(速報:プレスリリース)
日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会 広報発 2009年6月15日
セーリング 470級 2009年ヨーロッパオープン選手権
in オーストリア
日本ナショナルチーム男子 原田・吉田組 優勝
女子 近藤・田畑組 準優勝
写真提供:アビームコンサルティング
オーストリア・ザルツカンマークートのトラウン湖で開かれていたセーリング470級2009年ヨーロッパオープン選手権(6月8日~14日:31カ国・男子82チーム・女子39チーム)
http://www.traunseewoche.at/280380c8678f133d2e0b61ef254f5611.htmlは昨日14日最終日を迎え、大会に出場していた日本セーリング連盟(http://www.jsaf.or.jp/)470級男子ナショナルチームの原田龍之介(24歳:早稲田大学卒)・吉田雄悟(25歳:法政大学卒)組(アビームコンサルティング)が優勝、また同じ女子ナショナルチームの近藤愛(28歳:日本大学卒)・田畑和歌子(25歳:福岡経済大学卒)組(アビームコンサルティング)が準優勝と男女とも好成績を収めました。
大会は強風の1日以外は連日風が弱く、当初の予定レース数が消化できませんでしたが両チームは各レースとも上位をキープ、ワールドクラスの実力を欧州勢に見せつけました。大会における日本男子チームの優勝は初めてです。
国際レース初優勝の原田・吉田組は全8レース8-4-9-1-1-(42)-14-1、春以来の欧州遠征を経て、いまや常に世界上位を狙えるチームに成長してきました。近藤・田畑組は過日のワールドカップ第5戦優勝の勢いをそのままに全6レースを5-1-2-(14)-12-2と安定した実力を発揮しました。
470級はそのサイズ(全長4.7m)から日本人向きの艇種と言われ、日本国内のセーリング競技の中でも最も競技人口の多い種目です。ロンドン五輪を目指す日本ナショナルチームの最重点強化種目です。
原田・吉田組はこれで欧州遠征を切り上げ、米国に移動。6月末スタートの国際外洋レース・トランスパックレース(ロサンゼルス~ハワイ)に出場する日本艇に乗り込みます。近藤・田畑組は引き続き欧州にとどまり、6月20日から始まるワールドカップ第6戦・キールウイーク(ドイツ)に参戦します。
以上