2020年東京オリンピック代表選考指定大会での
オリ強コーチおよびスタッフの役割について
PUBLISHED ON:22. March 2019

(公財)日本セーリング連盟
オリンピック強化委員会
2019年3月22日

公益財団法人日本セーリング連盟(以下、JSAF)オリンピック強化委員会(以下、オリ強)は2020年東京オリンピック代表選考指定大会(以下、オリ選考指定大会)において、各指定大会に2名以上のオリ強委員を派遣し、公正に2020年東京オリンピック代表選考指定大会が実施されたか否かを確認したうえ、JSAF理事会に諮るものとする。
また、オリ強コーチおよびスタッフは、各指定大会(大会前の練習期間を含む場合がある。)において下記サポートを行う。

【オリ強コーチおよびスタッフによるサポート】

ナショナルチーム(NT)、特別強化対象選手(特強)、HOPE選手(HOPE)、競技団体強化選手(NF強化)(以下、NT、特強、HOPE、NF強化を総称して強化対象選手という。)に対し、オリ強コーチおよびスタッフは、オリ選考指定大会前、大会中に選手のサポートを行う。なお、オリ強コーチおよびスタッフは、選手の要望の有無、要望内容を考慮したうえでサポートを行うものとする。

①サポートポリシーについて、それぞれクラスの選手数、条件が異なることが想定されるため、クラス担当コーチが選手と協議の上で決定する。

②別に定める【選考指定大会ルールサポート方針(http://jsaf-osc.jp/selection/selection-024.php)】に則り、ルールサポートを行う。

③オリ強が派遣したケアトレーナーは大会前、オリ選考指定大会中の怪我、ケア、コンディショニングについて選手からの要望が有る場合対応する。その場合の優先順位は、2019年NT、特強、HOPE、NF強化の順とする。

④オリ強コーチ・スタッフの派遣期間中に、選手に救助または救急対応が必要な場合には強化対象選手に限らず可能な限りその対応にあたる。

⑤強化対象選手以外に対するサポートについては、常識的な範囲(栄養補給、曳航等)で、かつ強化対象選手のサポートに影響がないことが確認された場合のみ対応する。

【留意事項】

● オリ強のサポートボートには、公平を確保するために、選手ならびに選手の所属団体関係者の同乗を認めない。但し、そのクラスの全参加選手の合意が得られた場合はこの限りではない。

● オリ強のサポートボートの故障等やむを得ない場合に限り、オリ強コーチ・スタッフは選手の所属チームのボートに同乗することがある。