日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会 広報発 2010年6月24日
セーリング ワールドカップ第6戦
「独・キールウイーク2010」大会
日本ナショナルチーム2種目にて入賞!
470級男子 松永・今村組 5位、スター級 鈴木・和田組 8位
6月19日からドイツの北、キールにて開催されていたセーリング・ワールドカップ第6戦「キールウイーク2010」大会http://www.kieler-woche.de/eng/livecenter/olympic.phpは現地時間23日に最終日を迎え、日本から出場していたナショナルチームが2種目にて入賞を果たしました。(日本セーリング連盟オリンピック特別委員会
http://jsaf-osc.jp/)
入賞したのは470級男子(81艇参加)に出場した松永鉄也・今村公彦(スリーボンド)組で総合5位。同組は予選全4レースを2-5-5-10(位)の総合5位で通過、上位10艇のみの決勝レースでも7位に入り、5位を守りました。松永鉄也は同種目で北京五輪7位入賞の選手で、五輪後、若手クルーの今村と新コンビを組み、来るロンドン五輪の日本代表の座を目指しています。同じく今大会に出場した470級ナショナルチームの若手チーム市野・吉見組は42-30-26-5の総合52位に終わりました。
もう一組の入賞チームはスター級(22艇参加)の鈴木国央(和歌山セーリングクラブ)・和田大地(日吉染業)組です。強豪揃う同種目で大健闘の8位入賞を果たしました。同組は予選初日(2レース)に艇体トラブルでレースに出ることができず、最下位からの2日目スタートになりましたが持ち前の精神力で奮起、残りの予選3レースを1-11-3という驚異のジャンプアップを見せ、総合10位で決勝に進出。さらに決勝レースでは並み居る世界のメダルホルダーたちを尻目に今大会2度目のトップフィニッシュを決め、総合8位に食い込みました。同種目の国際大会にて日本人選手がトップフィニッシュしたのは今回が初めてのことです。これまでも世界のハードルは高いとされてきた日本のスター級ですが、今回の健闘で、ロンドン五輪出場国枠獲得への期待が大いにふくらむことになりました。