期間:2025年7月4日(金)〜7月6日(日)3日間
開催地:鳥取県 境港公共マリーナ

境港公共マリーナにて3日間の期間で第7回HOPEユース合宿を実施しました。各クラス海外大会や国内大会への出場を控えた選手達が、海上練習とフィジカルトレーニングを中心に強化に取り組みました。

【海上練習】各クラスコーチ
夏本番となり毎日30度を超える猛暑の中での海上練習となりましたが、風に恵まれ合宿期間3日間通し西風の風速20ノット前後のコンディションで海上練習を実施することができました。暑熱対策を行い毎日5時間程、選手達は集中して海上練習を行いました。
各クラス強風コンディションの中、海外大会を控えた選手もそうでない選手も基本動作の確認・反復を中心に練習を行いました。時折25ノットの強いブローが入るハードなコンディションで厳しい環境でしたがそれぞれが限界に挑戦し、大きな成長を感じる合宿となりました。
技術面・精神面ともに多くの学びを得ることができ、今後のレースシーズンに向けて非常に有意義な合宿となりました。

▲海上練習風景

【フィジカルトレーニング】鈴木トレーナー統括/寺田トレーナー/井手トレーナー
今合宿では海上練習後に毎日2時間程フィジカルトレーニングを行いました。各選手合宿外では個別のトレーニングメニューが与えられフィジカル強化に励んでおり、今回の機会を活かして普段正しいフォームでできているかの確認をトレーナーが細かく確認し、改善の取組を行いました。

▲フィジカルトレーニング風景

【フィジカル講習】寺田トレーナー/井手トレーナー
フィジカル講習では日々のフィジカルトレーニングの質向上のため、正しい姿勢やフォーム等の知識を身につけることを目的に行いました。
実際に寺田トレーナーと井手トレーナーがお手本となってトレーニング時の正しい肩甲骨や骨盤等の動きを選手と確認し、日々のフィジカルトレーニングへの落とし込みについて講習をしていただきました。
選手はそれぞれの艇種やレベルや目的に合わせメニューを組んでもらっています。
今後の練習やレースにおいて実践で発揮できるよう継続的に取り組んでほしいと思います。

▲フィジカル講習

【栄養サポート】[栄養士]武田統括/朴沢副統括/渡辺拠点リーダー[調理師]安田いづみさん/道祖尾いづみさん
今合宿も鳥取県栄養士会のご協力の下で昼食と夕食の調理・提供を行っていただくとともに、セーリングの競技特性に即した提供内容のアップデートや、個別のニーズに応じた補食の提供も実施しました。また、今回から新たに栄養士副統括となった朴沢さんを合宿に迎え、武田統括とともに今後の各選手への栄養サポートの方向性について様々議論を深めて頂きました。
毎食アスリートに必要な栄養素をバランス良く提供していただき、暑い中での海上練習やフィジカルトレーニングも集中して取り組むことができました。鳥取県の地元の食材を使用したメニューで、選手スタッフは献立が楽しみのひとつでした。

▲毎食献立や栄養素について説明をしていただきました
▲集合写真 選手・スタッフの皆様暑い中お疲れさまでした

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。