(速報:プレスリリース)
日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会 広報発 2009年6月1日
2009年ワールドカップ第5戦・デルタロイドレガッタ
日本ナショナルチーム 470級女子 近藤・田畑組 優勝
去る5月27日から本日31日までオランダ・メデンブリックで開催されていた世界セーリング連盟(ISAF;http://www.sailing.org/)ワールドカップ第5戦「デルタロイドレガッタ」(http://www.deltalloydregatta.org/2009/)にて女子470(ヨンナナマル)級に出場していた日本セーリング連盟(会長:山崎達光)(http://www.jsaf.or.jp/)ナショナルチームの近藤 愛(28歳・アビームコンサルティング)田畑 和歌子(25歳・アビームコンサルティング)組が優勝しました。
スキッパー(艇長)の近藤愛は北京オリンピックまではクルーの鎌田奈緒子とコンビを組んでいましたが、オリンピック後、鎌田の引退に伴い新たに同じナショナルチームに在籍していた別組のスキッパーをつとめていた田畑和歌子をクルーに迎え新チームを結成、直後の2009年ナショナルチーム選考会で優勝し今シーズンの活躍が期待されていました。
新チーム初の海外遠征となる今回のワールドカップ第5戦(470級女子:19ヵ国、32チーム)では第1レースで1位を獲得、3日目に総合1位に立ち、その後も好調を維持して予選全9レースを1-(9)-7-3-2-3-3-4-6 の圧倒的な強さで首位を堅持、2位に大差をつけて上位10チームのみが出場できる本日31日の決勝メダルレースに進出しました。
メダルレースでは堅実な走りを見せ、米国艇、オランダ艇に続く3位に入り得点6点、総合得点35点を収め、同じく2012年ロンドンオリンピックを目指す世界の強豪チームを抑え堂々の優勝を飾りました。2位はフランス組(52点)、3位は米国組(54点)でした。
(詳細は公式サイトをご参照ください)
なお同レガッタに出場した他種目の日本ナショナルチームは、
●470級男子:原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)…9位
●レーザー級:ホール・イワン(エスピーネットワーク)…89位
●ウインドサーフィン級RSX男子:高橋良典(関東学院大)…63位
でした。
また、近藤・田畑組、原田・吉田組(ともにアビームコンサルティング)は来週8日からレースが始まる470級ヨーロッパ選手権(14日まで:オーストリア・トラウン湖)に参戦します。
参考:日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会(委員長:山田敏雄)HP(http://jsaf-osc.jp/index.html)
お詫び:
既報にて田畑和歌子の所属先を「福岡経済大学・職員」と記載いたしましたが、田畑は先月「アビームコンサルティング」に転籍いたしました。手違い申し訳ございません。訂正させていただきます。
以上