日 程:2011年1月8日~10日
開催地:佐賀県ヨットハーバー
参加選手:37名(420級12艇/ラジアル級6艇/4.7級5艇)
420級レーザー・ラジアル級ストレッチで柔らかく!厳寒の玄界灘で、九州水域ジュニア・ユース強化合宿が行われた。
九州水域以外からも、神奈川・静岡・広島・山口からも参加があり、多くの選手・指導者が共にヨットハーバーに宿泊しての合同合宿となった。
朝6:00起床後の砂浜ランニングから始まり、午前中の基本トレーニング昼からは、実践形式での3レース実施。その後、またグループに分かれて基本練習を行った。420級はレベルごとに3グループに分け、ラジアル級、4.7級は各1グループの計5グループに分かれ細部に至るまで指導できる体制を整えた。多数参加の420級はレースの成績で、次の日のグループ分けが決められるため上のグループに行こうと真剣にレースに取り組んでいた様子がうかがえた。
コーチ陣は、九州水域の指導者の協力により、(福岡県 北方、山口県 橋本、熊本県 中野、宮崎県、山本、広島県 山本、佐賀県 松山・井上・平田・中山・渡辺・齋藤・重)コーチボート5艇、レース本部船1艇を出して指導に当たった。おかげで、2日目は、9~14mの強風だったが全員がレースに参加でき、安全にかつ練習効果が上がったと感じる。
「雪が降る厳寒の中に海上に出て指導に協力していただいた水域指導者の方に感謝したい」
夜の講習は、1日目は、佐賀県トレーナー協会のトレーナーの方にセーリング競技に適したトレーニングとストレッチに関する講習をしていただいた。2日目は、各級グループに分かれて、ビデオ等を活用し練習内容を振り返る講習を行った。
全日程、微風・中風・強風ありでフルに乗艇でき、3日間を有効に使うことができたが、レベルに差があるため、スケジュールを中間にあわせてあるため、乗艇時間等、上級者のコーチの中には、もっと乗艇時間を増やしてほしいとの要望もあり、今後の検討課題となった。今後も、指導者の方の意見を聞き、地域一丸となって協力し合い、お互いに向上できる合宿としていきたい。
■レース結果
420級(全8レース)
1位(13点)埼玉・本吉(中村学園三陽高校)
2位(16点)元津・日野(玄海セーリングクラブ)
3位(22点)与那覇・桑原(玄海セーリングクラブ)
4位(25点)山田・松岡(中村学園三陽高校)
5位(36点)齋藤・牟田(玄海セーリングクラブ)
6位(46点)安芸南高校 山本・白井
7位(46点)中山・松本(玄海セーリングクラブ・女子)
8位(50点)玉山・池の上(中村学園三陽高校)
9位(53点)樋口・原竹(宮崎県セーリング連盟)
10位(62点)新谷・影山(女子)(江の島ヨットクラブJr.)
11位(72点)田上・永田(宇土高校)
12位(76点)山口・真鍋(女子)(玄海セーリングクラブ)
ラジアル・4.7級(全8レース)
1位(7点)太田(玄海セーリングクラブ)
2位(13点)香西(女子)(山口県セーリング連盟)
3位(26点)榊原(4.7級)(神奈川ユースクラブ)
4位(28点)柏木(山口県セーリング連盟)
5位(36点)大槻(宇土高校)
6位(40点)峯/4.7級(玄海セーリングクラブ)
7位(50点)仲山/4.7級(女子)(山口県セーリング連盟)
8位(53点)中山/4.7級(女子)(玄海セーリングクラブ)
9位(61点)光村(静岡県セーリング連盟)
10位(63点)吉田(玄海セーリングクラブ)
11位(80点)吉田/4.7級(女子)(玄海セーリングクラブ)
420回航レーザー回航