アジア選手権
第14回 アジア選手権 レポート:斉藤 愛子
日 程:2010年3月20日~29日(1日2レース、合計12レースを予定)
開催地:中国・広州 汕尾(シャンウェイ)
日本代表選手:9種目14選手
●470男子 参加13艇 石川裕也・柳川祥一 組
●470女子 参加 8艇 村濱沙耶・板倉広佳 組
●RS:X男子 参加13艇 富 澤慎
●RS:X女子 参加 6艇 小菅寧子
●レーザー男子 参加14艇 ホール・イアン
●レーザーラジアルオープン 参加20艇 永井久規
●OP男子 参加21艇 高竹義樹
●OP女子 参加17艇 田中美紗樹
●マッチレース 参加 9艇 中村 匠・伊藝徳雄・笹木哲也・佐藤大介
※420男子、420女子、ミストラル男子、ミストラル女子、ホビー16の5種目には日本は出場せず。
帯同コーチ:中村健次・斉藤愛子・関一人・檜皮浩二
大会公式サイト:http://www.asafweb.com/event/asianchampionship.html
大会開催地
汕尾は広州・白雲国際空港からバスで4時間。中国のセーリングトレーニングセンターがあり、アジア大会はそのセンターをリニューアルしての開催です。汕尾の市街地から40分離れた周囲に何もない場所ですが、Zhelang灯台の入江に構えたレースエリア(紅海湾)を使います。外部との交通手段は非常に不便ですが、ハーバーに隣接されたホテルを宿泊施設に使用しますので、アジア大会本番ではアスリートビレッジから会場までが0分と表示される便利さです。
アジア選手権開幕
11月広州アジア大会のプレ大会、レースは23日から。
第14回アジア選手権(セーリング競技)は3月23日から29日の日程で、中国・広州の汕尾(シャンウェイ)で開催されます。広州では11月にアジア大会が開催されますが、セーリング競技は広州から東に約300km離れた汕尾市(香港のほぼ東北東方向150km)で競技が行われます。
アジア選手権はアジア大会のプレ大会で、同じレース海面での選手権大会です。14種目が実施されますが、日本からは9種目に14名の選手が参加します。
アジア選手権は各国2艇まで各種目へのエントリーができるので、アジア大会よりも規模が大きな大会になっています。
日本からの派遣種目のうち、RSX級男女、レーザー、ラジアルの4名は本番代表内定の4選手です。今回のレースは、アジアの中での自分の技量を確認する場となります。OP男女は同時期にアジア大会代表選考を兼ねるOP級選考レースがあるため、すでに国際大会への小学生枠を獲得している選手が参加します。また、470男はNT選考3位、女子は全日本女子3位のチームです。マッチレースはアジア選手権の選考で代表になったチームですが、4月以降にあらためてアジア大会代表選考を行います。従って、この5クラスは今回参加の選手をベンチマークにして各国の力を見る機会となります。
アジアの中で特にレベルが高いのは、OP男女とレーザーラジアル(オープン)です。OP級の国際大会では、アジアの国々(シンガポール、タイ、マレーシア、中国)が常にトップ10に入る選手を育成しており、現状では世界選手権の次にレベルの高いレースはOP級アジア選手権とされています。今回もアジア大会代表がすでに決まっている国がほとんどで、非常にレベルの高い争いとなります。
レーザーラジアル級もマレーシア、タイ、韓国、日本と世界選手権の男子種目で上位に入る選手が顔をそろえました。また、ラジアルは女子オリンピック種目のことから、女子選手が参加している国もあり、弱風では体重の軽い女子が上位を占める可能性も高くなります。永井久規は2009年ラジアル男子世界選手権で4位に入り、現在もレーザー級2010NT選手です。
470男子では韓国のキム組(アジア大会3連覇を果たした強豪)が復活してきました。強風に強いベテランで、アジア大会にかける執念は半端でないチームです。日本の470男女アジア大会代表チームはヨーロッパで開催されるワールドカップ第3戦(マヨルカ・スペイン)へ参加のため、この大会には参加していません。
日本チームは3月17日に現地到着しました。日本から中国へのフライトが5時間、空港から大会会場までバスで4時間。初夏の気候で、アジア大会本番の11月と同じ風にはなりませんが、ここ2日間は11月と似た風が吹きました。潮流も場所により流速が異なったり、入江の内側レースエリアは風のベンドがあったりと、地理的条件をしっかり把握しなければなりません。我々サポートスタッフにとっても、この大会はアジア大会本番への準備として重要なものになります。
1日目
初日の汕尾(シャンウェイ)は青島の再来 ― 濃霧の洗礼。
チームJPNの本領発揮は明日から?
沖のD海面で霧に包まれるRS:X級。同海面のホビーキャットは陸へ向かっていきます。アジア選手権初日は北東の風、4〜5ノットの中、A海面のOP、C海面のレーザーとラジアルは定刻の11時05分にスタートしましたが、D海面のRS:XとB海面の470は弱い風が定まらず、時間を延期してのスタートとなりました。
各エリアとも風が入り始めたのはいいのですが、13時を過ぎる頃から霧がエリアを包み始め、スタートラインから4マークが見えないほどの濃さのため、RS:Xは2レース目をスタートせずに中止。470は2レース目をスタートしたものの、途中で中止となりました。レーザー、ラジアル、OPは定時でスタートしたのが幸いし、何とか完走することができました。
RS:Xは一番沖のD海面でしたが、風が弱いと遠すぎるとクレームがでたため、明日から、470のB海面とRS:XのD海面が入れ替わることになりました。少し岸に近くなりますが、B海面は潮目がスタートライン付近にあり、複雑な流れがあります。弱い風では潮の影響があり、RS:Xにとっては一難去ってまた一難という状況でしょうか。
C海面のスタート本部艇から元気な岡田さんの声が聞こえてきます。一人で海へ出る秋元さん。今日は気楽な仕事だったのでしょうか?レーザーとラジアルのC海面は日本からJSAFレース委員会の岡田さんがみえていて、エリアのスーパーバイザーを担当されています。スタートの時には岡田さんの大声が英語で聞こえ、鹿屋でのNT選考レースを思い出しましたが、今回は中国のスタッフがミスなく運営できるように監督するのが任務のようです。
今日は本部艇が逆潮でラインの反対へ向いてしまった時に旗を展開する場所を大急ぎで変更したり、陸へ戻ったらOCSでない艇がOCSとなっているのを発見して、成績修正を指示したり、忙しそうに頑張っていました。また、ジュリーメンバーにも同じく秋元さんが入っており、今日はお一人でゴムボートを操縦して沖にでてくる姿を見かけました。アジアの大会の中に日本人スタッフが入っている姿をみるのは頼もしい限りです。お二人を筆頭に、今後、もっと多くの人々がレース運営で海外へ出ていく機会ができるといいなと思った初日でした。
視界が200m以下の濃霧になり、面喰った選手も多かったようです。しかしながら、北京五輪開催地の青島では今日のような濃霧が多く、青島の記憶がよみがえるような1日でした。今日、できなかったレースは明日取り戻すことになり、最大3レースまでを予定しています。
初日成績と選手のコメント
●470級男子 8カ国 10艇参加 本日1レース
4位 石川・柳川組 4
「1上マークは後ろから2番目で失敗したぁと思いましたけど、ランニングで上がりました。13時30分くらいから、潮が急激に速くなり、B海面の下マークでは潮に押されてスピンをマークの横まであげておいてダウンしてちょうどいいくらい。4位まで上がることができました」
●470級女子 5カ国 8艇参加 本日1レース
2位 村濱・板倉組 2
「昨日、新聞に自分達の写真がでたので、中国の通訳の人に頼んで、現物を手に入れました。レースは中国に先行逃げ切られ、自分達も2位で3位と離れていました。軽風の波にやられなくなりました」
●RS:X級男子 7カ国 12艇参加 本日1レース
4位 富澤 4
「ジョイントが切れかけて、パンピングしても板に伝わらなくなってしまい、スピード負けです。3番になれるレースだったのに、自分でちゃんとチェックしてなくて、失敗しました」
●RSX:級女子 5カ国 6艇参加 本日1レース
2位 小菅 2
「1上マークの手前で相手の下受けをしたのが失敗。前を通って上に出していたらトップだったのに、ミスってしまいました。中国は先行されるとダウンウィンドで抜けないです。2位キープでした。沖のD海面はうねりが大きくて、とまっていると船酔いしそうです」
●OP級女子 7カ国14艇 本日2レース
10位 田中 7-12
「霧でマークが見えんくなって、嫌やった」 (大阪の小学生です)
●OP級男子 9カ国 16艇参加 本日2レース
7位 高竹 10-5
「1レース目は右へ突っ込んで失敗。反省して、2レース目は左へ突っ込んでOK」
(広島の中学生です)
●ラジアル級 11カ国 19艇参加 本日2レース
12位 永井 18-8
「初めてドべを引きました。頑張って練習します(反省モード)」
●レーザー級 7カ国 11艇参加 本日2レース
8位 ホール 8-8
当人は陸に戻ってから、ふてくされモードでした。コメント取れず。
スタート前のイアンと永井。健次さんが左がいいっていったけど、どっちへ行く?ジョイントが壊れてしまいました。関コーチが陸へふっとんで帰り、部品をとってきたのですが、戻ってすぐに引き続き予定していたレースがなくなりました。
2日目
霧と無風でノーレース ― 陸上待機の1日
朝の風景は霧一面。目の前に広がるはずの海が全く見えない状況でした。朝一番、起きてすぐに窓をあけると、本当なら海が見えるのですが、目の前の風景は霧で真っ白。200m離れた砂浜が見えないほどの濃霧でした。南からの暖気の流入で、風も弱く、ずっと陸上待機をしていましたが、15時10分に「本日レースなし」となりました。16時を過ぎて、やっと霧が晴れてきましたが、それも陸付近だけで、沖は霧で無風状態のため、どうしようもありませんでした。
今夜半から明日の早朝にかけて寒冷前線が通過し海は荒れるとの予報ですが、そうなると明日の気温が15度、今日の昼間の陸地で最高29度まであがっていますから、恐ろしいほど1日で下がることになっています。実際にどうなるのかは、明日、報告します。
7時半にロビー集合。富澤慎リーダーの号令でストレッチをします。リーダーの体が硬くて、たいへんです。 日本選手の多くは3月17日に現地に入り、毎朝7時半にロビーに集合、散歩の後に簡単なストレッチをして朝食になります。レースが始まったら個々のペースでもいいのですが、日本チームとしての一体感を保ち、連携して行動できるように朝の集合は最終日まで変わらずです。今朝、マッチレースの中村匠、伊藝の2名が加わり、18名全員がそろいました。朝食の後に弁当を受取り、A〜Dの4海面とマッチレースに分かれてのレースです。
今日はAPが降りていつ海へ出るかわからないため、ボートヤードで待機する組あり、ホテルで待機する組ありとディンギーチームは適当に待機時間をつぶしていましたが、マッチレース組は2時過ぎに今日の練習はなしということになりました。
「大会主催者からマッチは練習なしと言われたけど、近場で練習させてくれてもいいですよね。なんか、早く決めすぎな気がする。セーリングできなかったから、卓球で汗流してきました」(伊藝)
「レースがなくて、たいくつや」(田中)
「観光でもいくかって、いっても、いく場所がないじゃない」(柳川)
仙尾(シャンウェイ)の市街地までは車で40分。身近なとなり街の散歩でいけるところまでいって、ばたばた(三輪タクシー)で戻ってくるのが精一杯の楽しみです。アジア大会本番も同じ状況になるかと思いますから、気晴らしの手段を考えておいたほうがよさそうです。明日は本当に北風が吹きあがるのか。期待してます。
AP+Aがあがったから、本日終了。今から何しようか。暇になってしまいました。
弁当は初日から比べると今日は中身が増えました。柳川さんリクエストの魚肉ソーセージも入りました。AP+Aはスロープの付近にあがります。計測テントが今は空っぽです。
3日目
470男子 石川・柳川組トップに。
ウインド 富澤2位
470級石川・柳川組:クローズホールドのスピードはイマイチでしたが、ダウンウインドスピードコースが良く、今日の2レースは2位、1位と纏めました。富澤対リーの一騎打ち。今日のところは1勝1敗。リーは短期間で凄く進歩した印象です。明け方に前線が通過、午前7時頃まで雨が降っていました。予報どおり、雨が止んでからは北風が強まり、9時を過ぎる頃からは30ノットオーバーのガストが吹きだし、風上側から見ても白波になるくらいの大荒れな天候です。9時15分くらいに一度APがあがり全クラス待機になりましたが、9時40分にAPと数字旗2があがったため、2時間待機となりました。
選手村とハーバーがある場所はZhelang灯台のある島の隣で、南西を向いた入江の奥がセーリングセンターです。今は建設中ですが、11月までには完成し、アジア大会がこけらおとしになります。
長い待機が終わった後、14時にAPが降り、各海面で2レースが行われました。出た時には18ノットあった北風ですが、徐々に弱まり、最後は12ノットくらいまで落ちていました。陸の影響で強弱があるものの、風向は比較的安定して、レースはスピード競争になりました。波が悪く、大きなうねりの上に潮でできる小波で凸凹になり、ダウンウィンドが難しいコンディションになりました。
明日の予備日は2日目がノーレースになったので、休まずにレースを行います。マッチレースは今日の夕方に体重計測をし、明日の午前が最後の練習で、午後から本番のラウンドロビンがスタートします。
http://www.asafweb.com/news/asianchampionship_index.html
成績と選手のコメント
●470級男子 8カ国 10艇参加 本日2レース
1位 石川・柳川組 4-1-2
早い時間から着替えて、クルーの柳川はやる気十分です。強風では安定した走りで総合トップに出ました。早寝で、明日に備えます。
●470級女子 5カ国 8艇参加 本日2レース
3位 村濱・板倉組 2-3-4
強風はまだまだあぶなっかしい走りですが、それなりに体重の重たい中国チームに食いついています。420から470へあがってきたシンガポールに逆転されて3位に後退しましたが、毎日、少しずつ進歩している2人です。
●RS:X級男子 7カ国 12艇参加 本日2レース
2位 富澤 4-1-2
「韓国がこんなに速くなっているとは。びっくりしました。闘争心に火をつけられた感じで、レースでの競り合いがいい練習になります」(富澤)
韓国のリーが1点差で総合トップです。今日の2レースは2人の一騎打ちでした。
●RSX:級女子 5カ国 6艇参加 本日2レース
?位 小菅 2-DNF-4 抗議の結果がでず、総合成績は明日までペンディングです。
「・・・ノーコメント・・・明日、がんばります。」(小菅)
最初のレースでコースを間違え、1周足りなくてDNFになりました。波にも翻弄され、今日はペースを崩してしまいました。
●OP級女子 7カ国14艇 本日2レース
9位 田中 7-12-6-11
「最初のレースで1上トップやった。でも、ランニングでうまく波にのれんくて、おちてしまって残念」(田中)
中国へ来てから体重増で、ヒールが起きたみたいでした。
●OP級男子 9カ国 16艇参加 本日2レース
6位 高竹 10-4-8-6
「今日の1レース目はちょっと吹きすぎ。2レース目はハイクアウトしてちょうどいいくらい。集団の中で6位で入れて良かった」(高竹)
●ラジアル級 11カ国 19艇参加 本日2レース
14位 永井 18-8-OCS-3
「OCSは5秒前にインドが割り込んできて、ラフした分出たはず。でも、その後、波で戻され、スタート時には引っこんでいたのに。(救済を出しましたが認められませんでした)。明日から、借金を少しずつ返済です」(永井)
ラジアルはシンガポールが1位を2回取り、総合でもトップにたちました。
●レーザー級 7カ国 11艇参加 本日2レース
8位 ホール 8-8-4-4
イアンは中国の食生活が合わないせいか、下痢になってしまいました。体に力が入らず、強風レースで苦労しました。まず、体調を取り戻すことが一番。腹に力が入らなくては、ハイクアウトができません。アジア大会本番でも、選手の体調管理が最も難しい場所だと考えさせられました。レーザーは韓国のハ・ジミンがダントツの走りです。
470級女子村濱・板倉組:急遽今大会に出場が決定、練習不足でしたが、頑張って上位と競り合っています。もう少し体重が欲しいです。レザー級ホールイアン選手:今日は順風強の中、トップ選手にくらいついて2レース頑張りました。
ラジアル級永井選手:スタートでリコールしてしましました。スタートをもっとスマートすればもっと楽に。ラジアル級永井選手:ラフィングで追い出され、バックしてスタートがOCSに。納得がいかないけど、ラジアルの走りを思い出さないと。
4日目
上昇機運のチームJPN。
初戦のマッチレースは余裕の6戦全勝!
470級男子:本日の1レース目ダントツのトップ! 総合でも1位につけています。マッチレース:始まる前に、動作確認をしてレースに臨みました。今日は6勝負け無しでした。アジア選手権も4日目、だんだん選手達もペースが出来てきて、朝から落ち着いた雰囲気の中、4日目を迎えました。今日は予備日を使い、各海面で3レースを実施。
本日から日本から初参加となるマッチレースも始まり、全種目が行われました。
昨日とはうって変って5~8ノットの軽風の中、出艇。レースが始まるころには12~18ノットまで上がってきました。
この海面は潮流の流れが非常に早く、今日は海面によっては1分間に50m前後流れる河の様な流れがあり、コーチボートも微速で走ってやっと止まっている状態。
出艇時は1m前後だった波が徐々に大きくなっていき、最終的には沖のレース海面では3mを超すうねりが入り、驚かされました。
本日はマッチレースが6戦全勝という絶好の滑り出し。選手達にも余裕があります。
レーザーラジアルの永井選手もトップを取り吹っ切れてきた感があります。
チームJPN全体がどんどん良い雰囲気になってきました。
成績と選手のコメント ( )はカットレース
●470級男子 8カ国 10艇参加 本日3レース
1位 石川・柳川組 4-1-2-1-(5)-2
「スタートを失敗してしまったレースがあったので、明日はスタートをがんばります。」
●470級女子 5カ国 8艇参加 本日3レース
3位 村濱・板倉組 2-3-4-(5)-3-3
「高い波が壁のようでした。向かい潮でもジャストでラインを切れるように明日からも頑張ります。」
●RS:X級男子 7カ国 12艇参加 本日3レース
2位 富澤 (4)-1-2-2-2-2
「ちょっとスピードが足りないのが気にくわないです。」
●RSX:級女子 5カ国 6艇参加 本日3レース
4位 小菅 2-(RAF)-4-4-4-4
「練習不足を痛感しています。あまり多くを語れません…。」
●OP級女子 7カ国14艇 本日3レース
10位 田中 7-(12)-6-11-11-9-12
「風がきつかったです。今日は頑張ってハイクアウトしてんから!!!」
●OP級男子 9カ国 16艇参加 本日3レース
6位 高竹 (10)-4-8-6-10-10-9
「波と風がヤバかったけど、自分としてはよかったです。」
●ラジアル級 11カ国 19艇参加 本日3レース
6位 永井 18-8-(OCS)-3-5-4-1
「1番を取る事が出来たので徐々に良くなってきていると感じています。」
●レーザー級 7カ国 11艇参加 本日3レース
8位 ホール (8)-8-4-4-2-3-5
「中国人とプロテストしたのですが、終わった後、握手してくれなかったのはショックでした。」
●マッチレース 7カ国 7艇参加 本日ラウンド1 6フライト終了 6勝0敗
1位 中村・伊藝・笹木・佐藤
「ウインチハンドルをなくして高くつきました。コースがとても短い印象です。」
マッチレースはA海面とビーチのポンツーンの間で、1フライト15分程度のコースです。使用艇はJ80です。
中村監督のコメント
本日のコンディションは地元コーチ、選手から聞いたアジア大会本番(11月)の状況に近い条件
の様な気がします。
本番は「波と強風」の対策が必要になりそうです。
船を揺らさない為に体を使い、メイントリムをしっかりしないとボートスピードが速くなりません。併せて強風に合わせて体重のコントロールが必要です。
どのエリアも北側に岸が有り、岸寄りのほうが潮流(向かい潮)が弱かった様です。
上位を走る選手は左から上マークに来ていましたから、風も、岸側の湾内が強い傾向があったようです。
日本選手団が全員揃ってから3日、にぎやかな雰囲気になりました。
良い雰囲気から良い成績を呼び込めると信じ、前を見て全力を尽くしていきます。
アジア諸国もユースは420級を使用、強風では470の様にプレーにングしてかっ飛びます。
5日目
大会は後半の山場へ。踏ん張りどころの中、
強さ際立つマッチの中村匠チーム。
無傷で予選通過で笑顔の中村匠スキッパー
今日は北東の風が15ノットの予報でしたが、それよりも弱めのコンディションで定刻どおりのスタートでした。すでに1レース先取りしているOP男女、レーザー、ラジアルは2レース、予定通りのレース数を消化している470男女は1レース先取りするために3レース、RS:Xも3レースを考えていましたが、プレーニングコンディションではなかったので、2レースのみを行いました。
今日はOP男子の高竹、RS:X女子の小菅がトップを引きました。470男子は上下ある成績で、総合1位ながらも、シンガポールに同点で追いつかれています。RS:X男子1位への逆転を狙っていた富澤は第8レースで大きく崩して、捨てレースを作ってしまい、韓国のリーに2点差をあけられました。
海上警察も注目 マッチレースは予選ラウンド2を行い、日本は12戦全勝で予選を1位通過しました。「到着してから強風での練習ばかりだったので、今日が初めての軽風でした。艇の性格がつかみきれてなくて、行き足やハンドリングでミスが多かったのですが、予選ラウンドが練習と思い、トップ通過できれば別に全勝でなくてもいいと思っていました。ペナルティーが3個つけられ、1個つけたから2個ってことかな?」(中村匠)
明日はマッチレースのセミファイナルが午前中に予定されており、日本は予選4位の中国が相手で、5戦で先に3勝したほうが決勝へ進みます。「ここまでの成績は白紙に戻るので、また1からと思って明日の準決勝をがんばります」(中村匠)
準決勝の反対組はインド対シンガポールです。それぞれの勝者が最終日の決勝へ進み、敗者が3位決定戦に回ります。
「毎日食堂へ持っていく食券があと2枚になって、なんか、うれしいっす」(富澤)と
いうように、大会は後半の山場へ入りました。逆転優勝を狙う冨澤(RS:X男子)、トップをキープしていく石川・柳川組(470男子)、ともに明日がふんばりどころです。
成績と選手のコメント ( )はカットレース
●470級男子 8カ国 10艇参加 本日3レース
1位 石川・柳川組 4-1-2-1-5-2-(6)-2
「最後のレースだけ右がのびて、右1本出したシンガポールにやられました。明日はやっつけてやります。」(柳川)
「後から追いかけて左へ行っても手遅れでした。」(石川)
●470級女子 5カ国 8艇参加 本日3レース
3位 村濱・板倉組 2-3-4-5-3-3-4-2-(6)
「つい、欲が出てしまって・・・第9レースはスタートして右から風が入ってくるって分かったのに、それまでの印象があって左でチャンスを待ってしまいました。昨夜はマッチレースチームとタクシーに乗って40分くらい離れたシャンウェイの街へおいしい中華料理を食べにいきました。ファミレスみたいなところでしたけど、選手村の食堂とちがって、よかったです。」
●RS:X級男子 7カ国 12艇参加 本日2レース
2位 富澤 4-1-2-2-2-2-2-(8)
「1上マークへのレグで後半1タック多く、しかも悪いほうへ出してしまったら、8位になってしまいました。追いつく気配がないほど離れてしまい、久々に放棄モードになりました。今日は1上がすべてでした。」
●RSX:級女子 5カ国 6艇参加 本日2レース
4位 小菅 2-(RAF)-4-4-4-4-2-1
「今日は少し落ち着いてレースできました。荒れるとついていけないので、稼げるところで稼ぎます。潮が強い! 風はそんなに振れてないけど。中国の背の高いほうの選手は、軽風のパンピングコンディションだと速いけど、今日みたいな中途半端な軽風域が苦手みたいです。」
●OP級女子 7カ国14艇 本日2レース
10位 田中 7-12-6-11-11-9-12-(14)-10
「最初のレースは2下でアンヒール沈した。う~ん。次のレースはスタートしてすぐ右のほうがよく見えたからいったら、だまされた。」
●OP級男子 9カ国 16艇参加 本日2レース
8位 高竹 10-4-8-6-10-10-9-1-(11)
「トップは良かったけど、次のレースがだめ。最初に右いった艇はみんなだめで、2回目も右へいったタイは激遅れしてた。今日はレースが終わった後、おみやげ買いにいき、ビーサン9個買いました。」
●ラジアル級 11カ国 19艇参加 本日2レース
6位 永井 18-8-(OCS)-3-5-4-1-3-10
「(練習してこなかった)僕が悪いのですけど、横からのうねりと弱い風で船のヘディングが変わったり、慣れてないとバランスに対応できない。体重の軽い人はそれでも合わせていけるのだろうから、痩せないとだめですね。」
●レーザー級 7カ国 11艇参加 本日2レース
6位 ホール (8)-8-4-4-2-3-5-5-7
「シフトにやられました。この海面、よくわからないです。」
●マッチレース 7カ国 7艇参加 本日ラウンド1 12フライト終了 12勝0敗
1位 中村・伊藝・笹木・佐藤
「3回くらったペナルティーのうち、1回は自分のミス、あとの2回はグレーゾーンなので、アンパイアとの見解の違いを知っておかないといけません。パキスタンとのマッチでくらった赤旗は船の細かい特性をつかみきっていなかったのが原因です。軽風でもシュートした時にのびがある。いい船だからか。デブリーフが長いんですよぉ。昨日も1時間くらいやってました」(中村匠)
中村監督のコメント
今日のC海面は思いのほか潮が北から南に強く流れていました。本部船のスターンが南に向いてしまう程でした。12:00頃には少し弱くなり南西に流れ出す。風は55~65°。岸側の方(左側)が7割の確率で良いと思いました。
レーザー級が2レース終了した後、470級のB海面へ14:00過ぎからサポートにいきましたが、こちらは西に強く潮が流れていました。コースはやはり7割の確率で左だったそうです。湾内と外の風向も微妙に違っているので、今日の勝敗はそれに対応するストラテージにつきます。
RS:X男子:軽風の2レース目、ラルにつかまり大失速、軽風はストラテージが命!RS:X女子:大うねりの中今レガッタ初トップを奪取の小菅
レーザー級:スタートは良くなってきたが、ストラテージが悪く上位に差をつけられました。やはり今日も左岸側の方が風が強かった。ラジアル級:軽風になると小柄な選手や女子選手が前を走ります。今日は総合上位の選手達は成績が纏められず苦戦しました。
OP男子:「トップです! やったね!(Vサインです)」高竹はトップフィニッシュで思わず笑顔。マッチレース:灯台のある神秘島をバックにマッチレースは全勝で予選トップで通過しました。
6日目
470級男子とマッチレースの2種目に勝利の予感
明日最終日を残すばかり
RS:X男子・女子:軽風で苦戦する富澤選手、一方女子小菅選手は軽風になると中国とトップ争いを演じる。アジア大会まで課題を克服したい。マッチーレスは決勝進出です!レーザー級:サイドマークをトップ回航!! その後6位に後退するが、最後のダウンウインドでジャンプアップ今回2回目の2位フィニッシュ。 大会も大詰めにきました。今日は北東の風が10-12ノットの予報でしたが、12時半くらいまでは風が弱まり、右へ変化する不安定な状況でした。100度から10ノットを超えるようになった後は、また北東へ戻りながら20ノットまであがりましたが、各海面とも、その前にレースが終了していました。
470男子は歯ぎしりの1日でしたが、自分達が順位を崩しながらも、相手がもっと順位を崩したこともあり、トップをキープしています。一方、RS:X男子の富澤は3レースとも納得のいくレースができておらず、中国に逆転されて3位に後退してしまいました。トップを行く韓国のリーとは3点差、中国とも2点差になり、少数艇の中では残り1レースで逆転するには苦しい3位です。
マッチレースは準決勝で中国と対戦し、3戦ストレート勝ち。予選から無敗で決勝進出を決めました。反対組のシンガポール対インドはY旗が合計20回以上あがる激戦で、5戦までいき、3勝2敗でシンガポールが決勝進出です。明日の決勝は9:45ドックアウト、10:30スタート予定で、5戦マッチです。
大会も明日で最終日を迎えます。一昨日はアジアセーリング連盟の総会がありましたが、アジア諸国がセーリングを活発にし、国際大会で上位を狙える選手をともに育成していこうという姿勢を強く感じました。インド、香港、パキスタン、マレーシア、ほか、OPからユース、そしてオリンピッククラスへと組織だってレースや合宿、運営スタッフや審判員の育成をしていこうと、北京五輪で成功をおさめた中国がイニシアチブをとって進めています。アジア選手権の中でラジアル級を女子種目にしたほうがいいという意見もでましたが、女子だけに限ってしまうとエントリー国数が足りなくて種目として開催できなくなる可能性がありますので、当面はオープンにするしかありません。470女子も同様です。日本も協力して女子種目を成立させるために努力をしないと、2002年アジア大会(釜山)で470女子が中止になったような出来事が再び起こってしまいます。今回は村濱・板倉組が大学の卒業式も出ずに参加し、470女子は日本を含めた5カ国8艇を集めることができました。今後もアジア大会本番の参加はもちろん、アジア選手権からサポートを続けていかなければならないと感じています。
アジア大会は1国1艇の参加枠ですが、アジア選手権は1カ国2艇の参加です。次回は2012年2月20日~29日にマレーシアのランカウイで開催されることが決まっています。
OPの子供達はどの国もみんな疲れてきたせいか、ロビーで遊ぶ時も勢いがなくなってきました。明日は各種目最終レースが11時スタート予定です。あと1レース!
成績と選手のコメント( )はカットレース
●470級男子 8カ国 10艇参加 本日2レース
1位 石川・柳川組 4-1-2-1-5-2-(6)-2-6-3
「残り1レース、がんばります。」(石川)
●470級女子 5カ国 8艇参加 本日2レース
3位 村濱・板倉組 2-3-4-5-3-3-4-2-6-OCS-3
「勢い余って出てしまいました。一番飛び出していたマレーシアが戻ったから大丈夫かと思ったら自分達も出ていました。戻る勇気も必要でした。OCSがついてしまい、4位に落ちましたけど、2点差なので、明日、がんばって上がります。」
●RS:X級男子 7カ国 12艇参加 本日3レース
2位 富澤 4-1-2-2-2-2-2-(8)-4-4-2
「抜かれてしまいました。中国に。レースの後でこんなに吹いてくるのだったら、風が安定してからレースをやってよ、って感じです。」
●RSX:級女子 5カ国 6艇参加 本日3レース
4位 小菅 2-(RAF)-4-4-4-4-2-1-2-1-4
「波が小さいと考える余裕がでます。プレーニングの持続力が課題かな。」
●OP級女子 7カ国14艇 本日2レース
10位 田中 7-12-6-11-11-9-12-(14)-10-11-11
「ねずみの死骸が海に浮いとった」????
●OP級男子 9カ国 16艇参加 本日2レース
8位 高竹 10-4-8-6-10-10-9-1-11-7-(13)
「…すべて、たいへんでした。日焼けして肌がせんべいみたいにパリパリ。ほんま、やばい、これ。」??
●ラジアル級 11カ国 19艇参加 本日2レース
7位 永井 18-8-(OCS)-3-5-4-1-3-10-13-9
「スタートは出られるようになってきた。走り方もだいぶ分かってきた。でも、なんかビビっている(自信がない)みたいです。」
●レーザー級 7カ国 11艇参加 本日2レース
5位 ホール (8)-8-4-4-2-3-5-5-7-7-2
「インナーとアウターで風が違う。アウターは変化がないからスピード競争。リフトのタイミングでマークへ寄せてきた人が勝っている。」
●マッチレース 7カ国 7艇参加 本日セミファイナル 3勝0敗
決勝進出 中村・伊藝・笹木・佐藤
「シンガポール対インドが凄く熱い戦いだった。マッチレースらしくて、うらやましかった。僕らは先行しているからマッチレースしてたけど、相手はセーリングしちゃっているから距離はつめられることが多かった。明日はシンガポールと熱い戦いをしたいです。ところで、明日は吹くのですか?」
11月アジア大会に向け建設中のヨットハーバー、本番までに間に合うか! 大丈夫?
7日目
470級男子 石川・柳川組とマッチレース 中村チームが金メダル。
ウインド男子 富澤 銀メダル、女子 小菅 銅メダル
アンラッキーな1日だったかもしれませんが、勝ちましたからラッキーですよ。
今日も吹きました。7日に及ぶ熱戦が終わりました。最終日は北東からの強風でレースし、これがアジア大会本番のコンディションだというような巨大なうねりと波も入り、いいレースができました。
14種目で14チームのウィナーが出ましたが、日本は470男子とマッチレースで金、RS:X男子が銀、RS:X女子が銅メダルを獲得しました。
470男子の優勝は冷や汗ものでした。レース途中でジブセールをとめているワイヤーのスエジングが破損し、ジブセールが落ちてきたままでレースを続けなければならなくなりました。「何でこんなについてないのだろうって思いました」(石川)。しかし、必死のフィニッシュは6位、シンガポールが3位だったので、無事に逃げ切ることができ、ほっとしました。「久々に勝ちました。やっぱり、優勝は嬉しいです」(柳川)。
富澤の悔しそうな顔。この負けを忘れるなよ!中国の選手の大きさに注目。小菅が悩むわけです。 吹いたらいいといっていた中村匠でしたが、初日から決勝最終レースまで、無敗の完全優勝です。シンガポール相手にミスもありましたが、集中して強い走りを見せてくれました。4年前、ドーハ―のアジア大会で初めてマッチレースが導入された時にはシンガポールが初代チャンピオンになりました。そのレースぶりを見て、日本のマッチレーサーなら必ず倒してくれるだろうと信じていましたが、期待どおりの活躍で、頼もしい存在でした。「賞金は無いですけど、いいですね。ジャパン!」(中村匠)。表彰式では最前列で日の丸を振るOPセーラー達に笑顔で答える和やかな風景も見られ、日頃プロのマッチレースサーキットを転戦するのとは異なり、OPからキールボートまでのTeam JPNで日本を代表することを味わってもらえたのではないかと思います。
最終レースでトップをとったものの銀メダルに終わった富澤は、「ちょっと、ここでの走り方をつかんだ気がする。ほんのちょっと」と、今回は途中残念なレースをしてしまったことが結果に出ましたが、アジア大会本番を見据えて、走りの課題を見つけることができました。これから11月までの間に克服していくことでしょう。表彰式での悔しそうな顔、本番でのリベンジを期待します。
RS:X女子は銅メダルに滑り込みました。「まずいですね。このままでは。アジア大会でも吹くのだったら、何とか対策を練らないと。もう、出さないって言われるのではないかと心配になります。とにかく、吹きの練習をしないと」(小菅)。小菅が不安なのは中国選手の体格の良さと強風のスピードであり、微風での彼女らの力強いパンピングです。短時間で抜けるようなしろものではありませんが、何とかしなければなりません。
5位と7位で入賞したホール、永井の2人は、アジアのレーザー、ラジアルのレベルの高さに今回は勝てませんでした。レーザーは韓国がダントツですが、ラジアルは体重が70kg前半で、体力のある選手が上位にきました。永井の76kgは4kg落として、体力をつけてからまたチャレンジしてほしいです。ホールは2位を3回とっていますが、弱い風で7位とか8位をとってしまうところがもったいないと思います。堅く走ることができれば、順位につながります。
総合4位の470女子は急遽参加を決めて、ほとんど練習なしで来ています。「悔しいです。今、表彰式を見て、表彰台にあがった人がうらやましかった。いつかあそこへ上りたいと思いました。次は必ずリベンジです」(村濱)。
OP男女は4月から中学生の田中、高竹が参加しました。「落水しました。レース中、ちょっとシバ―させてアカ汲んでいたら落ちてしまいました」(田中)。毎日がドラマだった田中みさきちゃんでしたが、アジアの高いレベルの中で、よい戦いができたと思います。高竹義樹クンもこの経験を今後のレースに生かしてもらいたいと思います。
やっぱり金がいい。国歌を聞くのは嬉しいです。
アジア大会本番に向けて、一番勉強をしたのは、中村健次監督とスタッフだと思います。シャンウェイは地理的な影響が大きい海面で、潮も速く、エリアによっては転流タイミングがずれています。北東や北風は陸でのベンドや神秘島の影響が出ます。お決まりのように110度から入るうねりと波。左へ突っ込まなければならない時と、右への風の変化をとりに行く時の差、本番までに準備が大変です。
期間中、応援をいただきありがとうございました。アジア大会本番は11月12日が開会式、14日からレースが始まり、11月21日が最終日になります。最大の難問は食事です。頑張ります。
成績と選手のコメント( )はカットレース
●470級男子 8カ国 10艇参加 本日1レース
1位 石川・柳川組 4-1-2-1-5-2-(6)-2-6-3-6
●470級女子 5カ国 8艇参加 本日1レース
4位 村濱・板倉組 2-3-4-5-3-3-4-2-6-OCS-3-4
●RS:X級男子 7カ国 12艇参加 本日1レース
2位 富澤 4-1-2-2-2-2-2-(8)-4-4-2-1
●RSX:級女子 5カ国 6艇参加 本日1レース
3位 小菅 2-(RAF)-4-4-4-4-2-1-2-1-4-3
●OP級女子 7カ国14艇 本日1レース
10位 田中 7-12-6-11-11-9-12-(14)-10-11-11-11
●OP級男子 9カ国 16艇参加 本日1レース
8位 高竹 10-4-8-6-10-10-9-1-11-7-13-(14)
●ラジアル級 11カ国 19艇参加 本日1レース
7位 永井 18-8-(OCS)-3-5-4-1-3-10-13-9-2
●レーザー級 7カ国 11艇参加 本日1レース
5位 ホール (8)-8-4-4-2-3-5-5-7-7-2-2
●マッチレース 7カ国 7艇参加 本日ファイナル 3勝0敗
1位 中村・伊藝・笹木・佐藤
全員集合。お疲れさまでした。
中村匠組は強かった!チーフアンパイアのジョンもそうコメントしていました。本日、お誕生日を迎えられたジュリーの秋元さんとレース運営で顔に疲れのみえる岡田さん。
石川・柳川組のジブ落ちの走り。この状態で精一杯のフィニッシュ。負けたと思ってました。やった!金メダルだ!日本はマッチレース圧勝でした。