期間:2022年10月19日(水)〜10月21日(金)
開催地:江の島ヨットハーバー

2022年度第3回目となるスキフ合宿を実施、今回は2024パリまたは2028ロサンゼルスオリンピックを目指す18歳の次世代の選手(HOPE育成選手)の参加となりました。
また49erクラス全日本選手権の直前合宿でもある為、チューニングや、動作の確認、コンディショニングに重点を置く合宿となりました。

【チューニング】
今回、選手は自艇でのチューニングがうまく出ずに苦労しており、チューニングの考え方や各ステーがどのような役割をしているのか実際に動かしながらレクチャーを行い、実際に海上で試しながらセッティングを行う事ができました、選手はマストを支える各ステーにどの様なテンションを入れて行けば自らの理想のセイルシェイプに繋がるのか理解が深まりました。

▲チューニングを確認しながら走る嶋倉・遠藤チーム

ショートでのラウンディング練習を行う際には、一つ一つの動作をコーチと共に確認しどのような状況でも確実に動作が行えるよう練習し、ダウンウィンドではジェネカーボート特有の風速によるジャイビングアングルの変化を予測したマークアプローチ練習を行う事で、実戦を意識した練習を行う事ができました。

今合宿では前半の2日間に多くの練習量を確保する事で、セーリングのスキルを上げると共にセーリングに必要な筋力を上げて行く目的で取り組み、合宿最終日にはチューニングやセールの確認等の調整を行い、午後からは休息と整備の時間を取る事でレースに備えました。

▲主にジェネカーでのUP/DOWN動作練習を行うと共にジャイビングアングルの制度を確かめます
▲スキフ合宿チームでの集合写真 次世代の選手の今後に期待です ※写真撮影時のみマスクを外しています

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。