大会5日目

2025年 iQFOiLクラス ユース&ジュニア世界選手権は、いよいよレース5日目を迎えました。
この日は、これまでの大会期間中で最も良い風の予報が出ており、陸上での待機時間もわずかで、まずU19男子クラスが出艇。その後、U17男子クラス、U17&U19女子クラスも続き、全4クラスでレースが順調に消化されました。
良い風の予報とはいえ、実際の海上コンディションは北寄りの陸風で不安定さが残っていました。シフトの多い風が運営を悩ませながらも、平均7~9ノットの風の中でレースは実施され、前日よりもやや風が強かったため、この日はスプリントダウンスラロームコースではなく、アップウィンドスプリントコースでのレースが各クラスで行われました。
通常のアップウィンドコースより短めのコース設定ながら、風が弱い中でのアップウィンドレースでは、スタートポジションの取り方やコース選択、フォイリングタックの精度によって、選手間の差が大きく表れる展開となりました。
アップウィンドスプリントではタックのロスを考慮し、7~9割の選手がポートスタートを選択する傾向にあります。この日は右海面が優勢だったこともあり、多くの選手がポートスタートを決めていましたが、時折入る左からのブローを読み切る選手や、スターボースタートの優先権を生かしつつ難なくフォイリングタックを決め、右海面に展開していくトップ選手の技術は非常に印象的でした。
U19やU17男子クラスではトップ選手のフォイリングタックはもはや当たり前の技術となりつつありますが、U19女子クラスでも2~3名の選手が実戦でも成功させており、世界レベルの高さを改めて感じさせられました。
(残念ながら、国内の日本選手では、国際大会の緊張感の中でフォイリングタックを実戦レベルで決められる選手は、シニア~ユースを含めてもまだいないのが現状となっています。)

今回採用されたアップウィンドスプリントコースは、シニアクラスの選手にとってはソフィア杯などグランドスラムシリーズや世界選手権にて既に一般的となってきていますが、日本チームのユース4選手は国際シニア大会の経験がなく、このコースでのレースは初めての挑戦となりました。
経験の少なさからか、スタートポジション争いで埋もれてしまう場面や、良い位置からスタートしてもパンピングの持久力やアップウィンドでの角度・スピードの差で苦しい展開になる場面が目立ちました。
前日までのスラロームレースでは好調な走りを見せ、128艇中50位でゴールドフリート進出が見えていた窪田大雅選手も、この日は課題のアップウィンドで苦戦し、実施した4レースすべてでスコアを崩す結果となりました。
女子クラスでは、よりインサイド寄りかつ不安定な風の中でのレースとなり、大島選手・髙濱選手ともにスタート20秒前までは良いポジションを確保しながらも、漕ぎ出しやライン感覚の把握が不十分で、第1線でのスタートを決めきれない場面が悔やまれる結果となりました。
最終的に、この日は男子クラス4レース、女子クラス3レースが実施されましたが、日本の4選手はいずれも前日より順位を落とす形となってしまいました。

大会6日目からは決勝シリーズに突入します。男子2選手はシルバーフリートでの戦いとなりますが、課題や反省点をしっかりと見つめ直し、良いレースをしてくれることを期待しています。女子2選手には、決勝シリーズでも順位を上げる攻めのスタートと走りを見せてくれることを願っています。
大会はいよいよ佳境を迎えます。日本選手への温かいご声援を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

【DAY4 大会成績】
U19(男子)【参加149艇】*4レース実施

125位 小薗 正虎(HOPE/福岡県立香椎高等学校
23-(DNC(39))-RDG(30.7)-(DNC(39))*ケースによりリタイア-29-33-25-27

U17 & U15(男子)【参加128艇】 *4レース実施
71位 窪田 大雅(ジェムイン須磨)
27-13-13-13-(29)-27-(39)-27

U19(女子)【参加53艇】*3レース実施
38位 大島 朱莉(HOPE/立命館守山高等学校)
21-25-DNC(37)-15-25-15-27

U17 & U15(女子)【参加49艇】*3レース実施
37位(U15 5位) 高濱 奈菜(HOPE/昭和学院中学校)
19-21-25-(27)-25-21

▲出艇の様子 選手数も多く毎回非常に混み合っています
▲窪田大雅選手(ジェムイン須磨) 出艇の様子
▲髙濱選手(HOPE) スタートシーン
▲髙濱選手(HOPE) 技術力・体格面ともに課題が多く見つかる大会となっています
▲大島選手(HOPE) スタートの様子 ポジションは悪くないものの、走り出しの加速で遅れてしまうシーンが目立っています
▲U19男子クラス 小薗選手(HOPE) ポートスタートをするも苦しいポジションを強いられています
▲小薗正虎選手(HOPE) 1stマークから2ndマークマークへのアプローチシーン

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
日本スポーツ振興センター

大会4日目

2025年iQFOiLクラス ユース&ジュニア世界選手権は、レース4日目を迎えました。
この日も、初日から3日目までと同様に大きな気象の変化は見られず、朝のスキッパーズブリーフィングでは、コースレースではなくスラローム形式のレースで可能な限り進行していく方針が、選手たちに共有されました。
この日は、前日にレースを実施できたU19男子クラスが後発となり、まずはU17男子クラス、そしてU17・U19女子クラスがそれぞれ沖合のA海面およびインサイドのB海面に分かれて出艇しました。前日までに比べると陸上での待機時間は短く、各クラスとも海上には出られたものの、風向は北東〜北西で不安定、風速も3〜5ノットと弱い状況が続きました。スタートが試みられる場面もあったものの、なかなかレースは成立せず、進行は滞りがちでした。また、B海面では干潮の影響で水深が浅くなり、フォイルが接触して転倒する選手も見られました。潮が満ちるのを待つ時間も必要となり、レース開始までに多くの時間を要しました。

16時頃からようやく風速が8ノット程度まで上がり、レースが開始されましたが、U17男子クラスは出場選手数が多く6ヒート、U17・U19女子クラスもそれぞれ3ヒートずつの計6ヒートに分かれての実施となるため、1本のレースを完了させるのにも時間がかかる状況でした。さらに、スラローム形式特有のブラックフラッグによるリコール(フライング)が多発し、レースの再スタートが繰り返されたことも、進行の大きな遅れにつながりました。

結果として、U17男子クラスでは2レース(いくつかのヒートは未実施)、U17・U19女子クラスはそれぞれ1レースのみの成立で、この日のレースは終了となりました。
一日を通して平均6〜7ノットの弱い風が続き、選手にはスタート時のタイム&ディスタンスの管理、スピードマネジメント、そして着水せずにフォイリングを維持するためのパンピング力や風を読む力など、非常に高い技術と集中力が求められるコンディションでした。わずかなミスがブラックフラッグ(BFD)や完走できないDNFに直結する、厳しい戦いとなりました。

そのような中、日本の窪田選手、大島選手は粘り強い走りを見せ、シングルフィニッシュを記録するなど、順位をしっかりと上げています。
明日行われる大会5日目には、これまでで最も良い風予報が出ており、レースの順調な進行が期待されます。なお、現在も予選の規定である6レースを満たしていないため、予選シリーズは継続となりますが、引き続き、日本チームへの温かいご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【DAY4 大会成績】
U19(男子)【参加149艇】*実施なし

138位 小薗 正虎(HOPE/福岡県立香椎高等学校
23-DNC(39)*リコールにより-DNC(39)*ケースによりリタイア-DNC(39)*ケースによりリタイア

U17 & U15(男子)【参加128艇】 *2レース実施
50位 窪田 大雅(ジェムイン須磨)
27-13-13

U19(女子)【参加53艇】*1レース実施
36位 大島 朱莉(HOPE/立命館守山高等学校)
21-25-DNC(37)-15

U17 & U15(女子)【参加49艇】*実施なし
36位(U15 5位) 高濱 奈菜(HOPE/昭和学院中学校)
19-21-(25)

▲毎朝のブリーフィングの様子
▲選手出艇準備の様子
▲出艇準備をする大島選手
▲髙濱選手・大島選手 出着艇もかなり混雑しています
▲スタート進行を待つ選手たちの様子
▲各クラス・ヒートでBFDによる失格も多く出ていました
▲高濱奈菜選手(HOPE)
▲スタートで出遅れてしまった高濱選手
▲U17女子スタート 大島朱莉選手(HOPE)。FRA、ESPの上側から良いスピードでスタートを切る様子
▲窪田大雅選手(ジェムイン須磨)と伊勢田コーチ
▲2レースを7位-6位でフィニッシュした窪田選手(ジェムイン須磨)

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会3日目

2025年iQFOiLクラスのユース&ジュニア世界選手権は、レース3日目を迎えました。この日も前日同様、軽風の予報が出されており、朝のスキッパーズ・ブリーフィングでは、コースレースの実施は難しく、スラロームコースでのレースに切り替えられる可能性が高い旨が選手たちに伝えられました。
当初、U19男子クラスのレースは12時過ぎの開始が予定されていましたが、風は一向に上がらず、曇天に加えて小雨も降る中、風速は2〜4ノット程度。選手たちは再び長時間の陸上待機を強いられる形となりました。最終的に、15時前にU19男子クラスのみが出艇。運営もレース実施に向けて奮闘しますが、スタートの試行、延期、中止が繰り返され、なかなか本格的な進行には至りませんでした。
17時を過ぎた頃、ようやく沖合のA海面および岸寄りのB海面のそれぞれに6〜7ノット程度の風が安定的に入り始め、辛うじてスラローム形式でのレースを実施することができました。

そんな中、U19男子クラスの小薗選手は、最初のレースのスタート1分前、スタートラインに向けたアプローチの為、ポートからスターボードにジャイブした直後に、オーストリア(AUT)選手のポート艇と接触。相手艇のフォイルマストが小薗選手のボードに突き刺さる形となり、大きな損傷を負いました。
この日、U19男子は20時前まで計3レースが実施されましたが、小薗選手はすべてのレースをリタイアする結果となってしまいました。また、時刻も既に遅くなってしまっていることから、U17男子クラス、およびU19・U17女子クラスは、AP+Aによりノーレース、明日にレースは持ち越しとなりました。

リタイアして着岸後は、相手選手との今後についてのやり取り、抗議・救済の手続き、破損したボードの修理またはチャーターボードの手配など、慌ただしい対応が続きました。幸いにも、メーカーよりスペアボードを借用できる見通しが立ち、レース継続の道が確保されました。
抗議および救済については、審問が長引く難しいケースとなりましたが、最終的には小薗選手側の主張が認められ、この日リタイアした当該3レースについては翌日も含めたスラロームレースの平均得点が適用されることとなりました。ケースについてはかなり危ないケースで判決がどちらに転んでもおかしくない内容でしたが、相手選手側のルール第16条(コース変更)を根拠として提出された抗議については、書類の提出が時刻制限を過ぎていたこと、また相手選手も17歳と若く審問経験が少なかったこともあり、運良く小薗選手の主張が認められる結果となりました。
今回のケースを通じて、iQFOiLのような高速艇種においては、艇速だけでなく、危険回避能力、予測力、そしてリスクマネジメント力といった「セーラーとしてのインテリジェンス」が極めて重要であることを、あらためて痛感させられる一日となりました。
今後は、借用したスペアボードの使用申請をテクニカル委員会に提出し、承認され次第、レースへの復帰が可能となる見通しです。小薗選手には、与えられた平均得点を活かしつつ、今後のレースでしっかりとスコアを積み上げていってほしいと願っています。

大会3日目が終了しましたが、ここまで予定どおりにレースが進行しておらず、選手・スタッフともに少なからずフラストレーションが溜まりつつあります。レース数の少ない大会となれば、カットレースも限定的となり、1レースごとの積み重ねが順位に直結する展開になります。予選ラウンドは4日目で終了予定となっており、選手たちにはこれまで以上に集中力を高め、1本1本を大切に戦ってもらいたいところです。
大会も終盤に差し掛かってまいりました。引き続き、日本チームへの温かいご声援をよろしくお願いいたします。

【DAY3 大会成績】
U19(男子)【参加149艇】

138位 小薗 正虎(HOPE/福岡県立香椎高等学校
23-DNC(39)*リコールにより-DNC(39)*ケースによりリタイア-DNC(39)*ケースによりリタイア

U17 & U15(男子)【参加128艇】*実施なし
57位 窪田 大雅(ジェムイン須磨)
27-13

U19(女子)【参加53艇】*3レース(ダウンスラローム)実施
40位 大島 朱莉(HOPE/立命館守山高等学校)
21-25-DNC(37)

U17 & U15(女子)【参加49艇】*実施なし
32位(U15 5位) 高濱 奈菜(HOPE/昭和学院中学校)
19-21

▲陸上待機中 女子選手・コーチで集まっての写真
▲この日のダウンスラロームレースの様子
▲レースに向けて準備する小薗選手(HOPE)
▲スタートシークエンスの小薗選手 この直後ジャイブしてケースが起こりました
▲インシデント後の小薗選手とAUT選手。相手のフォイルマストがボードに刺さりました
▲ボードは両面に貫通し、内部が露見するほどの大ダメージでした
▲表から裏までザックリ傷を負ったボード。明日からはスペアのチャーターボードでレースに挑む予定です

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会2日目

2025年iQFOiLクラスのユース&ジュニア世界選手権は、レース2日目を迎えました。この日も前日に続きノーレースの懸念が浮かぶ弱い風の予報でしたが、午後にかけて風が若干強まる期待もあったため、陸上での待機時間を取りつつ、U19男子クラスから順に海上へ出艇し、レース実施を試みました。
湾口部では風が収束する影響か比較的安定した風が吹いていたものの、レース海面となる沖合では、北西からの海風に加え、北の陸風の影響もあって風速・風向ともに不安定な状況が続き、長時間にわたる海上待機を余儀なくされました。

当初はスプリントアップウィンドコースでの実施を運営も試みていましたが、風が徐々に弱まり、途中からダウンスラローム形式に切り替える展開に。スタート、中止、延期が繰り返され、なかなかレースは進行しませんでした。今大会には約400名が参加しており、U19男子は8ヒート、U17男子は6ヒートに分かれています。男子の出艇後に予定されていた女子クラスは、この日も長時間の陸上待機となってしまいました。
夕方17時頃になり、ようやくU19男子がすべてのヒートで1レースを完了。続いてU17男子、U19・U17女子が出艇し、最終的に各クラスで2〜3レースが実施され、20時前にレース2日目の全競技が終了しました。日本チームの状況としては、U19クラスの小薗選手・大島選手は、微風下でのスタートやコース取りに苦戦し、艇団に埋もれてしまうレース展開が続きました。

一方で、U17クラスの窪田選手・髙濱選手は、他艇が風の弱いエリア(ラル)に捕まり着水する中でも、かろうじてフォイリングを維持。スタートやマーク回航で着実に順位を上げる走りを見せました。
高濱選手はほぼ全艇がスタート前に着水する中で、1艇でフォイリングを続けて100m以上のビッグリードでスタート〜1stマークを1位で回航する走りも見せていました。残念ながら後続からのトップ選手たちの追い上げのプレッシャーもあり、ダウンウィンドでの着水が響いて順位を下げてのフィニッシュとなってしまいましたが、初めての海外遠征ながらも自分のペースや判断でレースが行えている点が良かったです。

この日の風はブローで約8kt、アベレージで6ktほどの軽風でしたが、トップ選手たちはパンピングによる推進力とブローを繋ぐコース取りでスピードを維持。
一方で、ミスによる着水が命取りとなり、順位が大きく上下するシビアな1日となりました。

レース3日目も引き続き軽風予報が出ており、粘り強く冷静にレースを組み立て、自滅を避ける戦略が重要となってきます。予選ラウンドは続きますので、大会トラッキングや成績速報を通じて、日本チームの動向をぜひご注目ください。今後とも、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

【DAY2 大会成績】
U19(男子)【参加149艇】*1レース(ダウンスラローム)のみ実施

85位 小薗 正虎(HOPE/福岡県立香椎高等学校
23

U17 & U15(男子)【参加128艇】*2レース(ダウンスラローム)実施
57位 窪田 大雅(ジェムイン須磨)
27-13

U19(女子)【参加53艇】*3レース(ダウンスラローム)実施
40位 大島 朱莉(HOPE/立命館守山高等学校)
21-25-DNC(37)

U17 & U15(女子)【参加49艇】*2レース(ダウンスラローム)実施
32位(U15 5位) 高濱 奈菜(HOPE/昭和学院中学校)
19-21

▲小薗選手 出艇前の様子
▲小薗選手の出艇をサポートする大島選手と髙濱選手
▲出艇する小薗選手(HOPE)
▲この日も風が弱く、海上でレース延期や中止が繰り返されました
▲風待ちの様子。コーチボートがない国の選手は休憩や移動も一苦労です
▲海上での小薗選手と小菅コーチ
▲ダウンウィンドスラロームレース フィニッシュの様子
▲フィニッシュする窪田選手(ジェムイン須磨)
▲2位でのマーク回航や7位フィニッシュも見せた窪田選手
▲窪田選手 レースが終わってハーバーを出る頃には20時を回る長い1日でした

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会1日目

2025 iQFOiLクラスのユース&ジュニア世界選手権のレース初日を迎えました。
この日は練習期間とほぼ同じような風向の10~12ktほどの予報が出ており、アップウィンドコースには物足りないものの、スラロームコースは充分行えるようなコンディションが期待されていました。

コーチ・スキッパーズブリーフィングが定刻の12時に行われ、男子クラスは14時から初めのレースが予定されていましたが、インサイドでは予報の風向とは大きく異なる東寄りの風が入っており、沖の北西風とぶつかってしまっているためか一向に良い風が入ってきません。
全クラスでAPのレース延期、ウェイティングが指示され、選手たちはそれぞれ道具の調整をしたり、日陰で海外選手とのコミュニケーションを深めたりしながら、指示を待つかたちになりました。

時折、少し風が強まるアナウンスが流れると、選手たちも慌ただしくセッティングを始めたり、レースに向けての準備を進める様子も見られましたが、結局1日を通して予報通りの風は入り切らず、19時前まで待機した後にAP+Aが掲揚されてこの日はノーレースとなりました。
予選ラウンドは最低6レースの完了が必要とされていますので、少なくともあと2日は予選シリーズの進行となる予定です。大会2日目からの日本チームの走りに期待します。

引き続き大会終了まで、日本チームの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

【DAY1 総合成績】
U19(男子)【参加153艇】

小薗 正虎(HOPE/福岡県立香椎高等学校

U17 & U15(男子)【参加128艇】
窪田 大雅(ジェムイン須磨)

U19(女子)【参加53艇】
大島 朱莉(HOPE/立命館守山高等学校)

U17 & U15(女子)【参加49艇】
高濱 奈菜(HOPE/昭和学院中学校)

▲予報反して、不安定な風となった1日でした
▲全クラスでAP待機〜AP+Aのノーレースとなってしまいました
▲韓国チームと風待ちをしている小薗選手(HOPE)
▲待機中、選手たちはリモコンヨットで競い合って楽しんでいました
▲前日の開会式での日本チームの様子

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会前日

2025 iQFOiLクラスのユース&ジュニア世界選手権が7月25日〜7月31日の期間、フランスのブレスト(Brest)にて開催されます。
ブレストはフランス北西部・ブルターニュ半島の西端に位置する港町であり、大西洋に面した重要な軍港・海洋都市として知られています。自然の良港に恵まれたブレスト湾(ラデ・ド・ブレスト)は海上交通も盛んで様々な船が行き来しており、また大西洋と接するため、潮の流れや風が強い傾向の海面となっています。
今大会はユースのU19、そしてジュニアのU17/U15それぞれのカテゴリーの世界選手権になっており、世界各国から総勢400名ほどの選手が集まっています。

大会前日となる24日は受付や計測、海上練習などを行い、また最終調整としての海上練習・海面調査も行いました。日本からは4選手が参加しますが、特に大きなトラブルも今のところはなく過ごせており、無事にレース初日を迎えられそうな様子です。大会は31日まで続きますので、日本チームの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

大会名:2025 iQFOiL YOUTH & JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIPS
開催地:フランス・ブレスト
大会期間:2025年7月25日(金)〜7月31日(日)

出場選手:
U19(男子)【参加153艇】

小薗 正虎(HOPE/福岡県立香椎高等学校

U17 & U15(男子)【参加129艇】
窪田 大雅(ジェムイン須磨)

U19(女子)【参加55艇】
大島 朱莉(HOPE/立命館守山高等学校)

U17 & U15(女子)【参加49艇】
高濱 奈菜(HOPE/昭和学院中学校)

▲2年前にはシニアの世界選手権も行われたフランス・ブレストが会場です
▲大会会場で準備を進める日本チーム
▲海外チームと混ざって合同レース練習をする小薗選手(HOPE)
▲U17で出場の窪田大雅選手(ジェムイン須磨)と高濱奈菜選手(HOPE)
▲U19出場の大島朱莉選手(HOPE)
▲オープニングセレモニーの様子
▲400名の選手とコーチが集まっての開会式でした
▲日本チームは4選手、コーチ3名が参加しています

Report & Photo by オリンピック強化委員会

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