2012年度ウィンドサーフィンクラス
関東水域合宿
Report & Photo : 萩原正大(JSAF・オリ特)
『まずは自分で考え、自分で解決してみよう』
2日間の充実した強化合宿を開催
●開催地:葉山港
●会期:2012年6月30日(土)~7月1日(日)
●コーチングスタッフ:萩原正大、今井雅子、吉武雅博、庄崎賀絵
今回の合宿は、関東水域の選手に加えて、ISAFユースワールド大会(7月12日~21日:アイルランド・ダンレアレ)に出場する選手(倉持・原)を強化する目的で開催されました。
http://www.isafyouthworlds.com/home.php
合宿のテーマとして「選手自身に考えさせる」を掲げました。これは選手達がレースやトレーニングでどんな場所・状況にいても、自分達の力で問題を解決・打破できるようにという意図が含まれています。したがって、コーチ陣は選手が問題と感じている事に対して即解決策を提示するのではなく、そのためのヒントを伝えるように心がけました。
ミーティングでは選手自身の長期的な目標とその日の課題を述べさせ、課題解決のための方法を自分なりによく考えさせることに力点を置き、その後の海上トレーニングに移りました。
トレーニングの内容は、2日間ともそれぞれ午前・午後の2セッションとして基本動作からマークラウンディングまで徐々に難易度を上げたプログラムを展開しました。
こうした合宿をきっかけにして「選手自身で目標・課題を見つけて解決策を考え、実際にトライし次の課題を見つける」力を身につけていってもらえれば、競技力向上への道筋が見えてくると思います。
今後、特にISAFユースワールドに出場する2名の選手には、限られた国内練習期間ですが、この合宿で見つかった課題点の克服に努めてもらいたいと思います。また他の選手達についても、常に上達するための方法を考え、(時には試行錯誤を繰り返すこともあるかもしれませんが)より高いパフォーマンスを得られるよう努力をしてください。期待しています。
選手・スタッフの皆様、お疲れ様でした。
▲マークラウンディング。みんな周りを見よう!
▲軽風域でのパンピングレース。最後まであきらめない
▲合宿お疲れさまでした!