3月6日より3月26日までクロアチアのスプリットにおいて、ILCA7クロアチア合宿が行われました。スプリットにあるJK Mornarのチームに混ざりトレーニングを行いました。このヨットクラブにはロンドンオリンピック銀メダリスト、2017、2018年ワールドチャンプのPavlos Contides、リオ、東京オリンピック銀メダリストのTonci Stipanovicが所属しており彼らに胸を借りて練習を行う為、日本を離れクロアチアまで来ました。
メダリスト達は流石に練習熱心で午前中フィジカルトレーニング、午後はセーリングと日曜以外は毎日トレーニングを続けます。競技に対する取り組みは流石に参考になるものがあります。我々日本チームはNTの瀬川和正選手、アジア大会代表選手の鈴木義弘選手の2名。この合宿をより良いものにする為に日本ではコロナ禍の中『今できること』を取り組んで来ました。今まで数多く彼らとトレーニングをしてきましたが、今までは「後ろにくっついて走っている」状態でした。しかし今回は「一緒にトレーニングをしている」ように見える状況にまでなってきました。また、このレベルになったことで新しい発見、課題も見えてきました。
この合宿の後、瀬川選手はヨーロッパのレースに参加。鈴木選手は学業の為、帰国し国内でのトレーニングになります。目標は5月、メキシコで行われる世界選手権。この大会で複数の日本人がゴールドフリートに残ることが大きな目標です。

▲毎日毎日、綺麗なアドリア海でトレーニングは続きます。
▲リオ、東京オリンピック銀メダリスト Tonci Stipanovic
▲アジア大会代表鈴木選手

Report & Photo by 飯島 洋一