期間:2024年10月11日(金)〜10月14日(月祝)
開催地:鳥取県境港公共マリーナ

鳥取県境港公共マリーナにて4日間のHOPEユース合宿を実施しました。今回は体力測定と海上練習、ILCAクラスのラストチャンスレガッタの並行開催となりました。

【体力測定】鳥取県境港公共マリーナ
体力測定は年間2回開催され、HOPE育成プログラムでの活動と日頃のトレーニングの成果を測る場として設定されています。9月に前倒しで計測したものと合わせて、今回がHOPEユース選手の第2回の測定となりました。測定を終えて成長を感じられた部分とこれから伸ばしていかなければならない部分が明確になったと思います。それぞれがさらに高い目標を持ち、これからのトレーニングに励みます。

【海上練習】各クラス担当コーチ
海上練習は各クラスに分かれて実施しました。
ILCA6クラスについては、全日本ILCA選手権の水域予選が台風の影響で延期され、今回合宿と同時期に開催となり、HOPEユースに所属するILCAの選手も参加しました。初日は中風、2日目は強風のレガッタとなり、得意のダウンウインドを武器にILCA6でハムリンが優勝し、豊澄隆成が準優勝となりました。

29erクラスは、1艇のみでの練習となりました。普段はクルーをしている選手のみの参加でしたが、今回はヘルムスマン・クルーのポジションを交代しながら練習することで、新たな発見と、新しい視点から自分の普段行っていることを見つめ直す機会となり、クルーに戻った際にはより正確なクルーワークを行えるようになりました。

iQFOiLクラスは、11月に行われるU-17カテゴリーの世界選手権が迫ってきているため、実戦を想定したスタートやスタートからのリーチングなどをメインに練習を行いました。今合宿後に引き続き派遣前合宿を行い、大会に向けて最終調整を行なっています。

次回の合宿も鳥取・境港で開催されます。今回のような素晴らしいコンディションでの練習ができることを期待します。

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。