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IYSW 2011-1


ISAF YOUTH SAILNG WORLD CHAMPIONSHIP 2011
ISAF ユースワールド 2011
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Report : 萩原正大&帯同スタッフ
Edit : オリ特・広報委員会


 いよいよJSAFジュニア・ユース育成強化委員会における最大の目標大会である「ISAF YOUTH SAILNG WORLD 2011」(国際セーリング連盟・ユース・世界選手権)が開催されます。日本からは代表選手7名、帯同スタッフ3名の計10名が参加します。
東日本大震災の影響により、一度は代表選手選考レースが延期され、今大会の参加自体の見直しも行われましたが、関係者の皆様のご理解が得られ、お陰様で大会に参加することが叶いました。
この日のために私たちは、渡航前の事前強化国内合宿を実施し、万端の準備をしてきました。選手・スタッフ一同は、保護者の皆様ならびに日頃選手の育成・強化に携わる方々に感謝し、精一杯のセーリングをお見せしたいと考えております。

 今大会は、420男女、レーザーラジアル男女、RS:X8.5男女、SL16、29erの8種目の競技が実施され、全58カ国、総勢340名の選手が集い、熱戦を繰り広げます。チームJAPANは、420級男女、レーザーラジアル級男女、RS:X級8.5男子の5種目にエントリー。いずれも上位を目指して頑張ります。どうぞ皆様のご声援をお願い申し上げます。


日 程
7月7日:大会受付、チャーター艇受渡
7月8日:チャーター艇受渡、海上トレーニング、プラクティスレース、開会式
7月9日~11日:レースDAY
7月12日:レース予備日(この日までに5レース行われていない場合は、レースDAYとなる)
7月13日~14日:レースDAY
7月15日:レースDAY、閉会式

開催地:クロアチア・ザダル
ザダルはクロアチアの首都ザグレブから、南西へ約250km。ザグレブ空港からバスで3時間半ほどかかります。日本から丸一日の長旅でザダルに到着しました。

日本代表選手
●420級男子〔35ヶ国/35艇〕
 元津大地・日野勇輝組(佐賀県立唐津西高等学校)
420級女子〔31ヶ国/31艇〕
 角田きあら・古屋綾乃組(横須賀学院高等学校・麻布大学附属淵野辺高等学校)
●レーザーラジアル級男子〔49ヶ国/49艇〕
 國政真平(佐賀県立唐津西高等学校)
●レーザーラジアル級女子〔41ヶ国/41艇〕
 土居愛実(山手学院高等学校)
●RS:X8.5男子〔34ヶ国/34艇〕
 倉持大也(東亜学園高等学校)

帯同コーチ
監 督:佐々木共之 
コーチ:重 由美子 
    萩原正大

大会サイト:http://www.isafyouthworlds.com/editions/2011/index.php

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ISAF ユースワールド 9日からレーススタート

1107_ISAF-YSW-01.JPGザダルの海で一枚7月5日、6日の現地レポート
 5日は、東京⇒パリ(フランス)⇒ザグレブ(クロアチア)を経てザダル(大会会場)に16時に無事到着しました。到着後は、翌日からの朝食などの買い出し、夕食は近くのレストランにて食べ、早めに就寝しました。
 6日は、7時に起床、滞在アパートから徒歩20分ほどの場所にある大会会場まで行き、海上、およびチャーター艇などを確認しました。20分ほどのウォーキング散歩。そしてその帰り道に朝食用のパンを購入し、みんなで協力して朝食の準備をしました。メニューは、パン、ゆで卵、サラダ、ヨーグルト、シリアルフレーク、100%ジュース、ハム、チーズなどいろいろ。アパートのテラスにテーブルを並べて、海をバックにしてとりました。
日本からの移動の疲れを取るように、選手が出来るだけリラックスできるような環境作りを心がけています。買い出しや、レストランでの食事、宿舎における食事の準備などは、選手たちにとって、非常に良い経験になっています。


1107_ISAF-YSW-02.JPG早朝ウォーキング                         1107_ISAF-YSW-03.JPGトランジットの時間でコミュニケーションをとっていました(トランプ)
1107_ISAF-YSW-04.JPG現地ザダルで買い出しにでかけました1107_ISAF-YSW-05.JPG大会会場の写真
1107_ISAF-YSW-06.JPG大会会場前での日本チーム1107_ISAF-YSW-07.JPGランチ男子
1107_ISAF-YSW-08.JPGランチ女子

IYSW 2011-2



開幕を控え、体調管理や練習など万全の備えを


1107_ISAF-YSW-09.JPG420級女子の海上練習7月7日
 現地に入り3日目。朝6時半に集合し、ウォーキングで体を覚ました後は、体に徐々に刺激を入れるために、全員で「出艇前体操」を実施しました。大会に向けての体調コントロールは大事です。
 大会会場に到着後、レジストレーションを行い、チャーター艇を受け取りました。選手たちは自分たちの使用する艇のセッティングを行い、午後は2時間程度の海上練習を実施しました。420級の選手たちは、1艇を交代で乗り回さねばならないので、練習時間の確保のために必死です。
天気は晴れ。風速6~10ノット。チョッピーなコンディションの中、各々の道具のチェックや、他国の選手たちとの走り比べを行いました。短い時間ではありましたが、選手それぞれ有意義な練習をおこなうことができたようです。
明日はプラクティスレースです。開会式と本番レースの前日となります。体調管理や道具のトラブルなどに注意して、万全の備えをしていきたいと思います。

1107_ISAF-YSW-10.JPG出艇前体操1107_ISAF-YSW-11.JPG朝食タイム
1107_ISAF-YSW-15.JPG重コーチ・420級女子角田・古屋組1107_ISAF-YSW-16.JPG重コーチの下420級艇の艤装を行う選手
1107_ISAF-YSW-17.JPG420級艇の艤装をする選手たち              1107_ISAF-YSW-18.JPGレーザーラジアル級艇のセール整備を行う佐々木コーチと土居選手
1107_ISAF-YSW-12.JPGチャーター艇は全て新艇です。セールもピッカピカ1107_ISAF-YSW-13.JPG出艇許可を示すD旗が掲揚され、選手は一斉に海で出て行きました
1107_ISAF-YSW-14.JPG大会会場でのミーティング

IYSW 2011-3



レースを明日に控え 選手皆の目標を


1107_ISAF-YSW-22.JPG朝のウォーキング、ストレッチ、体操1107_ISAF-YSW-23.JPG大会目標表明7月8日(レース前日)
朝のウォーキング、出艇前体操、ストレッチを終えた後に、皆で大会の目標を表明し合いました。気合は十分です。

朝のブリーフィングでは、大会本部側のご配慮により、大会会場内で展開しているJSAFの東日本大震災・チャリティーキャンペーンについての説明をする機会をいただきました。これについてはHP既報の【松岡けいレポート】をご覧ください。

本日は、午後から行われたプラクティスレースで、選手たちは各々の最終調整を行い、明日からのレースに備えました。各選手とも手応えは上々とのことです。
夜は、開会式が行われました。海上の特設ステージにて、各国が持参した水を一つの器に集めて、ザダルの海へ流しました。ダンス、歌、花火などの演出もあり、ワールドならではの華やいだ盛り上がりを見せていました。

さあ、いよいよ本番です。選手・コーチ一丸となって全力で頑張ります。
皆様のご声援をよろしくお願いいたします。

【各選手が表明した大会の目標】
元津 大地(420男子)「3番以内に入れるように初日から全力でぶつかります」
日野 勇輝(420男子)「昨年先輩たちが残した成績を超えて、表彰台を目指します」

角田 きあら(420女子)「スタートを確実に決めて、メダルを取れるよう頑張ります」
古屋 綾乃(420女子)「海外選手にスピード負けしないようにして、3番以内に入ります」

國政 真平(レーザーラジアル級男子)「スタートに注意して10番以内に入ります」
土居 愛実(レーザーラジアル級女子)「昨年の悔しい思いを晴らせるよう頑張ります。目標は優勝です」

倉持 大也(RS:X8.5男子)「昨年より順位を上げて、表彰台を狙います」


1107_ISAF-YSW-24.JPG着艇後の420女子ペア1107_ISAF-YSW-25.JPG着艇後の反省会
1107_ISAF-YSW-26.JPGオープニングセレモニーが始まります              1107_ISAF-YSW-27.JPGオープニングセレモニーは海上の特設会場で行われました
1107_ISAF-YSW-28.JPG義援金活動1107_ISAF-YSW-29.JPG朝のブリーフィングでの義援金活動の説明

1日目



レース始まる 
明日への課題を見つけた初日の戦い振り


1107_ISAF-YSW-33.JPGレーザーラジアルスタート7月9日(レース初日)
それぞれの思いを胸に、いよいよレース第1日目を迎えました。この日のコンディションは、4~10ノットと風のむらが大きい海面となりました。420級男子とレーザー級男子はこの日予定されていた2レースを消化、残りの420級女子、レーザー女子、RS:X男子は1レースのみで終了となりました。
大会の地ザダルは、軽中風のコンディションが多く、大会期間中は全体的に風が弱い予報です。対岸の地形の影響で、風のむらも大きく、選手たちを苦しめています。

【佐々木監督の報告】
「国際大会でのスタートの難しさを感じた一日でした。ただ、ボートスピードは他国に引けを取らないと思いますので、スタートまでの流れと、スタート時の積極的なアプローチをすることで、明日以降のパフォーマンスの修正を行えると思います。気温30度を超える中でのレースとなるため、水分補給・エネルギー補給に注意していきます。本日のそれぞれのレース展開を振り返り、明日からの積極的なレースに期待します」

【重コーチの報告】
「男子については、1レース目は理想的なレース展開でした。スタート、スピードと角度共に良かったです。2レース目は、スタート時の選手たちが密集したタイトな場所からうまく出られず、思うような順位をとることが出来ませんでした。そのような場所からでも、自らスペースを見出してスタートできるようにする必要があります。女子は、抜群のスタートを決め、ボートスピードも良く、風が安定している時の走りは非常に良かったです。しかし風が落ち始めた際のシフトへの対応が遅くなり、風にむらがあるときのセールコントロールに課題が残りました。フリーで風が落ちた時にセールを引き込みすぎてしまい、スピードが落ちてしまう場面も見られました。ただし、男子・女子の両チームとも局所的には良い所が見られますので、明日からのレースに期待してください」

【萩原コーチの報告】
「倉持はスタート位置の選択は問題ないのですが、スタート後のボートスピードを上げることが出来ずに艇団に飲まれてしまいました。明日は、スタートのタイミングと、加速するルームをしっかり確保することに注意して、レースに臨ませます」

【選手コメント】
元津 大地「今日悪かった点を振り返り、明日からのレースに活かしていきたい」
日野 勇輝「思い切りの良いスタートをきって頑張ります」

角田 きあら「風のシフトに上手く対応できませんでした。またランニングのコース取りが悪かったので、明日はブローを良く見て、艇が止まらないように走ります」
古屋 綾乃「スタートはとても良かったです。しかし、その後のコース取りが難しくて、順位の変動が大きかったです。明日は今日の課題を活かして頑張ります」

國政 真平「今日はスタートがうまく出来なかったので、明日はスタートに集中していきます」

土居 愛実「明日は気持ちを切り替えて頑張ります」

倉持 大也「スタートが思うように切れなかったので、明日からは気持ちを切り替えて挽回していきたいと思います」


【日本選手の成績】第1日終了時
●420級男子〔34艇〕
9位 元津・日野組 1-19

●420級女子〔31艇〕
29位 角田・古屋組 29

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
43位 國政 39-34

●レーザーラジアル級女子〔50艇〕
16位 土居 16

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
26位 倉持 26


1107_ISAF-YSW-34.JPGフィニッシュ後の土居                                               1107_ISAF-YSW-35.JPGRSX級は風がなくなり一度ハーバーへ、気温30度の中でのレスは過酷です。その後レースは終了しました
1107_ISAF-YSW-36.JPGコーチボートは各エリアに一つです1107_ISAF-YSW-37.JPGチャリティー活動についてインタビューを受けました

2日目



420級男子・元津組 7位 
レーザーラジアル級女子・土居6位に浮上


1107_ISAF-YSW-38.JPGレーザーラジアルスタート、暫定一位の選手の上側よりGood Start7月10日
レース2日目、この日も朝は風がほとんどありませんでしたが、お昼過ぎになり少しずつ風が入り始め、出艇を許可する「D旗」が掲揚されました。本日はレーザーラジアル級男女が3レース、420級女子、RS:X男子が2レース、420級男子については1レースが行われました。

【佐々木監督:レーザーラジアル級の報告】
「本日は、風向295~315°、風速2.5~3.5mの中、レーザーラジアル級男女は、3レース実施されました。レース展開については、スタート後プレッシャーのある場所を走って、上マーク前の最後のアプローチで右の陸地によるベンドした風を受けた艇団がトップで回航していきました。本日の課題であったスタートについては、レースを追う度に良くなっていったと思います。男子については、攻撃的な選手が多いので、その中から出るのは非常に難しいです。土居については、第一上マークを15-17位で回りながら9位、12位と順位を上げてフィニッシュ。そして本日最終レースでは、待望の6位フィニッシュを果たしました。軽順風のセールシェイプを少しパワフルにしてレースに挑んだのが良かったようです。総合でも6位に浮上です。
何より今日は、過酷な暑さの中、二人とも最後まで集中を切らさずレースに臨めたことが良かった。明日以降もコンディショニングに注意を払い頑張ります。ラジアル女子は非常に接戦です。韓国、香港、日本とアジア勢の頑張りが目立ちます」


【重コーチ:420級の報告】
「女子はスタートで出遅れて上マークはあまり良くありませんでした。またフリーのコース取りについてもまだまだ課題が残りました。しかし、ボートスピードは良いので、気持ちを切り替えて明日からのレースに臨んでほしいです。男子もスタートで出遅れてしまい、1上は15番くらいで回りましたが、フリー、2上で10艇抜いてきました。レース終盤に風が大きく落ちていき、その際のコース取りを失敗してしまったことが課題です。このようなコンディションの際には、出来るだけ早くに風の吹き出しを見つけて走ることが重要です。また、マーク回航時に確実にルームがもらえるポジショニングなどを把握することも今後の課題です」


【萩原コーチ:RS:X級の報告】
「倉持はスピードも悪くありません。昨日の反省点であったスタートも少しずつ改善できています。今日は、コース選択が良くありませんでした。明日は、風の入り方・プレッシャーを判断し、有利なサイドからのスタートに挑戦します。風の入り方を読むことが難しいですが、スタート前の時間を有効に使って情報収集をし、自分の決めたコースを思いっきり走るようにします。軽風レースが続いているため、体のケア、食事、睡眠に気をつけて明日からのレースに臨みます」


【選手コメント】
元津 大地(420級男子)
「スタートが悪く、1上までは思ったコースが引けませんでしたが、得意とするフリーと2上で順位を上げる事ができ、自分たちの走りができるようになってきました。明日は3番以内を目標に頑張ります」
日野 勇輝(420級男子)
「フリーで5艇ほど抜くことが出来たので、明日はさらに上位を目指していきます」

角田 きあら(420級女子)
「今日の1レース目は、スタートが悪くて、さらにケースを起こしてしまいました。明日は気持ちを切り替えて頑張ります」
古屋 綾乃(420級女子)
「今日の2レース目は、1レース目に比べて良かったです。明日もこの調子でいきます」

國政 真平(レーザーラジアル級男子)
「スタートを決める事が出来れば、シングルで回ることが出来るので、明日はさらにスタートに集中したいです」

土居 愛実(レーザーラジアル級女子)
「陸の影響が大きくてコース選択が難しかった。明日はもっと正確に風が読めるように頑張ります」

倉持 大也(RS:X8.5級男子)
「まだ自分のスタートと走りが出来ていないので、明日からはもっと自分の走りができるようにします」


【日本選手の成績】第2日終了時
●420級男子〔34艇〕
7位 元津・日野組 1-18-10

●420級女子〔31艇〕
25位 角田・古屋組 29-32-12

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
45位 國政 39-34-(44)-36-28

●レーザーラジアル級女子〔41艇〕
6位 土居 16-9-12-6

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
23位 倉持 26-22-22


1107_ISAF-YSW-39.JPGRS:X男子レース前                         1107_ISAF-YSW-40.JPG選手はコーチボートにより水分・栄養補給を行っています
1107_ISAF-YSW-41.JPG420男子出艇前

3日目



420級男子 元津・日野組 2位に浮上
チームJAPAN 上昇機運 後半戦に期待大


1107_ISAF-YSW-42.JPG待望のトップフィニッシュ7月11日
大会3日目、今日も4~6ノットの軽風の中、レーザーラジアル級女子は3レース、420級男女とレーザーラジアル級男子は2レース、そしてRSX級は1レースが行われました。日本チームは全体的に調子が上がってきました。420級男子・元津組は7位から一気に2位に浮上しました。ラジアル級の土居も1-12-6と走り、上位と僅差の6位に位置しています。

【佐々木監督:レーザーラジアル級の報告】
「ラジアル級男女ともに昨日の課題をしっかりと修正し、レースを戦い抜いてくれました。土居は念願のトップを取り、國政も15位と、次のレースにつながるレースをしました。明日はレイデーのため休日となります。しっかりと身体を休め13日からのレースに備えたいと思います。最終レースまで集中を切らさずに熱く戦います」


【重コーチ:420級の報告】
「今日は、男女とも少しずつ調子が上がってきました。もう一歩のところで順位を落とす場面もありましたが、男子は2回目のトップをとり、女子も片手に入る順位を取りました。後半戦に期待を持たせる順位で前半戦を終了出来ました」


【萩原コーチ:RS:X級の報告】
「スタートのタイミングは良くなりました。しかし今日は、パンピングのボートスピードがうまく上がらずに苦戦をしました。セールパワーとボートスピードとの感覚がズレているので修正していきます。明日は、RSX級のみレースが行われる予定です。今日の疲れを残さないように、しっかり食べ(栄養補給)、しっかり飲み(水分補給)、しっかり休んで(睡眠)、明日からのレースに臨みます」


【選手コメント】
元津 大地・日野 勇輝組(420級男子)
「最後の風の読みが甘くて、せっかくの順位を落としてしまったのが残念です。艇速・角度ともに非常に良いと思います。つぎのレースはコンスタントに3番以内をキープできるように努力します」

角田 きあら・古屋 綾乃組(420級女子)
「前半を終えて順位は上がってきましたが、まだまだちょっとしたミスが多いので後半は1レース1レース大事に走ります」

國政 真平(レーザーラジアル級男子)
「今日はパワフルなセールメイクで挑みました。昨日までのスタートミスも改善できました。これを続けて頑張ります」

土居 愛実(レーザーラジアル級女子)
「自分の思うスタートが出来るようになってきました。今日の1レース目は念願のトップを取ることが出来、本当に嬉しいです。残り5レース、順位が前の艇とのスコアが近いので1レース1レースを大切にして、点差を詰め上位を狙います」

倉持 大也(RS:X8.5級男子)
「感覚のズレを修正して、明日は思い切ったレースをしたいです」


【日本選手の成績】第3日終了時
●420級男子〔34艇〕
↗2位 元津・日野組 1-(18)-10-1-10

●420級女子〔31艇〕
↗20位 角田・古屋組 29-(32)-12-5-14

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
35位 國政 39-34-(44)-36-28-15-12

●レーザーラジアル級女子〔41艇〕
→6位 土居 16-9-12-6-1-12-6

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
→23位 倉持 26-22-22-24-20-18


1107_ISAF-YSW-43.JPG420女子も調子が上がってきました1107_ISAF-YSW-44.JPG徐々に調子が上がってきました
1107_ISAF-YSW-45.JPGRS:X男子:倉持1107_ISAF-YSW-46.JPG420ギアボート(ノウティベラ)にチャリティーフラッグをつけてくれています

4日目



チームワーク抜群 モチベーション高まる
ヤングTEAM JAPAN


1107_ISAF-YSW-51.JPGレイデー返上で2レース実施されました7月12日
 今日はレイデーの予定でしたが、RS:X級のみレース数が5レースに満たなかったため、2レース行われました。朝は風がありませんでしたが、昼過ぎになると6~10ノットの風が吹き始め、「D旗」が掲揚されて出艇していきました。
 RS:X級・倉持以外の選手は、積極的な休養を取り、午後は全員で一緒に海へ行き、軽く体を動かしました。明日からの後半戦に向けて、体も気持ちもリフレッシュできました。また気持ちを引き締め直して、精一杯戦います。


【佐々木監督:レーザーラジアル級の報告】
「11日のレース終了時点でRS:X級を除く艇種が5レース以上を実施していたため、12日はリザーブDayとなりました。休日前の夜のミーティングでは選手からRS:X級と同様に起床し、ウォームUPをしたいとの要望が上がり、全員で朝のルーティーンを行いRS:X級を送り出しました。
日本チームとしてのまとまりを選手の行動から強く感じた場面でした。
後半戦も日本チーム全員で雰囲気を盛り上げ 、皆で戦い抜きます」


【萩原コーチ:RS:X級の報告】
「スタート前にボードスピードをチェックして、レースに臨みました。海外選手がいる中で、スタート前の良いポジションを作り出すことが難しく、スタート後の加速が思うように出来ませんでした。しかし、1上は10番前後で回航出来たので、スタート時のポジションと、スタート後の加速局面が上手くいけば順位を上げられると思います。倉持には1レース1レースが大きな経験となり、日々の成長に期待しています」


【選手コメント】
倉持 大也(RS:X8.5級男子)
「上有利、下有利のそれぞれのスタートで、日本ではスタート出来ていた方法では海外では通用しないように感じました。」


【日本選手の成績】第3日終了時
●420級男子〔34艇〕
↗2位 元津・日野組 1-(18)-10-1-10

●420級女子〔31艇〕
↗20位 角田・古屋組 29-(32)-12-5-14

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
35位 國政 39-34-(44)-36-28-15-12

●レーザーラジアル級女子〔41艇〕
→6位 土居 16-9-12-6-1-12-6

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
→23位 倉持 26-22-22-24-20-18


1107_ISAF-YSW-52.JPG朝のストレッチは全員一緒に実施しました。チームの一体感を感じます1107_ISAF-YSW-53.JPG午後は海で軽運動を行いました

5日目



420級男子 元津・日野組 待望の総合トップに立つ
レーザーラジアル級 土居 総合2位に躍進


1107_ISAF-YSW-47.JPG420男子、この日は粘り強いレースを行い、暫定1位へ1107_ISAF-YSW-48.JPGラジアル級女子の土居、この日2レースとも5番以内にまとめる7月13日
大会5日目、いよいよ後半戦を迎えました。朝のミーティング時間の際に、今までの成績を踏まえて、目標の再設定を行い、レースに臨みました。目標を達成できた者、そうでない者とそれぞれですが、明日から再度気持ちを引き締めてレースを戦い抜きます。

【佐々木監督:レーザーラジアル級の報告】
「本日は、レース海面を初日のエリア(南側)に移し2レース行いました。このレース海面は上マークの右後方に島を有する海面です。風向170~180°、風速3.5→2.5mの中、風の強弱により島の影響を受けた風がレース海面を支配する場面と、左側の開けた海面から下りてくるプレッシャーが有利になる場面があり、風を良く判断してプレッシャーの中に居続けられたグループがトップ集団を形成していました。男女ともにスタートが決まるレースでは、危なげなく風を拾い続け目標の順位を達成していました。また、スタートが悪い場面でも集中力を切らさずに、プレッシャーを拾い続け、はい上がる姿は本大会での成長を感じました。
いよいよ明日大きな山場を迎えます。終盤を迎える今朝、日本チーム各選手に目標の再設定を指示し、チーム一丸となって最後まで戦うことを決意しました。皆が実行してくれることを信じ、スタッフ一同サポートしていきます」


【重コーチ:420級の報告】
「女子は、少し風と波が上がってきた際に、艇が叩かれてしまいスピードが出せませんでした。しかしその後、スピードを修正できたので、明日はいいレースが期待できます。男子については、2レース目、1上を19番と振るいませんでしたが、そこからしぶとく10艇を抜き、結果的に前日まで11点差あったスペインをひっくり返して暫定1位となりました。しかし3レース目は、1位というプレッシャーからスピードが出せずに、トップから4位まで落ちてしまいました。風がシフトする中を辛抱強く戦って明日の2レース、スペインとの一騎打ちを執念でもぎ取ってもらいたいです」


【萩原コーチ:RS:X級の報告】
「1レース目は、有利サイドからのスタートに挑戦しましたが、混戦でポジション取りに苦戦し、出遅れてしまいました。2レース目は、1レース目の反省を活かして、有利エンドの中でも、スペースのある場所を見つけ出して、スタートしました。スタート後のパンピングをより大きく、力強くするように心がけ、明日からのレースで上位を狙えるように頑張ります。チームの雰囲気が非常に良いと思いますので、その追い風に乗っていきます」


【選手コメント】
元津 大地・日野 勇輝組(420級男子)
「今日は、風をしっかり見ることができ、コース取りが良かったと思います。明日は、今日の成績に満足せずに、さらに上位を狙って頑張ります」

角田 きあら・古屋 綾乃組(420級女子)
「今日は、艇のスピードがあまりなくて、あまり調子が良くありませんでした。明日は、調整の悪かった点を修正して、シングルを取れるように頑張ります」

國政 真平(レーザーラジアル級男子)
「今日の1レース目は、スタートが決まりやっと自分の思ったレース展開で走ることが出来ました。2レース目は逆にスタートを失敗し、第一マーク回航が30番と奮いませんでしたが、風を見ることに集中し、はい上がることができました。今朝立てた20番以内という目標を達成できて嬉しいです。明日も頑張ります」

土居 愛実(レーザーラジアル級女子)
「今日は、各レース5番以内を目標にたてました。2レースを10ポイント以内で終えたことと、ライバル艇が崩れたことで念願の表彰台が見えてきました。苦しい戦いですが“優勝”を目指します」

倉持 大也(RS:X8.5級男子)
「連日スタートが悪いので、明日は特にスタート前の自分のポジションと、スペースを作る努力をします。あと2日間集中して、全力で戦い抜きます」


【日本選手の成績】第5日終了時
●420級男子〔34艇〕
↗1位 元津・日野組 1-(18)-10-1-10-4-9-4

●420級女子〔31艇〕
↗18位 角田・古屋組 29-(32)-12-5-14-14-13

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
30位 國政 39-34-(44)-36-28-15-12-12-16

●レーザーラジアル級女子〔41艇〕
2位 土居 16-9-12-6-1-12-6-3-5

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
↘23位 倉持 26-22-22-24-20-18-(27)-25


1107_ISAF-YSW-49.JPGスタート前にレースプランや風の傾向などの確認をしています1107_ISAF-YSW-50.JPGラジアル級女子スタート、このレース一番下に位置するUSAがBFDにより失格となる

6日目



初の強風域 耐える展開
元津組 土居ともに総合2位に踏ん張り 明日の最終日に


1107_ISAF-YSW-54.JPG420女子フィニッシュ1107_ISAF-YSW-55.JPG土居の振フリー、暫定2位を表すシールを貼ってレースに臨みました7月14日
 この日は、レガッタを通して一番早く風が入ってきました。その影響もあり、レースエリアでは、ガストで20ノット前後の風が入った時もありました。本日は420級男女、レーザーラジアル級男女で2レース、RS:X級は3レース行われました。本レガッタ初の中風~強風域でのレースとなり、この風域を得意とする選手たちが上位に顔を見せました。日本チームは全体的に耐えるレース展開となりましたが、420級男子、レーザーラジアル級女子は総合2位に留まっています。明日はいよいよ最終日、泣いても笑っても残すところ1レースとなりました。悔いの残らないようレースが終了するまで精一杯戦います。

【佐々木監督:レーザーラジアル級の報告】
「本日も南側のエリア3Bで、第一レース160~150°、風速9メートルでレースを実施しました。今大会初の強風域で、FRA、NOR、AUS、NZL、ESPなど大柄な選手の走りが際立っていました。海面は、風速も加わって波が立ち、ボートハンドリング、ボートスピードの差が出やすい海面でした。この苦しいコンディションの中、土居は必死に食い下がり10位でフィニッシュすることが出来ました。まだまだ体格差がありウエートUPしなければならない土居ですが、一年間のトレーニングの成果がしっかりと走りに出て、食らいついていけるようになりました。2レース目、風向はさらに左に振り、140~150°、風速は7メートル前後でした。2レース目は全体的にへこんでいるスタートラインを見抜き、果敢にスタートを攻めて、一上をシングルで回航、7メートル前後の風の中、6位でフィニッシュすることができました。点差は詰まっていますが、2位を守り抜きました。
 國政も懸命に走らせましたが、強風域では体格差からスピード、高さともに差がありすぎます。艇を止めずにクローズを走り、得意のダウンウィンドで上位を狙ってほしいものです。男女ともに明日が最終レースとなります。一年間の取り組みの成果を出して、思い切りのよいレースをしてほしいと思います」



【重コーチ:420級の報告】
「女子は、8メートルくらいの風の中、海上でのチューニング変更が出来ずに、沈をしてしました。しかし2レース目は、セッティングを変えることが出来て、良い順位を取ることが出来ました。セッティングが良ければ上位を走れることが証明されました。細かな戦術・戦略を勉強すればより上位を狙えると思います。男子は、緊張していないと本人たちは言いつつも、やはり風の強弱の変化に対して、気がつかなかったり、艇のチューニングをミスしたりしました。その挙句、スペイン艇に付きまとわれ、ケースをしかけられて720度ペナルティーを受ける事となりました。日本の中でのレースでは、このようなシビア展開があまり無いため、ちょっとした油断がこのような結果になったと思います。このケースで大きく順位を落とし、結果的にはポイントを離されてしまいました。やはり世界チャンピオンになるためには、全てを兼ね揃えた選手でなければならないと痛感しました。明日は最終レースとなります。男女それぞれ悔いの残らぬよう思い切ったレースをします」


【萩原コーチ:RS:X級の報告】
「昼から2レース行われ、一度陸上に戻って休憩を取り、その後もう1レース、計3レースが実施されました。本日1、2レース目は風速15ノット前後の中レースが行われ、全体的にレースエリアの右側を多くの選手が走っていました。今日の倉持は、全体的に有利なエリアの中を走っており、特に3レース目のコース選択は良かったと思います。さらに上位を取るために、より良いスタートが必要になりますので、明日の最終レースは渾身のスタートを決めて全力でぶつかります」


【選手コメント】
元津 大地・日野 勇輝組(420級男子)
「いつもよりスタートが決まり、レースの途中までは良いコースを引くことが出来ましたが、その後の上位集団との駆け引きで、うまく対応することが出来ずに抜かれてしまうケースが何度もありました。それを改善することが上位に入る秘訣だと感じました。明日は残り1レースとなりましたが、スタートラインを見極めることに集中して、悔いの残らぬよう全力を出し切って戦いたいと思います」

角田 きあら・古屋 綾乃組(420級女子)
「1レース目は沈をしてしまい順位が良くありませんでしたが、2レース目は1レース目の反省点を改善して良い順位を取ることが出来ました。明日は最終レースとなりますので、5番以内でフィニッシュしたいと思います」

國政 真平(レーザーラジアル級男子)
「スタートは出ることができていますが、まだベストなスタートが出来ていませんの。明日は今回のレガッタの集大成としてスタートをしっかり決めて、5番以内でフィニッシュします」

土居 愛実(レーザーラジアル級女子)
「怖いです…だけど逃げずに攻めのレースを心がけます。そして一年間目標としてきた優勝を勝ち取ります」

倉持 大也(RS:X8.5級男子)
「今日は、得意な風域でもあったので、いつも以上に気合を入れて出艇しました。スタートのポジションとコース取りは良かったと思います。明日は最終レースとなりますのでスタートを決めてシングルを取れるように頑張ります」


【日本選手の成績】第5日終了時
●420級男子〔34艇〕
2位 元津・日野組 1-(18)-10-1-10-4-9-4-19-8

●420級女子〔31艇〕
19位 角田・古屋組 29-(32)-12-5-14-14-13-30-8

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
29位 國政 39-34-(44)-36-28-15-12-12-16-36-23

●レーザーラジアル級女子〔41艇〕
2位 土居 16-9-12-6-1-12-6-3-510-6

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
23位 倉持 26-22-22-24-20-18-(27)-25-23-16-11


1107_ISAF-YSW-56.JPG毎朝のウォーキングで海上まで行きリザルトを確認しています1107_ISAF-YSW-57.JPG急激にレベルの上がっているハイパフォーマンスディンギー29er

最終日



420級男子 元津・日野組 堂々の銀メダル
ラジアル級女子 土居 4位入賞
チーム JAPAN「ベストチーム賞」獲得


1107_ISAF-YSW-58.JPG420男子、最終日会心の走りを見せトップフィニッシュ1107_ISAF-YSW-59.JPG420級男子表彰式 1位スペイン、2位日本、3位オーストラリア7月15日
 大会最終日、いよいよ勝負の日です。朝恒例のウォーキングの時から、そよそよと風が入ってくるのを感じました。そしてレースが始まる昼頃には、レースエリアに7~9mの風が入っており、選手たちはそれぞれの目標や想いを胸に、最終レースを戦うために出艇していきました。表彰台を狙う選手、自分の課題に挑む選手それぞれですが日本代表という顔つきで出ていく選手を非常に頼もしく感じました。
 表彰台のかかる420級男子・元津組とラジアル級女子・土居は、守りに入らず攻めの姿勢を最後まで崩さずに戦いました。結果、元津組は強風の中トップフィニッシュを決め、強風でも日本ありという存在感をアピールして堂々たる総合2位・銀メダルを獲得しました。土居は、終始大型選手に食い下がる緊迫したレース展開で、全ての力を出し切ったレースをしてくれました。表彰台を逃した悔しさは計り知れないものの、4位という立派な成績を残すことが出来ました。他の選手についても、国内とは違った多くの経験、課題、自信を得ることができ、日本に帰国することが出来ます。ラジアル級の土居と國政は、この後のラジアル級世界選手権に出場するためにまっすぐフランスに向かいますが、このユースワールドの経験を存分に生かして、活躍してくれることを期待しています。

 夜の表彰式では、420級男子表彰の際に、「日の丸」が掲げられました。昨年の世界選手権での惜敗からはい上がってきた420チームの頑張りを知っている日本チーム全員にとって、感動の表彰式となりました。またユースワールドでは、各国の選手とコーチ一人ひとりが自国以外のチームに投票する「ベストチーム賞」というものが設けられており、最も投票数の多かったチームが表彰されます。これは、「チームワークが良い」「ユーモアがある」など、この大会を通して特に目立った国が選出されることになります。その代表国として「日本」が選ばれ表彰を受けました。日本チームとしての団結力や、頑張りを評価してくれたこと、JSAFが展開している「東日本大震災・JSAFチャリティーキャンペーン」が各国からの大きな評価につながったと思います。

 期間中を通して日本で応援してくださった皆さんのご声援をなくして「今大会の成績」や「ベストチーム賞」を獲得することは出来ませんでした。本当に感謝しています。ありがとうございました。
今後とも選手・コーチ一同精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。


【見事銀メダルを獲得した420級男子チームのコメント】
元津 大地
「あらためて、日ごろ指導してくださったコーチや、支えてくれた親に感謝したいです。またこの経験を今後のヨット人生に生かしていきます。まずは、帰国後に開催されるインターハイ、国体で優勝できるよう、練習に励みたいと思います」

日野 勇輝
「まず今回の遠征で、お世話になった方々にお礼を申し上げます。そして、このような成績を収めることが出来て本当に嬉しく思います。日本に帰ったら、インターハイと国体など主要な大会が控えているので、今回の成績に満足せずに優勝を目指します」


【大会総評】
 この大会に帯同し我々コーチ陣が感じたことは、昨年の大会以上に各国選手が強化されていること、参加者数が増え、様々な選手が参加するまさにU-19世代のオリンピックという印象を強く受けました。加えて、58カ国、350名が参加したこのISAFユースワールド大会は、今後これまで以上に盛り上がる勢いを強く感じました。各国がこの大会を目標に強化を行い、それに基づく次世代強化を加速していることを強く感じ取れました。
 大会において420級、ラジアル級女子選手達は、世界と対等に戦うことが出来ることを証明してくれました。RS:X級についても、体づくりや基礎を固めていくことにより、世界に挑戦できる可能性があると思います。また急速に他国のレベルが上がっている29er級についても、国内での普及・強化活動に取り組むべき時期に来ているのかもしれません。
 我々はISAFユースワールドに向け更なる強化を誓い、日本に戻ります。次回開催地はアイルランドです。2012年3月、多くの日本ユースセーラーが選考会に挑戦してくれることを切望します。


【日本選手の成績】第5日終了時
●420級男子〔34艇〕
2位 元津・日野組 1-(18)-10-1-10-4-9-4-18-7-1

●420級女子〔31艇〕
19位 角田・古屋組 29-(32)-12-5-14-14-13-30-8-27

●レーザーラジアル級男子〔50艇〕 
32位 國政 39-34-(44)-36-28-15-12-12-16-36-23-41

●レーザーラジアル級女子〔41艇〕
4位 土居 16-9-12-6-1-12-6-3-510-6-11

●RS:X級8.5男子〔34艇〕
24位 倉持 26-22-22-24-20-18-(27)-25-23-16-10-19


1107_ISAF-YSW-60.JPG最終レース、強風の中トップフィニッシュ、銀メダル獲得1107_ISAF-YSW-61.JPG420女子組、来年の大会でリベンジをします                    
1107_ISAF-YSW-62.JPG表彰式を待つ元津・日野組1107_ISAF-YSW-63.JPG銀メダリスト元津・日野組
1107_ISAF-YSW-64.JPG世界に挑戦し獲得した銀メダル           1107_ISAF-YSW-65.JPGクロアチアの地で国旗掲揚をすることができました
1107_ISAF-YSW-66.JPG教会前広場の表彰式会場1107_ISAF-YSW-67.JPG表彰式風景
1107_ISAF-YSW-68.JPG表彰式後の日韓交流、韓国はRS:X男子で金メダルを獲得しました
1107_ISAF-YSW-69.JPGベストチーム賞受賞の日本選手団

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●2011.8.62011年 レーザー4.7級世界選手権 レポート
●2011.8.32011年 レーザーラジアル級ユース世界選手権 レポート
●2011.8.22011年 470級ジュニア世界選手権 レポート
●2011.7.252011テクノ293級 ウインドサーフィン U-17クラス世界選手権 レポート
●2011.7.25レーザースタンダード・ジュニア世界選手権 レポート
●2011.7.18ISAF ユースワールド2011 レポート
●2011.7.10東日本大震災 JSAFチャリティーフラッグ&ステッカーキャンペーン レポート
●2011.7.4ボードクラス 関西水域・ユニバーシアード派遣前 強化合宿 レポート
●2011.7.4ボードクラス 関東水域 強化合宿 レポート
●2011.6.23レーザーラジアルユース・4.7世界選手権代表選手強化合宿 レポート
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●2010.9.162010年 スナイプ級西半球および東洋選手権大会 レポート
●2010.9.162010年 第23回全日本420級選手権大会 レポート
●2010.9.8関西・四国・中国水域強化合宿 レポート
●2010.8.28関東水域強化合宿 レポート
●2010.8.28第1回 ユースオリンピック大会 レポート
●2010.8.2420級世界選手権大会 レポート
●2010.7.27レーザーラジアル ユースワールドチャンピオンシップ レポート