大会最終日

大会最終日もやはり風待ちから始まりました。
今日も予報が悪いようで、昨日同様シーブリーズが吹きあがるのを待つとのこと。昨日のスタートが16時なので、最終日の今日は15時以降のスタートはしないとのことで、期待は薄そうです。とはいえ、すぐに中止にすることは出来ないので、レースコミッティーも海上で風を測りながら待ちましたが、14時にレース中止が決定しました。
今週は本当に風が弱く、選手にとってはアンラッキーな大会でした。しかし、大会運営は粘り強くがんばって頂いていたと思います。
日本選手2名は荷物が届かないトラブルから始まり、大会は軽風コンディションに偏っていましたが、各々しっかりと課題を見つけることができたと思います。
6日間、応援ありがとうございました。

選手コメント
黒田 浩渡

今大会は目標としていた順位に遠く及びませんでした。これは、出発前から大会の直前までの準備不足が大きく影響したと思います。その中でも多くの課題を見つけることができました。課題を克服するとともに、海外レースにたくさん参加して、場慣れしていくことも必要だと感じました。ご支援ご声援くださった皆様ありがとうございました。

三浦 帆香
今大会は荷物が大会に間に合わず、全て購入するところから始まりました。私は平常心でレースに挑めず、メンタル面での強化も必要だと感じました。技術面では以前の世界選手権よりもマーク回航で積極的に内側に入ることができ、順位を大きく落とすことは少なくなってきました。しかし日本でのレースでは経験出来ない大混戦の中では、まだまだ順位を上げることが出来ると思います。今回で見つかった課題を克服し、女子の世界選手権ではレベルアップして挑めるように残り1ヶ月の練習に励みたいと思います。

大会成績
男子(ILCA7:全158艇)
79位黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
48-39-20-(55)-25-60-DNE

女子(ILCA6:全80艇)
61位三浦 帆香(神奈川大学)
59-74-19-69-46-66-46

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲今回はこの旗をたくさん見ました
▲風待ちの様子①
▲風待ちの様子②
▲上マークを回航する黒田
▲上マークを回航する黒田

Report & Photo by オリンピック強化委員会

決勝シリーズ1日目

大会5日目、決勝の初日もやはり風待ちから始まりました。 今日は14時スタートの予定でしたが、朝から風がなく、コーチミーティングが始まる前にAP+1が掲揚され、その後13時にはAP+2が掲揚されました。その後、海上ではそよそよとシーブリーズが入ってきて、15時にD旗があがり出艇しました。そして16時に本日の第1レースが8kt程度の風の中はじまりました。2レース目が始まる頃には風が8ktを切るほどまで落ちてきて、本日は2レースをもって終了となりました。
風が弱いので、各フリートの中盤あたりはものすごい大混戦です。
明日の最終日は朝から風があることを願います。

選手コメント
三浦 帆香

今日は風の弱い中のレースということもあり、混戦になりました。マーク回航や5マークからフィニッシュまでの短い距離でも大きく順位を落としてしまいました。明日も同じようなコンディションが予想されています。最終日、自分が今できる最大のパフォーマンスを発揮し、順位を上げられるように頑張ります。

大会成績
男子(ILCA7:全158艇)
79位黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
48-39-20-(55)-25-60-DNE

女子(ILCA6:全80艇)
61位三浦 帆香(神奈川大学)
59-74-19-69-46-66-46

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲大混戦のILCA7の下マーク回航の様子
▲最終マークからフィニッシュへ向かう三浦
▲上マークを回航する黒田

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予選シリーズ4日目

大会4日目もやはり風待ちから始まりました。
12時半にD旗が上がり、風が弱いので普段よりも沖出しをしてレースが行われました。風は8ktくらいで少し弱めですが、女子からスタートします。各フリートがほぼ必ずゼネリコをするのでスタートシークエンスが繰り返され、どんどん時間がすぎます。合わせてどんどん風が落ち、結局全部のフリートがレースキャンセルになりました。RCも4日目でまだ2レースしか成立してないため、今日はそのまま海上で風をまちます。そよそよと吹いてきた風の中、第3レースは16時半頃スタートしました。日本人的感覚だと、今日は1レースで終わりかな、と思いますが、そこから日暮れまで、各フリートが2レースずつ行いました。最後の男子ブルーフリートが着艇したときには20時をゆうに超えていました。
これで、男女ともに5レースを終了し、男子は明日から決勝シリーズに入ります。
男子の黒田は何とかゴールドに入りました。。明日からは順位をあげるのみです!

選手コメント
黒田 浩渡

初日に出遅れた分を取り返し、なんとかゴールドフリートに滑り込めました。
明日からは、レベルが一段と上がると思いますが、引き続きスタート全集中で順位を上げていきたいと思います。

大会成績【本日はノーレースのため変動なし】
男子(ILCA7:全158艇)
79位黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
48-39-20-(55)-25

女子(ILCA6:全80艇)
58位三浦 帆香(神奈川大学)
59-74-19-69-46

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲風まち中の三浦
▲スタート(黒田)
▲夕暮れの着艇20時すぎです!

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予選シリーズ3日目

予選3日目は14時にスタート予定で、13時にはD旗が掲揚され海上に向かいました。
レース海面は6~8kt程度の風です。ILCA6女子、ILCA7男子イエロー、ブルーの順番で3フリートがスタートしていきます。女子のフリートがアウターループの下マークゲートを回る頃には風がかなり落ち、男子のブルーフリートがインナーループの下マーク付近に到達したときに、男子の2フリートはレース中止になりました。女子は風のかなり落ちた状態でそのままフィニッシュをしましたが、その後キャンセルとなりました。
その後、AP+Hで陸上に戻り、18時頃まで風を待ちましたが、レースはできませんでした。
男女子2ともに2レースしか成立していないので、明日もこのまま予選が行われます。明日は12時から3レースの予定です。

選手コメント
三浦 帆香

ゼネリコを1回した後、レースが始まりました。今日はどちらのスタートも成功し、自信になりました。しかし、風が落ちてからのマーク回航で止まってしまうことが多く、ひとつひとつを加速に繋げることが出来ませんでした。明日は引き続き良いスタートをし、動作でしっかりと加速させられるようにしていきたいです。

大会成績【本日はノーレースのため変動なし】
男子(ILCA7:全158艇)
91位黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
48-39

女子(ILCA6:全80艇)
69位三浦 帆香(神奈川大学)
59-74

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲レース前の黒田
▲三浦の下マーク回航
▲風まちの様子。そこら中に船があります。

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予選シリーズ2日目

予選2日目は朝から曇っており14時スタート予定でしたが、朝行われたオンラインコーチミーティグで言及のあった通りに13時頃にはAP旗が掲揚されました。D旗が上がったのが15時半、その後海面で風が安定するのを待ちましたが、18時前に、本日のレースは中止になりました。
明日は14時スタートの予定で、3レース行う予定です。

大会成績【本日はノーレースのため変動なし】
男子(ILCA7:全158艇)
91位黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
48-39

女子(ILCA6:全80艇)
69位三浦 帆香(神奈川大学)
59-74

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲風まち中の黒田選手
▲風まち中の三浦選手
▲帰りの曳航

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予選シリーズ初日

予選シリーズ初日はB海面で12時にスタートしました。
1レース目は風向130度、風速は12kt弱程度でしたが、レースが進むにつれて風速は落ち、2レース目の終了時では8~10kt程度になりました。
日本チームは荷物の遅延によってドタバタしたままどうにか初日を迎えましたが、レースではスタートが決まらず、苦戦しています。明日は今日とは違う風向が予報されていますので、また違った一日にしていけるよう準備をします。

選手コメント
黒田 浩渡

今大会は、事前練習が出来ずにぶっつけ本番でスタートラインに立ったため、スタートの感覚が良くなく出遅れてしまいました。明日はスタート全集中で、徐々に成績を上げていきたいと思います。

三浦 帆香
事前練習が全く出来ず、今日初めて海上に出ました。しかし、海上出てからも細かい調節などを行っていたら直ぐにスタートシークエンスが始まってしまい、全く走りを確認できないままレースが始まってしまいました。スタートも一線からでられず、コースも上手く決まらず、順位をまとめることが出来ませんでした。レースの内容を見ても改善点が沢山あります。明日は気持ちを切り替えてまずはスタートからしっかり前に出たいと思います。

大会成績
男子(ILCA7:全158艇)
91位黒田 浩渡(ナブテスコ株式会社)
48-39

女子(ILCA6:全80艇)
69位三浦 帆香(神奈川大学)
59-74

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲ILCA4より減ったといってもそれでもまだ200艇以上います
▲レースの間の三浦選手
▲下マーク回航(黒田)
▲下マーク回航(三浦)

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大会前日

2022 ILCA6&7 U21 World Championshipsが8月22日から28日まで、ポルトガルのヴィラモウラで開催されます。ヴィラモウラは20日までILCA4ユースワールドが開催されていましたが、入れ替わるようにして、U21の大会が始まります。

19日夜に到着した日本選手二人ですが、預けた荷物が届かず、大会を前日に控えた今日現在も、三浦選手の荷物があとひとつ届いていない状態です。
黒田選手は艤装品が本日の午後届きましたが、プラクティスレースには間に合わず、少しの時間だけ海上での調整を行いました。。三浦選手は艤装品からウエアまで一生懸命かき集め、どうにか明日のスタートには間に合いそうです。
初日を前にして少し厳しいスタートですが、選手はしっかり頑張ってくれると思います。
どうぞ、応援よろしくお願いいたします。

開催地:ポルトガル・ヴィラモウラ
大会期間:2022年8月22日〜8月28日
参加艇:男子(ILCA7)158艇・女子(ILCA6)80艇

出場選手:
男子:黒田浩渡(ナブテスコ株式会社)
女子:三浦帆香(神奈川大学)

大会サイト(https://vilamourasailing.sailti.com/en/default/races/race/text/ILCA6U21WC2022-en)
▲開会式の様子
▲左:三浦選手、右:黒田選手

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