期間:2025年5⽉28⽇(⽔)〜5⽉30⽇(⾦)3⽇間
開催地:葉⼭沖 /葉⼭新港・森⼾海岸
神奈川県 葉⼭にて5/28〜5/30 の3⽇間の⽇程で、iQFOiLクラスのHOPE ユース選⼿を対象にした強化合宿を実施しました。本合宿では、7⽉にフランスで開催されるIQFOILユース世界選⼿権、12⽉にポルトガルで開催されるセーリングユースワールドに向けて、レース練習を中⼼に帆⾛技術の向上、セーリングへの理解⼒、フィジカル強化など、それぞれの課題を向上することを⽬的に⾏いました。
【海上練習】
合宿初⽇、北東の⾵が10~18ノット吹き逗⼦葉⼭沖の海⾯で⼀⽇海上練習を実施しました。⾵の振れや強弱のあるオフショアコンディションのコースレースにおいてどのようにコースプランを考え組み⽴てるか、地形の影響を受けて吹いてくる⾵の予測や判断、変化の多いコンディションの中でロスを減らし帆⾛をキープする技術などを意識しながら練習に取り組みました。
今合宿ではシニア⼥⼦の新嶋選⼿の参加があり、HOPEユースの⼩薗とマンツーマンでマークを使って練習を実施することができました。
スタート練習も多く⾏い、スタートラインへのアプローチ、タイムマネージメント、狙った場所からスタートするための艇のコントロール技術や調整⼒についても多く取り組みました。スタートのパンピングについてもシニア選⼿の技術をヒントに取り組みましたが、スタート練習全体を通して課題が多く⾒つかりました。シニア選⼿と合同練習できたことにより多くの気づきを得ることができたと思います。
2⽇⽬は朝の⾵を狙って早い時間に海上に出ましたが⾵が続かなかったため、微⾵のオフショアコンディションの中で陸から吹いてくる⾵の形や使い⽅について海上でディスカッションしながら帆⾛、選⼿の判断を確認したり⽤具の基本操作について確認を⾏いました。
3⽇⽬は朝から視界不良で予報でもかなり⾵が強く吹くことが想定されていたため安全⾯に配慮し全体練習は中⽌、トレーニング施設にてフィジカル強化に努めました。HOPEユースの⼤島は今回3⽇⽬だけの参加でしたが、翌⽇からの⼤会に備えてしっかりとトレーニングを⾏いました。上半⾝の筋⼒が弱いため今後計画的にトレーニングを重ねてほしいと思います。
今回の葉⼭合宿も良い練習となりました。今後も引き続き課題に取り組んでいきます。
Report & Photo by オリンピック強化委員会