期間:2024年5月23日(木)〜5月26日(日)
開催地:神奈川・江の島ヨットハーバー
第4期HOPE育成プログラム(HOPEユース第6回/HOPE第4回)を国際大会である江の島オリンピックウィークと併催するかたちで実施しました。
3日間と短い期間でしたが、HOPEユースとHOPEと合同での合宿だった為多くの艇種が集まり、選手にとっては刺激が多い合宿となりました。
今回のプログラムではiQFOiL以外は各クラスレースに参加し、海上ではコーチからレースのアドバイスを受けながら実践に臨みました。
iQFoilの選手は付近の海面で練習やフィジカルトレーニングを実施しました。レースは3日間、6〜10ノットと軽風のコンディションで行われ、毎日南風のシーブリーズが午後から入り各クラス予定通りレースを実施することができました。
レース期間中は毎朝のウォーミングアップとレース後のクールダウンを行い、コンディションの大切さやセルフケアについてもレースを通して学ぶことができました。
HOPE選手の結果については下記の通りで、参加した7クラス中6クラスで表彰台に上がりました。
470クラスでは83艇もの参加艇数があり、いかに低得点で順位をまとめられるかが重要となりました。上位は直前までオリンピックキャンペーンを行っていた2チームで占められるなかで、HOPEの池田/伊藤チームは安定した走りで順位をまとめ3位となりました。
ILCA7ではHOPEユースの豊澄成光選手が得意の軽風でのコンディションを活かして見事優勝を飾りました。HOPEの黒田治渡選手も優勝争いをしていましたが、UFDを取り惜しくも準優勝となりました。
49erと49erFX、29erでは艇数が少ない為、1点が重要となり大きなフリートレースとは違うシチュエーションとなり、よりタクティクスが重要なレースとなりました。
そのなか、29erの堤/後藤が苦手な軽風のコンディションの中でも走りきり、優勝を飾りました。420では占部/ダウストチームが男子に混ざり準優勝と健闘していました。
レースで結果を出せた選手、一方で出せなかった選手も今回のレースで見つかった課題を新たな目標とし今後のスキルアップに向けて邁進して欲しいと思います。
【HOPE選手 大会成績】
470クラス(参加83艇)
3位池田 海人・伊藤 綾香(日本大学/立教大学)
7-(15)-4-5-3-6-8
7位上原 慎平・田畑 武佐士(明海大学/明海大学)
(23)-11-13-8-9-8-15
49erクラス(参加2艇)
1位嶋倉 照晃・上園田 心太浪(早稲田大学/佐賀県ヨット連盟/SAGA MIRAIプロジェクトJV)
(1)-1-1-1-1-1-1-1-1-1-1
49erFXクラス(参加3艇)
3位市橋 愛生・後藤 凛子(早稲田大学/青山学院大学)
1-2-2-(3)-3-3-1-3-3-2-3
ILCA7クラス(参加16艇)
1位豊澄 成光(広島なぎさ高等学校)
1-1-1-4-(5)-3-1-3
2位黒田 治渡(ナブテスコ株式会社)
4-4-4-1-1-1-UFD-2
ILCA6クラス(参加27艇)
5位ハムリンタリア(California Pacific CharterLA)
7-10-(13)-2-3-2-8-11
6位岡田 佳悟(N高等学校)
5-3-(11)-1-DNE-1-5-3
7位豊澄 隆成(広島なぎさ中学校)
(13)-6-6-9-12-3-10-4
10位豊澄 麻希(広島なぎさ高等学校)
10-16-7-(17)-10-7-11-10
29erクラス(参加4艇)
1位堤 悠人・後藤 大志(慶應義塾湘南藤沢高等学校/横浜市立南高等学校)
(3)-1-1-1-1-2-3
2位東堂 すず・ライナス 海波(横浜インターナショナルスクール)
1-2-2-(3)-2-3-1
420クラス(参加23艇)
2位占部 心美・ダウスト 絵麻(福岡第一高等学校/西脇高等学校)
1-2-(6)-3-4-3
Report & Photo by オリンピック強化委員会