大会6日目(最終日)
大会最終日は10時にメダルレースに参加する道具の確認が行われ、12時から予定通り北東の8〜12ノットの風でメダルレースが行われました。
レースは北東の風で陸に近いエリアで行われた為、シフトが大きく難しい展開でしたが、岡田・吉田組は風が落ちた事でスピードも有り、シフトを上手く掴み下マークではトップ回航で回るなどして最終的に2位でフィニッシュしました。
最終レースまで食らいつきましたが、前日までの得点差が有った為、最終8位で大会を終えました。
今後は7月初旬に開催されるParis2024テストイベント(仏・マルセイユ)を皮切りに、8月のセーリングワールドチャンピオンシップ(蘭・ハーグ)、9月のアジア大会(中国・寧波)といよいよParis2024の国枠を賭けた戦いが始まります。
大会期間、日本チームを応援してくださった皆様、ありがとうございました。また今後とも応援をよろしくお願いいたします。
日本選手大会成績
470(Mix)【全65艇】
8位岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)
3-8-8-4-2-13-24-17-12-5-(26)-M2
21位高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)
15-9-16-5-7-29-23-6-11-(31)-28
24位吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix・ピアソンマリンジャパン)
15-10-11-10-10-(27)-22-22-23-21-19
25位磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)
9-13-3-13-17-18-25-(29)-26-25-15
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会5日目
大会5日目は朝から雨で風が弱く、陸上で1時間待機の後に東の風が16ノットから18ノット入り、3レースを行いました。
本日のコースはインナーループ、雨で気温が低く視界も悪い時もありましたが、前日同様に陸地の影響を受けにくい安定した東風の強風の中、波もあるコンディションでレースを実施しました。日本チームはオスカーポジティブの中でスピードでは苦しい展開でしたが、レグ終盤のシフトを上手く掴みインナーループに変わった事でダウンウインドでも順位を上げていました。
岡田、吉岡組は12-5と調子を上げて来ていましたが3レース目にまさかの沈で大きく出遅れ、カットレースになりましたが1点差でメダルレース出場となりました。
NT入りを狙う高山、盛田組は1レース目11位、2レース目も20位前後を走っており、NT入りを手中にしたと思われましたが、最後のダウンウインドで沈をしてしまい、最終レースも逆転目指し大きく右展開するなど攻めましたがリズムが噛み合わずぎりぎりでNT入りを逃す21位で大会を終えました。
明日は最終日でメダルレースが行われます。引き続き東の中強風予報となっており、最後の選手たちの頑張りに、引き続き応援をよろしくお願いします。
日本選手大会成績
470(Mix)【全65艇】
9位岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)
3-8-8-4-2-13-24-17-12-5-(26)
21位高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)
15-9-16-5-7-29-23-6-11-(31)-28
24位吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix・ピアソンマリンジャパン)
15-10-11-10-10-(27)-22-22-23-21-19
25位磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)
9-13-3-13-17-18-25-(29)-26-25-15
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会4日目
大会4日目は朝から東の風が14ノットから18ノット入り、予定通りのスタートとなりました。
風は昨日3日目より東に振れ陸地の影響を受けなくなった為、安定した強風かつ波もあるコンディションとなり、ゴールドフリートはアウターループで3レースを実施しました。
風が安定していたので昨日よりもコースが長く設定され、レース展開もタックの回数が減り、スピードの要素が重要になるレース展開でした。日本チームはオスカーポジティブの中でジリジリとトップ集団にスピードで離され有利エンドに展開できずアウターループで先行艇に逃げられ、フリーでも挽回出来ない展開となり、苦しい1日になりました。
明日は決勝最終日です。本日と同じく東の中強風予報となっており、選手たちの頑張りに、引き続き応援をよろしくお願いします。
日本選手大会成績
470(Mix)【全65艇】
9位岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)
3-8-8-4-2-13-(24)-17
19位高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)
15-9-16-5-7-(29)-23-6
22位磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)
9-13-3-13-17-18-25-(29)
24位吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix・ピアソンマリンジャパン)
15-10-11-10-10-(27)-22-22
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会3日目
大会3日目は朝から北東の風が12ノットから15ノット程度入り、定刻にレースはスタートしました。
本日はこれまでとは異なりコンスタントに3レースを行うことが出来ましたが、1日を通して風速のアップ、ダウンが激しく、最後は小雨まじりでガストで25ノットくらいまで吹き上がり、波もあるハードコンディションの中でのレースとなりました。
海面は岸に近いエリアに設定されており、岸沿いのベンドした風や岸の影となって風が弱くなるエリアが生じており、また雨雲の影響で非常に風自体の強弱とシフトが激しい状況であったため、ラウンド毎にめまぐるしく順位が入れ替わる難しいレースでした。
そのような難しいコンディションでしたが最終レースでは途中までトップを走るなど3レースをシングルでまとめた岡田/吉岡組が6位につけています。他の日本チームも全員ゴールドフリートに残り、明日の決勝シリーズを迎えます。
日本選手大会成績
470(Mix)【全65艇】
6位岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)
3-8-8-4-2
18位高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)
15-9-(16)-5-7
19位磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)
9-13-3-13-(17)
23位吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix・ピアソンマリンジャパン)
(15)-10-11-10-10
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会2日目
大会2日目は、スタート時間を早めましたが、昨日同様に朝は弱い東風のため、陸上待機から1日が始まりました。
3時間ほどの待機の後に海上に出ましたが風向が定まらず海上でも長い待機になりました。14時過ぎから北東でガストでは25ノットくらいまで吹き上がり、レースを実施しましたが途中で大きく風が振れると共に風も無くなり大会2日目はノーレースで終わりました。予選シリーズが4レース終了しないと終わらない為、明日も引き続き予選が行われる予定です。
日本選手大会成績
470(Mix)【全65艇】
6位岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)
3-8
20位磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)
9-13
24位高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)
15-9
26位吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix・ピアソンマリンジャパン)
15-10
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会1日目
大会初日は弱い東風のため、陸上待機から1日が始まりました。3時間ほどの待機の後、15時頃になると10〜12ktほどの西風が雨雲と一緒に入ってきて、2レースを実施することができました。
雨雲の影響で大きいシフトや強弱がある難しいコンディションでしたが、岡田、吉岡組が初日を3位、8位とまとめて総合6位につけています。明日も引き続き予選が行われる予定です。
日本選手大会成績
470(Mix)【全65艇】
6位岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)
3-8
20位磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)
9-13
24位高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)
15-9
26位吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix・ピアソンマリンジャパン)
15-10
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会前日
2023年470ヨーロッパ選手権が5月12日〜20日の期間、イタリアの北西部、サンレモにて開催されます。
本大会は2023年の強化対象選手の認定大会となっており、オリンピック強化委員会としても注目のイベントとなります。日本人チームの多くは大会1週間ほど前に現地入りをし、ボートの準備や練習と調整を行なっています。ヨーロッパの選手も選考会になっており、オリンピック前年ということもあって、各国から多くの出場選手が集結し大きな盛り上がりを見せる様相です。
大会名:MIXED 470 CLASS EUROPEAN CHAMPIONSHIP
開催地:イタリア・サンレモ
大会期間:2023年5月12日〜5月20日(レースは5月15日から)
出場選手:
470Mix【参加67艇】
岡田奎樹・吉岡美帆(トヨタ自動車東日本・ベネッセホールディングス)- NTA(ナショナルチームエース)
磯崎哲也・関友里恵(ヤマハ発動機株式会社)- NT(ナショナルチーム)
高山大智・盛田冬華(ヤマハ発動機株式会社)- シニア強化
吉田愛・吉田雄悟(Q'sfix/ピアソンマリンジャパン)
Report & Photo by オリンピック強化委員会