子:中村選手
今回の大会では、世界との差を痛感しました。オマーンの海面は潮が強く波があり、アングルを意識した走らせ方では全く歯がたちませんでした。海外の選手とはスタートのパンピングから大きく差を広げられました。スピードとアングルを風に合わせて調節する技術をこれから磨いていく必要があると思いました。今回、初めての世界大会で経験した多くのことを生かし、世界に通用するヨットレースができるように練習します。

【大会成績】

420 男子:

4位池田 海人・重松 駿(霞ヶ浦高等学校)
8-9-(23DSQ)-3-2-14-3-5

420 女子:

13位青山 知央・上田 凛花(葉山セーリング協会)
15-11-6-12-12-14-8-15

29er 男子:

9位宇田川 涼太郎・鈴木 海翔(霞ヶ浦高等学校)
(22)-18-16-7-(20)-3-2-6-3-19-6-2

29er 女子:

17位市橋 愛生(早稲田佐賀高等学校)・後藤 凛子(横浜市立南高等学校)
14-17-16-(18)-8-8-14-15-14-10-14-(18)

ILCA6 男子:

9位嶋倉 照晃(霞ヶ浦高等学校)
14-7 -6-(19)-19-22-3-11

ILCA6 女子:

27位山﨑 彩加(東海大学附属静岡翔洋高等学校)
13-25-13-24-26-(37)-19-26

Formula Kite:

13位唐門 紘(大阪体育大学浪商高等学校)
12-13-12-(17DNF)-11-13-12-13-13-13-(14)-(14)-12-13-12-12

Techno293 PLUS 男子:

14位神田 俊斗(山口県立光高等学校)
13-15-14-(16)-10-5-11-(18)-18-18-17-17

Techno293 PLUS 女子:

14位中村 乃々子(山口県立光高等学校)
14-13-14-13-12-1-(15)-10-14-(17)-15-14

大会サイト(https://www.worldsailingywc.org/news/) 大会成績(https://www.worldsailingywc.org/results/)
▲420男子 大会4日目
▲420女子 大会4日目
▲420男子の池田・重松 大会4日目
▲29er男子 大会4日目
▲29er女子 大会4日目
▲Formula Kite 男子 大会4日目

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日本スポーツ振興センター

この事業は、競技力向上事業助成金を受けて実施されています。

大会3日目

今日から後半戦が始まります。午前中は全く風がなく、午後から風が入り始めました。

今日、大活躍したのは、29er男子宇田川・鈴木組です。スタートも良く1上から上位をキープし、そのままフニッシュしました。今日の3レースの合計は11ポイントで、今日の29er男子1番の成績でした。
他クラスはの選手は1上が悪く、その後挽回はするもののシングルでフィニッシュすることはできませんでした。明日は1つでも順位を上げていけるようにミスを少なくし、頑張っていきたいと思います。

今日は、大会参加国全ての選手が参加するビーチクリーンが実施されました。ギネスブック認定員も来て8時30分からみんなでゴミ拾いです。日本からは青山選手、山崎選手が参加しました。

明日から帰国へ向けてのPCR検査が始まります。日本選手は大会終了後の検査になっています。

選手コメント

ILCA男子
今日は、風速4~9ノットで風向は昨日よりも東寄り。シングルでフィニッシュすることを目標にしてレースに挑んだ。スタートは良い位置で出られるが、ダウンウインドと2上で順位を落としてしまい、2レースとも20位くらいという結果になった。明日から気持ちを切り替えて再スタートします。

ILCA 女子
今大会が2年ぶりに参加する世界大会になりますが、開催されたこと、そして出場できたことをうれしく思います。6レースを終えて、良い順位を保ち続ける難しさが改めて分かりました。今よりも順位を上げられるように残りのレースでは最善を尽くしたいと思います。引き続きの応援よろしくお願いします。

【大会成績】

420 男子:

7位池田 海人・重松 駿(霞ヶ浦高等学校)
8-9-(23DSQ)-3-2-14

420 女子:

13位青山 知央・上田 凛花(葉山セーリング協会)
15-11-6-12-12-14

29er 男子:

9位宇田川 涼太郎・鈴木 海翔(霞ヶ浦高等学校)
(22)-18-16-7-20-3-2-6-3

29er 女子:

15位市橋 愛生(早稲田佐賀高等学校)・後藤 凛子(横浜市立南高等学校)
14-17-16-(18)-8-8-14-15-14

ILCA6 男子:

11位嶋倉 照晃(霞ヶ浦高等学校)
14-7-6-(19)-19-22

ILCA6 女子:

28位山﨑 彩加(東海大学附属静岡翔洋高等学校)
13-(25)-13-24-26-37

Formula Kite:

13位唐門 紘(大阪体育大学浪商高等学校)
12-(13)-12-(17 DNF)-11-13-12-13-13-12-13

Techno293 PLUS 男子:

14位神田 俊斗(山口県立光高等学校)
13-15-14-(16)-10-5-11-(18)-18

Techno293 PLUS 女子:

14位中村 乃々子(山口県立光高等学校)
(15)-13-14-13-12-1-(15)-10-14

大会サイト(https://www.worldsailingywc.org/news/) 大会成績(https://www.worldsailingywc.org/results/)
▲420男子 大会3日目
▲29er男子 大会3日目
▲29er女子スタート 大会3日目
▲techno293 大会3日目
▲Techno293女子 大会3日目
▲ビーチクリーンの受付け
▲ビーチクリーンに集まった選手やスタッフたち
▲ビーチクリーンは選手間のコミュニケーションの機会ともなる

Report & Photo by 宮野幹弘

日本スポーツ振興センター

この事業は、競技力向上事業助成金を受けて実施されています。

大会2日目

今日は12時からコンスタントに風が入り始め、予定通りのレーススタートになりました。
風向:355~20、風速:4~8ノットで行われました。

大会2日目で緊張も解けたのか、今日は多くの選手がシングルで走ることができました。1つのミスが大きく順位を落とすほど力は拮抗しています。明日はミスを少なくして、1つでも順位を上げられるようにしていきたいです。今日の調子で明日につなげてもらいたい。明日は風が少し弱い予報になっていますが、頑張っていきたいです。

新型コロナ対策のため、抜き打ちのPCR検査が明日から実施されます。
明日は朝8時30分からギネス記録に挑戦をするビーチクリーンが実施されます。

選手コメント

29er 男子:宇田川選手
今日は昨日の反省を活かしてランニングの走らせ方を変えて走った。その結果いい走りができた。クローズでは上手くコースがひけて、上マークまでの順位はかなり良かった。3レース目では1上でトップだったので、もっと走らせ方を改善してその順位がキープできるように工夫をしたい。明日からも同じ風が続くようなので順位をどんどん上げ、シングルに入れるように努力します。

29er 女子:市橋選手
初めてのスキフの世界大会で海外選手の強さを目の当たりしました。スキフのコースの引き方がレーザー級や420級などと異なって対応の仕方が分からず、初日は思い通りに行きませんでした。2日目の今日は自分たちのスピードが活かせるようなコースどりをして、スキフのレースに慣れることを目標としました。結果は昨日よりも順位を上げることができたので、明日はもっと攻めたレース展開にし、さらに上の順位を目指したいです。応援、よろしくお願い致します。

【大会成績】

420 男子:

7位池田 海人・重松 駿(霞ヶ浦高等学校)
8-9-(23DSQ)-3

420 女子:

12位青山 知央・上田 凛花(葉山セーリング協会)
15-11-6-12

29er 男子:

16位宇田川 涼太郎・鈴木 海翔(霞ヶ浦高等学校)
(22)-18-16-7-20-3

29er 女子:

15位市橋 愛生(早稲田佐賀高等学校)・後藤 凛子(横浜市立南高等学校)
14-17-16-(18)-8-8

ILCA6 男子:

7位嶋倉 照晃(霞ヶ浦高等学校)
14-7-6-(19)

ILCA6 女子:

17位山﨑 彩加(東海大学附属静岡翔洋高等学校)
13-(25)-13-24

Formula Kite:

13位唐門 紘(大阪体育大学浪商高等学校)
12-(13)-12-(17 DNF)-11-13-12-13

Techno293 PLUS 男子:

13位神田 俊斗(山口県立光高等学校)
13-15-14-(16)-10-5

Techno293 PLUS 女子:

14位中村 乃々子(山口県立光高等学校)
(15)-13-14-13-12-1

大会サイト(https://www.worldsailingywc.org/news/) 大会成績(https://www.worldsailingywc.org/results/)
▲大会2日目 420男子
▲大会2日目 29er
▲大会2日目 嶋倉
▲大会2日目 Kite
▲大会2日目 Techno293

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大会初日

昨日の盛大な開会式もが了し、今日からレースが始まります。定刻の時間に風はなく、1時間ほど遅れてD旗が掲揚されました。

今日は予報より良いコンディションでのレースになりました。
風向は、0~30度 風速は8~12ノット。風の強弱、そして20度ほどのシフトがあり、難しいコンディションでしたが、しっかり風を掴んだ選手が上位を走っていました。

日本チームの中には海外遠征が初めて、あるいは久しぶりという選手が多く、緊張もあったのか雰囲気にのみ見込まれてしまう選手もいました。

明日も今日と同じようなコンディションという予報です。しっかり風を掴んで走れるように頑張ってもらいたいです。

選手コメント

420 男子:池田 海人
今日はスタートが上手く決まらず追い上げる形となってしまいました。そのためいつも以上に焦ってしまい、いつも通りのセーリングができなかったと感じています。明日はスタート後、第一線で走り続けられるように心掛け、安定して上位で走れるよう精一杯頑張りたいと思います。

420 女子:青山 知央
2年ぶりの世界大会となり、レベルの高いレースができていることをまずは楽しめています。今日は11位という結果になりましたが、明日に向けて改善点をはっきりと見つけることができたので、今後はトップ集団と競えるようなレース展開をしていきたいと思います。コンディションも練習してきた風域なので、今後に期待していただければと思います。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

【大会成績】

420 男子:

13位池田 海人・重松 駿(霞ヶ浦高等学校)
8-9

420 女子:

13位青山 知央・上田 凛花(葉山セーリング協会)
15-11

29er 男子:

22位宇田川 涼太郎・鈴木 海翔(霞ヶ浦高等学校)
(22)-18-16

29er 女子:

17位市橋 愛生(早稲田佐賀高等学校)・後藤 凛子(横浜市立南高等学校)
14-(18)-16

ILCA6 男子:

7位嶋倉 照晃(霞ヶ浦高等学校)
14-7

ILCA6 女子:

17位山﨑 彩加(東海大学附属静岡翔洋高等学校)
13-26

Formula Kite:

13位唐門 紘(大阪体育大学浪商高等学校)
12-13-12-(17 DNF)

Techno293 PLUS 男子:

14位神田 俊斗(山口県立光高等学校)
13-(15)-14

Techno293 PLUS 女子:

14位中村 乃々子(山口県立光高等学校)
(15)-13-14

大会サイト(https://www.worldsailingywc.org/news/) 大会成績(https://www.worldsailingywc.org/results/)
▲開会式
▲大会初日 420男子の出艇
▲大会初日 ILCA6男子の出艇
▲大会初日 ILCA6女子の出艇
▲大会初日 29er男子
▲大会初日 Formula kite 唐門

Report & Photo by 宮野幹弘

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大会前日

2021 Youth Sailing World がオマーンのムッサナーで12月11日から17日まで開催されます。今回のYouth Sailing Worldは50回目の記念すべき大会でもあります。

ムッサナーは11月上旬には49er、FXの世界選手権、11月下旬から12月上旬まではILCA6の世界選手権が行われていました。本大会がここムッサナー3大会目の世界選手権開催になります。

今回選考された日本の選手たちは、各クラス選考会を勝ち抜いた420男女、ILCA 6男女、29er男女、Techno 293+男女、Formula Kite 男子の併せて9クラス13名です。Formula Kite クラスは今回から採用されています。

本日はプラクティクスレースと開会式が行われ、選手たちは明日からのレースに備えました。
12月11日~17日までの間、応援をよろしくお願いします。

開催地:オマーン・ムッサナー

出場選手:
420 男子

池田 海人(霞ヶ浦高等学校)
重松 駿(霞ヶ浦高等学校)

420 女子
青山 知央(葉山セーリング協会)
上田 凛花(葉山セーリング協会)

29er 男子
宇田川 涼太郎(霞ヶ浦高等学校)
鈴木 海翔(霞ヶ浦高等学校)

29er 女子
市橋 愛生(早稲田佐賀高等学校)
後藤 凛子(横浜市立南高等学校)

ILCA6 男子
嶋倉 照晃(霞ヶ浦高等学校)

ILCA6 女子
山﨑 彩加(東海大学附属静岡翔洋高等学校)

Formula Kite
唐門 紘(大阪体育大学浪商高等学校)

Techno293 PLUS 男子
神田 俊斗(山口県立光高等学校)

Techno293 PLUS 女子
中村 乃々子(山口県立光高等学校)

大会サイト(https://www.worldsailingywc.org/news/) 大会成績(https://www.worldsailingywc.org/results/)
▲クラス別スキッパーズミーティング
▲チャーター艇の受け取り
▲チューニング
▲ILCA6 準備完了
▲japan Youth Team 出発。後列左から神田俊斗(Tecno293)・重松駿(420)・鈴木海翔(29er)・池田海人(420)・嶋倉照晃(ILCA6)・唐門紘(Kite)・宇田川 涼太郎(29er)、前列左から中村乃々子(Tecno293)・上田凛花(420)・青山知央(420)・山﨑彩加(ILCA6)・市橋愛生(29er)・後藤凛子(29er)

Report & Photo by 宮野幹弘

日本スポーツ振興センター

この事業は、競技力向上事業助成金を受けて実施されています。