2011年4月29日
セーリング ワールドカップ 第4戦
第43回 フランス オリンピック ウイーク(プロバンス・イエール)
470級 男子 日本ナショナルチーム・原田龍之介/吉田雄悟組 5位入賞
女子 近藤愛/田畑和歌子組 8位入賞
4月24日から南フランス・プロバンスのイエールにて開催されていた国際セーリング連盟・ワールドカップ第4戦「第43回フランス オリンピック ウイーク」
http://sof.ffvoile.net/(60カ国・13種目・1,200艇参加)は29日大会最終日を迎え、各種目の決勝ラウンド10位までの艇が出場できるメダルレースが行われました。日本から大会に参加した7種目16名のナショナルチームうち、メダルレースに進出した男子470(ヨンナナマル)級(32カ国・106艇)の原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)が総合5位に入賞しました。
原田(25歳)・吉田(27歳)組はワールドカップ第3戦(スペイン)では9位に入り、前週に行われた国際スプリングカップ(フランス)でも優勝。好調を維持して大会に臨みました。今大会では予選ラウンド・決勝ラウンド計10レースのうちシングルを6回取るなど手堅い走りを見せて総合4位でメダルレースに進出しました。しかし、1本勝負のメダルレースでは上位に上がることができず、9位でフィニッシュ。通算得点で総合5位。残念ながら期待の表彰台を逸しました。
同じくメダルレースに進出した女子470級(26カ国・57艇)の近藤 愛・田畑和歌子組(アビームコンサルティング)は健闘して3位に入りましたが、決勝ラウンドの得点差を埋めることができず、総合8位。第3戦2位に続いての連続入賞となりました。
日本470級男女ナショナルチームの実力は世界レベルにあり、来年のロンドン五輪においてメダル獲得を期待されています。
なお、男子470級の一方の雄(第3戦・4位)、松永鉄也・今村公彦組(スリーボンド)は決勝ラウンド11位となり、一番違いでメダルレースに進出することができませんでした。
他選手の大会成績はオリンピック特別委員会HP大会5日目レポート
http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_w48.htmlにてご確認ください。
日本ナショナルチームはいったん帰国して、5月24日から始まるワールドカップ第5戦「デルタロイドレガッタ」(オランダ・メデンブリック)http://www.deltalloydregatta.org/に参戦します。