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MUSCAT 2010


2010 アジアビーチゲームズ

Report & Photo by 宮野 幹弘

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日 程:2010年12月8日~月16日
開催地:オマーン・マスカット
出場選手
●男 子
 増渕 聖士(同志社大学) 
 寒河江 聡(関東学院大学)
●女 子
 伊勢田 愛(琵琶湖マリンスポーツ)
 三石 真衣(東京海洋大学)
帯同コーチ宮野 幹弘(オリ特・ウインドサーフィン専任コーチ)
大会サイト:http://www.muscat2010.org.om/en/Pages/default.aspx


アジアの海辺スポーツ競技の祭典 
日本から学生主体の4選手が参加
明日9日からレース始まる

 第2回アジアビーチゲームズがオマーンの首都マスカットで開催されます。
2年に1回開かれるこの大会は文字どおり海辺に関わるスポーツに特化した総合競技大会(14スポーツ)です。第1回は2008年インドネシア・バリ島で開催されました。
 今回の大会会場はオマーンの北部に位置し、古来より東西貿易の中継拠点として栄えてきたオマーン港に面しています。日本からはウインドサーフィン男女4選手がセーリング競技に参加します。


 今回出場するウインドサーフィン種目の「テクノ293」は、ユースオリンピックでも使用されたワンデザイン・国際種目です。
 代表選手は9月上旬に行われたテクノ293関東選手権(鎌倉)で選考を行い、選抜された男女上位各2名の精鋭たちです。今回は学生世代の強化を目的としたため、チーム編成は学生を主体としました。

参加する4選手の横顔ですが、増渕は今年11月に行われた全日本学生選手権の優勝セーラーです。ノリに乗っている選手です。寒河江は同大会3位。あらゆる風域を得意とするオールラウンドの選手です。伊勢田は2008年全日本学生選手権優勝セーラー。今年の千葉国体2位。このチームのリーダー的存在です。三石は、今年11月のテクノ293全日本で男子を抑え総合優勝した総合力の高い、頑張り屋の選手です。

 選手たちは26時間の長旅を経て3日前当地オマーンに到着しました。
大会出場の興奮が選手たちを落ち着かせないのか、初日から練習を行い、ウインドを楽しみながら調整を
行っています。

 明日からいよいよ本番。選手達の気合いも最高潮に近づいています。
全力で戦い抜きます。応援をよろしくお願いいたします。


1012_muscat-01.jpg成田空港にて1012_muscat-02.jpg現地ボランティアの方たちと
1012_muscat-03.jpg大会会場1012_muscat-04.jpgハーバー内にウミガメ現る

1日目


初日、女子 三石、伊勢田 ワンツーの好発進!


1012_muscat-05.jpg1レース目1下2位で回航レース初日を迎えました。今大会のセーリング競技ではカタマラン、レーザーラジアル、RS:X、テクノ293の4種目がおこなわれます。参加艇総数66艇、参加国総数は15カ国と発表されています。
このうち、日本代表チームが出場するテクノ293は男子7カ国10艇、女子6カ国8艇です。

 今日も雲ひとつない晴天、日中はとても暑いのですが、朝晩はジャケットがないと寒いくらいです。(選手の体調管理が大変です)

 選手たちは、初めての海外レースということもあるのか少し緊張していました。マリーナで音楽を聴いたり、読書をしたりと、各々の方法で集中をしてレースに挑みました。

●第1レース
風向NNE、風速4から6ノット。男子がスタート。好スタートを切った寒河江が1上を1位で回航し、1下で一つ順位を落とし2位で回航。その後1位の香港の選手に抑えられ、風がない方へタックをしてしまい7位まで順位を落としてフィニッシュ。増渕は終始我慢のレース展開。最終マークを混戦の中2位で回航するもミスをしてしまい5位でフィニッシュしました。
 引き続き女子がスタート。2人とも好スタートを切り、思った通りのコースを取ることができ、三石が1位で1下を回航、伊勢田も3位で回航。その後三石は緊張してしまったのか2上で周りを気にしすぎてコースが取ることができず、3位フィニッシュ。伊勢田は2位フィニッシュでした。

●第2レース
寒河江は順位を意識しすぎているのか、思うように自分のコースを引くことができず5位。増渕はこのレースも中国、タイなどの強豪選手とパンピング合戦、順位が入れ替わり激しいデットヒートの中、4位。女子は1レース目で道具のアクシデントでリタイアしたユース五輪金メダリストのSIRIPONが安定した走りで1位。三石も3位以下を大きく突き放し2位。伊勢田は香港、タイの選手とバトルを繰り返した結果5位。

 今回は出場している各国男女選手ともに実力がほぼ同じため、ひとつのミスが大きく順位を変えてしまいます。初日の2レースでこの事を実感した日本選手たち。女子はワンツーを収めていますが、男子はひと頑張りが必要です。


■選手コメント
「混戦でパンピングをやめることができずとても苦しいですが、レースは楽しいです。他国の選手の走りがとても勉強になっています」(増渕)

「今日はひとつのミスが大きく順位を下げることを実感しました。ミスを少なくして明日頑張ります」(寒河江)

「学ぶ点が多いです。明日のレースにそれを活かしたいと思っています」(伊勢田)

「テクノがあんなに速く走れるボードだとは思いませんでした。レースが楽しくなります」(三石)

■成 績(大会1日目)
○男 子
 増渕聖士(同志社大学)5位
 5-4
 寒河江聡(関東学院大学)7位
 7-5
○女 子
 伊勢田愛(琵琶湖マリンスポーツ)2位
 2-5
 三石真衣(東京海洋大学)1位
 3-2


1012_muscat-06.jpgインタビューを受ける三石1012_muscat-07.jpg会場。右は選手村

2日目


女子・三石 トップフィニッシュ 総合でも首位キープ
男子 苦戦続く

1012_muscat-08.jpgラクダと記念撮影大会2日目。当地に来てから一番寒い朝を迎えました。
選手たちはいつも通りにウォームアップに出かけ、途中ラクダと遭遇し記念撮影。
朝食後、ビーチバレーボールの日本戦を応援し、熱いものを感じながらビーチへ向かいセッティング。
昨日の反省点としてスタートの重要性、優先順位についてアドバイス、風の入り方なども説明し海上へ向かいました。
 第3レースが始まる前にJOC竹田会長がサプライズでお見えになり、選手の応援に海上まで来ていただきました。まことに有難うございました。
 竹田会長が見守る中、NNE風速5から6ノットで、第3レースがスタートしました。
女子2人はスタートに失敗。伊勢田はタックをして右海面へ、三石は、スピードをつけ左からのブローを取りに行きました。このブローをうまくつかめた三石が1上を1位で回航、その後もしっかり周りを見て走ることができ見事トップフィニッシュ。伊勢田は、3位まで順位を上げましたが下りでスピードが出せず、最終レグで4位に後退しそのままフィニッシュ。
 男子は、1上へ向かう途中から選手同士がタッキングマッチを展開、寒河江も必死に食い下がり4位、増渕は自分のコースが引けず6位でそれぞれフィニッシュとなりました。共に角度ばかりを気にしてしまい、ボードスピードが出せず他国の選手に離されてしまう傾向があることを話し、周りにのみ込まれず自分のボードスピードを大切にするようにアドバイスをしました。

 第4レース。少し風が上がってきているので、ここ数日の傾向として右に振れることもアドバイスしました。女子三石は、スタート後中国に上り殺されてしまい、前レース同様にスピードをつけ左奥まで行きましたが、案の定、右に振れ7位で1上を回航、その後の下りで挽回し5位まで順位を上げてフィニッシュ。伊勢田は好スタートでスピードにも乗り、風の振れにもうまく合わせることができましたが、課題であるフリーでスピードに乗れず惜しくも2位フィニッシュ。
 男子は強豪相手に思うようにレースをさせてもらえません。ここでもアジアの壁を感じます。

■選手コメント
「少しずつ緊張が解け、自分のレースができるようになってきました。明日は順位を上げられるように頑張りたいです」(伊勢田)

■成 績(大会2日目)
○男 子
 増渕聖士(同志社大学)5位
 5-4-7-6
 寒河江聡(関東学院大学)7位
 7-5-4-7
○女 子
 伊勢田愛(琵琶湖マリンスポーツ)3位
 2-5-4-2
 三石真衣(東京海洋大学)1位
 3-2-1-5

1012_muscat-09.jpg竹田会長応援に会場へ

3日目


日本女子勢 三石 総合3位へ後退、好調伊勢田が2-1で2位浮上
悩む男子勢 低迷続く

1012_muscat-10.jpg女子下マーク回航大会3日目。
当地に来て1週間が経ちました。そろそろ選手村の食事にも飽きがきて、選手たちが日本食の話で盛り上がっています。
 選手村の食堂には寿司コーナーがありますが、蟹蒲が乗った物、マヨネーズがかかっている物など、およそ日本のお寿司とは違いすぎるものが並んでいます。望む方が無理かもしれません。一方、毎日必ず出てくるのがカレーライス、チキンやグリーンカレーなどいろいろな種類を楽しむことができます。

 今日はいつもより暖かくシーブリーズが早く入り始め、13:00に風向35度から60度、風速6から8ノットのシフティーな風の中、第5レースがスタートしました。
 選手たちには、いつもながらですが、自分のボードスピードに自信を持つこと、周りに流されず、しっかりコースを見ることなどをアドバイスしました。

●第5レース
男子は、二人ともスタートは2名よいのですが、ほかの選手のスピード、上り角度を気にしてしまい、自分のスピードを出すことができないため、うまく風をつかむことができず上位に入ることができませんでした。悲しいかな、アドバイスどおりには行かないようです。
女子は、前日のレースで何かをつかんだのか、伊勢田が好スタート、タイの選手に続き2位で上マークを回航、フリーでタイの選手に追いつきましたが、接戦の末2位フィニッシュ。課題のフリーの走りがよくなってきただけに惜しいレースでした。フリートトップに位置していた三石は昨日のレースからスタートがうまく切れずにスピードに乗れません。なんとか辛抱して1上を4位で通過、得意のフリーで3位の選手に追いつくも、上りで差をつけられてしまいそのまま4位で終わりました。

●第6レース
 風が上がり8から10ノットでスタート。好スタートの伊勢田が2位で一上回航。フリーでトップに上がりその後しっかりタイの選手を抑えてフィニッシュ。
 三石は、このレースもスタートに悩まされる展開。7位で上マークを回航、得意のフリーで4位まで上がりましたがそれ以上の伸びはありませんでした。

 今日で6レースが消化。1レースのカットが入り総合で前日まで首位の三石は3位へ後退。逆に伊勢田が2位へ浮上しました。
 今日伊勢田は2-1と好調な走りを見せてくれました。明日もこの調子で頑張ってほしいと思います。
元気な女子に比べて、男子勢は、初めての海外レースで慣れていないせいもあるのか、自分らの走りができず困っている状態です。
 救いは少しずつではあるけどスピードなどがよくなってきていることです。明日に期待です。

■選手コメント
「今日はイメージどおりのレースができました。明日は勝負どころです。首位を目指して頑張って走ります」(伊勢田)

「他の選手のパンピングテクニックを写真で見てその違いが分かりました。明日はしっかりとスタートできるように気合いを入れます」(三石)

■成 績(大会3日目)
○男 子
 増渕聖士(同志社大学)7位
 5-4-(7)-6-6-7
 寒河江聡(関東学院大学)8位
 7-5-4-7-(9)-6
○女 子
 伊勢田愛(琵琶湖マリンスポーツ)2位
 2-(5)-4-2-2-1
 三石真衣(東京海洋大学)3位
 3-2-1-(5)-4-4

1012_muscat-11.jpg香港チームと朝食1012_muscat-12.jpg今日の夕飯

4日目


男女ともに奮闘した4日目
さらに上位を目指しファイト!! のチームJPN

1012_muscat-13.jpg女子下マーク回航1012_muscat-14.jpg男子下マーク回航1012_muscat-15.jpg風がなくなりみんなでビーチへ大会も残すところ今日を入れて2日です。
 4日目。選手たちにも疲れが見えてきています。彼らにとっては5日間のレースは未知の世界です。
しかし、世界と戦うには心身ともにこの長丁場に打ち勝たなくてはなりません。すべてがよい経験です。
朝食に消化の良いおかゆが出ています。それを食べつつ、なぜか毎日のカレーにも手が出てしまいます。
ビーチサッカー日本代表の選手たちも朝食に来ていたので、ラモス監督も入れてみんなで記念撮影しました。
 今日はレース終了後、強豪イランと対戦する日本チームの応援に行きます。国際総合競技会ならではです。日本の他の競技選手、監督、コーチもセーリングの会場に応援に来てくれます。
 セーリングは他競技から離れているところにあるので、この応援がとてもうれしく感じます。
今日は日本代表団の青木団長も応援に来てくださいました。ありがとうございます。

 第7レースが男女ともスタートしましたが、風が無くなり、途中キャンセルとなりました。
次のスタートまでの間に、パンピングでスピードがうまく出せない三石のセッティングを再確認したり、各選手のリグを調整しました。選手に風の傾向をアドバイスし、再度短いコースセッティングで風向NNW・4から5ノットの中、女子からスタート。
伊勢田はスタートで遅れましたがその後、しっかりとしたボードスピードでこの遅れを挽回、なんとか3位で上マークを回航。一方、三石は好スタートを切り2位で回航、3位の伊勢田を抑えながらその順位のまま最終レグへ。スピードを出しながら下っていく伊勢田が最終マーク付近で三石を逆転して2位フィニッシュしました。

 男子はスタートから各国の攻防が始まりました。異常な角度で上っている中国選手、この選手の上から出るとほとんどの選手が上り殺されてしまうほどの角度で上っていきます。それに対してスピードを付けて走らせるタイプのタイの選手もいます。この2人に挟まれてスタートすると、どうしてよいのかわからなくなります。
 その中2上まで辛抱のレースを続ける増渕が最後のフリーでよく風をつかみ3位でフィニッシュ。寒河江は、前日と同じ展開ながら、香港の選手と抑え合い2人だけで6回以上のタックをして、上マークを回航。このタッキングマッチを制した寒河江が、5位でフィニッシュ。その後急激に風が落ち、本日のレースは終了となりました。
 通算総合で男子は4位の香港まで増渕が2ポイント、寒河江が5ポイント差と、残り3レースの展開によっては大きく順位を上げることができます。まだ捨てたものではありません。明日は最終日。3レースが予定されています。

 今日は男女ともにすこぶる良いレースができたのではないかと思います。
各選手ともにスピードと角度を使い分けて走れた結果です。明日は長い一日になります。
なんとしても好成績が残せるように頑張ってほしいと思います。

■成 績(大会4日目)
○男 子
 増渕聖士(同志社大学)5位
 5-4-(7)-6-6-7-3
 寒河江聡(関東学院大学)6位
 7-5-4-7-(9)-6-5
○女 子
 伊勢田愛(琵琶湖マリンスポーツ)2位
 2-(5)-4-2-2-1-2
 三石真衣(東京海洋大学)3位
 3-2-1-(5)-4-4-3

1012_muscat-16.jpgビーチサッカーチームと記念撮影

最終日


女子 伊勢田 銀メダル、三石 銅メダル
男子 寒河江 4位、増渕 5位
収穫大の海外初遠征 無事閉幕

 いよいよ大会最終日。
 選手たちには「今日が最終レースになるので悔いがない思い切ったレースをしてほしい」。また、3レースなのでコースがいつもより短くなる可能性がある。スタート、1上の順位が重要だ。などをアドバイスして送り出しました。

 今日は男子からのスタート、日本、香港、インドネシア、タイの5選手が5ポイント差の中で混戦状態。今日の成績いかんで順位が決まります。

 第8レース、風向NNE、風速5から6ノット。2人は上から好スタート。周りを見ながらパンピングを続け、増渕が2位で上マークを回航。その後、先にスタートしていたRS:Xクラスのブランケに入ってしまい、まさかの沈。必死のパンピングも及ばず順位を4位まで落としてフィニッシュ。寒河江は、2位の中国と決死のパンピング合戦の末、抜くことはできなかったが3位でフィニッシュ。香港選手はスタートに失敗し、7位でフィニッシュ、これで3人の差は増渕が1歩抜け出したものの2ポイント差の中での攻防となる。タイ、インドネシアの選手が順位を落とし4位争奪戦から脱落。

 続く第9レース。若干風が上がり、スタートから3選手が意識し合う展開、1下を香港、増渕、寒河江の順で(5,6,7位)回航。寒河江が回航後左へ。左のブローをいち早くとらえた寒河江が2上を5位で回航、その後を香港、増渕が追う展開となり、そのままの順位でフィニッシュ。このレースの結果同ポイントで3人が並ぶ展開になりました。4位争奪戦は、最終レースに持ち込まれました。最終レースはさらに風が上がり10ノットから12ノット。この風を得意とする増渕、香港の選手が好スタート。寒河江はスタートに失敗し、出遅れてしまう。その後左からのブローうまく使い増渕、香港が5位、6位で上マークを回航。その後を7位寒河江が追う展開。同じ順位で2上を回航後、増渕がなんとセイルを落としてしまい7位へ後退。香港が5位に、寒河江も6位に上がりフィニッシュしました。この結果4位争いは香港に軍配が上がったかのように思われましたが、最終レースの香港のOCSにより、4位寒河江、5位増渕が確定しました。

 女子は、今日の3レースも伊勢田とタイ選手の戦いでした。
第8レース、両選手は好スタート。左の風をうまく使い伊勢田が先にタック、さらに奥でタイの選手が返し1上をタイ、伊勢田の順で回航。少し遅れて三石が3位で回航、タイ、伊勢田はお互いを気にしながらのレース展開。2上で先に左へ仕掛けた伊勢田がタイと差を縮め2上を回航、フリーでさらに追いついたものの、少し及ばず伊勢田は2位で三石は3位でフィニッシュしました。

 第9レース。このスタートも伊勢田とタイが好スタート。この風を得意とする伊勢田が断トツで1上を回航、フリーでさらに差が開き大会2度目のトップフィニッシュ。タイは2位でした。三石は4位の選手が順位を落としたので、気が緩んだのかスタートも失敗し5位フィニッシュ。

 最終レースは、タイの選手がスタートに失敗の3位。伊勢田は好スタートでこのレースもスピードに乗り断トツの1位でフィニッシュ。三石は4位でした。
 結果、伊勢田は最終日で1位のタイ選手と3ポイント差まで縮め、総合2位の銀メダル。三石は2日目までトップでしたが、その後順位を意識してしまったのかスピードに乗った走りができず、総合3位の銅メダルとなりました。

 今回大会は、選手全員が初の海外遠征でした。三石は大会初日に扁桃腺を腫らし、伊勢田は緊張して自分の走りができない、男子2名は周りの選手ばかりを気にしてしまい、いったいこのレースはどうなってしまうのかと気をもみましたが、毎レース終了後、コースの取り方や、早い選手の写真を撮りパンピングやフォームの違いなども示して辛抱強くレースを行っていく中で、少しずつ選手たちも自信を持ち始め、日本にいた時とは各段に違うレースができるようになりました。ほんとに彼らはよい経験をしました。彼らが多くの時間を費やして行っている練習から生まれる「ボードスピードまた角度等に対して自信を持つこと」がとても大切であることを今回改めて実感しました。今回の学びを糧として4人がさらなる飛躍を出来るようになればコーチ冥利に尽きます。そして、この経験から今後世界へ挑戦する学生たちが多く出てくることを祈りたいと思います。

 大会の無事閉幕をお伝えするとともに、期間中応援してくださった皆様、関係者各位に感謝申し上げます。

■アジアビーチゲームズ・テクノ293級 総合成績
○男 子
 増渕聖士(同志社大学)5位
 5-4-(7)-6-6-7-3-4-7-6
 寒河江聡(関東学院大学)4
 7-5-4-7-(9)-6-5-3-5-5
○女 子
 伊勢田愛(琵琶湖マリンスポーツ)2位
 2-(5)-4-2-2-1-2-2-1-1
 三石真衣(東京海洋大学)3位
 3-2-1-(5)-4-4-3-3-5-4

1012_muscat-17.jpgテクノ女子表彰式1012_muscat-18.jpg秋元さん、青木団長と一緒に
1012_muscat-19.jpg青木団長と一緒に1012_muscat-20.jpg会場で記念撮影
1012_muscat-21.jpgみんなで記念撮影

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