大会6日目
やはり最終日もシーブリーズの入りが遅く、風がしっかり入るまで陸上で待機になりました。今日はなかなか風がはいらず、予報も悪かったこともあり、14時過ぎに、男女のゴールドフリート以外のフリートはAPAが上がり、レースが中止になりました。
15時少し前、男女のゴールドフリートが出艇します。海面に到着した頃はまだ6kt程度でしたが、15時半くらいには10kt程度にあがってきました。
16:00が最終のスタートタイムリミットでしたが、男子がゼネラルリコールを2回行ったこともあって、女子はスタートできず、男子のみ1レース実施、女子はそのまま帰着となりました。
男子はタイのWeka Bhanubandh選手が2位と20点以上の点差で優勝しました。
女子優勝は地元ギリシャのHermionie Ghicas選手、2位には同じくギリシャのKleopatra Anatassiou選手、ギリシャが1,2フィニッシュとなりました。
連日の応援ありがとうございました。
大会成績:本日レースなし(男子ゴールドフリートのみ1レース実施)
ILCA4 男子【参加艇数287艇】
139位安田 巌(愛光高等学校)シルバーフリート
37-39-18-29-60-(66)-64-51-57-62
157位中島 拓海(永谷高等学校)ブロンズフリート
41-27-33-46-7-33-29-39-(49)-1
184位森居 昴太郎(暁星高等学校)ブロンズフリート
(DNC)-27-26-52-66-60-51-4-41-9
ILCA4 女子【参加艇数150艇】
35位出口 美帆(磐田南高等学校)ゴールドフリート
(60)-16-22-25-27-50-60-4-15-38
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会5日目
大会5日目もシーブリーズの入りが遅く、陸上で少し待機し、12:45頃に出艇しました。
今日は女子ゴールドの出口と男子シルバーの安田がコースA,男子ブロンズの中島と森居がコースBに分かれました。海上は昨日ほど風が上がらず、10kt程の風でレースが始まります。
コースBでは女子のシルバーフリートで30艇以上のBFDがあり、その解消で少し時間がかかりましたが、その後男子のブロンズフリートもゼネリコを繰り返し、20艇程のBFDを出し、やっと15時過ぎになってスタートしました。
第8レース、森居は得意の軽風で、上マークは混戦の中8位付近で回航、その後ちょっとずつ順位をあげて4位でフィニッシュしました。コースAの出口も第8レースで4位、第9レースは15位でフィニッシュし、総合も35位まで上がってきました。第10レースでは、中島がスタート後、大胆に右海面を使って上マークを3位、そして最後の下マークでは先行のオーストラリアが42条でペナルティターンを行っている間に抜き去り、見事1位でフィニッシュしました。
昨日と今日で6レース行い、レース数もスケジュール通りになりました。
残すは最終日、2レースのみとなります。
明日も13時スタート予定となっています。
大会成績:本日3レース実施
ILCA4 男子【参加艇数287艇】
140位安田 巌(愛光高等学校)シルバーフリート
37-39-18-29-60-(66)-64-51-57-61
158位中島 拓海(永谷高等学校)ブロンズフリート
41-27-33-46-7-33-29-39-(48)-1
185位森居 昴太郎(暁星高等学校)ブロンズフリート
(DNC)-27-26-52-66-60-51-4-40-9
ILCA4 女子【参加艇数150艇】
35位出口 美帆(磐田南高等学校)ゴールドフリート
(60)-16-22-25-27-50-60-4-15-38
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大会4日目
4日目も朝は風が弱く陸上待機から始まりました。朝のコーチミーティングでは、決勝シリーズの3日間は典型的なシーブリーズが吹くとのことでしたので、シーブリーズがしっかりはいるまで陸上で待ちます。今日はコースAに女子ゴールドの出口、コースBに男子シルバー安田、男子ブロンズに中島、森居にわかれました。
12時過ぎにAPが降りて出艇、レースが始まる頃には12kt程の風が入ってきました。第5レースは中島がいいスタートをして、下マークを3位で回航、フィニッシュは少し順位を落としましたが、7位でフィニッシュしました。
2レース目以降は徐々に風が上がり、14~16kt程のフルハイクコンディションになってきました。日本男子選手たちはスタートとスタート後のスピードについていけず、苦しいレースが続きます。女子フリートの中でも特に小柄な出口もレースが進むごとに順位を落としていきました。
フルハイクのコンディションで3レース、これぞ世界選手権というハードな一日になりました。
明日は13時スタートで3レースの予定となっています。
大会成績本日2レース実施
ILCA4 男子【参加艇数287艇】
64位安田 巌(愛光高等学校)シルバーフリート
37-39-18-29-60-(66)-64
19位中島 拓海(永谷高等学校)ブロンズフリート
42-27-33-(46)-7-33-29
61位森居 昴太郎(暁星高等学校)ブロンズフリート
(DNC)-28-26-52-66-60-51
ILCA4 女子【参加艇数150艇】
55位出口 美帆(磐田南高等学校)ゴールドフリート
(60)-16-22-25-27-50-60
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大会3日目
今日は12時スタート予定でしたが、今シリーズ初めてスケジュール通りに出艇しました。風はいままでと違って北西の陸からの風で、風の強弱や変化の大きい一日となりました。
コースAに女子の出口、コースBに男子の森居、安田、中島にわかれました。今日はほとんどゼネリコもなく全てのフリートが1回目でスタートしていきます。日本男子選手たちはスタートでうまく出られると、フリートの中盤より前でレースを展開できますが、スタートを失敗するとなかなかうまくいきません。
レースは順調にすすみ、3レース目のスタートをしばらく待ちますが、風向が安定しないため、本日は2レースで終了となりました。そして、合計で4レースが終了し、予選シリーズが成立となったため、明日からは決勝シリーズとなります。
女子の出口はゴールドフリート、男子の安田がシルバーフリート、男子の中島と森居がブロンズフリートで決勝シリーズに臨みます。
明日も12時スタートで3レース予定となっています。
大会成績本日2レース実施
ILCA4 男子【参加艇数287艇】
133位安田 巌(愛光高等学校)
37-38-18-29
163位中島 拓海(永谷高等学校)
41-27-33-46
206位森居 昴太郎(暁星高等学校)
DNC-28-26-52
ILCA4 女子【参加艇数150艇】
47位出口 美帆(磐田南高等学校)
60-16-22-25
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会2日目
今日は13時スタート予定でしたが、40℃を超える気温が予想されることと、予報の風(強風予報)が本当に吹いてくるかかどうかわからない、ということで、朝からAP+1が掲揚されました。
14時を過ぎてもまだ、セーリングコンディションではないということで、引き続き陸上で待機していました。15時になる少し前に突如と風が真逆から吹いてきて、ドライヤーのHOTかと思うくらいの熱風が25kt~30ktになりました。
また、ヴォロス近辺の山火事の影響もあり、本日は残念ながらレース中止となりました。
とはいえ、40℃以上の気温の中で何時間も待つ選手たちは(コーチたちも)日陰にいるとはいえ疲労困憊です。
明日は12時スタートで3レース予定となっています。
大会成績
ILCA4 男子【参加艇数287艇】本日レースなし
122位中島 拓海(永谷高等学校)
41-27
142位安田 巌(愛光高等学校)
37-38
205位森居 昴太郎(暁星高等学校)
DNC-27
ILCA4 女子【参加艇数150艇】本日レースなし
75位出口 美帆(磐田南高等学校)
60-16
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会1日目
大会初日から、長い1日となりました。
12時スタート予定でしたが、シーブリーズの入りが遅く、また気温も33℃を超えるため、陸上での待機から始まりました。
今日はコースAに男子の森居、安田、コースBに男子の中島、女子の出口にわかれました。
13時過ぎにAP旗が降下し出艇となりますが、あまり風があがらず、そこからは海上での延期が続きます。その後少し風が上がり平均的に5ktを超えるようになり、15時過ぎに最初のフリートのスタートとなりました。各フリートがゼネリコを繰り返し、女子のブルーフリートの2レース目はスタートが18時過ぎになりました。
2レース目は女子の出口選手がいいスタートをして、下マークまでは5位を走り、最後は順位を落としましたが、16位でのフィニッシュになりました。
日本人選手は、ビッグフリートでのレース、そしてヨーロッパ特有の遅い時間までのレースを初日から堪能できました。
短い時間で疲れをとって、明日に臨みたいと思います。
明日は13時スタート予定となっています。
大会成績
ILCA4 男子【参加艇数287艇】
122位中島 拓海(永谷高等学校)
41-27
142位安田 巌(愛光高等学校)
37-38
205位森居 昴太郎(暁星高等学校)
DNC-27
ILCA4 女子【参加艇数150艇】
75位出口 美帆(磐田南高等学校)
60-16
Report & Photo by オリンピック強化委員会
大会前日
2023 ILCA4 Youth World Championships がギリシャ・ヴォロス にて7月22日〜7月30日まで開催されます。気温は日本と同じくらい高く、連日暑い日が続いています。
大会名:2023 ILCA4 Youth & Men World Championships
開催地:ギリシャ・ヴォロス
大会期間:2023年7月22日(土)〜7月30日(日)
出場選手:
ILCA4 男子
中島 拓海(永谷高等学校)
森居 昂太郎(暁星高等学校)
安田 巌(愛光高等学校)
ILCA4 女子
出口 美帆(磐田南高等学校)
今大会はヨーロッパでの開催ということもあり、男子290艇、女子150艇と世界各国から多くのエントリーがあり、ILCAの各大会のなかでも、最も参加艇の多い大会のひとつとなりました。レースは男子4フリート、女子2フリート計6フリートを2つのレースエリアで行います。
日本からは予選を勝ち抜いた男子3名、女子1名の選手が参加します。
日本チームは到着してチャーターボートを受け取り、23日には計測も完了しました。
到着してからは弱い風が続いていましたが、本日のプラクティスレースでは12ktを超える風が吹きました。この風が大会中も続くことを願います。
また、熱波の影響により、来週半ばは40度を超えるとの予想もあり、こちらも心配です。
大会最終日まで、応援よろしくお願いいたします。
Report & Photo by オリンピック強化委員会