(速報:プレスリリース)
日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会 広報発 2010年3月29日
第14回 セーリング アジア選手権
日本ナショナルチーム 470級男子、マッチレースで優勝!
中国・広州の汕尾(シャンウェイ)で23日から開催されていた第14回セーリング アジア選手権(http://www.asafweb.com/news/asianchampionship_index.html)は本日29日最終日を迎え、大会に出場していた日本セーリング連盟(http://www.jsaf.or.jp/)ナショナルチームの470級男子 石川裕也・柳川祥一組 (関東自動車工業)とマッチレースクラスの中村匠・伊藝徳雄・笹木哲也・佐藤大介組(チーム・アルバトロス)がそれぞれ優勝、金メダルを獲得しました。アジア選手権にはこれまでも日本チームは種目別団体単位で参加をしていましたが、日本代表団(ナショナルチーム)として本格的な参加は初めてです。
広州では11月にアジア大会が開催されますが、セーリング競技は広州から東に約300km離れた汕尾市(香港のほぼ東北東方向150km)で競技が行われます。今大会のアジア選手権はそのアジア大会のプレ大会で、本番と同じレース海面での選手権大会です。今回は14種目が実施されましたが、日本からは下記の9種目に14名の選手が参加しました。
日本ナショナルチームの最終総合成績
●470男子 8カ国 参加10艇 石川裕也・柳川祥一 組 … 優勝
●470女子 5カ国 参加8艇 村濱沙耶・板倉広佳 組 … 4位
●RS:X男子 7カ国 参加12艇 富澤 慎 … 2位
●RS:X女子 5カ国 参加6艇 小菅寧子 … 3位
●レーザー男子 7カ国 参加11艇 ホール・イアン … 5位
●レーザーラジアルオープン 11カ国 参加19艇 永井久規 … 7位
●OP男子 9カ国 参加16艇 高竹義樹 … 9位
●OP女子 7カ国 参加14艇 田中美紗樹 … 10位
●マッチレース 7カ国 参加7艇 中村匠・伊藝徳雄・笹木哲也・佐藤大介 … 優勝
470級男子優勝の石川・柳川組は全12レースを4-1-2-1-5-2-4-6-2-6-3-6の順位で戦いました。大会初参加として注目されたマッチレースは全長8mのスポーツヨットに4人が乗り組み1対1で勝ち負けをつける種目ですが、日本の第1人者、中村匠を艇長としたチーム・アルバトロスは予選から決勝(対シンガポール)までの全18レースを負けなしで勝ち進むなど圧倒的な強さを見せました。