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最終日



2012 OAMPS Insurance Brokers Australian Youth Championships
2012 オーストラリア ユース選手権

Report & Photo : 藤谷 匠(帯同コーチ)

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開催地:オーストラリア・ブリスベン
レガッタ期間:1月6日~1月10日 
日本代表選手:
レーザーラジアル級男子:平川 竜也(逗子開成高等学校2年・神奈川ユースヨットクラブ
             川村 岳(和光高等学校2年・江ノ島ジュニアヨットクラブ)
レーザーラジアル級女子:村山 仁美(東海大学付属高輪台高等学校1年・
             東海大学付属高輪台高等学校ヨット部)
レーザー4.7級男子:樋口 碧(横浜市立富士見中学校3年)
レーザー4.7級女子:遠藤 紅葉(逗子市立久木中学校3年・夢の島ヨットクラブ)

帯同コーチ:重 由美子・藤谷 匠

大会公式サイト:http://www.youthchamps.org.au/
成績表:http://yachting.org.au/sa/results/default.aspx?ID=40199.1.1


大きな学びを得て 大会閉幕
世界に羽ばたくアスリートを目指して
進化をみせたユース日本選手

1201_AUSyouth_16.jpgラジアル級スタート1月10日
大会最終日・レース4日目。
クラブハウスに着くと昨12月パースにて開催されたISAFワールドでロンドン五輪出場権を獲得したオーストラリア代表選手らが、大会参加選手に紹介されるセレモニーがおこなわれました。ステージでは代表選手らがそれぞれ力強い挨拶をしました。オーストラリアのビッグスター、レーザー級世界チャンピオンのトム・スリングスビー選手(プレ五輪、ISAFワールド 優勝)を目の前にして選手たちは興奮していました。
日本チームは今日も1番出艇し、スピードチェック、海面チェックを行いました。当たり前のことですが、今回の遠征ではしっかりとしたルーティンを確立してそれを毎日実行しました。その結果、レースまでに帆走の修正、海面の状況把握、また、メンタル的にも落ち着いてレースに臨むことができました。今後もこのルーティンワークを続けて実践していくことが大事だと思います。
今日は風向110°、風速8m。最後まで良い風が吹きました。選手たちはハードなハイクアウト(頭をより外に出す)を意識し、また、ミス・ロスをしないことを目標にレースに臨みました。
ラジアルでは川村が最終レース良いスタートをはたし、その後もトップ集団には遅れをとるものの得意のダウンウィンドで順位を上げ、目標だった15位以内をクリアしました。
4.7級では樋口が1マークをシングルで回航しましたが、海外選手に比べるとフリーの帆走で波に乗せ切ることができずに順位を落としてしまいました。しかし、最終総合成績はトップ10入りを果たすことができ、初めての海外大会でしたがよく頑張りました。

【重 由美子コーチ 総括】
はじめに、今回の遠征は過去に世界選手権を共にした選手たちが、先輩として陸上での日常生活などをはじめチーム全体をよくまとめリードしてくれました。こうした上級生の成長していく姿が見られ、後輩もそれを範に上級生にアドバイスをもらいながら、より以上に日々成長していき、ユース日本チーム全体がこれまで取り組んできた成果が見られたことがとてもよかったと思います。
もちろんまだまだ、成績には直接結びついていませんが、こうしたことを地道に続けていけば、10年先くらいには、日本チームの誰が行っても必ず、上位に顔を出すようになるのではないかと強く感じました。今回420級で優勝したシンガポールは、オーストラリアにコンテナを置き、船を維持して、ユース選手のオーストラリア遠征を続けること15年。いまや、初期の目的を達成し、常に優勝するようになり、今回にてコンテナを撤収し、さらなる強化方法を再構築すると聞きました。それに比べると、日本の育成強化は始まったばかりで、かなり遅れをとっていますが、選手たちの海外選手から学ぼうとする貪欲さを見ているとそれに追いつくスピードも早まるのではないかと確信しました。
選手たちは、今回で成長した部分、課題として残った部分、海外選手との違いを各々が分析・検証して、次のワールドへつなげることを堅く決意して帰国します。このホットな気持をけして忘れず、寒い日本で地道に練習して、その思いを達成して欲しいと願っています。
最後に、関係者の皆様。今回、選手たちに貴重な機会を与えていただきありがとうございました。感謝申し上げます。貴重な経験が今後に活かされるようこれからも努力してまいります。

【大会最終総合成績:両クラス男女混走】全10レース・ディスカード2
レーザーラジアル級(全44艇:男子35艇、女子9艇)
〈男子〉
平川 竜也 23位(男子20位) 18‐9‐18-25-(26)-21-19-19-(23)-23 150p
川村 岳 18位(男子16位) 19‐7‐8-(21)-20-19-(30)-17-19-15 124p
〈女子〉
村山 仁美 31位(女子6位)23‐45(BFD)‐6-(37)-36-34-32-33-19-15 201p

レーザー4.7級(全44艇:男子32艇、女子12艇)
〈男子〉
樋口 碧 10位(男子9位) (32)‐6‐10-15-11-17-5-11-12-(16) 86p
〈女子〉
遠藤 紅葉 20位(女子7位)20‐24‐9-19-(27)-15-11-(40)-27-24 149p

大会ホームページ:http://www.youthchamps.org.au/

1201_AUSyouth_17.jpgオーストラリアオリンピック代表選手1201_AUSyouth_18.jpgシドニー空港にて、これから帰ります。
1201_AUSyouth_19.jpg世界チャンピオントム選手と日本ユースチーム

4日目


皆一丸となり、高い意識で強風に立ち向かう
ヤングJAPANの5人


1201_AUSyouth_12.jpg毎日1番出艇です。1月9日 レース3日目。
今朝のコーチブリーフィングで本日のレース数を2レースにすると通達がありました。
今日は昨日よりも風速が上がり7~9mのコンディションでした。結果、2レースということもあり、コースの距離も長くなり選手たちにはタフな1日となりました。強風に耐える体力保持が課題ですが、その中、4.7級の樋口が本人2度目のシングルを取りました。
大会は明日が最終日、残り2レースです。向上心旺盛、日々進歩が見られる頼もしい彼らの頑張りに期待します。
また、今日はラジアル級にGPSをつけてレースを行い、大会HPにてレーストラックが閲覧できるようになりました。

【重 由美子コーチのコメント】
「前日強風の中レースしたにもかかわらず、皆しっかりとクールダウンをし、しっかりと食べ、積極的に睡眠をとり、今日も全員が並んでトップ出艇でレース前にしっかりと帆走チェックすることができました。特に伸び盛りの4.7チームは、走れば走るほど進歩するのが目に見えてきました。ラジアルチームも帆走の乱れをチェックでき、本人達が速くしようという高い意識もあり、悪い箇所を修正し昨日よりも改善が図られ、昨日よりも風が上がったにもかかわらず成績はアップしました。ただし、今日は、2レースだったこともあり、距離が長くなり、体力不足から2上でスピードを落とし、コースミスをすることも多くなり、順位を落とすケースが出てきました。(体力測定で高校生を抑えて1位になった4.7級の樋口はこれには当てはまらず、2上でも順位を上げてきます。課題はフリーですが、ハーバーに入ってくるまでフリーを練習し続ける本人の熱心さと旺盛な研究心により日々上達しています)。毎日、選手全員がスクラム組んで進歩しているので、最終日のレースが楽しみになります」

【選手コメント】
村山仁美(ラジアル): 「良いスタートが出来ているのですが、その後の帆走で体重の軽い私にはトップ選手に比べるとどうしても走り負けてしまいます。が、最後まであきらめずハイクアウトを頑張り、昨日よりも順位を上げることができました。明日も強風予想なので、自分のできることをすべて出し切り、今日より上を目指します」

遠藤紅葉(4.7):「スタートはめちゃめちゃ良いです!! ですが、ハイクアウトが続かず順位を落としてしまいます。体力不足を痛感しました。フリーでは順位を上げることが出来ているので、1マークまでの順位をシングルで回れるようにハイクアウトを頑張ります。また、つまらないミスをしているのでミスをしないようにします」


【総合成績:両クラス男女混走】第3日第8レース終了時・ディスカード1
レーザーラジアル級(全44艇:男子35艇、女子9艇)
〈男子〉
平川 竜也 23位(男子20位) 18‐9‐18-25-(26)-21-19-19 129p
川村 岳 18位(男子16位) 19‐7‐8-21-20-19-(30)-17 111p
〈女子〉
村山 仁美 31位(女子6位)23‐45(BFD)‐6-37-36-34-32-33 201p

レーザー4.7級(全44艇:男子32艇、女子12艇)
〈男子〉
樋口 碧 10位(男子9位) (32)‐6‐10-15-11-17-5-11 75p
〈女子〉
遠藤 紅葉 19位(女子6位)20‐24‐9-19-27-15-11-(40) 125p

大会ホームページ:http://www.youthchamps.org.au/

1201_AUSyouth_13.jpgレース終了後レースの振り返りをしながらリラックスする平川と村山1201_AUSyouth_14.jpgヨットクラブカフェ
1201_AUSyouth_15.jpg毎日自炊で頑張っています!! 自分たちでつくると更においしいです!

3日目


中強風の中 ラジアル・男子 樋口 ひとり気を吐き
総合11位にジャンプアップ
「ハードなハイクアウト」が勝利への道


1201_AUSyouth_08.jpgこれから出艇1201_AUSyouth_09.jpgスタート! きれいに並んでいます1月8日レース2日目、風速6~8mのコンディションで本日も予定通り3レースを行いました。
こちらに来て初めてのオーバーパワーのセーリングコンディションとなり、中強風の強化のためにはとても良い1日となりました。
今日も早めに出艇し、スピードチェック、海面チェックを念入りに行いました。
スピードチェックのなかで、海外選手と比較すると日本選手は「ハイクアウトフォームの改善」が必要であることが歴然とします。過日の豪州選手権の佐々木コーチのレポートでも何度も指摘されていましたが、海外選手は日本選手よりも「頭をより外に出すように」ハイクアウトしています。とてもハードなハイクアウトですが、体格で劣る日本選手は世界と互角に戦うためにはこのハイクアウトをマスターすることが勝利への道です。
レースでは、3レースともマーク設定は変わりましたが、風の特徴は同じで15°くらいの振れ幅でゆっくり(7~8分の周期)とシフトを繰り返していました。
ラジアル選手はシフトを考えスタートしますがトップ集団について行くことができない(スタート失敗、スピード負け)ため1マークを中盤で回航することが多くなりました。トップ集団の選手は強風の中しっかりとハイクアウトをして、ミス・ロスを少なく走らせています。日本選手もあともう少しのところにいるので海外選手の走りから良いところを学び、明日は1マーク10番以内をめざします。
4.7級は今日もスタートを果敢に攻めました。しかし、コース展開でコースサイドまで出てしまうことが多く苦しいレース展開を作ってしまっています。上位で戦う力はあるのでシフトと集団の流れに合わせた走りを心がけて1マーク5位以内を目指して欲しいと思います。
今日は両クラスともトップは安定した走りをしていました。やはり、しっかりとしたハードなハイクアウト、体を上手に使ったハンドリングが印象的でした(豪州のマーク選手の写真を見てください)。この良いイメージを明日から自らに課していけば順位を上げることができます。頑張りましょう。
明日は今日よりも風が上がる予報です。

【選手のコメント】
平川:「走りは悪くないのですが、スタートがダメダメでした。明日はスタートを決めます」
村山:「たくさん食べて、あとは船を起こします!!」
樋口:「ダウンウィンドは良くなりましたが、リーチングで抜かれてしまいました。明日はリーチングで抜かれないようにします」



【総合成績:両クラス男女混走】第2日第6レース終了時・ディスカード1
レーザーラジアル級(全44艇:男子35艇、女子9艇)
〈男子〉
平川 竜也 21位(男子18位) 18‐9‐18-25-(26)-21 91p
川村 岳 16位(男子15位) 19‐7‐8-(21)-20-19 73p
〈女子〉
村山 仁美 31位(女子6位)23‐45(BFD)‐6-37-36-34 136p

レーザー4.7級(全44艇:男子32艇、女子12艇)
〈男子〉
樋口 碧 11位(男子10位) (32)‐6‐10-15-11-17 59p
〈女子〉
遠藤 紅葉 19位(女子4位)20‐24‐9-19-(27)-15 87p

大会ホームページ:http://www.youthchamps.org.au/

1201_AUSyouth_10.jpgラジアル級2位を行くマーク選手(AUS:フリーマントルYC)1201_AUSyouth_11.jpg朝はみんなでウォーミングアップ

2日目


レース初日 軽風の3レース
中学生、高校生セーラー それぞれ頑張りを見せる


1201_AUSyouth_05.jpgスピードチェックレース初日を迎えました。
当初はどんよりと曇ってはっきりとしない天気でしたが、クラブハウスに着くと晴れ間が見え始め、絶好のレース日和となりました。
本日はラジアル級、4.7級共に予定通り3レース行われました。
 日本選手は早めに出艇しスピードチェックとレース海面のチェックを行い、レースに備えました。しっかりとレース前に自分たちのルーティン(海面チェック・スピードチェックなど)を心がけるように選手間で統一し、それを実行しました。

【第1レース:マーク115°、風向100°~120°、風速3~5m】
 ラジアル級、4.7級共に全員が痛恨のスタートミス!!
1マークを最後尾近くで回航しましたが、全員が最後まであきらめず順位を上げ、フィニッシュ。スタートダッシュには失敗しましたが、皆、頑張れたこともあり、モチベーションを下げることなく2レース目に臨みました。

【第2レース:マーク115°、風向90~115°、風速3~4m】
 ラジアル級は1回ゼネリコの後、ブラックフラッグが上がりスタートしました。スタートは決まり、それぞれが自分のファーストタックしたい位置まで走り切れていました。村山は1マークを2位で回航、3マークでトップとなり、そのまま順位をキープしてフィニッシュ。しかし、痛恨のBFD。幻の1位となってしまいました。とはいうものの、村山は自分の得意とする風域で良い走りを見せ、残念ではありますが、次につながるレースが出来たと思います。
4.7級もスタートを決め、樋口が途中トップになりかけましたが、タックのタイミングを誤り、1マーク3位で回航しました。その後、フリーで3艇に抜かれ6位フィニッシュ。クローズでは問題はありませんが、フリーの走り方(メイントリム、ボディーバランス)が海外選手に比べまだ劣っています。しかし、樋口はこちらに来て以来、乗れば乗るほど上達していきます。遠藤も同じです。海外選手の走りに良い刺激を受け、大会を通じてレベルアップしていけるのではないかと思います。

【第3レース:マーク50°、風向35~60°、風速3~5m】
ラジアル級は全員下寄りからスタートし、艇団とシフトに合わせながらコースを展開し、6、7、8位と並んで1マークを回航。その後、3マークまでそのままの順位で、村山、川村はゲートマークの左側、平川はゲートマークの右側を回航しました。この時、風にムラがあり左側はハイクアウト、右側はオンデッキの状態でした。平川はここで大きく順位を落としてしまい17位。川村はフリーで沈をして2艇に抜かれ8位。村山はBFDを引きずらず、ミスもなく順位を上げ、6位フィニッシュをはたしました。
4.7級も下寄りからスタート。はじめ右からブローが入ってきましたが、ポジションをキープし、次のシフトで1マークを樋口6位、遠藤8位で回航、2上で順位を挙げたものの、フリーで順位を落とし遠藤9位、樋口10位でした。
今日は、ラジアル3選手はつまらないミス、ロスを自らおかしてしまい順位を落とすことが多くありました。
明日はなるべくミス、ロスをしないようにすること。また、艇団に対しての自分のポジショニングをしっかりと考えてレースを行うようにアドバイスしました。
4.7級はアグレッシブなスタートを試み、良いスタートが出来ていてクローズも問題ありませんが、あとはフリーの走りを修正することが課題です。

今回、ジュリーチェアマンとして大谷たかおさんが大会に来られています。海外の大会で日本人役員がいらっしゃることは心強い限りです。


【総合成績:両クラス男女混走】第1日終了時
レーザーラジアル級(全44艇:男子35艇、女子9艇)
〈男子〉
平川 竜也 14位(男子12位) 18‐9‐18 45p
川村 岳 10位(男子9位) 19‐7‐8 34p
〈女子〉
村山 仁美 26位(女子6位)23‐45(BFD)‐6 74p

レーザー4.7級(全44艇:男子32艇、女子12艇)
〈男子〉
樋口 碧 15位(男子13位) 32‐6‐10 48p
〈女子〉
遠藤 紅葉 17位(女子4位)20‐24‐9 53p

大会ホームページ:http://www.youthchamps.org.au/

1201_AUSyouth_06.jpg遠藤1マーク回航1201_AUSyouth_07.jpg村山幻の1位

1日目


ユース世代の国際競技力向上を目指す
2012年海外遠征第2弾
豪州ユース選手権2種目に男女5名の選手が参戦
レースは7日から


1201_AUSyouth_01.jpg1上トップ樋口今回の冬期海外遠征はJSAFジュニア・ユース育成強化委員会によるISAFユースワールドおよび世界選手権強化活動の一環として計画されたものです。今大会には2011年に実施された選考大会で代表権を勝ち取ったレーザーラジアル級男子平川竜也、川村岳、女子村山仁美の3名、レーザー4.7級男子樋口碧、女子遠藤紅葉の2名の選手達が参加します。開催会場は去る4日までNTホープ選手が参加していたオーストラリア選手権と同じRQYS(ロイヤルクイーンズランドヨットスコゥードロン)です。

1月3日寒い日本を離れ、シドニーを経由し、夏真っ盛りのブリスベンに4日昼に到着しました。選手たちは移動の疲れを感じさせないくらいとても元気です。この日は、現地での生活準備の買出しとRQYSにてNTホープ選手が使用していたチャーターボート2艇とコーチボートを佐々木共之コーチより引き継ぎしました。

5、6日は受付、計測を無事に済ませ、早速海上練習を始めました。風向30~50°風速は4~6mの中風でオーストラリア選手権の強風とは一変穏やかな2日間となりました。
5日はレース海面でセーリングチェック、海面チェックを行いました。選手たちは最初少し硬さが見られトリム・ステアリング・ボディーアクションが雑になっていましたが、徐々に調子を取り戻してきました。海外選手の走らせ方を見て、大会を通じてレベルUPを図っていきたいと考えています。
6日、本日帰国する佐々木コーチから朝食後、レース海面の特徴、海外選手の走らせ方などたくさんのアドバイスをもらいました。選手たちはモチベーションも上がり、プラクティスレースに臨みました。
プラクティスレースにはレーザーラジアル級(以下:ラジアル級)約30艇、レーザー4.7級(以下:4.7級)約20艇が参加しました。ラジアル級はアウターループの下(3マーク)で大半がハーバーへ戻りましたが、日本選手たちは帆走練習を行いレースに備えました。4.7級は樋口が1マークを1位、遠藤5位で回航し、その後フリーで抜かれてしまいましたが、樋口は最後まで走りきり3位、遠藤は2上のコース選択で順位を崩し13位でした。
風の特徴はゆっくりとしたシフトで島の左右から吹き込むブローが入る海面でした。こうしたシフトなので風の振れ初めを見定めることが鍵となります。明日も同じ気象予報なので今日の調子を明日の大会初日につなげたいと思います。

大会ホームページ:http://www.youthchamps.org.au/

1201_AUSyouth_02.jpgレーザーでは初めての海外遠征遠藤1201_AUSyouth_03.jpgオープニングセレモニー
1201_AUSyouth_04.jpg男子代表(左から)川村、樋口、平川

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●2011.8.62011年 レーザー4.7級世界選手権 レポート
●2011.8.32011年 レーザーラジアル級ユース世界選手権 レポート
●2011.8.22011年 470級ジュニア世界選手権 レポート
●2011.7.252011テクノ293級 ウインドサーフィン U-17クラス世界選手権 レポート
●2011.7.25レーザースタンダード・ジュニア世界選手権 レポート
●2011.7.18ISAF ユースワールド2011 レポート
●2011.7.10東日本大震災 JSAFチャリティーフラッグ&ステッカーキャンペーン レポート
●2011.7.4ボードクラス 関西水域・ユニバーシアード派遣前 強化合宿 レポート
●2011.7.4ボードクラス 関東水域 強化合宿 レポート
●2011.6.23レーザーラジアルユース・4.7世界選手権代表選手強化合宿 レポート
●2011.6.10ダッチユースレガッタ2011 レポート
●2011.5.172011 ISAFジュニアユースワールド日本代表選考会 レポート
●2011.1.292010年 九州水域ジュニア・ユース強化合宿 レポート
●2011.1.142010年 ユースナショナルチーム候補合宿 レポート
●2011.1.11オーストラリアユースチャンピオンシップ レポート
●2011.1.72011年 420級世界選手権大会 レポート
●2010.12.242010年 470級ジュニア世界選手権 レポート
●2010.9.162010年 スナイプ級西半球および東洋選手権大会 レポート
●2010.9.162010年 第23回全日本420級選手権大会 レポート
●2010.9.8関西・四国・中国水域強化合宿 レポート
●2010.8.28関東水域強化合宿 レポート
●2010.8.28第1回 ユースオリンピック大会 レポート
●2010.8.2420級世界選手権大会 レポート
●2010.7.27レーザーラジアル ユースワールドチャンピオンシップ レポート