大会6日目(最終日)

最終日は昨日と同じように朝から風がなく、陸上での風待ちとなりました。しかし、昨日に引き続き風はそよそよと吹き始め、各艇出艇して行きました。
選考のポイントが着くかどうかの瀬戸際の南里でしたが、12Knot程度の風の中、1レース目は13位。南里本人も「もうダメだ」といった表情。そして迎えた最終レース、見ているこっちもびっくりするような上1スタート。最初のいいタイミングで右に出て行きます。上マークを1位で回航すると、落ち着いたレース展開でトップを死守してトップフィニッシュ!!
総合57位、この成績であればオリンピック出場国数以内になるため、南里は選考ポイントを獲得する見込みです。
日本人選手は2020年の世界選手権で第2回目の代表選考シリーズを戦うことになります。

優勝の行方ですが、昨日リードを保っていたAUSトム・バートンが追い上げる同僚マット・ウォーレンから逃げ切り、優勝を決めました。1、2位がオーストラリア勢、3、4位がニュージーランド勢と今回の世界選手権は南半球のセーラーが上位を独占しました。

梅雨時期でコンディションが心配された世界選手権ですが、終わってみれば予定された12レースをすべて消化し、運営、選手ともに完全燃焼といった状況です。
長い間準備に携わった地元のスタッフ、運営スタッフ、選手の皆さんお疲れ様でした。
つづいてラジアルワールドが7月17日から始まります。いい風でいいレースができますように。

今大会が東京五輪の代表選考①となります。(詳しくはこちら)
大会サイト(https://2019worlds.laserjapan.org)
成績サイト(https://2019worlds.laserjapan.org/standard/results/)

参加日本人選手

レーザースタンダード【18艇】

瀬川和正(米子産業体育館)
南里研二(百五銀行)
鈴木義弘(早稲田大学)
北村勇一朗(サコス株式会社)
杉山航一朗(JA静岡中央会)
樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
長義晴(Fubuka-wws)
藤本拳(Murdoch University)
堀田学(佐賀県ヨット連盟)
木村俊介(株式会社筑波銀行)
児玉洋輝(Nabtesco)
久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
大川晃弘
櫻井真也(レーザー知多 フリート)
山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング株式会社)
福田育弘(日本国土開発株式会社)

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一

大会5日目

決勝2日目、朝から美保湾には風がありません。天気予報も風がない予報。陸上での風待ちとなりました。しかし、梅雨時期の日本にしては珍しく海上では6Knot程度の風が吹き始め、出艇となりました。

Gold Fleetでは昨日に引き続きTom Burtonが5-13として首位をキープしました。続くはフランスのBernaz Jean-Baptisteが続きます。

日本人選手は南里が37-24として、63位まで順位を下げてしまいました。この大会は東京五輪の代表選考①となっていますが、このままで行くとオリンピック参加国枠35カ国を下回り、選考大会としてカウントされなくなってしまいます。南里は何としても踏ん張って選考のポイントを獲得したいところです。

ブロンズフリートでは鈴木が3-9としてブロンズフリートでトップになりました。

明日は予選最終日、悔いのないように全力でレースに取り組んでほしいと思います。

今大会が東京五輪の代表選考①となります。(詳しくはこちら)
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参加日本人選手

レーザースタンダード【18艇】

瀬川和正(米子産業体育館)
南里研二(百五銀行)
鈴木義弘(早稲田大学)
北村勇一朗(サコス株式会社)
杉山航一朗(JA静岡中央会)
樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
長義晴(Fubuka-wws)
藤本拳(Murdoch University)
堀田学(佐賀県ヨット連盟)
木村俊介(株式会社筑波銀行)
児玉洋輝(Nabtesco)
久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
大川晃弘
櫻井真也(レーザー知多 フリート)
山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング株式会社)
福田育弘(日本国土開発株式会社)

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一

大会4日目

決勝1日目、昨日よりも風は弱いもののレースをすることができる風が美保湾には吹いています。定刻通り11時スタートに向けて大集団が出艇していきます。風は安定するかと思いきや右からフワフワ、左からフワフワと流れ非常に難しいコンデションとなりました。
気になる優勝争いですが、リオ・オリンピック金メダリストのTom Burtonが弱く触れ回るコンデションで8-2とまとめて首位に躍り出ました。2位はリオ・オリンピック銅メダルのSam Meech。1、2位を南半球勢がリードしています。

昨日、健闘およばずシルバーフリートでのセーリングとなってしまった南里ですが、今日は我慢のレースとなり、13-28と総合成績を58位と下げてしまいました。

4日間予定されたレースはすべて行われ、選手は疲労が溜まってきている頃です。
コンディショニングをしっかりして、あと2日乗り切って欲しいと思います。

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参加日本人選手

レーザースタンダード【18艇】

瀬川和正(米子産業体育館)
南里研二(百五銀行)
鈴木義弘(早稲田大学)
北村勇一朗(サコス株式会社)
杉山航一朗(JA静岡中央会)
樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
長義晴(Fubuka-wws)
藤本拳(Murdoch University)
堀田学(佐賀県ヨット連盟)
木村俊介(株式会社筑波銀行)
児玉洋輝(Nabtesco)
久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
大川晃弘
櫻井真也(レーザー知多 フリート)
山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング株式会社)
福田育弘(日本国土開発株式会社)

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一

大会3日目

予選最終日、朝から世界選手権にふさわしい良い風が吹いています。風は14〜16knot、波も高く体力勝負のコンデションになって来ました。
昨日、ゴールドフリート入りの望みをつないだ南里は今日の第1レースでも見せてくれました。落ち着いてスタートをするときちんと上位艇とシフトに合わせてシングルでレースを展開します。フィニッシュは9位。予選最終レースに望みを託します。
予選最終レース南里は上寄りから良いスタートをして1レース目と同じようにシフトと上位集団に合わせてレースを展開して行きます。トラッキングを見る限りでは途中6位となっていましたが、上マーク付近で内側の展開になってしまい遅れました。20位前後で上マークを回航します。フィニッシュは24位。

残念ながら3点差でシルバーフリートになってしまいました。
シルバーフリートになってしまいましたが、ここ数年で一番の善戦であることに間違いはありません。ゴールドフリートを目標に頑張ってきた成果でしょうか?
しかし、シルバーフリートになってしまったからと悔しがっている暇はありません。明日から気持ちを入れ替えレースに集中してほしいと思います。

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参加日本人選手

レーザースタンダード【18艇】

瀬川和正(米子産業体育館)
南里研二(百五銀行)
鈴木義弘(早稲田大学)
北村勇一朗(サコス株式会社)
杉山航一朗(JA静岡中央会)
樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
長義晴(Fubuka-wws)
藤本拳(Murdoch University)
堀田学(佐賀県ヨット連盟)
木村俊介(株式会社筑波銀行)
児玉洋輝(Nabtesco)
久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
大川晃弘
櫻井真也(レーザー知多 フリート)
山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング株式会社)
福田育弘(日本国土開発株式会社)

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一

大会2日目

レーザー世界選手権2日目の朝は曇り空でした。しかし風は十分。各選手、「待ってました」とばかりに美保湾に飛び出します。風は12Knot程度でしたが、レッドグループがスタートする頃には14knotにも上がってきました。

1レース目は良いところがなく暗い雰囲気が漂った日本チームですが、少し風の上がった第2レースではイエローグループでは鈴木が10番台中盤でレースを展開しました。しかし、ダウンウインドで痛恨のキャプサイズ。大きく順位を落としてしまいした。
レッドグループでは南里が10位中盤で上マークを回ると、途中9位まで順位を上げたものの12位でフィニッシュ。南里はゴールドフリートへギリギリで可能性を残した状況で明日の予選最終日を迎えます。

明日は今日よりもよい風が吹く予報です。
予選最終日、一つでも上のグループで戦えるように頑張ってほしいと思います。

今大会が東京五輪の代表選考①となります。(詳しくはこちら)
大会サイト(https://2019worlds.laserjapan.org)
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参加日本人選手

レーザースタンダード【18艇】

瀬川和正(米子産業体育館)
南里研二(百五銀行)
鈴木義弘(早稲田大学)
北村勇一朗(サコス株式会社)
杉山航一朗(JA静岡中央会)
樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
長義晴(Fubuka-wws)
藤本拳(Murdoch University)
堀田学(佐賀県ヨット連盟)
木村俊介(株式会社筑波銀行)
児玉洋輝(Nabtesco)
久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
大川晃弘
櫻井真也(レーザー知多 フリート)
山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング株式会社)
福田育弘(日本国土開発株式会社)

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一

大会1日目

レーザー世界選手権1日目は朝から風が弱く、陸上待機で始まりました。昼前には気温も上がり、青空も見え始め海風がそよそよと入り始め出艇しました。

1レース目はイエローグループの瀬川、ブルーの樋口、レッドの鈴木、各選手が10番前半でレースを進めますが、不安定な風で順位をキープすることができませんでした。
瀬川22位、樋口23位、鈴木33位でフィニッシュ。

続いて行われた2レース目、風も10Knot程度に上がり、風も安定し始めました。上記の日本選手、1レース目の遅れを取り戻すべく若干上がった風の中、スタートから前にでます。

各グループともゼネリコを繰り返し、多くの艇がブラックフラッグ・ルールで失格となりました。日本人選手はスタートで出遅れたり、ブラックフラッグ・ルールで失格となったりと思うようなレースをさせてもらえない中、レッドグループの南里が上マークをトップで回航して上位でレースを展開します。落ちゆく風の中で順位を落としますが、何とか8位でフィニッシュ。1日目を終えました。
明日はもう少しいい風が吹く予報です。今日の反省点をしっかりと明日につなげてほしいと思います。

今大会が東京五輪の代表選考①となります。(詳しくはこちら)
大会サイト(https://2019worlds.laserjapan.org)

成績

レーザースタンダード【18艇】

65位樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
23-24

76位南里研二(百五銀行)
46-8

93位瀬川和正(米子産業体育館)
22-39

96位北村勇一朗(サコス株式会社)
46-17

108位藤本拳(Murdoch University)
34-35

126位山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング(株))
50-30

127位杉山航一朗(JA静岡中央会)
49-33

132位鈴木義弘(早稲田大学)
33-BFD

136位都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
52-36

141位堀田学(佐賀県ヨット連盟)
49-41

144位児玉洋輝(Nabtesco)
39-BFD

145位大川晃弘
50-42

146位久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
46-46

148位木村俊介(株式会社筑波銀行)
51-43

150位長義晴(Fubuka-wws)
52-44

152位宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
49-48

155位櫻井真也(レーザー知多 フリート)
52-49

156位福田育弘(日本国土開発株式会社)
51-50

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一

レーザー級世界選手権が鳥取県の境港市で始まります。日本でのレーザースタンダードの世界選手権は1994年の和歌山ワールド以来、25年ぶりとなります。

開催地:日本・境港公共マリーナ
日程:2019年7月2日~9日
7月2日~3日受付・インスペクション・プラクティスレース・開会式
7月4日~6日予選シリーズ(予定)
7月7日~9日決勝シリーズ(予定)
*メダルレースはありません

日本の参加艇

Laser スタンダード【18艇参加】
瀬川和正(米子産業体育館)
南里研二(百五銀行)
鈴木義弘(早稲田大学)
北村勇一朗(サコス株式会社)
杉山航一朗(JA静岡中央会)
樋口碧(神奈川県セーリング連盟/エニタイムフィットネス関内)
長義晴(Fubuka-wws)
藤本拳(Murdoch University)
堀田学(佐賀県ヨット連盟)
木村俊介(株式会社筑波銀行)
児玉洋輝(Nabtesco)
久保雅敬(西宮市立西宮養護学校(教諭))
都茂樹(株式会社ルイファン・ジャパン)
宮田一志(レーザー江ノ島フリート)
大川晃弘
櫻井真也(レーザー知多 フリート)
山下力蔵(住友重機械マリンエンジニアリング株式会社)
福田育弘(日本国土開発株式会社)

大会サイト(https://2019worlds.laserjapan.org)

57カ国から159艇の参加となりました。日本からは18選手の参加となります。
この大会はレーザークラスの東京オリンピック代表選考会の第1戦となっており、参加日本人選手はオリンピックを目指して戦います。また、東京オリンピックの国枠獲得大会となっており、この世界選手権では5枠の国枠がかけられています。 日本人選手だけでなく、各国の参加選手はオリンピック参加を目指しレースに臨みます。

毎日2レースを予定しており、3日目までが予選、4日目から決勝グループに分かれてのレースで、予選・決勝あわせて12レースを予定しています。
3日目の予選終了時までに4レースできてれば決勝シリーズに入ります。レーザー級はクラスの方針で世界選手権では最終日まで全艇でレースを行い、メダルレースはありません。

7月には開会式が行われ、7月4日がレース初日となり、9日が最終日となります。

今大会が東京五輪の代表選考①となります。(詳しくはこちら)

Report by 飯島洋一 Photo by 平井淳一