大会6日目

大会最終日は、朝から風が弱くAP旗が掲揚され、1時間ほど陸上待機した後、沖から入る薄いシーブリーズで出艇しました。本日はゴールドフリートを優先してレースを行うため、それ以外のクラスは後からの出艇、スタートになります。長時間の風待ちで疲労も溜まるシチュエーションですが、選手たちは気持ちを切り替えながら最終日のレースに向けて時間を過ごしていました。大会初日は日本チームで固まっていた選手も徐々に海外の雰囲気に慣れ、他国の選手とユニフォームやSNSを交換するなど積極的に交流を深める姿が印象的でした。

本日のレースは、風軸が270度・振れ幅10度で3~5knotの風が吹き、日本チームの得意とする風域です。課題としていたスタートも、各チームで改善が見られ、他艇に対して有利な展開となります。風の傾向としては、これまでと同様に左海面が有利となりますが、風が弱くなり始めると右に触れる可能性もあり、選手たちは、スタート前の帆走練習からどのように戦うのかコースプランを検討していました。同様の海面となった、MEN・MIX・WOMEN・U17のシルバーとブロンズチームは、これまでの鬱憤を晴らすかのように思い切ったスタートからレースを展開します。特に女子チームの青山/三浦組は、ボートスピードを活かしたレース展開で、第1マークをトップ回航すると、マークを回るごとに後続艇を引き離し、そのままフィニッシュとなりました。彼女達は、この後もイタリアのガルダ湖でユースワールドの大会に出場予定です。今回のレースを活かして次の大会で活躍することを期待します。その他のチームもシングルでフィニッシュしており、軽風域の走りでは強さを見せました。優勝した国は、カテゴリー別で420WOMENがスペイン・ギリシャ・スペイン、420OPEN・MIXがアメリカ・イタリア・ギリシャ、420U17は1位から3位までギリシャが独占しました。すべてのカテゴリーにギリシャが入っていることから、選手層の厚さと強化方針の確立がなされていることを感じました。

これから日本に帰国し、選手たちは次の大会に向けて準備をします。大会を通じて感じた海外勢との違いを検証し、新たな課題として次のステップに進んで欲しいと思います。選手の皆さん本当にお疲れ様でした。また、大会出場に際してサポート頂きました保護者の皆様・高校の顧問・監督、関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

大会成績
420Men/Mix【全110艇】

60位藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
(31)-17-5-18-25-27-16-17-(BFD)-25-7(シルバーフリート)

85位占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
32-31-14-30-(DSQ)-19-7-6-14-14-10(ブロンズフリート)

90位奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
12-16-(BFD)-24-28-28-27-27-23-7-12(ブロンズフリート)

95位三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)
34-33-21-(BFD)-35-25-16-9-18-28-21(ブロンズフリート)

420級 女子【全57艇】
35位森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)
9-16-11-22-(BFD)-22-19-9-10-2-1(シルバーフリート)

41位青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
22-13-(24)-20-21-16-9-3-17-19-DNC(シルバーフリート)

420級 U17【全76艇】
30位岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
1-7-25-17-16-14-17-29-(31)-31-20(ゴールドフリート)

35位青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
33-10-4-2-20-24-33-(37)-26-25-13(ゴールドフリート)

45位内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)
28-25-28-(33)-8-9-6-13-12-17-7(シルバーフリート)

▲出艇前
▲一位フィニッシュの森山/林組
▲チャーターボートの片付け
▲表彰式
▲海外チームとの交流
▲日本チームコーチ・スタッフ・選手

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会5日目

大会5日目は、予報通り朝から風が弱く、午後のシーブリーズを待つことから始まりました。大会も終盤に入り、選手達にも疲労が見られますが、レースに向けて念入りに準備をする姿が印象的でした。

本日のレースは、風軸が195度・振れ幅10度で5~8knotの風が吹き、日本チームにとって有利となる海面でしたが、スタート後の展開が中途半端となり、先行して良い風を捉えることが出来ません。風の傾向も、上マークに近付くにつれて左にシフトする為、早い段階で左展開した艇が上位を形成します。一定方向に振れる海面において、多少のヘッダーを許容することの必要性を学んだ一日となりました。また、大会の終盤ということもあってスタートを積極的に出る選手も多く、オープン・混合クラスでは、15艇ほどBFDになるレースもありました。U17及び女子のクラスでは、森山/林組が2位を取るなど、軽風域で強さを見せています。初日から課題として取り組んでいるスタートについても、海外勢の動きに慣れ始め、競り合いの中で前に出る機会が増えています。大会最終日は、これまでの反省を活かして良い成績に結び付けられるように、そして今後の活動に繋げられるように頑張って欲しいです。

大会成績
420Men/Mix【全110艇】

66位藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
(31)-17-5-18-25-27-16-17-(BFD)-25(シルバーフリート)

84位占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
32-31-14-30-(DSQ)-19-7-6-14-14(ブロンズフリート)

91位奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
12-16-(BFD)-24-28-28-27-27-23-7(ブロンズフリート)

96位三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)
34-33-21-(BFD)-35-25-16-9-18-28(ブロンズフリート)

420級 女子【全57艇】
36位森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)
9-16-11-22-(BFD)-22-19-9-10-2(シルバーフリート)

42位青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
22-13-(24)-20-21-16-9-3-17-19(シルバーフリート)

420級 U17【全76艇】
31位岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
1-7-25-17-16-14-17-29-(31)-31(ゴールドフリート)

35位青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
33-10-4-2-20-24-33-(37)-26-25(ゴールドフリート)

47位内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)
28-25-28-(33)-8-9-6-13-12-17(シルバーフリート)

▲出艇前
▲スロープ

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会4日目

大会4日目から決勝シリーズに移行し、カテゴリーごとにゴールド・シルバー・ブロンズに分かれてレースを実施しました。前日のインフォメーションでは、朝方の風が残る為、スタート時刻を早めてスケジュールを設定しましたが、出艇後すぐに風が止まり、海上待機後にレースエリアの変更を経てレースを行いました。予報では、軽風となっていましたが、気温が上がるにつれてシーブリーズが強まり、一時15knotを超える時もありました。

本日は、風軸が210度・振れ幅15度で5~15knotの風が吹き、潮流は風上から風下に向かって流れ、スタート時に押し出されてリコールする場面は少なくなりましたが、決勝シリーズということもあって全体的に攻める艇が多く、スタートのポジション取りの中でラインを押し上げるケースが見受けられました。上マーク設定は、195度で風軸に対して左側設置されており、スタートラインと上マーク付近の風に変化があることを窺わせる展開です。日本チームも左側の海面を目指しますが、スタート後すぐに風下艇に吸い寄せられるなど思うように帆走できず、一旦右海面に出て左海面へ展開する場面が続きます。風も左側の岸沿いが強く、スタート後に多少のヘッダーを我慢して帆走した選手から順番に上位を形成していました。日本チームは、風が強くなるにつれて、他艇に対してボートスピードで後れを取り、良い風を先に取ることが出来ません。レースでは苦しい展開が続きましたが、次の課題として捉える選手が多く、良い経験となっています。

明日は軽風の予報ですが、シーブリーズの影響で風が上がることが予想されます。セッティングやコントロールロープなど再度調整を行い、ボートスピードを改善してレースに臨みます。

大会成績
420級 OPEN【全110艇】

59位藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
(31)-17-5-18-25-27-16-17(シルバーフリート)

84位占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
32-31-14-30-(DSQ)-19-7-6(ブロンズフリート)

91位奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
12-16-(BFD)-24-28-28-27-27(ブロンズフリート)

94位三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)
34-33-21-(BFD)-35-25-16-9(ブロンズフリート)

420級 女子【全57艇】
38位森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)
9-16-11-22-(BFD)-22-19-9(シルバーフリート)

43位青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
22-13-(24)-20-21-16-9-3(シルバーフリート)

420級 U17【全76艇】
25位岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
1-7-25-17-16-14-17-(29)(ゴールドフリート)

34位青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
33-10-4-2-20-24-33-(37)(ゴールドフリート)

45位内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)
28-25-28-(33)-8-9-6-12(シルバーフリート)

▲出艇前の全体ミーティング
▲レース中

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会3日目

大会3日目は、予報通りの風が吹き各カテゴリーで予定されたレースを消化して、予選シリーズを終えました。日本チームは、U17の2チームがゴールドフリートに進出し、その他の艇は明日以降silver・bronzeフリートで戦います。

本日は、風軸が210度・振れ幅10度で4~15knotの風が吹きました。潮流も風下から風上へ向かって流れており、スタート時に押し出されてリコールする艇やブラック旗掲揚時もゼネラルリコールとなる場面がありました。日本チームは、風が強くなるにつれて、海外勢に対してボートスピードで後れを取り成績を安定させることができません。上マークを15番前後で回航しても、リーチングやランニングで後続艇に抜かれる苦しい展開となりました。また、海面は左側の岸沿いに吹く風が強く、スタート後に多少のヘッダーを我慢して帆走した選手から順番に上位を形成していました。

惜しくもゴールドフリートに残れなかった選手は、明日以降気持ちを切り替えてレースに臨みます。大会を通して学ぶことが多く、選手にとってはすべてが経験です。果敢に攻める気持ち、一つでも順位を上げる工夫、そして今後に繋がる課題の探求に期待します。

大会成績
420級 OPEN【全110艇】

62位藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
31-17-5-18-25-27

81位奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
12-17-38-24-28-28

87位占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
33-32-14-30-DSQ-19

102位三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)
34-33-21-BFD-35-25

420級 女子【全57艇】
38位森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)
9-16-11-(22)-BFD-22

43位青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
22-13-(24)-20-21-16

420級 U17【全76艇】
21位岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
1-7-(25)-17-16-14

26位青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
(33)-10-4-2-20-24

45位内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)
28-25-28-(33)-8-9

▲出艇前
▲D旗掲揚
▲レース海面まで曳航
▲プロテスト調停中の藤田選手

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会2日目

大会2日目も風の予報が弱く、午後のシーブリーズを待つことから始まりました。選手たちは、空いた時間を利用して海外選手と積極的に交流を深め、終始リラックスした雰囲気でレースまでの時間を過ごしていました。

12時過ぎから入り始めたシーブリーズでD旗が掲揚され、それぞれの海面に出艇していきます。本日のレースエリアは、昨日と入れ替わりで、湾内のエリアに女子及びU17・湾外にオープンと男女混合が予定されました。

風は両海面とも275度を風軸とした振れ幅15度前後で、風速は3~4mの軽風となり、湾外の海面は、ゆっくりとした周期的な変化の風をどのようにコースに反映させるかがポイントとなりました。また、潮流が速く10秒で1艇身ほど流れており、レース中も潮流に流されてレイラインをオーバーする艇が多数見受けられました。風も長くは続かず、湾内のエリアは予定通り2レースを消化しましたが、湾外は風が途中で無くなり1レースで終了しています。

日本チームは、思うようなスタートが出来ず、苦しい展開から始まります。特にスタート前後のポジショニングやクローズホールドの上り角度は海外勢が一枚上手で、日本チームはスターボードタックからポートタックへの方向転換が比較的早くなり、コース選択の幅が狭くなっているように感じました。その中で、本日抜群の走りを見せたのは、U17の青山侑友/中川出帆です。スタート後、多くの艇が左海面を選択する中、右の風を上手にとらえ上位でフィニッシュしました。総合でも9位に浮上し、明日以降も活躍が期待されます。オープンでも、藤田蒼士/堀侑樹が上マークを2位で回航するなど随所に光走りを見せています。明日は午後から風が上がる予報で、本日消化できなかったカテゴリーについては3レース、それ以外については2レースを予定しています。日本チームにとって耐えの一日となりそうですが、まずはゴールドフリートを目指して頑張ってほしいと思います。

大会成績
420級 OPEN【全110艇】

49位藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
31-17-5

70位奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
12-17-38

79位占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
33-32-14

92位三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)
34-33-21

420級 女子【全57艇】
30位森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)
9-16-11-(22)

43位青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
22-13-(24)-20

420級 U17【全76艇】
9位青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
(33)-10-4-2

19位岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
1-7-(25)-17

61位内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)
28-25-28-(33)

▲風待ち
▲風待ち
▲風待ち
▲風待ち
▲ブラックのゼネラルリコールを確認するコーチボート
▲ブラック掲示
▲初めての海外レース審問に向かう占部選手 ※調停により相手艇が30%のペナルティ
▲本日5位でフィニッシュした藤田/堀ペア

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日本スポーツ振興センター
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大会1日目

大会初日は、朝から予報と反対の風が長く続き、早い段階でAP2が上がるなどその風が止むのを待って、北西のシーブリーズが入るタイミングで出艇することになりました。長い風待ちでも、選手たちはオンとオフを使い分け、レースに向けて万全の準備をする姿が印象的でした。

レースは、3つの海面が用意されており、風や波のうねりの状況によって、海面を使い分けています。本日は、湾外のエリアに女子とU17・湾内のエリアにオープンと男女混合がレースを行いました。

風は280度を風軸とした振れ幅15度前後で、風速は3~5mの軽風となりました。湾内の海面は、岸に沿って吹く左側の風をいかに早く掴めるかがポイントとなり、スタートの良し悪しで上位の順位が決まるレース展開となりました。日本チームは、海外勢のスタート時の攻撃的な動きに翻弄され、良いポジションから飛び出すことが出来ません。それでも右に逃げながら良い風を捉え、左に展開するチームもありました。明日以降は、スタートのポジショニングから積極的なレース運びができるよう修正していきます。
湾外のエリアでは、U17の岡田海洋/渡邊陽斗君が抜群の安定感で1位・7位でフィニッシュし、総合4位となっています。本人たちの得意な風域でもあり、ボートスピードも他艇に対して引けを取っていません。明日も軽風予報なので、この調子で頑張ってほしいです。

大会成績
420級 OPEN【全110艇】

43位奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
12-17

72位藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
31-17

99位占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
33-32

102位三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)
34-33

420級 女子【全57艇】
24位森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)
9-16

40位青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
22-13

420級 U17【全76艇】
4位岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
1-7

40位青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
33-10

54位内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)
28-25

▲スタート前
▲風下へのランニング

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日本スポーツ振興センター
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大会前日

420 Open European Championshipsは、ヨーロッパ各国を中心としたセーラーたちが競い合い、互いに技術の向上や国際交流を行う場として非常に多くの選手が参加をしています。今回は、すべてのカテゴリーを合わせて243チームが参加をしており、将来オリンピックを目指す若手セーラーたちの登竜門となっています。

大会名:2024 420 Open European Championships
開催地:スロベニア・ポルトロシュ
大会期間:2024年7月2日(火)〜7月9日(火)
7月2日:受付、艇体計測
7月3日:プラクティスレース及び開会式
7月4日〜9日:予選レース及び決勝レース
7月9日:閉会式

主催:国際420クラス協会(International 420 Class Association)

出場選手:
420級 OPEN
藤田 蒼士・堀 侑樹(清風高等学校)
奥出 蒼矢・小河 莉佑(三重県立津工業高校)
占部 心美・小林 和真(福岡第一高校)
三谷 帆澄・松岡 達也(葉山町セーリング協会)

420級 女子
青山 若生・三浦 海珠(葉山町セーリング協会)
森山 伊織・林 深姫(鳥取県セーリング連盟)

420級 U17
岡田 海洋・渡邊 陽斗(三重県立津工業高校)
青山 侑友・中川 出帆(鳥取県セーリング連盟)
内田 歩・佐藤 直輝(葉山町セーリング協会)

ポルトロシュは、スロベニアのアドリア海沿岸に位置する美しいリゾート地です。この地域は、温暖な気候、美しいビーチ、高級リゾートホテル、スパ施設で知られ、国内外から多くの観光客が訪れています。また、温暖な地中海性気候を持ち、夏は暑く乾燥しており、冬は適度な温度と湿度を保っています。年間を通じて観光に適しており、特に夏季にはビーチや海洋レジャーを楽しむ人々で賑わいます。ヨットハーバー近辺でも、海水浴を楽しむ観光客が多く見受けられます。

本日は、艇のチェック及びプラクティスレースに参加し、レースに向けた最終調整を行いました。夕方からは開会式に参加し、他国の選手たちと交流を深める姿が印象的でした。レースは6日間を予定しており、風の予報は軽風となっています。日本チーム一丸となって上位を目指して頑張りますので、皆様のご声援をどうぞよろしくお願い致します。

▲プラクティスレース
▲開会式行進
▲開会式
▲開会式全体写真

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。