期間:
Basic選手 2023年1月5日(木)〜9日(月)5日間
Advance選手 2023年1月5日(木)〜15日(水)11日間
開催地:沖縄県座間味村

第3期HOPE育成プログラムの第1回目を2023年1月5日(木)~15日(水)の期間、冬の間風に恵まれる沖縄県慶良間諸島の座間味村にて開催しました。慶良間諸島は大小様々な島が集まり形成されており、沖に出れば大きなうねりが押し寄せる海面、島陰に入れば比較的穏やかな海面と様々なコンデションで練習することができます。選手達はこの素晴らしい練習環境で目一杯トレーニングを行いました。また、今回は昨年12月に選考された第3期生(Basic選手)も参加し気持ちを新たにHOPE育成プログラムがスタートしました。

【講習会】
今回は3期生(Basic選手)が加わったことから、全参加選手対象の合宿前半の講習とAdvance選手対象の講習と2度に分けて行いました。

【メンタルトレーニング講習】吉松・与那嶺・鈴木・相馬トレーナー
朝のウォーミングアップに出艇前体操、着艇後もフィジカルトレーナーと共に行うトレーニングや島の外周ランニング等、、座間味村に提供頂いたグラウンドや体育館を使用させて頂きながら、長時間の海上練習と併せて徹底的にフィジカルの強化を行いました。
疲れを次の日に残さないように、体のメンテナンスもしっかり行います。

【メンタルトレーニング講習】講師:高士トレーナー
2023年1回目のメンタルトレーニング講習は「メンタル面とは何か?」から説明を受けてスタートしました。グループに分けAdvance選手達がリーダーシップを取りながら自分の意見を発表しながら進めていきました。
Advance選手対象の講習は一流アスリートも行っている「セルフトーキング」について講習を受けました。実際、自分で行っているHOPE選手も多く、どのような声掛けをしているか?効果はどうか?考え、今後行うオリジナルの「セルフトーキング」をどのように実施していくか考えました。

【気象講習】講師:岡本さん
HOPE育成プログラムは毎朝、選手自身が気象予報を行います。自分で天気予報サイトから情報を得て、その日の風の状況を予想してレースに活かせるようになることを目指します。Advance,Basic両クラス対象の講習は新たにプログラムに加わった選手もいる事から、どの様な天気予報サイトからどの情報を得て、予報を行えばいいかの説明を受けてスタートしました。実際、気象予報は学校で学んでいる気象、地学の知識があれば十分足りており、後は天気予報サイトからの情報を得て気象予報を行うことができると説明を受けました。合宿後半の対象の講習は「今行っている予報をどのようにしたらもっと良い予報になるか?」「追加する情報はあるか?」についてアンケートを行い進めていきました。

【フィジカルトレーニング】講師:吉松トレーナー・輿那嶺トレーナー・鈴木トレーナー・相馬トレーナー・石川トレーナー
ハードな海上練習が続く沖縄でのトレーニングでは練習後のケアやコンデショニングが必要になります。今回もトレーナーチームは朝のWarm up,陸上でのフィジカルトレーニング、練習後のケア、選手自身が行うセルフケアについて講習、様々な対応していただきました。フィジカルトレーニングは綺麗な海、山に囲まれた座間味島をランニングしたり、グラウンドでトレーニングを行ったりと陸上でも十分にフィジカルトレーニングを行うことができました。セルフケアの講習会では翌日に疲労を残さず、翌日の練習を効率よく行うために自ら筋肉をほぐす方法について学びました。

【ルール講習】講師:吉本さん(JSAFルール委員会)
第3期HOPE育成プログラム最初のルール講習はレースに参加するために行わなければならない「3つの尊重」から学びました。レースに参加するには守らなければならないこと、尊重しなければならないことがあります。ヨットレースは選択の連続です。その選択についてはレースに参加する以上自らが責任を取らなければいけません。よくレース後に文句や言い訳をする選手がいますが、そうなる選択をしたのは選手自身の選択です。吉本さんが「きちんと相手、規則、運営を尊重すれば文句や言い訳は出てこない」と言っていたのは印象的でした。今回のルール講習はルールも学びましたが、人間力について考えさせられる内容でした。

【海上練習】
470、49er、49erFX、ILCA7、ILCA6、カイト、IQ フォイルと艇種にわかれて海上トレーニングを行いました。マークを打っての動作練習やフラットな海面でスピード練習を行いたいクラスは島陰の比較的穏やかな海面、大小様々な波が押し寄せる中、ボードスピードを上げる練習やダウンウインドのサーフィングの練習を行いたいクラスは沖へと練習海面を選んで練習を行いました。クラス毎取り組みたい課題に適した練習エリアを選び毎日トレーニングを行いました。

【栄養サポート】奥平さん・田島さん
長期間、ハードなトレーニング続く合宿を乗り切る為にはきちんとした食事(栄養補給)が必要です。栄養の偏りがないように摂取量をきちんと計算し献立を作り、残食の量を見ては味付けを変えてご飯の摂取が進むよう、細かいところまで栄養士さんにサポートをしていただきました。おかげさまで選手達は長く、ハードなトレーニングが続く合宿を乗り切ることができました。

次は2月2日〜5日、より取り組む課題を明確化する為プログラムをAdvance選手向けとBasic選手向けに一旦分けて、和歌山県和歌山セーリングセンター(Basic対象)、2月14日〜23日 沖縄県座間味村(Advance対象)にて開催します。

選手の皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした。

Report by オリンピック強化委員会
Photo by 平井 淳一

日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。