(速報:プレスリリース)
日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会 広報発 2009年8月31日
セーリング 2009年 470級世界選手権(デンマーク)
男子日本代表 原田・吉田組 銅メダルを獲得!
女子 近藤・田畑組は8位入賞
デンマーク・コペンハーゲンにて開かれていたセーリング・2009年470級(ヨンナナマル)世界選手権(8月23日~29日:・男子28カ国95チーム・女子26カ国57チーム)http://www.worlds470.kdy.dk/は29日最終日を迎え、決勝シリーズ上位10チームによるメダルレースに進出した日本セーリング連盟470級男子ナショナルチームhttp://jsaf-osc.jp/の原田龍之介(24歳:早稲田大学卒)・吉田雄悟(25歳:法政大学卒)組(アビームコンサルティング)が5位に入り総合3位・銅メダルを獲得しました。原田・吉田組は本年6月のヨーロッパ選手権でも初優勝しており、それに引き続く快挙です。日本男子チームが世界選手権の表彰台に立ったのは14年ぶりとなります。
今大会には日本ナショナルチームの男子4組、女子3組が出場していましたが女子ナショナルチームの近藤愛(28歳:日本大学卒)・田畑和歌子(25歳:福岡経済大学卒)組(アビームコンサルティング)もメダルレースに進出、4位に入り総合8位に入賞しました。
原田・吉田組は昨年来めきめきと実力をつけ、今年の欧州遠征にて大きく開花しました。同チームの持ち味はセーリング競技に最も必要とされる「攻めの姿勢と風の変化に対する機敏な対応力」を持っていることが上げられます。今回の大会でも強豪が揃った欧州勢のチャージにも一歩も引かず終始果敢なレースを展開しました。470級は五輪種目のなかでも日本が最も得意とする種目です。女子には自他ともに世界レベルにある近藤・田畑組、そして男子にも今回、待望の世界レベルのチームが誕生しました。ロンドン五輪に向けて強化を進める日本セーリング界に大きな励みになります。
日本ナショナルチームの最終総合成績
(男子)
★原田・吉田組 3位
●石川・柳川組 34位
●前田・谷口組 47位
●渡辺・谷川組 55位
(女子)
★近藤・田畑組 8位
●吉迫・大熊組 14位
●平井・栗栖組 41位
詳細はhttp://www.worlds470.kdy.dk/viewer.php4?uniq_id=1010006をご参照ください。
以上