大会6日目

本日は池田/伊藤についてはメダルレースと、上原/田畑・飯田/松山においてはラストレースを行いました。

池田/伊藤メダルレースレース【風向220° 風速3~4m/s】
池田/伊藤組はスタートライン下側より下に3艇置いてスタートします。良いスピードでスタートした事もあり、一つ下の艇が早々にタック、その後も下の艇がタックするのに合わせ池田/伊藤もタック。一旦下受けによりさらに左に出しますが、スピードも良く上マークを4位で回航。ダウンウィンドでは角度を落としすぎてスピードが無く、後ろの集団に追いつかれそうになりますが、逃げ切る形で下マークゲート左を回航。先行艇も左を狙い走りますが、苦しい位置を走りながらも左に展開、先行艇がタックを返し右海面を抑えにいく中、さらに左に出しアプローチライン付近でタック、途中からシフトとブローでスピードが上がり第2上マークを2位で回航。ダウンウィンドでは先程の反省もあり無理に角度を付けず、スピードと角度をもって帆走そのまま下マークも2位で回航しフィニッシュとなりました。
着順2位(メダルレース)

飯田/松山組に関しては、今回の海面の傾向から下寄りからスタートし左展開10番前後で上マークを回航、その後2番ほど順位を上げるもそれ以上には行けず7位でフィニッシュ。
飯田/松山 着順7位(シルバーフリート)

上原/田畑組はスタートライン下側でスタートを行うも、下側の艇につきあげられUFDとなりました。
上原/田畑 着順UFD25位(シルバーフリート)

今回のレガッタを振り返り、池田/伊藤組がメダルレースに残りましたが、日本選手全体に些細なミスが多く目立ち、各選手がまだまだ余力を感じるレガッタとなりました。
また、海外選手と走り普段国内では経験できないレベルの中、少しのスピードの妥協や、少しの動作ミスが、順位を大きく下げてしまう事など身をもって感じた事と思います。
今回気づけた事を幸運に思い、ウィークポイントを一つでも克服できるよう日々の練習に励んでもらいたいと思います。

大会成績
470級【参加艇数47艇】

10位池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)
6-5-4-14-7-9-11-14-12-(19)-M2 ゴールドフリート

27位飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)
23-17-11-3-1-6-DNC(25)-12-1-8-7 シルバーフリート

29位上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)
17-15-14-9-7-17-4-7-3-5-UFD(25) シルバーフリート

▲メダルレースで2位を走る池田/伊藤組
▲日本選手集合写真、クロージングセレモニーは夜の9時から開かれました
▲チャーター艇や整備など大変お世話になったアンドレアスさん(彼はギリシャから470級で5回オリンピックに出場したレジェンドです)

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会5日目

本日はメダルレースをかけた最後の1レースとなりました。
日本チームは、池田/伊藤組が10位につけており本日のレース次第でメダルレース進出となります。

10レース目(本日1レース目)【風向270° 風速3~4m/s】
池田/伊藤組はスタートライン上側よりスタートし、即タックで右に展開します。
しかし風はあえなく左にシフトして行き上マークを20位前後で回航します、ダウンウィンドでは他艇より落として走る事が出来、集団を一気に抜いて10番前後まで復活してきましたが、下マーク回航時ロッキングでのペナルティーを取られ痛恨の720°回転を行い、またしても21位まで後退してしまいます、その後のアップウィンドで2艇を抜き順位を上げますが追い上げ及ばず19位でフィニッシュとなります。
池田/伊藤組はこのレースをカットレースとなり、昨日まで11位につけていたスウェーデンの選手も順位を落としていた為、逃げ切る形でメダルレース進出となりました。
着順19位(ゴールドフリート)

飯田/松山組はスタートライン下側より良いスタートが切れ左に展開しシフトでタックを返しますが、さらに後ろを切って行った後続艇が更なる左シフトで伸びてきてしまい上マークを9位で回航、ダウンウィンドでは集団の内側で展開し順位を一つ上げますが、その後は順位変わらずフィニッシュ。
飯田/松山 着順9位(シルバーフリート)

上原/田畑組はスタートに失敗し即タックを返しますがもともとのプランの左に展開し直し上マーク5位ダウンウィンドでも順位は変わらずそのままフィニッシュします。
上原/田畑 着順5位(シルバーフリート)

明日は、池田/伊藤に関してはメダルレースです、また、シルバーフリートの上原/田畑組と飯田/松山組に関してもラストレースが行われます、少しでも良い順で終われるよう全力で挑んでまいりたいと思います。

大会成績
470級【参加艇数47艇】

10位池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)
6-5-4-14-7-9-11-14-12-(19) ゴールドフリート

27位上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)
(17)-15-14-9-7-17-4-7-3-5 シルバーフリート

28位飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)
23-17-11-3-1-6-DNC(25)-12-1-8 シルバーフリート

▲ゴールドフリート進出によるインタビューを受ける池田/伊藤組
▲スタート前の飯田/松山組
▲スタート前の上原/田畑組

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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会4日目

本日は昨日に引き続き午前中からのスタートとなり第1レースは9時半から行われました。
また本日は朝から強風が吹いており、チャーターボートで挑んでいる日本チームはトラブルの多い1日となってしまいました。

7レース目(本日1レース目)【風向345° 風速6~9m/s】
池田/伊藤組はスタートライン中央より出遅れ気味でスタート、逃げのタックから始まりましたが左展開で順位を上げ一時は2位まで順位を上げますが、マークアプローチでオーバーセールとなってしまい上マークを6位で回航。その後ダウンウィンドで落としすぎてしまい、スピードを持って走る集団に抜かれてしまいます。
第2上マークでも8位で周りますが集団でアプローチした下マーク回航で3艇ほど抜かれてしまいフィニッシュ。
池田/伊藤組 着順11位(ゴールドフリート)

飯田/松山組は、スタート前のチューニングにおいて、ジブハリヤードのシーブにワイヤーを挟み込み、海上で修理している間にスタートシークエンスが始まってしまいあえなくDNCとなってしまいました。
飯田/松山 DNC(シルバーフリート)

上原/田畑組は、今回なかなかうまく行かなかったスタートを決め、8位で上マークを回航、ダウンウィンドと2回目のアップウィンドで順位を上げフィニッシュ。
上原/田畑 着順4位(シルバーフリート)

8レース目(本日2レース目)【風向325° 風速7~10m/s】
池田/伊藤組はスタートラインの上側からスピードのあるスタートを行います、左のシフトに合わせ右に展開しますが、更に左に伸ばした集団に前に出られ上マークを20番前後で回航。その後2回目のアップウィンドで15位前後まで上がり、ダウンウィンドレグでは2艇に抜かれてフィニッシュ。
池田/伊藤 着順14位(ゴールドフリート)

飯田/松山組はスタートライン上側よりスタートし右展開を狙いますが、周りの艇の影響でタック出来ず左展開となります。上マークでは右からのブローに乗った集団に先を行かれ、15番前後となり、その後はダウンウィンドで順位を上げフィニッシュ。
飯田/松山組 着順12位(シルバーフリート)

上原/田畑組においては、スタートライン真ん中からスタートしスピードも良く左に展開、しかし右側の集団に前を行かれ20位前後で第一マークを回航。スピードの良いダウンウィンドレグと2回目のアップウィンドで順位を大幅に上げシングルでフィニッシュ。
上原/田畑組 着順7位(シルバーフリート)

9レース目(本日3レース目)【風向320° 風速7~10m/s】
池田/伊藤組はスタートライン上寄りからスタートし、右に展開します。途中大きな振れがあり左に戻しますが、更に右の奥に走った艇がさらにリフトのブローでタックしてきて先行され上マークを10位で回航、タイトなリーチングで、スピンポールのセットがうまく行かず後続艇に抜かれサイドマークでは20位まで順位を落とします。その後ダウンウィンドと2回目のアップウィンドで順位を戻し12位でフィニッシュ、動作でのミスで大きく遅れてしまい悔しい結果となりました。
池田/伊藤 着順12位(ゴールドフリート)

飯田/松山組は、振れの大きい海面でうまくシフトに合わせ上マークを5位で回航、ダウンウィンドでも安定の走りで順位を上げます。2回目のアップウィンドでは左の海面を上手く使いトップに立つと、ダウンウィンドでさらに後続艇を引き離しダントツのトップでフィニッシュ。
飯田/松山組 着順1位(シルバーフリート)

上原/田畑組においても、強風のスピードとシフトに合わせたコースで、上マークを6位で回航、ダウンウィンドでも安定した走りを見せ順位を上げて行きます。最後のリーチングでは他チームがスピンを降ろしている所をスピンでのリーチングを走り切り、2位に迫りますが残念ながら追いつかず、日本チームのワンツーフィニッシュとはなりませんでした。
上原/田畑組 着順3位(シルバーフリート)

飯田松山組においてはジブハリヤードのトラブルでDNC、池田/伊藤組においてはレースを走り切りましたが、トラベラーのレールを留めるビスが抜け着艇後に取り外すと土台から割れているトラブルがあり、日頃から整備している自艇で戦うヨーロッパの選手との差を感じる1日となりました。
明日は、メダルレース前の最後の1レースが行われます、池田/伊藤組において10位でメダルレース圏内にいます、明日は勝負の1日となりますしっかりと体を休め備えたいと思います。

大会成績
470級【参加艇数47艇】

10位池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)
6-5-4-(14)-7-9-11-14-12 ゴールドフリート

28位飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)
23-17-11-3-1-6-DNC(25)-12-1 シルバーフリート

30位上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)
(17)-15-14-9-7-17-4-7-3 シルバーフリート

▲ゴールドフリートで奮闘する池田/伊藤組
▲シルバーフリートで上位を走る上原/田畑組と飯田/松山組
▲本日は風も強く、スピンがバーストする艇もありました

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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会3日目

本日は早朝から2レースが行われ、テッサロニキに来て初めて北風でのレースとなりました。
また本日よりゴールドとシルバーに振り分けられております。

ゴールドフリート出場
池田/伊藤 組
シルバーフリート出場
飯田/松山 組
上原/田畑 組

5レース目(本日1レース目)【風向10° 風速4~8m/s】
本日の1レース目は、8時30分にスタートしましたが、途中で大きく風がシフトした事で、下マークで中止となります。池田/伊藤組はクローズでのシフトが合わず最下位を走っており、飯田/松山組においては上マーク付近でメインハリヤードが切れリタイヤしていた為、中止により2艇は命拾いをしました。上原/田畑組においてはトップを走っており悔しい結果となってしまいました。

マーク変更後の再スタートで池田/伊藤は、ラインの一番下側よりスピードのあるスタートを決めます。多くの選手が陸に近い右海面へ向かう中、池田/伊藤組は左へ展開しブローを掴みに行きます。右へ行った集団においては角度が良いが半島のブランケットにより風が弱く、左のブローを掴んだ池田/伊藤組がスピードを上げマークまで進み上マークを2位で回航します。サイドマークまで3位に大きく差をつけリードしますが、ダウンウィンドで後続集団と逆のタックを走ったことで集団に追いつかれ3位へ転落してしまいます。ペースを崩した池田/伊藤組は第2上に向かう中でも集団に飲まれてしまい、上マークを8位で回航、ダウンウィンドで1艇を抜きはしたものの悔しさの残るレースとなりました。
池田/伊藤組 着順7位

飯田/松山組は、上寄りからのスタートを決めシフトに合わせてタック、上マーク付近の左のシフトで一気に前に出てトップで上マークを回航、そのまま最後までトップを守り切りフィニッシュ。
飯田/松山 着順1位(シルバーフリート)

上原/田畑組は、スタート後下の艇に吸い寄せられ逃げのタックで自分の思うコースが取れません。そんな中でも、上マークでは7位前後で回航しその後も順位をキープしつつフィニッシュ。
上原/田畑 着順7位

6レース目(本日2レース目)【風向50° 風速5~7m/s】
池田/伊藤組はスタートラインの上側から集団と一緒にスタート序盤の順位は20番前後で展開するが、途中の右からのブローで前に出て上マークを8番前後で回航します。再度マーク回航後すぐにジャイブを返しましたが左のブローに乗った集団に前に出られ、下マークでは15位前後まで落としま。2回目のアップウィンドではうまくブローを繋ぎ、再度順位を上げ2回目の上マークを7位で回航、その後のダウンウィンドでは、オスカーフラッグがネガティブのコンディションでもあり、波にうまく合わせられず順位を落とします。結果下マークでは2艇に抜かれてしまいフィニッシュ。
池田/伊藤 着順9位

飯田/松山組はスタートを決めて左のブローを狙うが、風が落ちた状態では右海面のシフトが勝り上マークを20番前後で回航しますが、得意の軽風の中、うまくシフトに合わせ順位を徐々に上げて行きます。最終的には10艇以上を抜き去りフィニッシュ、シルバーフリートでの物足りなさに予選ラウンドでのミスが悔しく感じられます。
飯田/松山組 着順6位

上原/田畑組においては、スタートの加速が足りず逃げのタックとなってしまいます。上マークでは20番前後で回航しスピントラブルにより更に順位を落としましたが、2回目のアップウィンドで順位を上げ17位でフィニッシュ。
上原/田畑組 着順17位

本日はこちらに来て初めての北風が吹き、地形による影響が多いレースとなりました。
上手く地形を読み対応できた池田/伊藤組は、昨日より順位を上げメダルレース圏内にいます。明日もまた北風が予想され、本日同様に風の入りを重視したコース取りが求められます。
明日も気を抜かず丁寧なレースを行って行きたいと思います。

大会成績
470級【参加艇数47艇】

9位池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)
6-5-4-(14)-7-9 ゴールドフリート

26位飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)
(23)-17-11-3-1-6 シルバーフリート

32位上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)
(17)-15-14-9-7-17 シルバーフリート

▲ゴールドフリートでのスタートシーン
▲ゴールドフリートで2位を走る池田/伊藤組
▲ダントツのトップフィニッシュを決める飯田/松山組

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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会2日目

レース3日目は、予告通り13時30分からレースが開始されました。

第2レース(本日1レース目)【風向245° 風速4m~6m/s】
池田/伊藤は、スタートラインの一番下からスタートしそのまま左へ展開、途中ブローで右へ返しますが、更に左へブローを取りに行った艇に抜かれてしまい、上マークを8位で回航、スピンアップに手間取ってしまい、1艇抜かれましたが、ダウンウィンドでは5位まで順位を上げます、その後は順位をキープしフィニッシュ。
池田/伊藤 着順5位

飯田/松山組は、スタートライン上側より良いスタートするも、トラベラートラブルによりタックせざる負えなくなり、右へ展開して行きます、上マークを15位で回航しますが、ダウンウィンドで徐々に順位を上げていた中、ロールを起こす際に落水してしまい順位を落としてしまいます、下マークでは20位前後まで落ちてしまいます、その後順位は上げますが17位でフィニッシュ。
飯田/松山 着順17位

上原/田畑組は、スタートラインの上集団の下側より出遅れてのスタート、すぐにタックして右海面で展開、うまくシフトに乗れず上マークを23位と大きく出遅れます、その後リーチングとダウンウィンドで徐々に順位を上げますが15位でフィニッシュ。
上原/田畑 着順15位

第3レース(本日2レース目)【風向230° 風速5~6m/s】
池田/伊藤は、スタートラインの真ん中からスタートしそのまま左へ展開、ポートのレイライン近くでタックし、上マークを6位で回航、ランニングでは1艇抜き5位で下マークを回航します、第2上マークでも順位は変わりませんでしたが前の集団と離れてしまいます、しかし最終ダウンウィンドでシフトを上手くつかみ、1艇抜き順位を上げフィニッシュ。
池田/伊藤 着順4位

飯田/松山組は、スタートライン上側よりスタートするも、スピードに乗れず逃げのタックで右へ展開、うまくシフトには合わせてきましたが上マークでは15位回航、ダウンウィンドでは同じぐらいの位置を走っていた集団から抜け出し12位前後で下マークを回航します、クローズでの順位に変動はありませんでしたが、最終のダウンウィンドで1つ順位上げフィニッシュ。
飯田/松山 着順11位

上原/田畑組は、スタートライン真ん中より出遅れてのスタート、すぐにタックして右海面で展開します、前のレースの反省を踏まえ直ぐに再度タックをし我慢しながらも左に展開して来ます、上マークでは16位で通過、ダウンウィンドでのスピードは良いもののジャイブポイントのミスで順位を下げてしまう場面もありましたが持ちこたえて第2上マークを16位前後で回航、スピードの良いダウンウィンドで2艇を抜き去る事に成功しそのままフィニッシュ。
上原/田畑 着順14位

第4レース(本日3レース目)【風向215° 風速5m~6m/s】
池田/伊藤は、スタートラインの上側からスタートしましたが出遅れてしまい右に逃げ、左に出してくる事が出来ません、上マークでも20位前後で回航、得意のダウンウィンド等で徐々に順位は上げてきますが、フィニッシュは14位となりました。
池田/伊藤 着順14位

飯田/松山組は、スタートラインの一番下側から出遅れながらもスタートしますが、徐々にスピードに乗り左のエンドまで走り切ります、タック後は上マークアプローチとなり最小のタック数で上マークを2位で通過します、ダウンウィンドでは周りにつられてしまい本来の自分達のスピードで走れず下マークでは3位に後退してしまいますが、その後は手堅く順位は守り切り3位でフィニッシュ。
飯田/松山 着順3位

上原/田畑組においても、スタートライン下3番目からスタートします、スピードも良く左のブローまで走り切り上マークでは8位で回航、リーチングでは1艇抜かれ9位に後退しますが、その後の順位は守り切りフィニッシュ。
上原/田畑 着順15位

本日をもって予選ラウンドが終了し、明日からはゴールドフリートとシルバーフリートに別れ戦う事となります、日本チームは、池田/伊藤組がゴールドフリート、飯田/松山組に関しては惜しくも2点の差でゴールドフリートを逃し、上原/田畑組においてもシルバーフリートへ振り分けられます。
池田/伊藤組においては、メダルレースを目標に、飯田/松山組・上原/田畑組についてはシルバーでの1位を目指し明日からも頑張って行きたいと思います。
また、明日は午後からの風が弱い予報の為、朝8時半スタートとなっています、予報によって柔軟にスケジュールコントロールされるのは海外レースならではの体験でもあります、本日の疲れを十分に取って明日のレースへ繋げたいと思います。

大会成績
470級【参加艇数47艇】

11位池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)
6-5-4-(14)

26位上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)
(17)-15-14-9

30位飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)
(23)-17-11-3

▲日本チームのダウンウィンドは角度もスピードもあり順位を上げる走りが出来ています
▲本日の3レース目最終マークを3位で回航する飯田/松山組
▲上原/田畑組は日本チームの中でも特にダウンウィンドでのスピードが際立っています
▲遠征では今後の遠征に慣れる為にも自炊生活を送ります

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本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会1日目

本日から470JuniorEuropeanのレースが始まりました。
今回のレースは47艇の参加があったため、2フリートに分かれてのレースとなり、イエローフリートには上原/田畑組、ブルーフリートには池田/伊藤組が出場しました。
海面は、軽風のフラットな海面でスタート1レース目を消化後すぐに2レース目を始めましたが、陸に溜まった積乱雲が徐々に海面に近づきレース途中で大きく風がシフトしたためノーレースとなり、積乱雲からの突風と雷の為、ハーバーバックとなりました。
その後、積乱雲通過後に出艇しましたが風が弱く本日は1レースのみの消化となりました。

1レース目【風向230° 風速3m~4m/s】
海面のブローは弱く、徐々に左にシフトして行く風が入ります。
上原/田畑組に関しては、スタート20秒前のポジション取りで前に出しすぎ、リコールはしなかったものの、スタート時にはシバ―して止まってしまい全体から遅れてしまいます。、その後左のシフトを取りに展開しますが、風の乱れによりスピードに乗れず、上マークでは17番前後で回航、先行艇との距離もあった為その後前にも追いつけず、17位でフィニッシュ。
上原/田畑 着順17位

飯田/松山組はスタートライン真ん中よりスタート、周囲に対しても自由に走れる位置でのスタートとなり、上マーク付近では10番前後に位置していましたが、最後のアプローチでのタックポイントにより順位を20位前後まで落としてしまいます。その後も順位は上げられず23位でフィニッシュ。
スピードも良く走りには自信も見せていたが、1つのタックミスで大きく順位を落としてしまい、世界の壁の厚さを痛感する形となりました。
飯田/松山 着順23位

ブルーフリートで戦った池田/伊藤組は、抜群のスタートを決め集団をリードします、途中左の集団にリードを許しますが、上マークを7位で回航、ダウンウィンドや2回目のアップウィンドで順位は多少変動しましたが、結果6位でフィニッシュ。
池田/伊藤 着順6位

本日のミーティングでは、マーク際のポジション取りや、下に艇を置いての走り方等が課題としてあげられ、明日取り組むべきことを明確にし、気持ちをリセットして明日へ臨む態勢を整えました。

大会成績
470級【参加艇数47艇】

11位池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)
6

33位上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)
17

45位飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)
23

▲猛暑の中での軽風のダウンウィンドは選手の体力を奪います
▲Junior EuropeanではJunior Worldより艇数の多い47艇のエントリーがありました
▲曳航中ハーバー側には雷雲があり、帰るのも怖い状況でした

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日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。

大会前日

2024 470 Junior European選手権がギリシャ テッサロニキにて7月21日~28日まで開催されており、日本からはHOPE選手2チームと470協会から推薦された1チームが参加しております。

大会名:2024 470 Junior European
開催地:ギリシャ テッサロニキ
大会期間:2024年7月21日(日)~7月28日(日)

出場選手:470級
池田 海人 / 伊藤 綾香(日本大学 / 立教大学)(HOPE選手)
上原 慎平 / 田畑 武佐士(明海大学 / 明海大学)(HOPE選手)
飯田 澪 / 松山 大祐(早稲田大学)

テッサロニキは、日中は40℃を超える猛暑、夜になっても30℃以上が続くいており、今レガッタは暑さとの戦いにもなりそうです。

海面について
午後になるとサーマルによる風が南より入ってきますが、海水温も高く吹き上がるほどの風にはなかなかなってくれません。練習期間の数日においても、たまにフルトラピーズには成りますが、殆どがハーフトラピーズの風が続いております。また、波においてもほとんどなくフラットな海面が続いております。
日本チームは7月17日から現地での練習を開始しており、暑さに慣れると共にフラット海面と軽風に対応したチューニングを調整しており、レースを行う準備も整って本番を待つのみとなりました。
また、本日は受付と艇計測を終え、夜にはオープニングセレモニーが行われました。
※プラクティスレースにおいては計測の遅れもあり艇数が揃わず中止。

明日からはレース本番となります、軽風が続く予報となっておりますが、まずはメダルレース進出を目指し集中して頑張って行きたいと思います。
皆様の応援よろしくお願いいたします。

▲ハーバーの様子 今回は420クラス180艇との併催の為470はハーバー隣の海岸からの出艇となります
▲計測の様子 全艇フル計測が行われました
▲開会式の様子 日本では考えられない夜8時半からの会式でした

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