期間:2025年7月14日(月)〜7月17日(木)4日間
開催地:葉山沖 / 葉山新港・森戸海岸

神奈川県 葉山にて7/14〜17の4日間の日程で、iQFOiLクラスのHOPEユース選手を対象にした強化合宿を行いました。本合宿では、7月に開催されるクラス別世界選手権、12月に開催されるセーリングユースワールドに向けて、レース練習を中心に帆走技術の向上、セーリングへの理解力向上、フィジカル強化など、各選手の課題を向上することを目的に実施しました。

【海上練習】
今合宿は7月下旬にフランスで開催されるiQFOiLユース&ジュニア世界選手権の事前国内合宿として、同大会に出場するHOPEユースの小薗、大島、高濱が参加しました。
合宿期間を通して台風の太平洋南岸通過と重なり、終始風の強い合宿となりました。初日前半は北風フラット海面でスピード練習とパンピング動作練習を行いました。台風の影響で吹く風は不安定で雨や視界不良を伴うコンディションでしたが、パンピング動作を繰り返すことで上半身・下半身の連動性を向上し、風の振れや強弱、波に合わせながらリズムを整え動作を行いました。初日の午後から合宿最終日にかけては南風が強く吹き上がり20knotを超えるコンディションの中、スタート練習を多く行いながらレース練習を実施しました。葉山の練習ゲレンデは沖にある名島が大きな波をブロックしてくれることで南風の強風になっても比較的安全なコンディションで練習ができます。また、今合宿ではフィジカルトレーニングを含め様々な練習に取り組みましたが、少し風のおさまった最終日には新しいセイルのチューニングをして遠征用の競技用具の準備も行いました。来週からの遠征では良いパフォーマンスを発揮してきたいと思います。

▲スタート練習の様子 左:小薗選手、中央:高濱選手、右:大島選手
▲フォイルタック練習を果敢に行う小薗選手
▲台風の影響の中、強風練習をする小薗選手と大島選手
▲フォイルタック練習をする大島選手
▲マークを回航する高濱選手
▲出艇前にセイルを準備している様子

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター

本合宿は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています。