Perth regatta
パースインターナショナルレガッタ2010
Photo Report
Photo by 平井 淳一
日 程:2010年11月16日~月21日
開催地:西オーストラリア・パース
出場選手:49er級 牧野幸雄・高橋賢次組(関東自動車工業)
レーザー級 ホール イアン(福岡ヨットクラブ)自主参加
大会サイト:http://www.perth2011.com/
今大会は2012年ロンドン五輪出場国枠を選抜する2011年ISAFセーリング世界選手権(2011年12月3日〜18日)のプレ大会(プレ・ワールド)に位置づけられています。
JSAFナショナルチームから49er級の牧野組とホール・イアン(自主参加)が出場します。
レーザー級は16日、49er級は17日からレースがスタートします。
今回はアジア大会サポート等でオリ特コーチ陣は帯同していません。
大会取材のヨッティングフォトジャーナリスト・平井淳一氏のフォトレポートをご覧下さい。
レーザー級は2クラスで予選がおこなわれています 2010年ISAFセーラーオブザイヤーを獲得したトム・スリングスビー(豪)も出場。
車やレストランの壁に2011年ISAFセーリングワールドカップのポスターが貼られています。西オーストラリア観光局とISAFで23艇の同型運営艇を購入したそうです。
初日もうひと踏ん張りのホール・イアン。レーザーの壁は厚いです。
2日目
3日目
4日目
5日目
49re級は上マークを岸近くに設置。約20分のショートコースでおこないました。今回の運営は来年の本番を前にいろいろテストしているようで す。
北京470級金メダルのElise Rechichi / Tessa Parkinsonは、イベントの広告塔としてテレビやメディアに登場して大会をアピールしています。オリンピックの顔ともいえる3個の金メダルを持つBen Ainslie(GBR)。フィン級のメダルレースは風が途中でなくなりキャンセルされました。
最終日を直前に控え3レースしか消化できていない470級男女。本日もスタートしましたが、途中で風がなくなり1レースも行えていません。弱い風で1レースおこなわれた49er級。牧野/高橋は奮闘しているものの、ひとつの判断、ちょっとした動作の遅れで、順位を下げています。
最終日
トップセーラーに揉まれて一歩成長した牧野・高橋。練習を含めて二週間のオーストラリア遠征でした
49er級のメダルレースは10艇中5艇がイギリス艇。同国の層の厚さが際立ちますが、優勝はオーストラリアでした何度も来日したことのある470級ワールドチャンピオン、BELCHER /PAGE(AUS)には多くのスポーンサーがついています
RS:X級女子はスペインが優勝。RS:X級男子は風が弱く、岸近くでおこなわれるメダルレースはキャンセルされましたメダルレースでトップを決めて逆転優勝したイスラエルチーム。フィニッシュ直後、メディアからインタビューを受けていました
470級女子はスウェーデンがニュージーランドを大逆転。あまりのうれしさに抱き合って海に飛び込んでいました