大会6日目(最終日)

大会最終日は12時からスキッパーズミーティングを行い13時からメダルレースが行われ15時からブロンズフリートの最終レースが行われました。風はシーブリーズで14〜18ノット、波が有り昨日まで陸風でフラットの中乗っていたので難しいコンディションでした。
三好選手はスタートした直後にカイトが裏返り飛ばされてリタイヤし順位を落としました。唐門選手はトラブル艇が多発する中上手く抜け出し波が出て難しいコンディションの中走りきりました。
本日で今年のフォーミュラカイト世界選手権が終了いたしました。初めてのワールドでジュニアの大会と違いスピード、角度、動作精度等圧倒される所はありましたが、実践の中で揉まれる事で課題も明確に見つける事ができました。
来年は国枠がかかったワールドになりますので、日本に帰り見つけた課題を克服して来年に繋げていきたいと思います。6日間応援ありがとうございました。

選手コメント
三好 ⻯寧選手

もっとスタートの練習と風を見る事が必要だと感じました。ポジション取りができず自分のコース取りができなかったので日本に帰って練習をしていきたいと思います。
長い距離のアビームが特に厳しかったので乗り込み量も増やしていきたいと思います。体重とフィジカルの差は早急に埋めたいと思います。

唐門 紘選手
カイトのスタートでデットラインは非常に大事だとわかりました。確認してた事により風が振れてもラインからはじかれる事は有りませんでしたがスタート後のポジション取りでなかなかタックを打ちたい時に出来ず苦しい展開でした。クローズの角度とスピードが他と比べ足りてなかったので日本に帰って来年に向けてスピードアップの改善をしていきます。

大会成績【参加艇:92艇】
77位唐門 紘(大阪体育大学)
26-26-DNC-DNC-24-20-20-17-20-24-20-20-14

78位三好 ⻯寧(M-air)
24-22-23-25-DNC-DNC-14-16-21-DNC-18-17-DNC

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)
▲出艇準備の様子
▲メダルレースのビーチの様子
▲表彰式の様子

Report & Photo by オリンピック強化委員会

大会5日目

大会5日目は12時からスキッパーズミーティングを行いゴールドフリートのレースが行われた後、ブロンズフリートは15時から4レースが行われました。風はミストラルが吹き8〜16ノットでしたが、昨日より弱く、岸沿いで抜ける所があり上手くブローをつなげるかが重要な展開になりました。
三好選手はワンサイズ小さいカイトでレースに挑みましたが、風が足らず2レース目をリタイヤしてカイト交換し順位を少し下げました。
唐門選手は乗り方を変え上り角度は改善しましたが、スピードとのバランスが取れず、苦しい展開でしたが少しづつポジションキープができるようになってきました。

選手コメント
三好 ⻯寧選手

サイズミスをしたのが非常にもったいなかったです。スタートは出れるようになってきたが、上手く前に出れずタックが出来ず、シフトにタイミングが合わせられなかった。
もっと周りを見て風の振れを掴んで行かないといけないと思った。
角度に自信がなくオーバーセールする事が多く抜かれる事が多かったので無駄のないコースを取る必要があると思いました。

唐門 紘選手
小さいサイズで走る走り方を大きいサイズでも出来るようになり角度が安定して走れるようになりました。スタート後に全部トラブルに巻き込まれそうになり序盤で遅れたが、コース取りで挽回が出来るようになりました。

大会成績【参加艇:92艇】
76位三好 ⻯寧(M-air)
24-22-23-25-DNC-DNC-14-16-21-DNC-18-17

77位唐門 紘(大阪体育大学)
26-26-DNC-DNC-24-20-20-17-20-24-20-20

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)
▲出艇準備の様子
▲待機の様子
▲出艇の様子

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大会4日目

大会4日目は10時からスキッパーズミーティングを行い午前中にレースを行う予定でしたが、ゼネラルリコールと30ノット以上の激しい嵐の通過でブロンズフリートは午前中のレースが延期されました。昼からゴールドフリートのレースが行われた後16時から2レースが行われました。風はミストラルが吹き荒れ17〜25ノットで陸でカイトを上げる際に何人もの選手が飛ばされるハードコンディションでした。
三好選手、唐門選手はカイトサイズを手持ち最小に変え日頃レスキュー体制が無いと出れないコンディションですがオーバーコンディションの中頑張り昨日より少し順位を上げました。

選手コメント
三好 ⻯寧選手

かなり激しいコンディションでしたが、トラブルなく走る事ができました。集団から抜ける為の早めの判断が出来るようになりました。角度が取れて無いので乗り方を変えてチャレンジします。
スタートで走り出した後のポジション取りができなかったので出るポジションを変えてレグを長く走れるようにしていきたいと思います。

唐門 紘選手
スタートで良い位置で出れましたが、下からの上りについていけず苦しい展開でした。ブランケットや集団の中でのポジションは取れるようになりました。、ブローを見るようになり序盤遅れていても挽回が出来るようになったので海面をしっかり見てレースをしていきたいと思います。小さいサイズのカイトでは走り方が見えて来たので大きいサイズでの乗り方を試していきたいです。

大会成績【参加艇:92艇】
74位三好 ⻯寧(M-air)
24-22-23-25-DNC-DNC-14-16

76位唐門 紘(大阪体育大学)
26-26-DNC-DNC-24-20-19-17

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)
▲出艇準備の様子
▲準備体操の様子
▲激しい雨が来た様子

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大会3日目

大会3日目は11時からスキッパーズミーティングを行い2レースが行われました。
今までは安定したシーブリーズでしたが、昨日の雨から風向が変わりミストラルが入り始めました。雨雲の影響で風速のアップダウンが激しく6〜15ノット、振れも30度以上ある難しいコンディションでした。
三好選手は1上に向かう途中で接触しカイトのブライダルが切れ2レース共にDNC。唐門選手はカイトサイズを変え昨日より少し順位を上げましたがトップスピード、角度動作精度で少しずつ離されなかなか前を走らせてもらえませんでした。
予選が終わり明日からブロンズフリートでの戦いになりますが、強風予報ですので海外の選手の技術を見習って戦えるようにしていきたいと思います。

選手コメント
三好 ⻯寧選手

カイトが壊れて1レースも走れませんでした、明日は今日の遅れを取り戻そうと思います。

唐門 紘選手
ラルやシフトのタイミングが合わず大きく遅れたのでもっと海面を見て次に入ってくる風を見て展開をして行かないといけないと感じました。少しでも順位が上がるよう頑張ります。

大会成績【参加艇:92艇】
80位三好 ⻯寧(M-air)
24-22-23-25-DNC-DNC

82位唐門 紘(大阪体育大学)
26-26-DNC-DNC-24-20

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)
▲出艇準備の様子
▲待機の様子
▲メーカーの人にブライダルを修理してもらう

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大会2日目

大会2日目は激しい雷雨で一日が始まり、14時まで延期、その後雨が上がり15時からレースを行おうとしましたが、残念ながら風が安定せず、本日はノーレースとなりました。
明日は引き続きの予選シリーズ、6レースをやる予定ですので1レースずつ予選の巻き返しを図っていきます。

大会成績【参加艇:92艇】
77位三好 ⻯寧(M-air)
24-22-23-25

87位唐門 紘(大阪体育大学)
26-26-DNC-DNC

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)
▲出艇準備の様子
▲待機の様子
▲メーカーの人にフォイルを研いでもらう様子

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大会初日

大会初日はスタート時間を2時間遅らせて13時から10〜14ノットの風で予選レース4レースが行われました。
風は安定したシーブリーズで、時間が経つにつれ徐々に風速が上がってきました。日本チームは上りで角度、スピードともベテランの多い上位陣についていけず、また混戦の中でのポジション取り、細かい動作の精度でも徐々に置いていかれ、なかなか前を走る事ができませんでした。唐門選手は3レース目の2上で接触しカイトが上がらず3・4レースをDNCと厳しい立ち上がりとなってしまいました。
明日は本日より風が落ちる予報で予選の巻き返しを図ります。

選手コメント
三好 ⻯寧選手

ミスが多かったので、明日はミスを減らして上位に食い込めるよう頑張ります。

唐門 紘選手
緊張して自分の走りが出来なかったので明日は自分の走りが出来るよう頑張ります。

大会成績【参加艇:92艇】
77位三好 ⻯寧(M-air)
24-22-23-25

87位唐門 紘(大阪体育大学)
26-26-DNC-DNC

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)
▲出艇準備の様子
▲スキッパーズミーティングの様子
▲出艇前

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大会前日

フォーミュラカイト世界選手権がイタリア カリアリにて8月8日〜16日の間開催されます。
男女合わせて150艇のエントリーがあり、男子3グループ女子2グループに分かれてレースが行われます。

開催地:イタリア・カリアリ
大会期間:2022年10月8日〜16日(レースは11日から)
毎日10時からレースが行われます。

出場選手:
三好 ⻯寧(M-air)
唐門 紘(大阪体育大学)

大会サイト(https://www.formulakite.org/2022worlds)

季節の変わり目で気温が上がると南のシーブリーズが入って波が立ち、気温が下がると陸風でフラットになり、海面は波の有り無しで大きく表情を変えます。カリアリでは毎年グランドスラムというワールドカップの大きな大会が開催されています。
明日プラクティスレースが行われ、11日から予選が開始されます。
応援よろしくお願いいたします。

▲計測の準備
▲計測の様子
▲事前練習の様子
▲大会会場

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