大会6日目

本日は決勝シリーズ3日目となり大会最終日となります。決勝シリーズに入り予定通りレースが出来ていなため、本日は朝8時半出艇の4レース予定となりました。しかし朝からまた深い霧に覆われ風も弱く風待ちを行いました。正午頃になると徐々に徐々にそよそよと風が入り初め霧も無くなり出艇となりました。
レース海面に到着すると3〜5ノット程風がありましたが、本日も潮が強く平均風速が上がらないため海上でも風待ちとなりました。最終予告は16時でギリギリまで海上で待ちましたが、残念ながら最終日もノーレースとなり今レガッタは終了しました。
今レガッタは18レース予定されていましたが8レースしか実施出来ず残念でしたが、初めての29erでのレースは2チーム共に良い経験となり12月に参加予定のユースワールドに向けて改善点が見つけられたと思います。12月のユースワールドに向けて精進したいと思います。引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

【Day6 総合成績】※本日ノーレース
29er【参加202艇/26カ国】

158位 舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
32-32-33-21-(50)-44-48-7

159位 ダウスト絵麻・後藤 一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)
30-13-37-(BFD)-42-41-38-19

▲本日も朝は霧に覆われ風待ちから始まりました
▲舩澤チーム
▲ダウスト/後藤チーム
▲2025 29er世界選手権のチャンピオンはノルウェーとなりました

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会5日目

本日は決勝シリーズ2日目となり、午前中は風が弱い為レーススケジュールが午後からに変更されました。午前中は霧により視界が悪く予定の時間を過ぎても風が弱く陸上でしばらく風待ちを行いました。15時頃になり5ノット程風が入り初め海上へと出ますが、潮が強く風速が7ノット超えなければレースを行わないとレース運営からアナウンスがあり海上でも風待ちを行いました。中々風向も定まらず、18時過ぎまで海上で待ちましたが本日のレースはキャンセルとまりました。
明日は最終日となり、午前中のみ風が良い予報となっており、4レース予定されています。

【Day5 総合成績】※本日ノーレース
29er【参加202艇/26カ国】

157位 舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
32-32-33-21-(50)-44-48-7

160位 ダウスト絵麻・後藤 一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)
30-13-37-(BFD)-42-41-38-19

▲朝は対岸が見えない程の霧に覆われていました
▲レース海面到着時は7ノット程風がありましたが、徐々に風が弱まりました
▲今レガッタでは全18レース予定されていましたが、ポルトらしい風が入らず未だ8レースしか完了できていません

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日本スポーツ振興センター
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大会4日目

本日から3日間決勝シリーズとなります。日本チーム共にエメラルドフリートでの戦いになります。
本日はいつもと違う風向で210度方向からの8〜10ノットの中定刻通りレースが始まりました。決勝シリーズ1レース目は両チームとも第1上マークを10番前後で回航し、舩澤チームは風の強弱がある中ブローを繋げ7位でフィニッシュしました。ダウスト/後藤チームはダウンウィンドで集団に揉まれ、順位を落とし19位フィニッシュとなりました。
1レース目が終わる頃には風が弱くなり始め、2レース目も続けてスタートしましたが第1上マークで風速が5ノット以下になった為、ノーレースとなりました。その後APHとなりハーバーバックし、陸上で風待ちをおこないましたが風速が上がらず本日は1レース実施のみで本日はノーレースとなりました。明日も風が弱い予報ですが4レース予定されています。

【Day4 総合成績】
29er【参加202艇/26カ国】

157位 舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
32-32-33-21-(50)-44-48-7

160位 ダウスト絵麻・後藤 一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)
30-13-37-(BFD)-42-41-38-19

▲レース前には2艇で走り合わせを行いました
▲日本チーム、上マーク回航の様子
▲舩澤チーム
▲レース後は29erクラス協会のAGMが行われ、来年のワールドの開催地やクラスルール等について協議されました

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会3日目

予選3日目である本日は予定通り出艇しましたが、レース海面に到着すると風が無く1時間程海上で風待ちをおこないました。しばらく待つと予報通りの320度から風が入り初め、10〜14ノットの風速の中4レース実施しました。
舩澤チームは、スタートの改善ができ第一線からスタートできるようになりましたが、その後の走りで競り負けや動作のミスから沈をしてしまうなど大きなミスにより順位を落とすこととなりました。
ダウスト/後藤チームもスタートに注力しましたが本日1レース目にBFDとなり、その後のレースも上手くリズムに乗れず大きく順位を崩しました。
両チームともに29erに乗り始め半年ほどで試行錯誤の毎日ですが、複数艇でのレースは貴重な経験となっています。明日からは決勝シリーズとなり、レースは残り3日間となります。まずは自分達の課題を一つずつクリアし、日本での練習に活かせるよう引き続き取り組みたいと思います。

【Day3 総合成績】
29er【参加202艇/26カ国】

153位 ダウスト絵麻・後藤 一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)
30-13-37-(BFD)-42-41-38

160位 舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
32-32-33-21-(50)-44-48

▲本日は波のうねりがあるコンディションでした
▲スタート風景
▲舩澤チーム
▲本日も18時を過ぎまでレースをおこないました

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会2日目

予選2日目である本日は午前中の風に期待し9時55分予告と当初のスケジュールより早くレースを行う予定でしたが、予報より風が弱く風待から始まりました。しばらくするとAPと数字旗4が掲揚され14時予告まで待つこととなり、大会の情報を共有するWhatsAppでは細かく海上の状況が参加選手に共有されました。風向と風速が安定せず15時半頃にAPAが掲揚され本日はノーレースとなりました。
明日は予選最終日となり、予選シリーズは5レースで成立となります。明日の予報は北風の順風予報となりレース実施に期待できる予報となっています。引き続きご声援よろしくお願いいたします。

【Day2 総合成績】
29er【参加202艇/26カ国】

102位 ダウスト絵麻・後藤 一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)
30-13-(37)

152位 舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
32-32-(33)

▲他国のチームと交流しながら風待ちをしました
▲8時間程陸上待機の後、ノーレースとなりました
▲ハーバー前のドウロ川には世界遺産のドン・ルイス1世橋があり、ポルトの街を繋いでいます

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会1日目

今回の世界選手権は202艇エントリーがあり、4フリートに各50艇程で分かれ2海面でレースを行っています。1海面100艇の29erが集まり、先発フリートのスタート6分後に後発フリートがスタートしています。
予選は3日間実施の後、上位50艇がゴールドフリートとなりその他フリートは均等にシルバー、ブロンズ、エメラルドとフリートに分けられます。

レース初日は長い1日となりました。
午前中は風が弱く予報の風を待つため当初の予定であった11時予告信号から、1時間遅らせての開始となりました。しかし、予報より風の入りが遅く陸上で2時間程待った後13時頃海上へと出ましたが、予報である北西に風向風速が定まらず海上でも3時間程風待ちをしました。
16時頃本命の北西が6-10ノット程入り、各フリート3レースを実施しました。日本2チーム共に初めての大きなフリートでのスタートに苦戦し、先行艇の後を追いかけるレース展開となりました。
明日以降の風予報では事前練習とコンディションが異なり南の微風予報が続きます。予選2日目の明日は予報が良いうちにレースをできるだけこなすため、当初は午後からのレーススケジュールでしたが午前中に変更され4レース予定されています。
明日、微風でのレースではスタートが大事になるのでまずは第一線からスタートできるよう改善していきたいと思います。 引き続きご声援よろしくお願いいたします。

舩澤夏美コメント
『今日はスタートの出遅れや海面の選択で順位を落としてしまったので明日からはまずスタートを改善できるようにしていきたいです。』

【Day1 総合成績】
29er【参加202艇/26カ国】

102位 ダウスト絵麻・後藤 一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)
30-13-(37)

152位 舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
32-32-(33)

▲レース初日は長い風待ちから始まりました
▲舩澤夏美/舩澤夏子チーム
▲マーク際は常に混戦です
▲着艇は19時過ぎとなりましたがポルトガルの日の入りは21時頃と明るく、1日が長い初日となりました

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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大会前日

8月1日〜8月8日の日程でポルトガルのポルトにて29er世界選手権が開催されます。開催地であるポルトはポルトガルの北西部に位置し、スペインを源流としポルトの街から大西洋へと流れるドウロ川沿いに大会会場があります。レース海面には大きなドウロ川を抜け大西洋の海へ出ます。陸では34度程の気温で日差しが強く暑さを感じますが、川を下り海へと近づくと一気に寒くなり寒暖差が大きく選手は厚手のウェットスーツを着て海上練習を行っています。
レース海面は毎日正午を過ぎるとMAX20ノット程の北風が入り大西洋特有の大きな波のうねりが入るのが特徴的です。風が弱くても大きなうねりが入るので今大会では波のうねりに合わせたバランスやトリムの攻略が必須となります。
本日は無事に計測を終え、夕方から開会式に参加しました。明日からいよいよレースが始まり3日間予選シリーズが行われます。ご声援よろしくお願いいたします。

大会名:2025 29er Porto World Championships
開催地:ポルトガル・ポルト
大会期間:2025年8月1日(金)〜8月8日(金)

出場選手:
29er【参加202艇/26カ国】

舩澤 夏美・舩澤 夏子(鳥取県セーリング連盟)
ダウスト 絵麻・後藤一太(HOPEユース:兵庫県立西脇高等学校/山梨県立富士北稜高等学校)

▲事前練習では毎日中〜強風の中練習を行いました
▲ビーチから出艇しドウロ川を通り右奥の海へと出ていきます
▲フル計測が行われ2チームとも無事に終了しました
▲開会式の様子

Report & Photo by オリンピック強化委員会

日本スポーツ振興センター
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