(速報:プレスリリース)
日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会 広報発 2009年6月25日
セーリング ワールドカップ第6戦 キールウイーク(ドイツ)
470級女子 近藤・田畑組 3位
スター級 鈴木・和田組 13位
ドイツのキールで開かれていた国際セーリング連盟 ワールドカップ第6戦「キール ウイーク」
http://www.kielerwoche.de/eng/sailing/index.htmのオリンピック種目競技(6月20日~24日)は昨日24日最終日を迎え、大会に出場していた日本セーリング連盟(http://www.jsaf.or.jp/)ナショナルチームの470級女子:近藤愛(28歳)・田畑和歌子(25歳)組(両名ともにアビームコンサルティング)が3位(11カ国20艇)に、また同じくナショナルチームのスター級:鈴木國央(32歳・和歌山セーリングクラブ)・和田大地(34歳・日吉染業)組が13位(18カ国43艇)に入りました。
大会は風に恵まれず、当初のレース数が消化できませんでしたが470級女子の近藤・田畑組は世界トップクラスの実力を発揮、予選を3-(6)-2-4-2の2位で通過、決勝のメダルレース(10艇のみ)で6位に入り、総合でオランダ、デンマークに続く3位を獲得しました。欧州遠征3戦目の同組は初戦のワールドカップ5戦のデルタロイドカップ(オランダ)で優勝、2戦目の470級ヨーロッパ選手権(オーストリア)で2位、そして今大会で3位と常に表彰台に立つ好成績を収め、新チームの力量はこれまでの近藤・鎌田組を上回るポテンシャルを持っていることを世界に証明しました。
スター級として今シーズン初の海外遠征となった鈴木・和田組は名だたる世界のトップレーサーたちがひしめく同級で12-18-8-20と大健闘でした。予選がわずか4レースしかおこなわれず消化不良気味の遠征初戦となってしまいましたが、続くにヨーロピアン選手権、世界選手権で遠征の成果が上るものと期待できます。
近藤・田畑組はこれで欧州遠征を切り上げ、帰国後日本国内練習を続け、7月下旬には佐賀県唐津で開催されるレーザーラジアル級(1人乗り競技)世界選手権にそれぞれ参戦を予定しています。
以上